県北部

2024年8月19日 (月)

雲月山 反時計回り ③

 そこから0.7㎞ほど。ちょっとばかり急坂もあったし、やっぱり、なかなかたどり着かんかったけど、それでもようやく雲月山山頂。じDscf7883ゃが、ベンチもないし、木陰もないんじゃ。山頂標柱の前の草の上に座って昼メシ。気温37.3℃、湿度46%。ときおり風が吹いて、汗をかいた身体には涼しい。じゃが風が止まると、まともに陽が照りつけて、まさに酷暑。

 若干、食欲減退気味じゃけど、何とかオムスビとユデ卵(何と半熟じゃった)は、食べきりました。じゃが、相棒は…。もともと食が細いんじゃけど、持ってきたオムスビ1個を口にすることもせず。こっちが食べ終えるのを待つのも暑い中、大儀かったんじゃろうけど、こっちが食べ終えるやいなや、景色を堪能する暇も与えす、「すぐ行こう」との提案。

 それで、少しばかり腹を落ち着かせることもできぬまま、出発。やっぱり、極限に近い状況になると、それぞれの体調の差異が出てくるDscf7895から、せうがないのぉ。ま、これからは基本的に下り。さほど無理なことではないので、進言に合わせて下山にかかります。はじめのうちは、やや草っぽくなりはするものの、ユルい稜線。

 それをたどって、先端の859から、尾根沿いに北東へ下りていくルートにさしかかります。このあたりから、やや急な坂。それまでと違うて、かなり下草が茂っとるで。それでもやうやう、鞍部に下りて板橋を渡ると案内標示。これに従って、駐車場をめざします。じゃがここからが、今日一番の坂という感じがします。標高差60m。0.3㎞ほど。

 何とか乗り切って、たどり着いたのが計画の南駐車場。クルマが1台。ここで、ひと息。説明板を読むと、この山名を広島からは「うづDscf7903つきやま(?)」、島根からは「うんげつさん」、「うづきやま」と呼ぶとのこと。さてと、相棒のクルマはもう一つ上の駐車場。これも、標高差30m、距離は0.5㎞ほどなんじゃが、疲れた身体には結構なもの。

 何とか歩きとおして、屋根付き休憩所にたどり着きます。水分補給したり、汗に濡れた衣服を着替えたりしていると、クルマが1台上ってきました。そして、ここに入ってきた男性。あいさつを交わすと、「今日はここで昼メシを食べに来た」とのこと。地元の人らしい。今年は天候の加減で、山焼きをせんかったとのこと。

 それで南側ルートが草深かったんかどうかは、よう分からんが…。ようやく、身支度が終わったので、男性に分かれを告げ、相棒の待つDscf7906冷えたクルマに戻って帰途につきました。途中離合スペースをチェックしつつも、何とか幸いなことに対向車と出会うこともなく無事、一般道にたどり着くことができました。後はゆったりと~。

♈ :(了)

2024年8月18日 (日)

雲月山 反時計回り ②

 これが、結構な距離。十方山駐車場へ行くより、ずっと長いのぉ。それでも何とか、対向車と出会うこともなく、左に駐車場らしき広場Dscf7873。じゃが、何の標示もないで。しかも道は先へ続いとるし、もちっと先へ行ってみよう。すると、屋根のある休憩所と、区画を仕切ったような広場が。これが目的の駐車場に違いない。そう判断して、ここにクルマを止めます。

 じゃがここを、計画の「駐車場」と思い込んだことが、初っ端のルート迷いの原因に。地形図をチェックして、少し北側にあるはずの登山口を探しながら、道路を北上します。勾配はユルやかなんじゃが、両側を森に覆われた林道。何やらムシがマトワリついてくるんじゃ。こちらはさほど気にはならんのじゃが、相棒が音を上げつつ歩く。

 それにしても、左側に深い谷が見えてきました。ちょっと、ルート図とは違うような感じを抱きながら…。この先、あの向こう側にでもDscf7877、尾根が見えてくるかもしれんと思いおもい、歩を進めていきます。やがて、道の左側を仕切るフェンス。こりゃぁ、クルマじゃぁ通れんのと思いつつ、さらに先へと歩いていくと、道路は左に折れてそのまま突き進んでいます。

 「こりゃぁ、違うの」。そう考え直して、引き返すことに。どっかに登山口があるんじゃなかろうかと、今度は右側を注視しながらじゃが、それらしきもんは、なかバイ。行きかえりで18分間。後からその距離を推定してみると、0.3㎞余の往復。起点の雲月山の大看板に戻って、はて、どっから上ったらエエんかのと、あたりを見回してみます。

 すると、右側に登山ルートのような草の少ない道すじ発見。「ここじゃったんかの」と、そこをたどってみます。斜面を直登する、結構Dscf7878ハードな坂。息を切らしながら標高差50mほどを乗り上げて、しばらく進むとベンチ。山頂標示らしきものはありますが、文字はカスレて解読不能。ここでひと息ついて、周囲の風景を楽しみます。

 「まだまだこれから」と心して、さぁ、次へ行かむ。やや急な坂を下りて鞍部に。高倉山と高山の分岐標示柱。左から上ってきているルートをチェックしながら、次のピークへの直登急坂が目前に迫ってきました。「ま、手をついて上るようなことはなかろう」と話しながら、歩を進めていく標高差30m。それでも、汗しつつ、結構ハードな坂。

 これを上りきったところで、11時49分。「暑いから、熱中症予防のためにも、ここで早めに昼メシにするか」と相棒に問いかけますがDscf7880、「いや、雲月山ピークに着いてから」との反論。そうか。ちょっとクタビレとるけど、まぁ、もう少しじゃ。この先、ほぼユル坂のように見えるし、「そうせむ」と、さらに歩を進めていくことに…。

♈ つづき:雲月山 反時計回り ③

2024年8月17日 (土)

雲月山 反時計回り ①

2024年8月14日
天気:晴れ
気温:28.0~39.4℃
湿度:35~53%
風速:1.8~2.4m/s(大朝)

北駐車場11:00~雲月山看板11:06~11:24(登山口探し18分間)ー岩倉山11:33ー鞍部11:44ー高山11:49ー雲月山12:06~12:22(昼食16分間)ー鞍部12:53ー南駐車場13:03ー北駐車場13:15

 山歩き情報でチェックしていた雲月山。深入山のように山焼きをしているらしく、稜線は草地で眺めが良いらしい。じゃが、公共交通機Dscf7860関を利用するのは無理なので、これまで山行候補に入ることはありませんでした。じゃがこのところの状況変化。8月14日に時間が取れるという、相棒といっしょに、クルマで向かうことにしました。

 事前にジム仲間に、「雲月山、歩いたことがあるんか」と聞いてみると、「あんな良い山、まだ行ってないんか」と反撃を食らう。「ちょっと、もの足らんかもしれんよ」とのアドバイス。「盛夏の山行じゃけぇ、このくらいが適当」と返しておきました。ウェザーニュースでは、広島市西区より5℃ほど低くなっとるけど、日本気象協会のページじゃぁ、ほとんど同じ気温。

 「まぁ、行ってみにゃぁ分からんのぉ」。「さて、駐車場へのアクセスルートが昨年の十方山のように、『ポツンと一軒家』へ行くような道じゃなかったらエエがの」と相棒と話しながら、クルマを走らせます。じゃがやがて、斜面を縫う、車幅一台ギリギリの一本道になってしまいました。この先行き止まりじゃなかろうかと、錯覚させるようなカーブも…。

♈ つづき:雲月山 反時計回り ②

2024年6月14日 (金)

龍頭山 反時計回り ④

 これを伝っていくとやがて、地図上では標高差200mほどの急下り。ときおり急な摸木階段や滑りやすそうな坂もあるけど、おおむね九Dscf7471十九折れ式のルート。歩きあるき、「九十九折れ」と「つづら」は関係あるんかのと、思いついたことをRに聞いてみましたが、「スズメのお宿」の歌そのものを知らんかったの。

 そんな、かみ合わん話をしつつ、緩急を繰り返して下り着いた林道下山口。ここは右じゃったはずと判断して、下りていきます。その先で交差しているところを見ると、どっちでもエかったんかもしれん。ま、低きへと下りて行ったら、何とかなろうとRに話しながら…。しばらく下りていると、道の真ん中に、奇妙なリングの上に小さな少女が座るモニュメント。

 よく見ると、そのリングの先には爪があります。はじめは、ヒルじゃろうかとも思うとったけど…。何を象徴しとるんかのぉ。よう分Dscf7474からんで。そんなことを話しながら、ときおりある植物をチェック。「クマの出没に 注意してください」という貼り紙を発見したり…。そんなことをしながらも、歩はきちんと進めます。

 掛札バス停にたどり着いたのは、13時48分。やっぱり、1時間待ちじゃ。そこで、定番の墓所前に座って、ハイキングバージョンを解除。温湿計をチェックしたりして、こちらは、山歩きデータの書き出しに没頭。Rは何やら、スマホいじりをしている様子。じゃが、コンクリ段の上で座っとると、尻が痛うなってきたので、途中休憩。

 そばに咲いとったドクダミと、どうもジュズの花じゃなかろうかと思う植物について、Rと情報交換。そして再び、データ書き出しに。Dscf7476やがて、バス時刻が近づいたので、停留所前に行って待ちます。やっぱり、若干遅れてやってきたバス。これに乗り込みます。すぐ次の「豊平学園下」のバス停には、屋根付きベンチがあったの。

 今度この路線を利用するときには、ここまで歩こう。掛札からほんの133mほどなんじゃ。さて、さっきの花、後から調べてみると、「ジュズダマ」という植物がありました。その写真を見ると、似ているようでもあり、そうでもないような…。実になったらハッキリするんじゃろうけど、今の段階では、よう分からんの。

♍ :(了)

2024年6月13日 (木)

龍頭山 反時計回り ③

 説明板を読むと、源義仲と源義経との両軍による「宇治川の戦い」の先陣を切った二頭の馬が、この龍頭山を駆けめぐり育ったとの伝説Dscf7456から、「駒ヶ滝」と名付けられたとのこと。そこからの岩階段の下りには、足を滑らせぬよう特に気をつけて進みます。そして、やや勾配が増してくくるのか、「権現坂」と銘うってあるルート。

 摸木階段は、一段一歩で進まむとするも、Rがすぐ脇から、今にも追い抜きそうな感じのする無言のチェック。鬱陶しいのぉ…。そこへ下りてきた、こちらと同年配らしき男女ハイカー。彼らがRに、「何年生?」と問います。その応えに対して、「頑張って」の激励。ここは、黙って見送ります。さらに、摸木階段を詰めたところで、ようやく尾根すじ展望地。

 ここから、「どんぐり村」などを眺めながら水分補給しつつ、ひと休み。「だいぶ、脚が楽になってきたのぉ」と、その感じを、RとDscf7457共有して、「さぁ」と上らむとすると、何やらヒトの声。下からかのと思っていると、それは上から下りてきた女性ハイカー4人組の話し声。挨拶を交わしながらも、しばし待機してやり過ごすます。

 さて、そこからの摸木階段を上るとすぐに、「前龍頭」。そのまま若干の上り坂を進んで、「中龍頭」に。「よし、もう少しじゃ」、Rにそう言いなが行き先を見ると、屹立した山。「あれかぁ~。相当な上りじゃのぉ。よう覚悟して行かむ」と、Rにも声をかけて歩を進めます。いったん鞍部に下りて、それから上り摸木階段。

 これが、かなりの長さなんじゃと、心を戒めて歩を進めます。やがて、ちょっとしたユルみに。そこから上方に見えてきた東屋を、心のDscf7460よりどころにして、最後の踏んばり…。やうやう、龍頭山ピークに到達したのは、12時12分。計画より12分早う着いたで。東屋は先着男女3人ほどが占拠しているので、南側の草地に座って昼メシ。

 気温24.0℃、湿度50%、そよ風が吹いて心地よし。じゃが、空気が乾いとるからじゃろ、ときおり日が陰ると若干の寒さ。早う下りても、帰りのバスは14時49分発。ゆっくりしようでと、Rと打ち合わせながら、オムスビとユデ卵を食べていると、年配の夫婦らしき男女が登頂してきました。ハイキングスタイルとは言い難い服装。

 こりゃぁ、山頂近くまでクルマで来たクチかの。もはや、あいさつを交わすタイミングは過ぎてしもうとる。さてと、周辺を展望して、Dscf7465下山にかかるか。来る前からの東屋「先」拠者はまだ、おしゃべりが止まらんようじゃ。ま、どうでもエエわ。さぁ、下りるぞ。若干の急坂を過ぎると、しばらくユル道に…。

♍ つづき:龍頭山 反時計回り ④

2024年6月12日 (水)

龍頭山 反時計回り ②

 さて、広島バスセンター7番乗り場から、8時53分発「琴谷車庫」行のバスに乗り込みます。ときおり車窓からの景色を眺めつつ、RとDscf7443ポツリポツリ話をしながら…。快適なんじゃが、長いながい道程。それでもようやく、龍頭山登山口バス停に到着します。Rが現金で支払った後、こちらもパスピィでと、ポケットを探ります。

 ありゃ、定ポケットにないで。探すこちらに、運転手は、「リュックごとセンサーにかざしてみるように」言うので、そうしてみたけど、反応なし。「おかしいの」、そう言いながら、短パンのポケットを探しまくったところ、何と、いつもは入れたことのない左ポケットの奥にあった。運転手に、ひと言詫びてバスを下ります。

 ま、「こういうことも、あろう」と気をとり直して、対側のバス停にある待合小屋へ行って、Rとともにハイキングバージョンに切り替Dscf7444え。さぁ、行くぞ。細い県道を、北へと歩きます。すると、後ろからやってきたクルマがすぐそばに停まって、運転していた女性から、確か「ドゥドゥ?カフェはどこにあるんですか」の問い。何のこっちゃ。

 「広島市からの来たものなんで、分かりません」と、返しておきます。都会者の山歩きスタイルには見えんかったんかの。ま、どうでもエエんじゃけど、他に歩いとる人間が見あたらんかったから、せうがないか。さて、記憶をたどりたどり歩を進めて、遊歩道入口に。駐車場にはクルマが5台ほど。さすが日曜日、結構、先行者がおるんじゃの。

 入口にある「龍頭観音六丁」の標示からカウントしながら、勾配が大きめの林道を上っていきます。別荘用地じゃけど、ほとんど山林状Dscf7446態じゃの。そして、五丁を過ぎて、四丁から山道に入ります。案内板には、「熊に注意」の絵付き標示。「やっぱり、おるんじゃ。気をつけようで」と、Rと危機感を共有しておきます。

 歩を進めていると、平スズを鳴らしながらおりてくる男女ハイカー。あいさつを交わして、すれ違います。さらにしばらくして、男性ハイカー。「クマは、おらんかったですか」と、たずねてみます。「大丈夫」との返事を聞いて、心の片隅でほんの少し安心。さて、この先に滝があるんじゃと、Rに話しながら上りますが、まだまだ。甘うはないの…。

 額に汗して、息を切らしながら行くと、やうやう「駒ヶ滝」への分岐。Rは最近、テニス部へ入ったそうで、相当体力が着いたんかな、Dscf7451平気の平左で、いまにも、こちらを追い抜かむという勢い。それでも、岩階段を上ってたどり着いた滝を眺めながら、ひと休み。上から、シブキのように水が落ちてくる、涼しさ。熱くなった身体には、心地よし。

♍ つづき:龍頭山 反時計回り ③

2024年6月11日 (火)

龍頭山 反時計回り ①

2024年6月2日
天気:曇りのち晴れたり曇ったり
気温:22.0~35.8℃
湿度:23~68%
風速:1.1~2.1m/s

龍頭山登山口バス停10:29ー龍頭山登山口10:53ー駒ヶ滝11:16ー展望所11:48ー前龍頭11:55ー中龍頭12:01ー龍頭山12:12~12:48(昼食∔休憩36分間)ー林道下山口13:15ー掛札バス停13:48

 今日は調整日。相棒と孫Rとの山行を計画しとったんじゃ。ところが、あいにく相棒が体調を崩してしまう。当初は相棒のクルマで、Dscf7436牛頭山へ行くことにしとったんじゃが、クルマが使えんとなると、上烏帽子バス停から登山口までのかなりの距離を歩かんといけんことに。地図上で測ってみると3.0㎞で、往復6㎞の道路歩きか。

 そのそばに延々と実線の道。これを歩いたこともあったけど、確か途中から難儀なヤブになっとったような覚え。まぁ、以前なら、山道はまだしも道路歩きなら、大したこたぁなかったんじゃが、このところの変形性膝関節症の痛みもあるし、Rもおそらく退屈するに違いない。そこで、Rとの山行にと当初から準備しとった龍頭山行にチャレンジすることにしました。

 標高928.4mじゃが、龍頭山登山口バス停の標高がすでに400mほど。そして、総距離は5.64㎞じゃから、ま、そう大した負荷にはならんじゃろ。但し、現地の豊平までは、かなりの距離。広島バスセンターから乗って、龍頭山登山口バス停までが、1時間半強になるんじゃが。ま、それは、すでに織り込み済みのこと。そう、割り切ります。

♍ つづき:龍頭山 反時計回り ②

2024年1月 6日 (土)

郡山 反時計回り ③

 彼とは、あいさつをかわしてそのまま下りていきます。まもなくルートは、大きく右へ。そのまま、道なりに。やがて、あのヘアピンカーDscf6357ブの道との合流点。ちょっと、思いこんどった道とは違うような気がするけど、ま、とにかく、下山道。そのまま歩を進めていくと、杖の貸し出し場所。今日は迷うことなく、ここに返すことができました。

 歴史民俗博物館を右に見ながら、県道へ。そして、ローソンに寄って買い物。何となく見覚えのある女性店員。この前、エディカードを忘れそうになったのを指摘してもらったことを言うと、やっぱり。彼女も覚えとったらしい。ほんのちょっとだけ、嬉しい気分で、クリスタルアージョに戻ったのは、12時51分。大きな道迷いせんかった分、この前より17分早いの。

 しかも、次のバスは、同じ13時42分発じゃから、余裕か。ゆったりと、温湿計をチェックしたりハイキングバージョンを解除したり、さDscf6362らに山歩きデータの書き出しも。バス時刻直近になったので、所要を済ませてバス停に出ます。すると、4~5人の待ち人。空いとったベンチに腰掛けると、隣の年配女性が話しかけてきました。

 何やら、ご主人の介護で大ごとなんじゃとのこと。その話を聞きながら、他人事じゃないと、真剣に受け答えします。じゃが、話しかけてきた彼女はそれほどでもない。誰かに言いたかっただけなんか…。バスに乗り込むと、すぐ次のバス停で、こちらに見向きもせず降りていきました。ま、それ以上話を聞いたからといって、何か助けられる分けでもなし。

 そんなもんじゃろ。それからは、山歩きデータの書き出しに専念。緑井に入るころには、何とか書き終えることができました。但し、揺れDscf6364るバス内での文字は、後から判読するのに難儀。自ら書いたので、大半は前後の言葉やそのときの状況を思い出して、何とかすることになりはしますが、手を尽くしても解読不能なフレーズがいくつか…。

♑ :(了)

2024年1月 5日 (金)

郡山 反時計回り ②

 あのときは幸いなことに、この通りの民家の女性に教えてもらって、無駄な労力を使わんで済んだんじゃ。そのあたりに目をやってみるDscf6325けど、その人は見当たらんかったの。まぁ、この前がたまたまじゃったんじゃ。それにしても前回、往路ではここを曲がらんかったような気分。じゃが、上っていくと、毛利隆元の墓。そういえば確か、この前もあったのぉ。勘違いか…。

 城跡絵地図をチェックすると、ここを曲がることになっとるで。すぐ右の石段か、それとも、ひとつ奥の坂からか。ここは、思い切って奥から上ったけど、結局、ひとつの道に合流。進んでいくと「常栄寺跡」という広場あたりから、広い道に。いったん下りて、再び上ります。この先にようやくあった、毛利家紋の展望台。この交差を、ようよう確認しておきます。

 この前はここを下りて、清神社に出てしもうたんじゃ。そんなことを思いつつ今日は、展望台には上らずに進みます。結構な急坂。しばDscf6333らく上ると、「本城」への分岐に至りますが、本命は山歩き。山城めぐりに来たんじゃないんじゃと、ここも計画どおりパス。そこからも、急な坂を上っていきます。そしてやうやう、展望スポットへの上り分岐。

 ここを進んで、「勢溜の壇」。長い尾根すじに沿って、まっすぐ西南へと足を延ばします。ちょっとした段差がふたつほどありますが、ほぼトラバース。やがて、尾根の切れ落ちにたどり着いてみると、男性ハイカーの姿。あいさつの声を掛けます。すると何と、千葉から来たとのこと。この前、岐阜から来た城山ガールに出会ったことを伝えます。

 明日、呉の大和ミュージアムに行ってみるとのこと。山城との関係が、よう分からんの。「戦い」好きなんかの?。彼は早々に、足を踏Dscf6339み出したので、ま、「気を付けて」と送り出します。この寒い時季に、わざわざ千葉からかぁと思いつつ…。ここで、昼メシに。気温16.9℃、湿度31%。風がないので、ゆったりとオムスビとユデ卵をたべます。

 さて今日は、後半の出発時刻も、きちんとチェックして行くぞ。これからまだ、山頂までの上り坂があるんじゃと気を引き締めて…。まもなく、林の中の二の丸から山頂の本丸。ピーク標示をチェックして、下山にかかります。広い平坦地に、ちょっとばかりルートを外してしまいつつも、素早く軌道修正。

 しばし、丸太階段。急なところもあったけど、やがてユル坂。第一古墳とか、第二古墳とかの標示を歩き過ぎると、上ってくる軽装のDscf6348男性。「これからピークですか」と問うと、「そう」との返事。はじめて上るということなので、やがて、この先あたりから急坂になると伝えます。さらにその後にも、「これから」と言う軽装の男性。

♑ つづき:郡山 反時計回り ③

2024年1月 4日 (木)

郡山 反時計回り ①

2023年12月27日
天気:曇り
気温:12.6~24.7℃
湿度:29~33%
風速:0.5~0.9m/s(三次)

安芸高田市役所前バス停10:34ー歴史民俗博物館10:49ー隆元墓所分岐11:03ー毛利家紋展望台11:19ー展望スポット11:47~12:05(昼食18分間)ー郡山ピーク12:15ー歴史民俗博物館12:51ー安芸高田市役所前バス停13:08

 前回12月13日、安楽ルートと思っていた郡山時計回り。確かに快適には違いなかったが、復路で、予定しとったコースを踏み外してしDscf6347もうたんじゃ。よし、近いうちにとは思うとったが、調整してみたところ日程的に今日、リベンジということに。そこで今回は、郡山城パンフの画像などをプリントしてルートを詳細にチェックします。

 城山めぐりではないので、余分なルートはこそげて、山歩きコースに専念する総距離4.22㎞。かなり短いけど、ま、真冬の県北部コースじゃけぇ、これでエかろ。広島バスセンター8番乗り場から、8時50分発のバスで出発。安芸高田市に入って両側に見える山稜などは、青々としていて、事前のチェックどおり積雪はなさそう。

 クリスタルアージョで所要を済ませて、足を踏み出したのは、10時34分。道なりにまっすぐ北北西へ進んで、歴史民俗資料館。今日もここに寄っとるヒマはないのぉと思いつつ、その左のユル坂を上ります。すぐそばにある杖置場から、一本拝借。今日は、迷うことなく返せるじゃろ。やがて、右への分岐。この前は復路で杖置場を探して、これを上りかけたんじゃ。

♑ つづき:郡山 反時計回り ②