県中東部

2025年5月 7日 (水)

瀬戸田・観音山~中野ダム縦走失敗 ③

 どこで、間違えたんじゃろうか。ようよう、チェックしながら、グルっと回って下りていきます。すると、「観音山ロータリー⇒2800МDscf9703 の標示がある分岐。ひょっとしたら、ここを右へ行くんじゃったんかもしれんと、気づきます。じゃが、後から山歩き情報をチェックしてみると、ここを「左手の山に向かった道に入っていく」となっとるで。おかしいのぉ。

 地形図で詳細を見ると、やっぱり右じゃろ。この前も、これに従ったばっかりに、ヤブの斜面を上ることになってしもうたんじゃ。今回もほぼ同じ修正の効かん地点での失敗で、現地では手の出しようが思いつかんかったんじゃ。ま、前回はそこから難儀な斜面上りで、何とかルートの林道にたどりつくことができたんじゃが、同じ難路を歩いてもせうがなかろう。

 それにしても、曲がりなりにも、山頂にたどり着くことさえできんかったのは、今回がはじめてじゃの。ま、次回、何とかせむ。畜生 !!Dscf9704。そんな思いで、早々に「サンセットビーチ入口」バス停に着いたのが、11時54分。バスの時刻を確認すると、次は12時04分。よし、エエじゃないかと、停留所前にひとつだけある古い丸イスに座ってバスを待ちます。

 それにしても、対側のバス停は、「サンセットビーチ」になっとったで。上りと下りで名前が違うんじゃの。待ちながら、通り過ぎる多国籍のサイクラーたちを眺めながら…。やがて、やって来たバスに乗りこみます。そして、瀬戸田港。船便をチェックすると、12時05分のがありましたが、さっきのバスでは、間に合うわけがないの。

 さて、別の時刻表。ようよう、チェックしてみてみると、次は12時55分発の便。これじゃの。そうはいうても、相当待ち時間があるでDscf9706…。そこで、完歩祝いをしつつ、山歩きデータを書き出します。やがて、やってきた「マルト汽船」の船に乗って、三原港へ。JRの時刻は、この時間帯、チェックしとらんで…。

 じゃが、何とかなろう。そう楽観しつつ、道中にあるあの店で、今度はヤマトんちゅうの女性から、「ピリ辛ゲソ天」を買う。こりゃぁ、旨かったのぉ。そして、予定よりずっと早い帰り便。それにしても、腹立たしいこのコース、近々にリベンジじゃ。この思いの消えぬうち来週早々にでもするか。天気次第じゃが…。

♏ :(了)

2025年5月 6日 (火)

瀬戸田・観音山~中野ダム縦走失敗 ②

 それにしても、「大都会」の広電バスは不便なんじゃのぉ…。時刻は、10時34分。サンセットビーチバス停から足を踏みだすと、覚えのDscf9695あるルート。やがて、標識をチェックしながら、林道へと入っていきます。前回、山際の分岐を右に進んで、ヤブ斜面に入り込んでしもうたから、「左の林道」。これを念頭において、歩を進めてきます。

 「順調じゃ」と思よったんじゃが、やがて道は、左に折れて下りだしました。ま、多少の下り上りはあろう。突き当りを左に進まむとすると、すぐそばの農業小屋に中型犬。こちらに向かって、吠えてきたので、舌鼓を打ったり、口笛を吹いたりして宥めます。その犬、よく見てみると眉間にタテジワ。あまりヒトに吠えよったらいけんでと、そのことを指摘。

 さて、その先は小川。道は、左に下がりだしました。おかしいのぉ。こりゃぁ、違うんかもしれんの。そう思って戻ってみます。途中のDscf9696林道分岐を見過ごしちゃぁおるまいかと、探しさがし…。じゃが、それらしいものもないで。さっきからラジオのような音が聞こえてくるけど、誰かおるんかの。姿は見えんが。

 やがて、はじめの分岐点に。ひょっとして、この先に別の分かれ道があったんかのと、右にたどってみます。林道らしき分岐はないで。沢を渡るヤブ道が、左にあるけど、どうもこれは、この前歩いたところじゃなかろうか。そう思いつつも、この踏み跡らしきものを探ってみます。すると、柑橘畑。若い男性がいたので、「道路に出るには?」と、声をかけてみます。

 じゃが、「怪しい奴」と思われたらしく、無視。とにかく、そこへ出てみると、もうひとり、作業する年上の女性。そのヒトに尋ねてみDscf9697ると、この下に道路があるとのこと。上の方には行ったことがないらしい。お礼を言って、さっきの青年にも手を上げて合図すると、今度は頷いてくれました。その助言に従って下りていくと、ラジオの音がする軽トラ。

 そして下り立った道路は、先ほど上り下ししたところじゃった。よし、今度はこれを、先へと進んでみよう。回って下りて、さっきの小屋の前。犬の顔を見ると、覚えていてくれたらしく、今度は無言。じゃが、小川の前を左に折れて進んでいくと、その先は行き止まりじゃったんじゃ。クソッ!、今日はわけ分らんことになったの。

 時刻は11時20分。畜生 !!。さっぱり、手がかりが思いつかんのお、せうがない。ここで昼メシじゃ。そう観念して、アリが動き回ってDscf9699いる石垣に座ります。気温25.1℃、湿度37%。ま、こういうこともあろう。オムスビとユデ卵を食べて。今日は下りるぞ。沈黙しているイヌ。眉間の皺がそのままなのを指摘して、ちょっとだけ上り坂。

♏ つづき:瀬戸田・観音山~中野ダム縦走失敗 ③

2025年5月 5日 (月)

瀬戸田・観音山~中野ダム縦走失敗 ①

2025年4月30日
天気:快晴
気温:21.8~29.2℃
湿度:30~62%
風速:2.3~2.9m/s(生口島)

サンセットビーチ入口バス停10:34ー七地蔵10:38ー観音山ロータリー分岐左10:44ー林道分岐10:47ー同林道分岐11:23ー再入11:05ー林道復帰11:14ー行き止り11:20~11:34(昼食14分間)ー観音山ロータリー11:46ーサンセットビーチ入口バス停11:54

《進行ルート記述不可》

 今朝、出発時の気温は10℃。パーカーを着ていくべきかどうか悩んだけど、最高気温が23℃の予報なので、できるだけ荷にならんようにDscf9716したいもの。そこで、なぁ~に西広島駅までの間、ちょっとだけ寒さを辛抱すりゃぁエエんじゃ。自転車も、漕ぎやぁちったぁ温ぅなろう。そんな思いで駅に到着。まもなくやって来た糸崎行列車に乗りこみます。

 瀬戸田・観音山は3回め。今回はサンセットビーチバス停から上って、観音山から中野ダムを回り、瀬戸田港へと帰る12.0㎞のコース。2.3㎞/hで計算すると5時間13分で、15時45分に瀬戸田港に到着する予定。帰りの船便は16時20分発なので、少しばかり余裕。じゃが、そのとおり歩けるかどうかは分からんがの。

 じゃが前回、サンセットビーチへ反時計回りで歩いたときの時速は、2.6㎞じゃった。観音山あたりが最高地点で、後はユルユルと下る傾向じゃから、何とかろう。ま、たとえ船がひと便遅れても、今日中には帰れるで。そう楽観。さてと、瀬戸田港からの地元バス。小銭を用意しとったんじゃが、イコカが使えたで。よ~し。

♎ つづき:瀬戸田・観音山~中野ダム縦走失敗 ②

2025年4月21日 (月)

仙酔島 反時計回り ⑤

 船尾の屋外席に座ると、どうも、さっきの女性と思しき人。地元の福山ということじゃったんで、この近辺のヤマ事情を聞いてみるかと、Dscf9581思い切って、「烏ノ口で会いませんでしたかね」と声をかけてみました。すると、「違います」とのこと。そうか、勘違いじゃったんじゃの。ま、それはそれ。やがて、船は本土に到着して、乗客は三々五々。

 こちらは、バス停へ一直線じゃったが、ちょっと時間があるので、鞆の港の様子をカメラに納めます。そして、帰りのバスに乗りこんで運転手に、イコカの扱いについてたずねてみます。すると、広電バスと違うてこれまでどおり、乗り降りでチェックして使えるらしい。今度いつ使うことになるか知らんが、よう覚えとこ。トモテツバスじゃ。

♌ :(了)

2025年4月20日 (日)

仙酔島 反時計回り ④

 さぁ、ここからは、一気に大弥山への上りのはずと意気込みますが、その前にいくつかの上り下り。それらをやり過ごしていくと、あのDscf9561彦浦方面へ行くらしき分岐が…。ここじゃったんかぁ。そう思いおもい進みます。このあたりまでは、ユル坂じゃったんじゃけど、結構堪える摸木階段に。下りるときは安楽じゃったけど、上りではのぅ。

 その途中で、下りてくる年配男性ハイカーふたりと遭遇。大弥山まで上って、下りは海岸べりを歩くとのこと。何となく、「安楽コースじゃの」。こっちはこの先も摸木階段を息を切らしながらの、難儀なコースと思いおもい…。じゃが、しばしば他人のすることは、軽快そうに見えるんじゃと、自らを戒める。それでもやがて、電波塔ビルを経て大弥山三角点、時刻は12時42分。

 ちょっと霞のかかった風景を眺めながら、しばし休憩。さて、下山にかかるぞ。はじめはユル坂じゃがやがて、九十九折れ道に…。じゃDscf9565が、ここからが、結構急勾配。ルートは林の中、風景はほとんど見ることはできません。何度か折り返しやがて、鞍部。ここからの上り坂も若干堪えるのぉ。それでも、何とかやり過ごします。

 たどり着いたのは、中弥山。その山頂標示は、カマボコ板状。ま、展望があるわけでもなし、こんなもんかのぅ…。さて、ここからは下り坂。余裕があったら御膳山にもと、思いおもい歩を進めていったんじゃ。おっ、そう言やぁもうひとつ、ルート外れの小弥山があったんじゃ。あれをチェックせにゃぁなるまいて。

 そう、思い返しつつ下りていきます。ひょっとしたら、あの分岐を見過ごしたりしとりゃぁすまいの。そう思いつつ、下りていきますDscf9570。やがて、道の真ん中に、浮き出しているパイプが2本。歩きにくいのぉと思いつつ、その先に本線と分岐のある鞍部。そこへやうやう、たどり着きました。右への尾根すじは、封鎖されています。

 こりゃぁ、この前迷い込んで、ルート復帰にちょっとだけ苦労したところじゃ、「封鎖」でエかろ。今日は、すぐその先にある右への小弥山ルートへ。まぁ、大したこたぁないんじゃ。すぐ上って、13時17分に山頂標示をチェックして直ちに下りる。いろは丸の出発時刻は、13時35分。何とかなろう。そんなことを思いながら、鞍部の土橋にたどり着いたのは、13時21分。

 時間はありそうじゃが、御膳山はスルーしよう。下りたところ海岸のベンチで休む女性。烏ノ口で出会った人ではなかろうかと思いつつDscf9571、声をかける余裕を感じんかったので。そのまま通過。そして、桟橋で次の船便まで待機。山歩きデータを書いとったら、いつのまにかやって来た「いろは丸」。それに乗りこんで出発します。

♌ つづき:仙酔島 反時計回り ⑤

2025年4月19日 (土)

仙酔島 反時計回り ③

 ネット情報によると、何年か前の大雨による崩落から、落石の危険があるということで、通行止めにしとるらしい。ま、これまで何回もDscf9532通ったけど、さほど問題はない。じゃが、気をつけるに越したこたぁなかろうが…。それにしても、初っ端のフェンス。前より厳重になっとるで。これをやり過ごすにはちょっと、ひと苦労じゃ。

 そう思いおもい歩を進めていると、前から親子。あいさつを交わして、「前より、通りぬけにくうなっとるね」と声をかけると共感。小学生らしき子どもは、「チヌがいっぱいおった」との感動をこちらに伝える。「良かったね」と、うなづいて、先へと歩を進めていきます。火成岩の見事さを眺めながら…。じゃが、チヌは見えんで、「さっぱり、ワヤや」じゃの。

 そんなことを考えかんがえ行くとやがて、砂浜に…。この歩きにくいところ。じゃが、まもなくじゃと思いつつ、右に左に、ちっと固くDscf9540て歩きやすいところを探しながら進んでいきます。やがて、烏ノ口展望台入口の標示板を発見。「これこれ!」と思いながら、崩れ摸木階段を上っていくけど、これが、結構続くんじゃ…。

 じゃがまだ序の口、泣き言をほざいとる段階じゃない。黙々と上っていくと、さらに続く階段。これを何とかやり過ごすと上の方に、それらしき東屋。「これじゃ!」、そう気分を集中して上りあげます。時刻は、11時48分。計画では、ここかもしくは大弥山でと思よったんじゃが、早くも、疲労困憊。ここで昼メシにしよ。気温25.9℃、湿度28%。

 霞んどりはするが、展望は開けています。オムスビとユデ卵を食べて、「ちょっと横になるか」と、端にあるベンチの日向側に寝転ぶ。Dscf9546しばらくすると、脚が熱うなってきました。せうがないのと、建物の真ん中にある日陰のベンチに…。ここでしばし「瞑想」にふけっとると、何やら、上がってくるヒトの気配。身体を起こして、あいさつを交わします。

 「どっちから」とたずねてみると、高い山を上ってから、こっちに来たとのこと。その女性、地元福山の人らしい。「こちらは、早々に引き上げるので、ごゆっくり」と応じて、前回の復路ルートを進みます。尾根をグルっと回ると、左右分岐というか、右は「通行止め」になっとるぞ。どちらへ行くべきか?。ちょっと迷うたが…。

 この前は、こっちから上ってきたはずなんじゃ。よし、右へ下りむ。そう決断して、進みます。じゃが、ずっとまともな山道が続いとるDscf9554ぞ。ヤブっぽそうなところは、いっさいなく、多少の起伏はあるものの歩きやすい。やがて、主尾根合流点。ここが、85ピークからの復帰ポイントなんじゃ。今日はもちろん、左へと赴もむきます。

♌ つづき:仙酔島 反時計回り ④

2025年4月18日 (金)

仙酔島 反時計回り ②

 いまにも閉まりそうな、ドアから入ります。車内アナウンスを聞くと、この電車で間違いなさそう。しばらくすると、遅れ列車を待ち合Dscf9520わせて、出発が遅れたとのこと。よし、それなら糸崎駅で、予定の列車に乗り継ぐことができるかもしれんの。そう、楽観。天神川駅で座ることができたので、すぐに前祝い。さて、のんびり行くぞ。

 ところで最近、齢を重ねてくるとレジスタンストレーニングの重量を、どう低減したらエエんじゃろうかというテーマが浮かんで来とるんじゃ。上半身のパフォーマンスは、すでに高重量が上がらんようになっとるので問題はないんじゃけど、下半身。こないだ、身長を計ったら、前より縮んどった。若いときの最盛期と比べると、5㎝ほどになるかの。

 何とか持ち上げることはできるんじゃが、感じる苦痛がひどすぎたり、動作のポジションに立つことに難儀したり。考えてみにゃぁいけDscf9521んかの。特に参考になる資料も、いまのところ見当たらんし。見栄をはらず、フルフォームでできる重量に移行するかの…。ま、それは、本格的に大台に乗ってからにしよ。そんなことを考えながら、糸崎駅に到着。

 すぐ横のホームの列車に乗り換えて、すぐ出発。三原あたりから通常ダイヤになっとったんか、ほとんど時刻のズレはなかったけど、車内アナウンスで「遅れのお詫び」。ま、慣例的なもんじゃろ。そう解釈します。それにしても乗客はほとんど、スマホいじりじゃの。何が面白いんか知らんが…。ま、そんなことで、福山駅には予定通り11時00分に到着しました。

 トモテツバスの出発は11時30分。この先のバス乗り場でさっき、セブンイレブンで購入した前祝いの補給をしたりしますが、結構な待Dscf9526ち時間。なかなか来んのぉ。ま、その間に、駅前の風景を眺めたり…。さて、やうやうやって来たバスに乗りこみます。支払い方法がよう分からんから、乗り際にイコカ・タッチをせず、整理券をとります。

 さてと、見慣れた道路をたどって進み、やがて鞆港バス停。最近できたトンネルとやらは、どこにあったんかの。それを通りぬけんでも、さほどの混雑は感じんかったけど。ま、必要があったから、大金駆けて造ったんじゃろ。よそ者がとやかく言うことじゃないけど、税金が使われとるからには、知らん顔もできんか…。じゃが、それを追及しとるイトマはないの。

 そんな、たわ言を考えとるうちに、いろは丸に乗って、仙酔島桟橋に着きました。すぐに、烏ノ口をめざします。他の人々も、そういうDscf9530わけではないでしょうが、われもわれもと、6人ほどが歩を進めていきます。やがてそのうち、三々五々。前からおらんようになってしもうた。しばらく進むと、海岸道には行く手を阻むフェンス。

♌ つづき:仙酔島 反時計回り ③

2025年4月17日 (木)

仙酔島 反時計回り ①

2025年4月9日
天気:晴れ
気温:20.8~27.8℃
湿度:24~37%
風速:2.4~3.4m/s(福山)

仙酔島桟橋11:46ー烏ノ口遊歩道入口11:41ー烏ノ口展望台11:48~12:09(昼食21分間)ー稜線合流12:24ー赤岩展望台方面分岐12:29ー大弥山12:42ー中弥山13:07ー小弥山13:17ー桟橋13:25

 西広島駅で改札を通過したところ電光掲示板に、計画より早い7時51分発糸崎行の標示。おっ、とは思うたけど、予定していた58分発まDscf9517でに、雑用を済ませておこうと考えとったんじゃ。それに、まもなく発車する様子。階段を駆け下りたら間に合うたかもしれんが…。まぁ、エエ。そう思うて、やり過ごしました。

 さて、それからホームに下りて、次の列車を待ちますが、これがなかなか来ん。どうなっとるんじゃ。そう思よったら、駅アナウンス。7分遅れで、8時05分発になるとのこと。その理由は、言うたんかどうかしらんが、よう聞こえんかった。ええぃ、こんなことなら…。もはや、せうがない。やって来た遅れ列車に乗りこみます。

 リュックを前抱えにしても、窮屈な満員列車。ま、身体が押しつぶされそうになるほどではありませんが、それでもしかし…。やがて、終点の広島駅に到着。山陽本線の上りがどのホームになるんか、列車内でのアナウンスはない。人の流れを見ながら、4・5番ホーム階段に目をやり、音を聞いて、「たぶん、ここじゃろ」と乗りあげます。

♌ つづき:仙酔島 反時計回り ②

2024年12月20日 (金)

瀬戸田観音山 サンセットビーチから ⑤

 すると桟橋には、そのアナウンスを真に受けた男女。彼らに「船が来てますかね」と着てみますが、どうも来とらんらしい。やっぱりあれDscf8828は、土日祝のみ就航の便らしいと伝えます。すると、彼らもここから乗船するのは、はじめてらしく、「船が来とらんのにおかしいねぇ」とのつぶやき。そして、待合室に戻って、時刻表をチェック。

 この便が土日祝にしか運航せんことを確認すると、彼らの怒り心頭に達する。特に、男性の方。まぁ、何かの間違いじゃったんじゃ。やっぱり次は、16時20分発の便。そう覚悟して、待ちます。やがて、やってきた旅客船。少し早めに到着したらしく、乗り込んで山歩きデータを書き出しをはじめます。港の待合室での長い待機時間には、その気力が起きんかったんじゃが…。

 但し、船窓からの風景は、めったに見ることのない貴重なものなので、書き出しはほどほどにしつつ…。着いた三原港から駅への道で再びDscf8831、イカのピリ辛上げを購入。駅のコンビニで「酔心」なども買いたしたりして、チビチビやりながら没頭。乗換えの広島駅までには、データを書きあげることができました。

♊ :(了)

2024年12月19日 (木)

瀬戸田観音山 サンセットビーチから ④

 そう思いつつ左へ下りていくと、すぐ下に案内標示。ようよう確かめてみます。この標柱の左奥に、ヤブに巻かれたルート。これが縦走Dscf8813路か。そう思いつつ、「今日はこっちへ行かんで」と吐き捨てながら左へ、道なりに下りていきます。それにしても、いつかそのうち歩くかもしれん、対側の山々を見上げてみるとこの時季、美しいのぉ。

 そんなことを感じながら、歩を進めていくと、右下に道路とトンネルの出口が見えてきました。ルートは間違いなかったようじゃの。やがて、山道はそれに合流。もう3㎞余り歩いたら、サンセットビーチじゃ。そう楽観して歩を進めていきます。じゃがそれが、なかなか思いどおりにならんで。一本道で、後は地形図の道路に沿って歩いたら大丈夫。

 そう思よったんじゃ…。ところが、右に大池をチェックして、後1.5㎞ほどじゃのと歩を進めていくんじゃが、何やら先には、ルート図Dscf8815とは違う交差点の様子。上の方に掲げられた道路標識には、「サンセットビーチ 2㎞」とあります。ちょっと、地形図との感覚が違うんか。この標識通り進んでエエもんかどうか、さんざん迷ったけど、ま、こっちじゃろと決断。

 じゃが、地形図ルートの様子とちょっと違うロングディスタンスなんじゃ。そう思いつつ歩いていると、こっちに向かってくるリュックを背負うた男性ウォーカー。この先にサンセットビーチがあるのかどうか、たずねてみます。すると、スマホをチェック、こちらに見せてくれて、「もう少し先、左側に寺が見えるあたりを下りれば」と教えくれました。

 まだ、当分先のような言いよう…。「そうなんか」と思いつつ、歩を進めていきます。そして、やうやう右への分岐。ハッキリせんが、Dscf8818たぶんこれじゃろ。そう判断して下りていきます。期待は高かったものの、それからも結構長い道程。それでもようやく、路地をくぐりぬけて、サンセットビーチバス停にたどり着きました。時刻は、14時54分。

 バス停の時刻表をチェックすると、1時間に一本。しかも午後は、14時14分からしかない。まぁ、いたし方なしとは思いつつも、次の15時14分のバスで行くと、瀬戸田港発の船に1分遅れで間に合わんのじゃ。船とバスは連携せんのかと、怒りを抱きつつ…。その上、若干遅れてやってきたバスに乗り込んで瀬戸田港へ。

 さてと、港の待合所でしばし、というか1時間待機じゃ。あたりを見渡してみますが、近くにアルコール飲料を売っているような店は見Dscf8820 当たらんの。まぁ、エエがな。船を待っとると、14時35分発の船が来ますから、乗る人は準備とのアナウンス。この便は、土日祝のみの運行じゃなかったんかの。ま、それでもアナウンスするんじゃからと、桟橋に下りてみます。

♊ つづき:瀬戸田観音山 サンセットビーチから ⑤

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