山口県

2024年8月 4日 (日)

琴石山・三ヶ岳 反時計回り縦走 ④

 じゃが、そう甘うはなかったんじゃ。その谷を過ぎると、もうひとつ別の谷。今度は森の中を進む、薄暗いルート。それでも何とか、テDscf7799ープを探しさがし、山道のようなものをたどって行きます。しばらくすると分岐。左に折れて下る方は、ほとんどヤブ状態。足で探ると、何とか道のようなものはあります。沢側に足を突っ込まんよう、気をつけて進みます。

 やがて、道のようなものがスッキリしてきました。そしてやうやう、下り口らしきところ。標識らしきものは何もない。まともな下山口じゃないの。どっかでルートを踏み外したに違いないけど、さっぱり分けわからんで。川沿いの道を、とにかく低きへと進んでいると、前から男性。「駅へは、どう行ったら」と、たずねてみると「この道をまっすぐ」。

 さらに、現在位置がハッキリせんので、「どこの駅になるんですかね」と聞いてみると、ぶっきら棒に「柳井駅」とのこと。まさか、山Dscf7805から迷いまよい下りてきたとは思うとらんかったんじゃろの。ま、それを聞いて、とにかく安心。右の川に群生しているガマの穂、めったに見ることがないのと思いながら、歩を進めていく。

 道はまっすぐじゃなかったけど、若干山勘にも頼りながら…。やがて、柳井駅への案内標識が出てきたので、さらに安心。じゃがそこまでの距離がよう分からんのじゃ。そこで途中にあった川沿いの公園で脚を休めるために、ひと息ついたりして、駅に着いたのは、15時54分。駅の時刻表をチェックすると、次の便は16時28分発。

 計画では、遅くとも15時36分発の便にしとったんじゃが、もはや後の祭り。近くのセブンイレブンに立ち寄って、身体を冷やす麦飲料Dscf7812などを飲んだりして待機。その間、山歩きデータを書かむとしますが、柳井港駅出発後の足取りがどうも、頭に浮かんでこんのじゃ。それから後は、頭と身体を休めることにしました。

 相棒に「これかられJRに乗るから大丈夫」と、メッセージを送る。それにしても、このコース。本当に散々なめに会うた気分じゃの。三ヶ岳から逆回りするリベンジなど、当分考えとうないのぉ。そんなことを思いながら、列車に乗る前に、コンビニに再び立ちよってもう一杯、安くて旨い麦飲料を飲み干します。今日はそれに値する難儀はしたろぉ。

♒ :(了)

2024年8月 3日 (土)

琴石山・三ヶ岳 反時計回り縦走 ③

 戻っていると左の斜面に、「三ヶ嶽⇒」の標示板を発見。「これかぁ」。踏み跡のある急な斜面を乗り上げてみると、尾根すじには山道Dscf7766。これじゃったんかぁ。下の方へも続いとるから、ひょっとして、まともな入口があったんじゃろうかのぉ。じゃが、今さらそれを探求することはせず。すぐに、三ヶ岳へと向かいます。

 じゃがこれが、草茫々の急な摸木階段道になるんじゃ。途中で休まんと上れんで…。そんなことで、額に汗して何とか上りきったところには、電波塔のような施設。「三ヶ岳山頂(東岳)501m」と「三ヶ岳495m」と標示板がふたつ。どっちが正解かのぉと思いつつ…。さて、ここでひと休み。展望は良好なんじゃ…。

 はて、ここからどっちへ行ったらエエんかの。何の標示もないで。あたりを見回して、山勘を働かせます。この建屋の左側かもしれDscf7780んの。そう推測して、足を踏みだしてみます。すると、草の下に踏み跡のようなもの…。そして、その下り先にチラっと、ピンクテープ。コンパスで確認してみると、感覚とは違うけど、こっちで良さそう。

 そう確信して、下りていきます。だんだん、道がハッキリしてきました。じゃが次のピークへは、急な細道。それでも何とか、中岳483mにたどり着きました。板状節理が、剥きだしになっとるの。さらに、もうひと下り上りして、西岳487mに。北側の風景を眺めながら、相棒に「今から下山するで」と、思いこんだ「安心」メールを打ちます。

 そこから、三点キープが求められるほどの急な岩場をやり過ごしつつも、眼下に広がる柳井の風景を眺めながら…。やがて広い尾根の林Dscf7786にさしかかりますが、続くピンクテープを導きの糸として、ルートをたどることに。じゃが、どうも先がカン木ヤブに。こりゃぁ左かのと、そっちの尾根を下りてみます。かなり進んだけど、テープが見あたらんで。

 こっちは、まともなルートじゃなさそうじゃ。そこで、上り返してみます。そして、さっきのカン木ヤブ。木々の間を潜って、その先を見通してみると、テープがひとつありました。こっちじゃったんか。そう判断して何とか、カン木をかいくぐっていくと、続くテープ発見。先へ行けるの。そのうち踏み跡も、ハッキリしてきた。

 さらにもう一度、テーピングを見失ったりしますが、何とかこれも軌道修正。じゃがその先、進めどもすすめども下りたり上ったりのルDscf7788ート。地図上の位置がよう分からんようになってきたで、「いったいどうなっとるんかの…」。最後には行きつ戻りつすることも…。それでもやうやう、テープが左の谷へ。「やったぁ」と下りていきます。

♒ つづき:琴石山・三ヶ岳 反時計回り縦走 ④

2024年8月 2日 (金)

琴石山・三ヶ岳 反時計回り縦走 ②

 西広島駅発7時59分の岩国行に乗って出発。この相当なコミようは覚悟しとったが、幸いなことにすぐに、誰も手をつけぬ空席を発見。Dscf7734遠慮せず座らせてもらう。そして、相棒から求められとる状況報告のショートメールを送って、山歩きデータの前書きをしておきます。じゃが、リュックも服も何となく湿っぽいのぉ~。真夏の渇きとは違うで。

 さて、到着した柳井港駅。我慢しとった所要をすませて、東へと向かいます。はて、登山口へのルートはどれになるかの。左への上り道に注意しながら歩を進めてみます。すると、まもなくそれらしき踏切。ここじゃの。信号が鳴っとらんことを確認して、線路を渡り上っていきます。ルート地図で見当をつけながら…。

 やがて、水車小屋。「琴石山登山道」の標柱あり。さらに進んでいくと、「白潟林道」とやらに乗り上げて、道なりに東へ上っていくとDscf7728、再び「琴石山登山道」の分岐標識。左が「人道」、右が「車道」とのこと。ここは計画どおり、「車道」をたどることに。「危険、サルに注意」との警告も…。そこからは、落ち葉の散在する湿った道路。結構な勾配。

 いくつか、左斜面の合間を縫う分岐がありはしますが、これは初志貫徹して、道路をたどります。そしてようやく、稜線分岐にさしかかりました。ここは左の尾根すじへと向かいますが、まだ道路が続く気配。じゃがそれでも、しばらく進んだところで、摸木階段道に。「ツバキの小径」を経て上っていくと、海側の展望が開けてきました。

 やがて、琴石山545mに到達したのは、11時15分。見晴らしはバッチリ。暑さで疲れた身体を癒すために、ここで早々に昼メシじゃ。Dscf7754気温29.5℃、湿度60%。風は穏やかで心地よし。ベンチに座ってユッタリ、風景を眺めながら、オムスビとユデ卵を食べます。さて、三ヶ岳をめざさむ。上ってきたときと同様な、急勾配を下りていきます。

 しばらくすると、緩んではきます。確かこの先、林道越えがあるはずなんじゃが、まだたどり着かんのぉ…。そう思いながら歩を進めていくと、「モミジの丘」とやらをチェック。さらに摸木階段を下りていくと、やうやう林道。少し南側へ下りたところに、「地蔵」の祠。その向かい側に、三ヶ岳方面らしき道路。これじゃのと、ユル勾配を上っていきます。

 すると、フェンスで囲まれた電波塔のようなものに行きつきました。グルっと回ってみたけどこの先に、ルートらしいもんは見当たらんDscf7759で。奥には踏み跡のようなものがあるにはあったけど、あそこはヤブじゃ。ここは引き返すぞ。はて、さっきの垰に見過ごした上り口があったんかの。そう考えながら下りていきます。

♒ つづき:琴石山・三ヶ岳 反時計回り縦走 ③

2024年8月 1日 (木)

琴石山・三ヶ岳 反時計回り縦走 ①

2024年7月17日
天気:晴れ
気温:25.3~36.4℃
湿度:35~67%
風速:2.2~3.2m/s(柳井)

柳井港駅9:26ー水車小屋9:46ー尾根ルート10:50ー琴石山11:15~11:40(昼食25分間)ー三ヶ嶽垰12:25ー東岳12:50ー中岳13:04ー西岳13:08ー下山口15:17ー柳井駅15:14

 先週定例日は雨の予報で、山歩きを止めたんじゃ。ところが結局、降りだしたのは夜になってから・・・。「畜生~!!」気分じゃが、これDscf7724ばっかりは仕方ない。ま、そんなことじゃったが、そろそろ梅雨明けかと思わせるような、「晴れ」予報初日の今日。歩くことにしました。そこでこの間、探し出した未踏、山口県柳井にある琴石山・三ヶ岳。

 総距離10㎞余り。その前までは安全なミドルコースじゃったんじゃが、膝を痛めてからこのところ、この距離が歯ごたえのあるコースになってしもうたじゃ。しかも、梅雨明けかどうかわからんが、最高気温はこの柳井でも33℃くらいと、ちょっとばかり臆してしまう。

 あまりに暑いからこの前、女生城山ルートを歩かむとした志和の山にでもするかの…。そういうユレもあったけど、未踏への挑戦というワクワク気分は捨てられんで。そこで、脱水に注意して、この縦走に挑戦することにしたんじゃ。ま、朝の買い出しから、だんだんアドレナリンが湧き出してきたんか、「やっちゃろうじゃないか」という気分に。

♒ つづき:琴石山・三ヶ岳 反時計回り縦走 ②

2024年5月29日 (水)

大将軍山・銭壷山 ④

 そう覚悟しつつも、何とか早めに神代駅に着けるようにと歩を進めていきます。じゃが、このユルぅて長い坂が、脚に結構堪えるんじゃDscf7295。気分は急ぎつつも、途中で何度か、脚のマッサージタイム。まぁ、タイムオーバーすりゃぁ、それはそのとき…。そう思いつつ気分としては速足。地図上のカーブと、実際の曲がり具合が一致せんで。

 それでもようやく、鳥居マークの黄幡神社を左にチェック。じゃが、そこからさらに行けどもいけども、なかなかたどり着くことにならんのぉ。そう思よったらようやく、由宇駅方面との分岐に到達。これを右に折れるんじゃ。そう思っていると、何とここにバス停発見。「銭壷山登山口」となっとるで。ほぉ、こりゃぁたぶん、神代駅方面に向かうんじゃろうの。

 じゃが今日は、その予定もないし、どうせすぐにはバスは来んじゃろと、無視して通りすぎます。ところが、しばらく歩いていると後ろDscf7304から、大きめのクルマの音、振りむくとバス。無慈悲にも、そばを通りすぎていきます。ま、そもそも予定もしてないし、アルキニストには無縁なんじゃ。そう、未練を振りきって、歩を進めて行きます。

 トラバース気味の道路。ところどころ、海と島々の見えるところも…。さっきから、周防大島が直近に見えるんじゃ。それにしても、この12㎞余のコースは結構、脚に来るの。ま、あと少しじゃ、幹線道路に交差したところで学校。小学校か…。たまたま、その駐車場にクルマをとめた女性が振り向いて、こちらに2度ほど会釈をしてきました。

 そこで、聞こえたかどうかは分かりませんが、「こんにちは」と声を出して返しておきます。さて、その先からは、急な坂道。それをやDscf7309り過ごすとやがて、踏切に。これを通過して、海沿いの国道を神代駅へと向かいます。くたびれた脚には、結構長かったけど、それでもようやく、たどり着いた無人駅。待合室で、汗に濡れたシャツを着替えていると、女性が入って来たのであいさつ。

 到着は14時19分じゃったんじゃ。はじめに予定していたのは15時00分発の便じゃったから、間には合うたんじゃが、途中で脚を宥めるために休まんかったら、14時00分発に乗れたかもしれんの。じゃがまぁ、ゆっくりしよ。今日は、よう分からんけど、疲労困憊しとるんか。山歩きデータを書き出す気にならんで。近くに、麻酔剤を売っとるような店もなし。諦めて、列車を待つことに…。

 駅の前にあった説明板を見ると、何とこの神代駅、大正から昭和にかけて20年以上の要求運動をして、ようやく設置されたとのこと。Dscf7314闘いとったものなんじゃの。「なるほど」と感心しながら…。やがてやって来た列車に乗り込んで、ウトウトしつつも車窓の風景を眺めつつ、岩国駅へ。1分で乗り換え。じゃが未だにもうひとつ、山歩きデータを書き出す気力は起こらず。

♋ :(了)

2024年5月28日 (火)

大将軍山・銭壷山 ③

 すると、ちゃんとしたルートが続いとった。それにしても、分かりにくかったの。地図では判断しにくいんじゃ。そんなことを考えながDscf7249ら、歩を進めて行く、ユルめの稜線道。いくつかの分岐に気をつけながら、コンパスチェックしつつ歩いていくとやがて、銭壷山ルートへの分岐。「林間散策道 尾根沿いの道」のカスれ看板あり。

 ここから、結構な道程を歩いて、やうやうたどりついた尾根すじを下ると駐車場。地図には、建物マークがあるから、このあたりじゃの。中学生のような声が聞こえてくる。青少年自然の家か。道路の南側に池があることになっとるが…。その見当をつけながら、なかなかないのと思いつつも、進んでいくと、ようやくそれらしき池。よ~し、ルートは間違いなさそうじゃの。

 そう確信して歩を進めて行くとやがて、由宇駅方面との分岐点。ここは南側へと、道路を上っていくことに。結構急勾配じゃの。そう思Dscf7274いながら、かなり歩いたところに。左に、「若者交流棟への遊歩道分岐」が…。よし、こっちへ行ってみむ。摸木階段を上って行くと、それらしき大きな建物。はて、ここから道路に戻るんかのと、そのあたりを見渡してみます。

 すると、その建物の右隅に、「ふれあいの森 自然歩道入口」の標示板。「これじゃの」と進んでみると、斜面をトラバースしつつ進むルート。細道じゃが、ロープの張られた杭が続いているので、割と安心して進めます。じゃが、これも結構長いんじゃ。やがて、ようやく銭壷山ピークじゃろうかという予測に反して、たどり着いたのは道路。

 何、よくあること。こんなことで、泣き言を漏らすまでもないんじゃ。ここは、左へと高きに向かって進みます。すると、展望広場に…Dscf7280。その手前にピークへの分岐。二本の道があるけど、たぶん西側の方じゃの。そう判断して上っていくと、予想どおりじゃった。山頂にたどり着いたのは、12時04分。よし、ここで本格的に昼メシじゃ。

 西側にあったベンチに腰かけて、残りのオムスビとユデ卵。気温は24.2℃、湿度は41%で、心地よし。西の山々は同定することができませんが、その展望を楽しみます。さて、出発は12時18分、計画より11分遅れじゃの。じゃが、後は林道から道路のくだりじゃけぇ、何とか回復できよう。そう期待しつつ、下りていきます。

 帰途は、左のキャンプ場入口へと進みますが、ちょっと不安なので、地図をコンパスでチェックしながら…。すると、道路に下りる摸木Dscf7283階段。これじゃの。これを伝って、さらに道路を下りていくと、上ってきた「若者交流棟」への分岐がありました。間違いない。そして、まもなく由宇駅分岐に到達。さて、ここからが長いんじゃ。

♋ つづき:大将軍山・銭壷山 ④

2024年5月27日 (月)

大将軍山・銭壷山 ②

 何やら作業している男性の姿…。近づいたので、あいさつを交わします。クルマの前に目をやると、草刈り機。「山道整備ですか」とたDscf7228ずねると、うなづいて、その後、介護ボランティァで数件訪問するとか。「ご苦労さまです」と、声をかけます。「こちらは、大将軍山から銭壷山へと山歩き」と伝えると、たいそうな感嘆の声。

 「いや、それほどでもありません」と心底から恐縮して返しますが、それでも、相当感心したような様子。「それにしても、今日は海の景色がちょっとカスミ気味ですね」と話題を変えると、「これはこれで、良いんですよ」との返事。「まぁ、そうかもしれんですね」と話を切り上げて、先へと進みます。やがて、最後の集落。ここでひと休み。

 この先の分岐から山道のはず。そう覚悟して、歩を進めて行くと、ちょっと分かりにくかったけど、左への上り坂分岐を発見。ここにはDscf7238、「大将軍山」への標示板あり。さて、ここから草っぽぅなってきたで。そして、さらに鬱蒼とした森に入ったけど、そこを抜けると、開けた尾根すじに…。赤リボンを頼りに進んでいくと、だんだん勾配が大きくなってきました。

 やがて、竹林道を進んでいくと、二連灯篭。これをやり過ごしていくと、寄付者名の刻まれた石板。金額は数円とあるから、かなり昔のものか…。そこからまもなく、大将軍の鳥居。これをくぐって、アラカシ(ブナ科)の樹木標示を見ながら、急な石段を上っていくと、いったんユル道になります。次の小さな鳥居を過ぎると、古い石段。

 これを上ると今度は、長くて急な石段に。その真ん中にある手すりを伝って上っていくと、いよいよ大将軍霧峯神社。この「大将軍」とDscf7244は、大島を占拠していた伊予河野軍を打ち破るために、守護の大内軍が祈念した八将神のひとつらしい。よう知らんけど、何やら陰陽道の神とのこと。ここからの展望は良好。瀬戸内の景色を眺めていると、ちょっと腹が減ってきた。

 10時43分か。ここで、オムスビを一個だけ食べようて。10分ほどの休憩。さぁ、行くぞ。じゃが、どっちへ行ったらエエんかの。ひょっとして社の裏側じゃろうかと、回ってみむとしますが、どうもルートらしきものは見当たらんで。じゃが、下に道のようなものが見えるの。よし、さっきの階段を下りてみむ。

 長階段の起点まで下りたけど、それらしい道はないで。おかしいのぉ。そういやぁ、あの高さなら、途中に段があったんかもと、上り返Dscf7247してみることに。ここで、いらん時間を食うてしもうたの。じゃが、「今さら、せうがない」と、覚悟をしつつ戻ってみると、そこには何の標示もないけど、先へ進む道のようなもの。ここかも…。ま、とにかくこっちへ行ってみむ。

♋ つづき:大将軍山・銭壷山 ③

2024年5月26日 (日)

大将軍山・銭壷山 ①

2024年5月15日
天気:薄晴れのち曇り
気温:22.3~30.9℃
湿度:34~50%
風速:1.0~4.0m/s(柳井)

由宇駅9:08ー拝岩団地登山口9:25ー大将軍山山道入口10:00ー霧峯神社10:43ールート発見11:00ー由宇青少年自然の家11:45ー銭壷山12:04~12:18(昼食14分間)-由宇分岐13:23ー神代駅14:19

 今日は久々に山口県の山。総距離12.18㎞とちょっと長め、JR由宇駅で降りて大将軍山から銭壷山へと歩き、神代駅で乗るコースに挑Dscf7229戦することに。たぶん10㎞を越える道程は久しぶりなんじゃが、ま、ユルめの道路歩きが大半じゃから大したしたこたぁなかろうと、甘い推測。脚の調子は、このところ、まぁまぁの状態なので、何とかなろぉ。

 そんなことで、西広島駅7時59分発の岩国行に乗ります。ラッシュアワーか、座席はギッシリ埋まっていましたが、五日市駅で何とか着座することができました。岩国駅では、1分で乗換え。どっちも、女性運転士じゃったの。やがて、由宇駅で降車。9時18分に出発します。はて、大将軍山へのルートは、どこからかの。地図を照会しながら道を探します。

 まもなく、まっすぐ右へ折れる道。これじゃのと、道なりに西へ進みます。やがて、右側に住宅団地。ここを、「銭壷山 7.5㎞」の標示に従って、左の坂を上っていると、リアドアにシールをいっぱい貼ったバンが追い越していきます。しばし、左に見える海の景色を眺めながら歩を進めていると、そのクルマが止まっていました。

♋ つづき:大将軍山・銭壷山 ②

2023年11月30日 (木)

米山~大応山縦走 通津駅~川西駅 ④

 途中、歩を進めているうちにいつのまにか、対側になってしもうた、ローソンに寄って景気づけを購入。通津駅からここまで山を歩いてきDscf5944たと伝えてみますが、店員は聞き流し…。ま、興味のない人はそんなもんじゃろ。それでも川西駅の所在を確認したら、親切にアクセス方法を教えてくれました。駅の向こう側まで横断歩道はないらしい。行き交うクルマのスキをついて対側に。

 右の路地奥にあった駅に到達。ひとつ高いところにあった無人駅、時刻は14時41分。計画では-30分の14時54分じゃたから、ほぼほぼ同時刻に近かったか。駅の時刻表を再確認するも、次の便は14時57分。ハイキングバージョンを解除して、列車を待ちます。切符の自販機などを見ると、どうもここでは、「イコカ」が使えんらしい。

 この電子マネー、どこでも使える分けじゃないから、面倒くさいで。じゃがせうがないのと、西広島駅までの現金払いで、切符を買いますDscf5953。イコカへの過入金は、またそのうち、いつか使えるじゃろ。そんなことで、やって来たディーゼル列車に乗って、岩国駅へ。17分後に、ここから始発する山陽本線の上り列車に乗り換えました。

♉ :(了)

2023年11月29日 (水)

米山~大応山縦走 通津駅~川西駅 ③

 しばらく進んで、グングン下りて行くと県道を跨ぐ。確か、ここが「桜峠」。標示が見あたらんの。この前は、「地図板」で悟ったんDscf5905じゃったかの。今日は、それをチェックしてみる気にならんで。そこで、「そうじゃったはず」との思い込みで通過。ま、大丈夫じゃ、間違いなかろぉ…。さて、この先。尾根すじへの急坂を上ることになりますが、危惧には及ばす。

 早々に乗り上げて、次は大応山じゃと思いつつも、地図を見ると、まだ相当な距離。いくつかの急登を覚悟して、臨みます。やがて、休憩所の尾根。ここは上って、展望をチェック。そうこうしているとやうやう、一本木山分岐。「5分」とありますが、今回はパスして先へ。いくつかの尾根やコブを左に通過するルートを通り過ぎます。

 そのうち、藤ヶ谷山ピークへの分岐。これもスルーして、大応山へと向かいます。そこからひどく下るような感じがしましたが、やがDscf5911て上り坂に。マンガン鉱の採掘跡への分岐も通りすぎて、進んでいきますが、大応山までは、なかなかなんじゃ。ユル尾根じゃが、ときおりある急上り。これを凌いで、やうやう山頂稜線に…。

 まだこの先、「大岩コース」分岐を経て、さらなる急勾配をやり過ごしてようやく、大応山ピーク。すでに昼メシは済ませてはいますが、ここでしばし休憩。計画では13時04分、13時02分の到着じゃから、ほぼ予定どおりじゃの。じゃがこれは、後からチェックしたことなんじゃ。歩いとる最中には、ちょっとした錯覚。

 通津駅を30分早う出発したから、米山までは、初めの道路歩きでかなり時間を稼いどったじゃ。ところが、山歩きになって、大応山まDscf5922でにその稼ぎを消耗してしてしもうたという、思い込み。ま、これから先、若干の上り坂はあるかもしれんが基本的には下り坂。「何とかするぞ」と思いつつ、歩き進めることに。じゃが、結構長かったの。

 それでもやがて、305mの見晴らし鉄塔丘。今回は上らず。そして、急に左に落ちる坂などやり過ごしつつ、下り上り。「百段階段」をアバウトにカウントしてみたら、110段あったで…。それからも30段近い階段を、いくつかやり過ごして、やうやう中山トンネル口に到達したのが、14時17分。ここから川西駅へ向かうトンネルを探します。

 鞍部から西側、道路の方へ下りて北東へ折り返す道。それを探してみると、あった。静かなトンネル。その手前で、ここまで慣れ親しDscf5935んだ木杖を置きます。これを通り抜けて、一段下にある県道トンネルを左に見ながら坂道を下りて行くと、やがて合流。歩道はのうなって、何とか歩けるのは右片隅の路側帯。大型車両を避けつつ…、難儀じゃのぉ。

♉ つづき:米山~大応山縦走 通津駅~川西駅 ④

より以前の記事一覧