愛媛県

2024年11月21日 (木)

安神山・鷲ヶ頭山縦走 ④

 山道にかかわらず、水が流れているところがいくつか。相棒、Rに、この難儀なルートの歩き方を示しつつ、歩を進めていくとようやくDscf8617、左側に小屋。「おっ、滝に着いたで」、そう告げます。さすがに、昨日までの大雨で、水量の多いこと。相棒は滑るのもいとわず、小さな流れを渡っていきます。それに続いてRも…。

 こちらも、滑らんように気をつけながら、その小沢を渡ってみます。何、大したことはなかったの。それにしても、結構な水量じゃ。いつもは細い滝なんじゃが、今日は見ごたえがあるで。しばし、それぞれで写真撮影します。さてそこからの下りはじめで、Rの靴紐が解けているのを発見。も少し先の祠のところで、結び直してやりつつ、「これができんと、一人前じゃないで」と、ひと言。

 「さて、ここから、もうひと息じゃが、この入日の滝駐車場から、結構長い距離があるんじゃ」と、ルート地図を示して覚悟させる。こDscf8621こからの上り坂を歩いていきます。この先、崩落跡は見当たらんかったもののやっぱり、長いのぉ。なかなか下山口にたどり着かんで。道の様子から、「もう少しじゃろ」と、相棒とRに言いながらも、まだまだなんじゃ。

 ま、勾配はユルんできとるけん、多少の上り下りは、さしたることはないんじゃが、長いのぉ…。それでもやうやう、上りはじめのポイントに到達。「よし、もう少しで」と告げます。そんなことで、ワクワクパーク。ところが右下の公園には、大人数のハイカーが集会の最中。おっ、あの30人じゃろ。非常識にも通り道を封鎖しとるの。

 よしこっちは、この小高い公園の先へ進んでみよう。ちょっと草っぽいけど…。まもなく、相棒の発見した、左へ下りる階段を伝うことDscf8626に。そこ下りて、大山祇神社へ向かいます。すると、集会を済ませたんか、あの団体さんが追うてきたんじゃ。後ろにその姿が迫ってくる。鬱陶おしいのぉ。そう思いながら、道幅の狭い神社の後ろに歩を進めます。

 これで、振り切ったか。途中、対向車をやり過ごしながら、みやげもの店に寄ったりしつつやうやう、駐車場のクルマに。ハイキングバージョンを解除して、この島に住む歳の近いオジの家に向かいます。もう、10年以上会うとらんかの。結構、周辺の様子も変わとったけど、オジ夫婦と再会、旧交を温めます。物言わぬRも初対面のあいさつ。

 途中のドライブインで買ったみやげを持って行ったけど、その倍くらいのみやげをもろうたのぉ。相棒は、来年もまた来たいとの感想。Dscf8627ま、短い時間じゃったけど、楽しかった。それにしても、今日の山行、野性味あふれて難儀じゃった分、相棒もRも喜んどったで。今度、行くとしたら、入日の滝からの逆コースじゃの。

♒ :(了)

2024年11月20日 (水)

安神山・鷲ヶ頭山縦走 ③

 そんなことを思いつつ、次の林道へと乗りあげます。その間、勘違いじゃろうのぉ。「入日の滝」分岐はこっちじゃったんかもしれんとDscf8608、探しさがし上りましたが、やっぱりないで…。さて、その林道の左奥から、急坂を登って行きます。これが、あのガレ埋め込みのモルタル舗装。何とか登れるんじゃ。それも、鉄塔が見えてきたあたりで、ユルんできました。

 上の方で、ヒトの話し声。そこから階段を上って行くと、昼食をとる家族らしき5~6人。あいさつを交わして、もうひとつ奥にあるベンチへと進みます。さぁ、ここで昼メシ。時刻は、12時23分。気温24.5℃、湿度43%で、風も穏やかなんじゃが、スリーブレスではちょっと寒め。それでも、ゆったり。相棒そしてRと、オムスビとユデ卵を食べます。

 無口なRに卵を分けたりしつつ…。後ろのベンチには、ハイカーがひとり。ひょとしたら、初っ端に追い越したマスクハイカーじゃろうDscf8609か。昼メシのために、マスクを外しとるから、誰かよう分からんの。目と目があったけど、いずれにしても、不愛想。そんなことを思いながらも、相棒とRと風景を楽しむ。そして今日は特別、記念撮影。

 さて、下山にかかるか。そう声をかけて下りはじめると、何やらゾロゾロ、ヒトが上ってきました。あの団体さんかぁ…。そう思いおもい、すれ違いながら歩を進めていると、「こんにちは」と声をかける人多数。じゃが、中には「速いですね」とこちらを覚えてくれとったと思しき人も何人か…。あの多人数で、よう登ってきたのぉと思いつつ、林道に。

 そこで、単独の男女ハイカーとすれちがい、さらに下っていくと、ようやく地図にある林道。これを進んでいきます。地図ルート上ではDscf8611、やっぱりこの先に、往路では見つけられんかった「入日の滝」分岐があるはずなんじゃ…。やがてまもなく、倒れていた分岐標示を発見。じゃが、その先はやっぱり、草茫々。この前よりヒドうなっとるような感じ。

 「ここを行くか」と、相棒とRに確認してみると、こっちの判断にゆだねるといった反応。「よし、行けるところまで行くぞ!」。とはいうても、急坂。行けんかったときに、これを登り返すには、相当な覚悟がいるのぉ。ま、道のようなものは続いとるけぇ何とかなろうと、たどって行きます。危ない坂じゃけど、「とにかく前へ」じゃ。

 そんな気分で下りている最中、その道のようなものが見あたらんように…。その先に行けんこともなさそうなんじゃが、どうも違うで。Dscf8616 路が分からんようになりかけましたが、少し後ろに下がったところに、何とか、相棒がリボンを見つけて、そこを下りていきます。それから、右に左に滝のような水音を聞きながら、岩場がちの道。

♒ つづき:安神山・鷲ヶ頭山縦走 ④

2024年11月19日 (火)

安神山・鷲ヶ頭山縦走 ②

 それからついたり離れたりしとったが、その女性ハイカー、鬱陶しかったのか、途中のコーナーで待機。こちらを先行させます。その前Dscf8595のすれ違いで若干、気分を害していたので、その後ろを無言で通りすぎ。さて、さっきから上の方で、ヒトの話し声がするんじゃ。そんなことを感じながら、この前、昼メシを食べた展望台。

 乗りあげて、ここでちょっと景色を楽しみます。じゃがさほど、長居はせず先へ。するとまもなく、話し声ハイカーの尻に突き当たることに。しばし、ついて歩きます。すると、「後追者あり」と前方に伝えて、道を開けてもらうことに。じゃが、その最後尾人にたずねてみると30人の団体さんとのこと。その指令は、先まで伝わらず。何度か別の分隊の後ろに…。

 その度に、後尾のハイカーからの指示で行かせてもらうことしばし。そのことは嬉しいんじゃが、追い越した後はこっちも気が抜けず、Dscf8598ある程度のスピードをキープせにゃぁならんのは、ちょっとキツいの。そんなことを思いながらも、何とか安神山ピークに到達。時刻は11時40分。ここでひと息つかむとすると、すぐにさっきの団体さんの先頭が乗りあげてきました。

 どうも彼らの仲間内で語る話は、第二アクセントっぽい。四国本土からの来訪者かも…。そんなことを相棒やRと話しながらひと息ついて、目的の「鷲ヶ頭」へと向かいます。急坂を下りていくとやがて、ユル稜線。前方には、烏帽子岩が迫ってきました。ここは、突き出した岩の根元まで上って、あの先まで登ってみるかと、相棒とRに問いかけてみますが、それを望む者はなし。

 「ま、それが無難じゃろのぉ」と納得して、先へ下りていきます。じゃが、ここがちょっとした難所なんじゃ。足の踏み場を、ようようDscf8603選ばんと危ない。途中にあったサルトリイバラで、右前腕に切傷。そのちょっとした出血を見て、相棒から「大丈夫?」との声かけあり。「何、大したこたぁない」と返しておきます。

 さて、この急段差を下りると、それほどではない稜線すじ。もちろんそれなりの勾配はあって、ちょっとキツく感じますが、「ま、何とかなる」気分。その間、何組かの下りてくるハイカーたちとすれ違います。「こんなら、滝ルートへは下りんかったんじゃの」と、心の片隅で思いつつ、あいさつを交わします。

 そして、ユル坂になって、林道がそろそろかの…。確か、この辺に「入日の滝」への分岐があったはずと、右側斜面に気を配りながら歩Dscf8605きますが、見当たらんかったで。「ま、何なら復路でチェックしよ」と、あまり気にとめることもなく先へ。やがて、林道に出ると、右側に上り口。急勾配の記憶に反して、まださほどではありませんでした。

♒ つづき:安神山・鷲ヶ頭山縦走 ③

2024年11月18日 (月)

安神山・鷲ヶ頭山縦走 ①

2024年11月3日
天気:快晴
気温:22.2~31.2℃
湿度:32~52%
風速:2.6~3.0m/s(大三島)

藤公園駐車場11:02ー大山祇神社11:05ー遊歩道分岐11:20ー展望台11:23ー安神山11:40ー烏帽子岩11:49ー鷲ヶ頭山12:23~12:42(昼食19分間)ー入日の滝分岐12:58ー入日の滝13:30ー遊歩道合流14:04ー藤公園駐車場14:17

 今日は、たまたま都合のついた相棒と孫Rとの組み合わせで、大三島の安神山・鷲ヶ頭山縦走に挑戦することに。やっぱり、広島からはDscf8592結構時間がかかるのぉ。クルマでいくのは、かなり久しぶりなので、つけていた見当と大違い。計画タイムより、1時間以上の遅れで足を踏みだすことに…。ま、今回は帰りもクルマじゃけん、さほど思い悩むこたぁないんじゃけどなぁ。

 それでも、少しでもこの遅れを取り返さむと、心の片隅で意識しつつ歩を進めます。さて、わくわくパーク登山口。今日はふたりに、大楠木などを見せてやろうと、大山祇神社の境内を歩いたのでちょっと、ルートが紛らわしうなってしもうたが、それでも何とか「山勘」で突き止めます。上りはじめに、所要を足して痛み止めを服用しておきます。

 すると、いつのまにか、後ろから歩いてきた女性が、その隙をついて先行せむとします。その後ろ姿に、あいさつの声をかけるも、無視したような感じ。相棒に、「こいつぁ、不愛想な奴」と合図すると、すれ違う前に声をかけて行ったとのこと。「ワシなら先行者それぞれに、あいさつするけどのぉ…」と思いつつ、その後を追うことに。

♒ つづき:安神山・鷲ヶ頭山縦走 ②

2023年3月11日 (土)

岡村島 甲ノ峰 ⑤

 もし、途中で気を抜かんかったら、14時29分発のバスに間に合うとったかの。11分か。気を抜かんかったとしても、微妙なところじゃDscf3828ったかの。ま、あまり早う着いて、長い時間待つもの…という気分はあったのは間違いないが。いずれにしても、時刻をまるまる1時間、勘違いしとったようじゃ。いけん。今後気をつけよう。

 さて、次の便は15時13分じゃろうと思よったけど、バス停の時刻表をみると、15時16分になっとるで。おかしげな気はするか、バス停の時刻表の方が正しいんじゃろ。というわけで、さらに待って、ほぼ時刻どおりにやって来たバスに乗りこみます。確か、次に止まったのが久比。小学生が10ほど乗り込んできました。先生が運転手にあいさつ。

 運転手がそれに呼応して、バスが出発します。生徒たちは、どこでまで帰るんかの。そんなことを頭の片隅で考えていたら、三々五々。そDscf3832して最後の数人は、豊島の山崎まで。どういうことになっとるんか知らんが、結構広い範囲の通学圏なんじゃの。そんなことを考えながら、うつらうつら…。それでも、ときおり覚醒して、美しい瀬戸内海の島々をながめつつ。

 後で、知り合いのここの出身者に聞いたら、子どもが少なくなったため、小中学校は相互乗り入れ状態になっているらしい。安芸灘大橋からようやく、本土に乗り上げ。そして、広駅前でバスを降りて、駅に向かい、広島方面行の時刻を確認。まだ時間はあるの。駅のコンビニで、膝の麻酔飲料を購入。早めに入って待機する列車に乗りこんで、山歩きデータを書き出します。

♊ :(了)

2023年3月10日 (金)

岡村島 甲ノ峰 ④

 さて、しばし下り、「トンネル」を潜って、右へ折れてみます。これが、長いなが~いルート。途中にいくつか、モノラック道があるDscf3803けど、これは違うんじゃろ。そう考えて、道なりに進んで行くとようやく、「ナガタニ展望台」の案内板。これじゃ。これを右に入って行きます。すると、こちらも結構長い上り坂。折り返して上って行きます。

 じゃがもう、この段階で引き返しても同じこと。前へ進むしかないのぅ。そんな思いで、上って行くとようやく、半円筒形の展望台にたどり着きました。これか。上ってみると、なるほど…。眺望は180度以上あるの。たぶん、海を隔てた向こうに見えるのは、四国じゃろ。その背後には高い山稜のようなもの。あれは石鎚山じゃろうか。

 そんなことを思いながら、ゆっくりと展望します。背後にある小高い東屋はパスして下山に。西側にも、ちゃんとした遊歩道。ルートDscf3804図どおりに、安心して下りて行きますが、上って来た道より、勾配が大きいような感じ。ま、それをとやかく言うとる段階ではないと、やや焦る思いで、海岸線の県道に下り立ったのが、13時42分。

 14時29分のバスまで、あと50分弱か。平羅橋は、ずっと遠くに見えるけど、何とかたどり着くぞ。心を決めて、歩を進めて行きます。海岸の出入りによって、見え隠れする橋々。なかなかじゃの。15時13分発の便じゃないと間に合わんかのと思いはじめる。やがて、小島が右にある段階で、時刻は15時をまわる。これも間に合いそうにないぞ。

 こうなったら、16時03分のバスにするしかないの。そんな思い。じゃが、歩をユルめたつもりはないんじゃが、それからも結構、先Dscf3825が長いんじゃ。ほぼ平地にもかかわらず、脚が音を上げだしました。ま、次の便じゃけぇ良かろうと、妥協する心。橋を3つ越えるのも、結構時間がかかるの。平羅島の道路の上の方には廃墟が1軒。あそこに人が住んどったんじゃろうか。

 下の海岸沿いには農地。海からすぐ傍のように見えたけど、橋からふり返ってみると、2~3mほどの高さはありそう。そんなことを考えつつ…。そしてようやく、初崎バス停に到着。「バス時刻まで30分近くあるで」とベンチに座って、ゆったりハイキングバージョンを解除。左膝にサポーターを巻いたりして、過ごします。

 無人販売所でミカンを買ったりもして、さて、いよいよ5分前かなと、バス停の向かいに立ちます。はて、時刻はと、時計をチェッDscf3828クすると、何と15時になったばっかり。ありゃ、16時じゃないで。こりゃどっかで勘違いしとったんじゃの。後からタイムチェクをみると、初崎バス停には、14時40分到着になっとった。

♊ つづき:岡村島 甲ノ峰 ⑤

2023年3月 9日 (木)

岡村島 甲ノ峰 ③

 ふり返ってみますがやっぱり、木々の間からの展望はスッキリせんの。ま、次へ行かむ。さてはて、下りルート。ネット情報では、途Dscf3788切れるモノラック道からは、「赤テープを付けながら登らないと帰路、絶対道に迷います」とあったけど、さっき上って来たのはまったく別のルートじゃから、さっぱり見当がつかんで。

 そんなことを思いつつ、東の甲ノ峰212.5へ行ってみます。この稜線もかなりのカン木ヤブ。ま、それでも、さっきの西コブへの上りよりは、歩きやすい。到達したピーク、展望もないし、もちろん、三角点や山頂標示もないで…。なるほど、地形図に山道が記されとらんはずじゃ。はてと、どっから下りたらエエかのと、下を眺めてみます。

 そういえば、ネット情報では、「観音崎と長谷山(125.6m)、甲ノ峰は一つの稜線で繋がっています」とあったの。 確かに、それらしきDscf3794歩けそうな空間が見えます。よし、この尾根すじを下りてみよう。あの「トンネル」あたりに出るかもしれん。そう期待して、下りて行きます。じゃが、結構な急勾配。はじめのうちは、道のようなものもあったけど…。

 やがて、それは踏み跡のようなものに変わり、それも、何か曖昧になってきました。ひょっとして、モノラックレールがありはせんかと、左右を見渡してみますが、それらしきもんはないの。とにかく、足で踏めるところを探しさがし下りてゆくことに。するとようやく、あの農道が見えてきました。「もう少しじゃの」。そう、自らを励まします。

 そして、農道が直前に迫ったあたり、足の踏み場は散々じゃが、どっか下り口はなかろうかと、左右を探してみます。すると左に、踏Dscf3800み跡のようなもの。「これか」と、行ってみることに。あの「トンネル」あたりじゃなかろうかと期待も合わせて…。すると確かに、道路への段差をかいくぐる下り場はあったけど、イレギュラー。

 何とか足場を見つけて、道路に下り立ちます。まぁ、なりふり構わずじゃが…。里山探索は、こんなもの。さてと、時刻は12時58分。三叉路へ戻って、そのまま来た道を引き返して、14時29分発のバスに乗るか。それとも…。ま、今度いつ来るか分からんし。2.3㎞/hで、後は下りとほとんど平地歩行じゃけぇ、初崎バス停には少し早めに着けるかも…。

 よし、予定どおりに行ってみるか。そう決断。「トンネル」方面へ戻らむとしていると、すぐに、右側にだけモノラックのある「V字Dscf3801型」もしくは、「逆ハの字型」。ネット情報子が言よったんは、このことじゃったんじゃの。片方にしかレールはないじゃないか。ま、たぶんこれで間違いなかろう。また、いつかそのうち、ここを上ってみることもあるかもしれん。

♊ つづき:岡村島 甲ノ峰 ④

2023年3月 8日 (水)

岡村島 甲ノ峰 ②

 「霜焼けじゃけぇ、大丈夫」との返事。ま、それ以上の話しはせず。まもなく、向洋駅手前で「急停車する」とのアナウンス。さほどDscf3767ひどい停車ではなかったけど、踏切で何かあったらしく、安全確認とか…。それでも、2分遅れほどで再出発。大したこたぁなかったんじゃの。広駅からのバスの乗換えまで、待ち時間が結構あるんじゃ。

 バスに乗る直前に始末したんじゃけど、しばらくすると、美しい風景も目に入らんようになってしもうた。そこで、後部座席に移動、準備していたものを使って何とか、やり過ごします。そんなことをしているうちに、初崎バス停に到着。何やかやして、出発したのは10時09分。橋をめざして歩いて行きます。おっ、キレイな橋。平羅橋か。

 ちょっと短めじゃの。次の橋は「中の島」との間の橋。地図を見ると「中の瀬戸大橋」というらしい。渡って、グッと南へ回って、最Dscf3773後の岡村大橋。さて、この橋を渡って坂を下ると分岐。これを左へ上って行くと、表示では「農道」になっとるの。予想より、勾配は大きくて起伏もあるけど、何とか普通の「平地並み?」ペースで歩けそう。

 右下に「白潟」の桟橋。これが、進んでもすすんでも見えるんじゃ。そんなことを思いながら、ようやく、ネット情報にあった三叉路。これを左へと折れると、まもなく右カーブがあって「擁壁壁面に「ハ」の字型に上がる二つのモノラック道」があるとのこと。峠の「トンネル」の後、それを探してみました。じゃが、それらしきもんは、見あたらんで。

 じゃが前方に、ユル尾根が下りていました。あれから上れそうじゃの。そう思って、その尾根端の前後をよく見ると、何とか上れそうDscf3778なところを発見。「これかの」と、モノラックレールの切れっぱしの残っている、ちょっと急な斜面を攀じって、尾根すじに乗り上げました。じゃがすぐに、ヤブに突き当たってしもうた。

 何とか歩けそうな空間を探って、進んで行きます。ときおり、トゲのある草。歩きにくいのぉ。まったくのヤブ漕ぎ状態で難儀をしますが、それでもやがて、稜線に乗り上げ。眺めがエエと、ネット情報で紹介されとった西のコブが見えます。じゃがそこへ行くのもたいへん。まともな山道はありません。

 そのピークにたどり着いたものの、眺めは、さしてエエこたぁないの。時刻は、11時59分。東の甲ノ峰ピークに行ってみるかと思いDscf3784ましたが、すぐそばに、ちょっと座り心地の良さそうな大倒木があったので、ここで昼メシにすることに。オムスビと鳥インフルの影響で一個しかないユデ卵を食べます。

♊ つづき:岡村島 甲ノ峰 ③

2023年3月 7日 (火)

岡村島 甲ノ峰 ①

2023年2月22日
気温:13.2~26.6℃
湿度:27~70%
風速:2.2~3.2m/s(蒲刈)

初崎バス停10:09-農道分岐10:40-三叉路11:17-尾根取付き(?)11:27-西コブ11:59~12:16(昼食17分間)-甲ノ峰12:31-下山取付き12:58-ナガタニ展望台13:25-沿岸道路合流13:42-初崎バス停14:40

 このところ重ねて検討してきた甲ノ峰。ようやく今日、歩いてみることに。「とびしま街道」で残った山とはいえ、登山ルートがハッDscf3764キリせん。いくつかあったネット情報にも、地図がない。そこで、その文章から推定せざるを得んかったんじゃ。それに、バスは大崎下島まで。その直近らしい初崎バス停からの歩き。総距離11㎞余りになります。

 ま、そのうち8㎞は道路ないし林道歩きじゃから、ある程度の速度はキープできるつもり。じゃが一応、甲ノ峰への登坂は道なきルートらしいから、2.3㎞/hで計算。帰りの初崎バス停には、14時29分発の便の数分後にはたどり着く予定じゃが、ちょっと前には行けるかも。場合によっては、ルートの変更も覚悟して挑戦します。

 さて今日も、広島駅での呉線への乗り継ぎには、構内を駆けて何とか着席に成功。ひとつ向こうの座席には、前回もおったむさ苦し気な男が…。この列車、呉駅までほとんど席が空かんのじゃから…。それでも、周囲の人間は何人か入れ替わったの。前に座ったタブレットをつつく男性の小指がアカギレだらけじゃったんで思わず、「痛うないんか」と声をかけてしまう。

♊ つづき:岡村島 甲ノ峰 ②

2022年4月14日 (木)

安神山・鷲ヶ頭山縦走 ⑤

 さて、その先にようやく、わくわくパーク。桜が美しい。それにしても今日は、コースの後半あたりから左膝に痛みが出てきて、歩きDscf1001にくいことこの上なし。大山祇神社を右に巻いて道路にでます。ちょっと、予定ルートを外れたかもしれんが、大局は変わるまい。そこから道路の左側にある歩道を歩いて、川沿いに公園があったので、そこでひと息、脚を休ませます。

 「さぁぼちぼち、行くぞ!」と勢い込むものの、マイペース。来たルートをたどっていると、だんだん、膝の痛みが和らいできたような感じがしますが、気のせいかも。ふたつめの川沿いでは、はじめっから右岸の道?。そうすべきかどうか、ちょっと迷ったけど、濃いピンクの桜が美しいので、こっちにすることに。

 結局、「上浦町役場」の前を通って、往路ではその前を右に折れたガソリンスタンドのところへ戻って、朝のルートに。これを道なりDscf1003に進みます。やがて、国道317号に合流。道の向こうにファミリーマートがあるけど、寄るのも大儀ぃの。「とにかく、バス停じゃ」と、急いで「大三島バスストップ」に到着したのが、17時07分。

 18時43分の便まで、後1時間半か。今日は帰りが遅くなるので、食べて帰るつもり。少しここで休憩して、道の駅へ。さっき前を通ったときに、シャッターが閉まっとるような気がしたんじゃが、あれでも、うどんかなにかの自販機があるかもしれんと、探してみます。しかし、あるのは飲料ばかり。こりゃ、ダメじゃ。

 自販機の前にあったイスに座って、ひと休み。おっ、ホットの「ゆずはちみつ」と「抹茶オレ」があるで。これで紛らわせて、家に帰Dscf1013ってカップ麺でも食べるか。そんな思案をめぐらせます。いや、待てよ。まだ時間はあるんじゃ。それに、少し、疲れが回復してきた。よし、あのファミリーマートへ行って、弁当を買って食べよう。

 気力をふりしぼって、行ってみることに。ようやく店にたどり着いて、棚をチェックしてみると、手頃なものがあったので、それを選択。そして、今日は遠出じゃけん、久々に一杯飲んでみるか。レジで弁当を温めてもらっている間、女性店員に今日の難儀を、ひと言。おそらく、その距離が分かるからでしょうか、共感してくれました。

 さらに、手を差し伸べて、こちらの肩あたりをエア「よしよし」してくれたような気配。ちょっと、嬉しい気分。疲れが軽くなりそうDscf1017。タイムオーバーにならないよう、気をつけて食べます。それにしても、「一杯」の効き目は一瞬だけじゃったの。やっぱり、これに何かを期待しても、無駄なんじゃということを、改めて思う。

 「大三島バスストップ」に戻ってみると、ゆったりしすぎたせいか、さほど時間がない。そう思って、いつでも乗れるようにと待機していましたが、結局、10分近く遅れて到着。そして、バスに乗り込んでからは、ずっと山歩きデータの書き出しに専念。結局のところ脳神経は、ほとんど休めることにはならんかったの。

♐ :(了)

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