県中東部

2024年9月13日 (金)

仙酔島 烏ノ口展望台 ⑤

 もはや、出発時刻メモから外れてしもうとる「いろは丸」。まぁ、せうがないと諦観して次の便を待ちます。やがて、やってきた船に乗っDscf8128て出発。別れを惜しんで手を振り続ける人を、横目に見ながらたどり着いた鞆港。道路に乗りあげてみると、停留所にバスが待機。福山駅行かどうか判然とせんが、これかもしれんと、走ってバスの前を横切ってみます。

 そして、急いでパスピィ乗車。最前列の席に着くと、「このバスは、15時18分発ですよ」と運転手の言。ま、他に用事もないし、このまま待つと返しておきます。じゃが、待機中は冷房を効かせとらんらしく、暑いのぉ。ま、それもしばしのガマン。やがて、外で休んでいた運転手が戻ってきて発車。

 バス乗車間は、見慣れぬ風景を楽しまむと、山歩きデータを書き出す気がせんかったの。ま、JRに乗ってからじゃ。福山から糸崎まではDscf8140利用頻度は小さいんじゃが。ま、定型の景色。そんなことを考えかんがえ、何とか西広島に着くまでには書き出しを終えることができたぜぉ。それで、帰ってからはゆったりじゃぁ~。

♌ :(了)

2024年9月12日 (木)

仙酔島 烏ノ口展望台 ④

 そう思いつつ、浜の西端までたどってみますが、どこも山側は鬱蒼としたヤブ。しかも、ここらは観光客も来んからか、ゴミだらけ。まDscf8115、ここまで手は回らんのじゃろのぉ。はて、どうしたもんか。歩きあるき考えて、引き返すことにしました。さっき下りてきた斜面を今度は、南へ上り返してみます。この先の尾根に、ルートがあるはずなんじゃ。

 とにかく南へ。とにかく、踏み跡のようなもののある斜面を滑りながらも、たどってみます。そんなことでようやく、たどり着いた山道らしきもの。じゃがこれが、いったいどこなんか、よう分からん。さっき通った道かもしれんが…。右じゃろと行ってみますが、上り坂。それでも、すでに忘れとるんかもしれんと、上ってみます。

 じゃが、こがいな急な上りがあったかいのという脚の感じ。ここは戻って、さっき乗りあげた地点から左へ行ってみよう。こっちも先はDscf8118上りになっとるんじゃが…。そう思いつつ鞍部の右側をのぞいてみると、反対側に向けた標柱。「大弥山田ノ浦方面」とあります。その意味は定かに分かりませんが、もはや、これに従うしかなかろう。

 やっぱり、戻ろうとした分岐じゃなかったの。はじめのうちは、細くて草っぽかったけど、だんだんまともな山道に…。これでエエんかどうか分からんがとにかく、現状を打開する道。ほぼトラバースが続きます。やがて、竹ヤブ。それでも、何とかルートはある。左へ折れて海岸へ下りそうな分岐もありましたが、ここはそのまま。

 まもなく、右に丘らしき高み。バックするルートとそのまま行くルート。ここは前へ進んでみます。若干勾配がありましたが、乗りあげDscf8119てしばらくすると、何やら、展望東屋。ここまで長歩きをした感じじゃったんで、こりゃぁひょっとしたら、御膳山の東屋じゃろうかという思い込み。じゃが、そう思いつつ通りすぎて、さらに歩を進めていくと、烏ノ口展望台の標示。

 何、ここがそうじゃったんか。もはや戻ってみる気力もなく…。となると、この先で浜に下りて、海岸ルートなんじゃの。そう思いつつ歩を進めると、あの、前回分らんかった取り付きに、たどり着きました。ここか。標示板もあるの。ここまで歩を進めとったら、分かったんじゃの。そう反省しながら歩きます。

 いくつかの封鎖を越えて、今日は3人ほど、大きな日傘をさして座る釣り人を見ながら浜脇の道。フェンスの向こうで何やら作業をしている重機Dscf8127の横を通り、即座にトンネルを抜けて北の海側へ。今回、御膳山回りは時間が超過しているから省略。これは歩きあるき、思うっとったこと。さて、桟橋に着いたのは14時43分。

♌ つづき:仙酔島 烏ノ口展望台 ⑤

2024年9月11日 (水)

仙酔島 烏ノ口展望台 ③

 ま、それでも何とか、歩けそうなので、枝をかき分けかき分けしながら上って行きます。そしてようやく、ルートに復帰することができDscf8089ました。すると、たまたまそこへ通りかかった、毛唐っぽい男性。「暑いのに、こんなとこから…」と言うので、下の分岐を左に行って、戻ったらここに出てきたと伝えます。そして、今日は烏ノ口展望台へ向かうと言うと、そこを回ってきたらしい。

 さらに、「Where are you from ?」と聞くと、フランスからとのこと。それならと、唯一すぐに出てくるフランス語「ボンジュール」と、改めてあいさつ。「気をつけて」とお互いに日本語で告げて、すれ違いました。そこからすぐに、中弥山の祠。そしてそのあと下って、やがて鞍部から、上りに。ここからが、結構な急坂なんじゃ。

 九十九折れを汗して乗り越えて、ようやく大弥山の展望東屋。時刻は12時00分。ここまで上りじゃったから、ちょっと時間はかかったDscf8099けど、ここで昼メシ。すっかり忘れとったけど、相棒への山歩きメールを送信。そして、狭いながらも海を眺めながらゆったり、オムスビとユデ卵を食べます。さて。下山にかかるか。

 今日は、この先にテーマがあるんじゃ。山ルートを通って、この前行けなんだ烏ノ口展望台へ行くこと。そう思いながら南東ルートを下りて行きます。この前歩いた、勝手知ったるユル坂。やがて鞍部に出て右に、この前たどったルート分岐をチェック。今日はまっすぐ進んで、展望台に行くんじゃ。そう考えて、道なりに歩を進めます。

 すると次の鞍部から、いったん上り坂に。ルート図では、ずっと下りのはずなんじゃが…。ま、そういうこともあらむと、違和感をさほDscf8106ど感じることもなかったんじゃが、高みに近うなると、道らしいもんがハッキリせんようになって、ついにカン木ヤブに。行くも退くも、どうにもならん状態。それでも下に、道のようなもの…。

 見えたので、それをたどらむとしますが、どうも違う。まともなルートじゃないで。せうがない。ここはいったん、上って尾根すじに出よう、そう判断。ひっかきで血を流しつつヤブをかき分けて、頂点に立ってみたけど、やっぱり道らしいものはありません。右下に浦が見えますが、あれは本来のルートからの展望じゃないはず。

 そう思いながら、カン木ヤブにある空間をたどって歩を進めていきます。もはやこうなったら、あの分岐点に戻って、西へ行かむ。本来Dscf8114の計画ルートじゃないけど、こうなったらせうがないの。そう思いつつ踏み跡をたどって行ったら、何やら、さっき眺めとった浦に下り着いてしもうたで。この浜、あの南のルートへ戻るところはないものか。

♌ つづき:仙酔島 烏ノ口展望台 ④

2024年9月10日 (火)

仙酔島 烏ノ口展望台 ②

 はてと、トモテツ・バスは、確か10時30分発のはず。所要のできるところを探しますが、ズルズルと東端らしい。思いおこせば、バスDscf8071停近くにもあったような気がするけど、バス時刻まで30分近くあるから大丈夫じゃろ。どういうこたぁないで。そう楽観して、案内板のとおり歩いて折り返します。そんなことで、乗り場に着いても、後20分以上。

 ゆったりと、前祝いをしながら待っとると、オムライスのパックを抱えたオッサン。空いていた隣に、「座っても、良いですか」と聞くので、何でいちいちワシに尋ねるんじゃろぉかと思いつつも、「どうぞ」と答えます。すると、彼は座るやいなや、そのオムライスを食べはじめました。こちらは、やがてやって来たバスに乗り込みます。

 前回の教訓から、パスピィをチャージ。じゃが、すぐその後ろに、オムライス・オヤジが乗り込んできました。手には、そのオムライスDscf8075パックがなかったから、待ち時間で食べおえてきたんじゃろの。ひょっとして、東南アジア系の外国人かもと思うたけど、それを改めて聞くのは…。じゃが、かかってきた電話への対応は、「流暢な」広島弁じゃったのぉ。

 鼻輪ピアスをした、どうも高校生らしき女子2人も、それぞれトイレを済ませたとかで、一緒に乗り込んできました。前に座った細身の女性。首筋あたりが魅力的じゃのと妄想しとったら、早々に降りてしもうた。そんなことを思いおもいバスは東側の海岸通りを巡って…。高校前で降りたオムライスオヤジとピアス女子2人。この時間の登校。

 「もう、人生投げとるんか」と思いつつも、どこで「野望」を諦めるんかは、判断の難しいところじゃの。じゃが、この事態だけで、Dscf8077「将来を放棄」しとるんかどうか見極めることはできんで。ま、何か事情があったんかもしれんの…。そんなヒマなことを考えながら、結構な距離と32分という時間で、鞆港に到着。直ちに桟橋へ向かい、いろは丸に乗り込んで仙酔島へ。

 さてと、桟橋から11時17分に出発。ルートを間違えんように、ようよう確認しながら歩を進めて、尾根すじに乗りあげました。すぐに、左に折れる小弥山への道。そこを上って、山頂標示をチェック。そして、さっきの分岐へと戻ります。よし、今日は、この分岐を左へ行ってみるか。斜面の左側をユルユルと進む山道。

 右の高みは中弥山じゃろうか、そう思いおもい進みます。こりゃぁ、いきなり大弥山へ乗り上げるんじゃかなかろうのと思よったら、どDscf8086うも、北西の尾根へと向かっているよう。こりゃぁ、違うで。そう判断して、この右にある尾根すじを戻ってみむ。そう考えて上らむとしますが、これが、カン木ヤブ。まともな山道じゃないの。

♌ つづき:仙酔島 烏ノ口展望台 ③

2024年9月 9日 (月)

仙酔島 烏ノ口展望台 ①

2024年9月4日
天気:晴れ
気温:22.4~35.4℃
湿度:32~59%
風速:2.2~2.9m/s(福山)

渡船桟橋11:17ー尾根ルート入口11:27ー小弥山11:26ー分岐迷走11:27~中弥山11:45ー大弥山12:00~12:22(昼食22分間)ー分岐12:34ー迷走開始12:36~浦13:33ー大弥山 田ノ浦方面標示板14:02ー烏ノ口展望台14:16ー下り口14:23ー渡船桟橋14:43

 まだ、残暑というよりも、真夏の気温が続いとるけど、今日の予想最高気温は33℃。35℃を越える猛暑日より、ちぃたぁましか。このDscf8060ところ、暑さを避けて、近くの坂町の低山に若干こだわってきたから、久しぶりに遠征をしてみるか。そんな思いで、7月に歩いた福山鞆の仙酔島に挑戦することにしました。

 この前、烏ノ口展望台の入り口が分からんで、計画したコースを完遂できなんだんじゃ。そこで、今日はよくよくルートをチェックして、挑むことに。当初は逆コースかと思よったんじゃが、まだまだ暑い。そこで、前回と同じく、先憂後楽コースをとって、時計回り。但し、烏ノ口へは、この前通らんかったルートを歩くこと。

 じゃが、総距離はあんまり変わらんで…。今日も、エエ天気。最高気温、福山は32℃と予報。ま、あんまり変わらんのじゃが、それをプラスにとらえて出発します。混雑する列車から広島駅で乗り換えて、糸崎行に乗り込みます。早々に着座して、窓側に。一杯目の前祝いをします。トラブルもなく順調に、10時前に福山駅に到着しました。

♌ つづき:仙酔島 烏ノ口展望台 ②

2024年7月15日 (月)

仙酔島 小・中・大弥山縦走 ⑤

 そう、声をかけてみます。すると、はじめはこちらの言うとる意味がよう分からんかったんか、何となくそれらしきことを言うとったが、Dscf7709話を詰めてみると、どうも違うらしい。ま、そんなもんじゃろと足速の彼を先行させて、やり過ごします。波しぶきのあがる野性的な海沿いルートをたどって、海遊びを楽しんでいる人たちのいる田ノ浦。

 そして、交差ルート。今度はその下を潜って、やうやう、渡船桟橋に到着しました。時刻は、13時32分。時刻表をチェックすると、13時53分の船に乗れるの。そう楽観。やがて姿を見せた「いろは丸」に乗って、本土へと渡ります。帰りは、決めていた「鞆港」バス停から。発車まで時間があるのでしばし、港周辺の様子を眺めることに。

♑ :(了)

2024年7月14日 (日)

仙酔島 小・中・大弥山縦走 ④

 東屋奥のベンチからの眺望は限られとるけれども、それを楽しみながら、ゆったりと25分。もう一度、鞆の風景をチェックして下山にDscf7704かかります。だんだん、尾根の左側を歩くようになってきました。「これで、エかったんかの」と思いつつ、他にルートは見当たらんけん、これがまともなんじゃろ。そう思いつつ、進んでいきます。

 やがて道は、予想していたとおりに右へ折れていきます。引き続き、けっこう広い。途中、枝倒木で塞がっとるところもあったけど、そこを乗りこえると、立派な道が続いとるんで、安心。そうなんじゃが、やがて「赤岩展望台」という予定にない右分岐。「はて、こりゃぁどうしたもんかの」。そう思うよったら、右から歩いてきた女性ふたり。

 あいさつを交わしはしますが、どうも、ハイカーの返答ではない。その展望台に乗りあげて、「すごいぃ~ !!」とかいう声を出していDscf7706るので、こちらもひとまず乗り上げてみると、確かに結構な眺め。つけ入る隙もない彼女らを残して、下の分岐へと戻ります。ここは、左じゃの。そう判断して、坂を下りていきます。するとやがて、海岸に下り立ちました。

 この東側に、烏ノ口展望台があるんじゃろのと浜沿いに歩を進めます。じゃが、その先何か、急斜面しか見えん。まともな道がありそうにはないで。そのあたりで戯れる人の姿は認めらるけど…。浜の端にあったトイレあたりにあった上り口のようなものから挑んでみるけど、その先は荒れ放題の、まともには歩けそうもない斜面。「これはとても、まともなルートじゃないの」

 そう判断して引き返してみると、たまたまさっきから浜の東端で何やらモゾモゾしとった数人が戻ってきたところ。そこに出会ったのでDscf7707、「あの先、行けそうですか」と問いかけてみたごこと、どうも、まともなルートらしきもんは見当たらんかったとのこと。あの尾根先にある東屋が、「烏ノ口展望台」なんじゃが、そんなことなら、またいつか再挑戦してみむと告げて引き返します。

 じゃが、その東屋まで結構な高さがあるように見えます。簡単そうじゃないけど、またいつかそのうち、日を改めてトライせむ。それにしても、後刻写真チェックしてみると、あの浜辺どおりから乗りげるルートがあったらしい。やっぱり自らの目で確かめてみる必要があったのとは思いつつ、「計画時刻との兼ね合いでも、切羽詰まっとったんじゃ」とのふり返り。

 そんなことで、その時点では「いまや、もう時間がない」との判断で、切りあげました。そこからは、海岸沿いルートをたどります。同Dscf7708じく、落石注意との封鎖はあるけれど、それはスルー。歩を進めていると、後ろから人の気配。ふり返ると若い男性の姿。おっと、どこから来たんか。ひょっとして、あの烏ノ口展望台から回ってきたんか。

♑ つづき:仙酔島 小・中・大弥山縦走 ⑤

2024年7月13日 (土)

仙酔島 小・中・大弥山縦走 ③

 すぐに乗り込みます。室内になっとるところは、ドアが前も後ろも開いとるんじゃが、暑いで…。外のベンチには何人かの先着者。ちょDscf7687っと、居所が落ち着かんのと、あっちへ行ったりこっちへ行ったりしつつ…。そうこうしとるうち、あっというまに仙酔島桟橋。「オカ」に乗りあげて、しばし。よし、これからはまず、西端の御前山をめざさむ。

 地図をチェックしつつ、右への上り坂をたどります。乗り上げると、その御前山。高校生の頃、わがオヤジの仕事の便にと連れてきてもらったとき、これが仙酔島じゃろうと錯覚しとった「弁天島」を眼下に眺めながら、ピークを東へ折れていきます。じゃがどうも、ルートがスッキリせんようになってきたで。このまま下りたら、大ごとになりそう。

 そこで、ちょっと上の方に目をやると、山道らしきもの。「ああ、こっちじゃろ」と、そちらの方へ乗り上げてみると、まともなルートDscf7691。これをたどって行くと、確か、はじめの分かれ道らしきものに行き当たりました。これを右に折れていくと、その先は浜。これでエエんかのと思いつつも、ひとまず下りてみます。

 すると「落石のため」ということで、通行止めのフェンスのある遊歩道。何とか行けそうなので、これを回って進みます。それからまもなく、上っていくと、予定どおりの山歩きルートへの上り坂。これかぁ…。そこに佇む親子3人とあいさつを交わしつつ、やり過ごして右へ歩を進めていきます。結構な勾配じゃの。しばらくすると、左向きの「小弥山」への矢印。

 こりゃぁ、行かにゃぁなるまいと上ってみましたが、ピークは無展望な林の中。「こりゃぁ、ダメじゃの」と思うた瞬間に、女性がひとDscf7692り上ってきたので、そのことを伝えつつ引き返します。そしてさっきの分岐に戻ってみると、女性ふたり。さっきの人の連れですかなどと話しかけつつ、こちらは、その右から上る中弥山をめざします。

 直登というわけではありませんが、結構な急坂が続きます。折り返しが、シンドイで。そう思いつつたどり着いた中弥山。じゃがここも、展望はないの。それにしても、さっき出会うた女性3人組。どうも、追うてくる気配は見当たらんの。服装からしても、山歩きじゃなかったんかもしれんの。ま、それはそれ。好きにせぇじゃ。

 さてと、やがて鞍部。そこから先はどうも、急坂の気配。おっと、こりゃぁ結構なもんじゃの。じゃが、大きく九十九折れになっとるでDscf7693。額に汗しながら上りきったところで、三角点。鞆方面に向かう東屋。時刻は12時16分、気温30.5℃、湿度51%で、風は穏やか。ベンチには無人、無虫。よし、ここで昼メシにしよ。

♑ つづき:仙酔島 小・中・大弥山縦走 ④

2024年7月12日 (金)

仙酔島 小・中・大弥山縦走 ②

 さて、西広島駅から乗り込んだ7時59発の列車。そういやぁ、広島駅で乗り換えんといけんのじゃった。3分間しかない。「急げ !!」Dscf7660。じゃが、車内アナウンスでは、乗換えホームの案内がないで。畜生 !!。「暑いから、水分補給に気をつけて」なんぞ、この時点では、どうでもエエんじゃ。それ以上聞き続けても、当てにはなりそうもない。

 それでも、到着するのは7番らしい。見渡してみるとどうも、5番ホームに糸崎行列車。よし、あれをめざして速足じゃ。今日は、いかに言うても「生きるか死ぬか」、エスカレーター右側を歩かせてもらう「非常識」に挑みます。この短時間で間に合うんかどうか見当がつかんからの。ま、それでも、思うた以上に早う列車に乗り込んで、座ることができました。

 そう焦らんでも、エかったかの。まぁ、この乗換えに慣れとらんのじゃけぇ、せうがなかバイ。それからはゆったり、膝麻酔などを飲みDscf7667のみ、車窓からの風景を堪能したりしながら、山歩きデータの前書きなどして過ごします。やがて、糸崎駅で乗り換え。結構な乗客。ちょっと、詰みつみな感じ。それにしても、マスク人はずいぶん減ったの。

 こっちも、真新しい抗体があるから、せんでもエエんじゃが…。ま、次のバスに備えて、一応アゴマスク。やっぱり、それ相応の駅数があるの。そんなことを思いつつも、福山駅に到着します。見当をつけてトモテツバス、5番乗り場へ。パスピーが使えるんかどうか、たまたまそばに座っとった先着者たちに聞いても、ラチかんで。

 イコカは間違いなさそうなので、入ってきたバスのチェッカーにイコカを当ててみます。どうも、パスピーも使えそうじゃった。その旨Dscf7680、運転手に訴えてみたけど、聞こえんかったんか、無反応。もはやいまさら、もうエエワ、多少のパスピー割引。おそらく残額不足。チャージするにも、もうひと手間かかるしの。そう判断。

 さてとバスは、まず西へ向かい、さらに海を見ながら山沿いに南へと下りていくルート。そして、やうやう「鞆の浦」バス停。ここで降ります。じゃが、渡船桟橋は300m先との案内。いやに遠いの。それをめざして歩きあるき、斜め前におった、確か「鞆の浦案内」とかのベストを着たオヤジに、「バス停から遠いの~」と、訴えてみます。

 すると、もうひとつ向こうに、「鞆港」とやらいうバス停があるとのこと。なるほど、バスが停まっとるのが見える。「はぁ、それかぁDscf7681。帰りは、それにしよ」と返して、歩き切って桟橋へ。何、時間はまだ、大丈夫なんじゃ。そう思って、渡船場に入ると、奇妙な形をした「平成いろは丸」とやらが、待機していました。

♑ つづき:仙酔島 小・中・大弥山縦走 ③

2024年7月11日 (木)

仙酔島 小・中・大弥山縦走 ①

2024年7月7日
天気:晴れ
気温:29.5~34.5℃
湿度:37~56%
風速:6.4~7.3m/s(福山)

渡船桟橋11:18ー御前山11:30ー尾根ルート入口11:42ー小弥山11:48ー中弥山11:58ー大弥山12:16~12:41(昼食25分間)ー赤岩展望台13:06ー烏ノ口展望台失念折り返し13:11(推定)ー田ノ浦13:29ー渡船桟橋13:32

 遅ればせのコロナ禍に見舞われてしまい6月26日と7月3日と、いずれも「英断」して、山歩きを取りやめました。罹患したというてもDscf7650、若干の咳と喉の痛み程度。いつもの夏の朝感じるのと、さほど変わらぬちょっとした倦怠感はあるものの。身体を動かしだしたら、そんなもんは吹っ飛んでしまうんじゃ。そんなことで、山歩きとトレーニング以外は、通常とほとんど変わらぬ生活。

 そうしてようやく一般的なコロナの待機期間が終了したので、ぼちぼち活動復帰します。不思議なことに、発熱も一切なく、夏風邪レベル以下で済んだの。そんなことを思いつつ、今日は調整日。梅雨の中休み期間で、ちょっと危ない気温ではあるんじゃが、今日くらいの、脚休め山行なら大丈夫じゃろ。次の定例日あたりから、再び傘マーク。今日、行かん手はあるまい。

 そんなことから、いろいろ探し回ったあげく、福山市鞆の浦の仙酔島。未踏、大・中・小の弥山に挑戦することにしました。最高標高158.7m、総距離4.7㎞(予定)。それでも、さすがに夏。朝の買い出しの時から暑いの。じゃが、これまでの山歩きデータは、すべて消化してブログアップしとるから、今はネタなし状態なんで、時間も気持ちも余裕。ゆったり、次回の準備もして出発じゃ。

♑ つづき:仙酔島 小・中・大弥山縦走 ②

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