江田島

2021年11月 4日 (木)

陀峯山 河内~深江 ④

 慎重に検討。まっすぐ進んでみることにしました。どうかなと思いつつ歩いていくと、予定していた道路に合流。こっちで良かったん021_20211031155801じゃ。やがて、点々と現れてきた民家。間違いないの。そして、海沿いの道路を北へと進みます。この筋にはほぼ、歩道があるので、クルマの交通量はさほどではありませんが、それでも安心して歩けます。

 但し、山側にあるので、海の風景が少しばかり遠くなるのが難点かも。沖野島にはヨットが数隻とめられていて、誰ぞの絵画を思わせる光景・・・。それにしても、大黒神島の櫛ノ宇根南斜面は、どうやって岩を削ったんかの。かなりの急勾配のように見えます。ま、風景としては、あまり芳しいことはない。

 歩いていると、左足の小指側にだんだん違和感が出てきました。痛みに近い。じゃがまぁ、ここはとにかく歩き通すしかなかろ。さてと、大柿高校バス停までは、海岸を離れて峠越え。ちょっとした上り下り。それでもようやく、右側に校舎が見えはじめました。まもなく、終着点のバス停に。到着は13時37分。

 計画では、15時31分にしとったけぇ、2時間近う早う着いたんか。山頂でもっとゆっくりすりゃぁ良かったと嘆いても、後の祭り。こ010_20211031155801れなら何とか間に合ううかもしれんと思うとった、ひと便前のバスでも14時43分発。1時間以上の待ちか。バス停の時刻表をチェックしてみましたが、13時台の便はありませんでした。

 まぁ、せうがない。広銀側のバス停には、日当たりの良いベンチありました。あそこに座って、山歩きデータの書き出しといこう。まだ丸々食べてなかったタマゴムシパンを食べながら・・・。なぜかしら、書いているとだんだん眠気が襲ってきます。ときおりウツラウツラしながら・・・。10分前になったので、高校側のバス停に移動。

 ここは立って待ちます。時刻どおりにやって来たバスに乗って、中町桟橋バス停に到着したのは、14時57分。次の高速船は15時42分発なので、ここでも1時間近くの待ちです。バスを降りて、待合室で完歩祝いの抹茶ラテを飲みながら、データ書き出しの続き。じゃが、すこしユッタリしすぎたか、全部はできませんでした。

 残りは、乗り込んだ高速船で。何とか「大部」4枚の山歩きメモを書き終えて、後はパンの残りをかじりながら、船窓からの風景を楽しみます。気がつけば、西側に似島らしき島。しかし安芸小富士も、東側から見ると富士の形には見えません。船が島の北へと至ってはじめて、同定することができました。

♌ :(了)

2021年11月 3日 (水)

陀峯山 河内~深江 ③

 そして、ようやく陀峯山ピーク。ここは三角点はないし、突き出したコブにはアンテナ塔があるためか、山頂標示はありません。風景007_20211031155801を眺めながら、建屋をぐるっと回って、東屋で昼食。気温21.6、湿度44%、微風で快適。ゆったりとオムスビを食べます。そういえば、さっきのクルマは止っとらんかったで。大君ルートの岩場にでも行ったんかの。

 さて、ここに着いたのが11時01分、予定の11時32分より30分余り早かったの。ひょっとしてこの調子なら、ひと便早い船に間に合うかもしれん。後半ルートはほとんど下り坂の林道。さらに、下りきってからは平地の道路。2.3㎞/hよりは速う歩けよう。そのため、上りでの時間短縮より、もっといけるかも。

 そう判断して、ピーク周辺では、昼寝などせず、下山にかかることにしました。山頂コブ下の広場。地図を見ると、北側に山道があることになっています。確かに携帯の電波塔らしきものへ続くようなっ道らしきものがみえますが、先行きのことがハッキリ分からんからか、「今日は冒険はすまい」という気分。

 そういうことで、定番の林道を下りることにします。やがて、深江分岐に。さてここからが、未踏ルートになるんじゃ。とはいうても017_20211031155801、一本道の林道。ときおりコンパスで、カーブの具合から現在位置を確かめながら進むのは、上りルートと同じ。テェゲェに把握することができます。かなり下ったところで、墓の傍に停まっているクルマ。

 そのすぐ先の作業小屋の脇で、雑潅木の枝切りをしている女性。気配を感じたのか、こちらを向いたので、あいさつを交わします。「暑いですね」と声をかけてきたので、「昼から暑うなってきましたね」と応答。このあたりから、農作業小屋のようなものが、ポツポツと見えるようになりました。じゃが、谷川の両側に広がる農地は荒れ放題。

 左岸には、乱杭になっているサトウキビのような植物。茎を切り取った跡があるから、間違いないかもしれませんが、試しに手折ってみるには、ちょっと遠い。さらに歩を進めて行くと、十字交差点。おっとこれは、地形図にはないで。最新のはずなんじゃが、ダウンロードした夏から変わったんかの。それにしても、ここは進行方向を決めにゃぁいけん。

♌ つづき:陀峯山 河内~深江 ④

2021年11月 2日 (火)

陀峯山 河内~深江 ②

 さて、宇品港まで自転車。5.4㎞を時速8㎞/hで、40分程度の見当。ところが、実際には、通学タイムのためか、自転車の小ラッシュ002_20211031155801はありましたが、所要時間は30分弱じゃった。港の待合室で若干、時間をもてあますことに。高速船の往復割引があったような気がしたので、切符売りの窓口で食い下がってみましたが、前からその割引はないとのこと。

 そうか、勘違いじゃったんか。そこは引いて、船が来るまでしばし、待機することに。まもなくやって来た、中町行高速船に乗り込みます。風があるんか、ちょっと揺れるの。ときおり、島々を眺めながら、やがて、中町港に到着。バス停の位置を確認して、発車時刻をチェックしておきます。待ち時間は20分ほど。

 今日は、前祝いとして、自販機のカップコーヒーを飲むことにしました。待合室にある水槽の魚などを見ながら・・・。バス停にはさっきから、年輩の男性4~5人がたむろして、井戸端会議か。やがてやって来たバス。こちらは、ベンチから立ち上がって乗り込みますが、彼らは座ったまま。そうか。ここに集うとるだけなんじゃの。

 バスは、定刻に出発しました。やがて、大柿高校前を過ぎてしばらく。目的の河内バス停に到着。ここから乗る人が2~3人待ってい005_20211031155801たので、焦ることなく、降りることができました。「陀峯山登山道入口」の石柱をチェックして、道路を登山口へと向かいます。そして、寶持寺を過ぎるとすぐに登山口のある分岐。

 ここからは、舗装された林道になります。若干荒れ気味のところもありはしますが、歩きやすい。カーブの塩梅をみながら、コンパスを使って現在位置を確認しながら進みます。谷すじをチェックして、さらに高清水山三角点への取付きを探します。それらしきものが2カ所あるけど、どっちも荒れ放題で、案内板も見あたらんで。

 「ハッキリせんのぉ」と歩いていると、ついに電波塔尾根への分岐まで来てしまいました。まぁ当分、あそこから上ることはなかろう。先へ進まむ。やがて、後方にクルマらしき音。山側の潅木の下に避けます。すると、すれ違いざま、軽自動車の運転手が興味深そうにこちらに顔を向けたので、会釈を返します。

 助手席には女性が座っていたような気配がしたので、ふたりで山頂から展望でもするのかなと推測。そこからしばらく上ると、大君分岐。そこからは、けっこう時間を食ったような気がしつつ、ようやく深江分岐。山頂までもうすぐじゃ。そういえば、この道中、ツーストックで下りてくる、年輩の男性ハイカーとすれ違いました。

♌ つづき:陀峯山 河内~深江 ③

2021年11月 1日 (月)

陀峯山 河内~深江 ①

2021年10月27日
天気:曇りのち晴れ
気温:15.5~34.7℃
湿度:25~49%
風速:0.5~3.5m/s(呉)

河内バス停9:41-登山道入り口9:43-分岐登山口9:58-陀峯山11:01~11:18(昼食17分間)-深江ルート分岐11:26-新開下山口12:41-大柿高校前バス停13:37

 夏に安楽コースをと、計画したものの、未踏の深江周りにすると総距離12.66㎞。やっぱり、暑い時季にはちょっとした荷。それにひ008_20211031155801ょっとしたら、大雨で林道が崩落しとるかもしれんという「ためらい」。そんなことで、長い間あたためてきた陀峯山、河内から上り、深江を周って、大柿高校前へと歩くコース。ようやく晩秋の今日、歩くことにしました。

 ところで、先日の健康診断をきっかけに、昨日までの8日間、酒を断っています。仕事の後、欲しくなるかもとの不安もありましたが、何とか飲まんでも過ごせることが分かりました。それには、今年はじめに、長い間飲み続けていた睡眠導入剤を断った経験が、後押ししたのかもしれません。というわけで、今日も一日、アルコールなしでいくつもり。

 問題は、酒をまったく止めてしまうということではないので、いつかそのうち、数少ないけど付き合いとか、リラックスのために、軽く一杯くらいは飲むつもりですが、それが怖い。いっぺん飲みはじめたら、また、ぶり返してしまうんじゃなかろかという心配。ま、少なくとも、そんな機会があるまでは、断酒を続けることにしよ。

♌ つづき:陀峯山 河内~深江 ②

2021年2月 7日 (日)

砲台山 時計回り ⑤

 しかし、その幅は足裏の長さより少しあるほど。しかも、下側は抉れています。これは、危ないで。どうすりゃぁ。そういえば、尾根046_20210130174901側にピンクリボンがあったの。じゃがそこは、林道の急な法面。じゃが、よう見たら、尾根すじは歩けそう。こっちへ上るしかないのぉ。そこで、見渡してみると、踏み跡のようなものを発見。

 これしかなかろう。木の根や岩を掴んで上りきりると、尾根すじ。そこには、道に近い空間。何とか崩落を回避して、林道の向こう側へ下りることに成功しました。それにしても、事前の情報取得に関しては、昼食準備パーティのことを非難できんの。そして、しばらくすると、再び通行止めのフェンス。下り側向きの標示。

 よし、これがあるということは、この先は大丈夫なんじゃの。確かにそのとおりじゃったが、それからが長かった。カーブの具合で、048_20210130174901地形図上の現在位置をチェックしようとするも、わけが分からんようになってきました。まぁ、それでも林道一本。迷うこともありませんが、それにしても・・・。

 それでもようやく、グネグネ林道を下りたあたりの風景、記憶がよみがえってきました。やがて、県道36号に到達。これを右へ。途中まで歩道がありましたが、やがて路側帯に。ま、クルマの通りがさほどないから、大丈夫。とはいうてもそれから、上り下りが、ユルいけどあるんじゃ。そして、三高中学校の平和を祈念する校歌の歌碑に、感動の涙を落としつつ。

 やがて、みたかゲートハウスへ。よく見てみると、ここには、図書室や商工会などの事務所もあるらしい。とにかく、ひとまず休憩所052_20210130174901へ。そこで、往路でチェックした柑橘を購入。さらに、フェリーの待合所で、次の便の時刻を確認。そして、休憩所に戻って、山歩きデータを書き出します。ところが、まもなく予定のフェリー。

 船室に乗り込んで、似ノ島などを眺めながら、半眠半覚で書き出しの続きをしますが、書き終えることはできず。早々と宇品港へ到着。ま、せうがない。あとは帰ってからじゃ。無人駐輪場に止めとった、マイ・ニュー自転車は幸いなことに、何ごともなく無事。ちょうどそのときは、放置自転車の撤去作業をしとったの。

♍ :(了)

2021年2月 6日 (土)

砲台山 時計回り ④

 昼飯に、18分もかけてはおらんはずじゃ。ま、それは事後チェクしてからのこと。忘れたことに気づかず、どんどん下りていきます028_20210130174901。やがて、林道交差点に下り立ちます。ありゃ、ここはどこじゃったかいの。こげな林道ルートがあったかの。少しばかり不審に思いながらも、ここは上りじゃのと、右の林道を進みます。

 前回歩いたとこと、ちょっと違うような気がすると思いつつ歩いていくと、やがて、分岐に。その角で昼食の準備をしている男女3人組。そばには、クルマ。タイムチェクして、あいさつを交わします。すると、「この山には、横から上るルートはないんですかね」と問うてくる女性。「どこを通ってきたんですか」と訊ね返します。

 「三高港から、水源地経由で上ってきた」とのこと。じゃが、よう聞いてみると、1人はクルマで、他の2人はずっと林道を歩いてき035_20210130174901たらしい。横からすぐ上りたいという願望の手がかりにはならんじゃろうが、タンクの先から山道を歩いてきたと言うと、「そんなルートがあったんですか」という驚きの反応。事前の調査をしとらんのぉ。

 そして、帰途は、北から林道へのルートがあることを話すと、何やら崩落個所があるらしいとのこと。聞く方としては、曖昧な感じ。そこで、林道の北側は当分歩いてないから、そのことは知らんと応じます。ま、それにしてもと、彼らの左にある坂を上へと進んでみることに。すると、そこは北部砲台跡。

 今日はもう、詳細には見学せず。そして、北端の兵舎跡から展望所をチェックして、すぐ下の乱れ林道をおりることに。ここじゃっ037_20210130174901たんじゃ。やがて、折り返し。この前上ったときは、ここは、草茫々の荒れ地。危うく奥の斜面を上るとこじゃったんじゃが・・・。すっかり、草も刈られて、道も均されています。

 間違えようのないターン角。これをしばらく、下りていくと舗装林道に出ました。「これじゃ」と、そのまま道なりに下りていきます。カーブを曲がって、見上げると、崩落の新しい修復跡。彼らが言うとったのは、これのことじゃろ。ここまで補修機材が上がって工事したんじゃけぇ、後は大丈夫じゃろ。

 そう楽観して、下りていきます。するとやがて、通行止めのフェンス。それを避けて進んでみると、何と、林道が途切れていました。041_20210130174901その先は、まさに断崖。下までほぼ直角に近い、数十メートルの崩落。おっと、こりゃ、どうするかの。山側の縁10m余り、際にあるものを掴んで行くか、とも考えます。

♍ つづき:砲台山 時計回り ⑤

2021年2月 5日 (金)

砲台山 時計回り ③

 橋を右岸へ渡っていると、「砲台山へ上るんかね」と聞くので、「そう」と返します。すると、ちょっと、右(北)側にある鉄塔の見018_20210130174901える稜線をさして、「あそこが山頂じゃが、だいぶあるよ」とアドバイスをしてくれました。お礼を述べて、先へと進みます。部分的に水害を被っているようで、巨大土嚢が積まれているところが、いくつか。

 けっこうな距離を歩いて、ようやく、三高水源地。通過しても良かったんじゃが、ま、久々に眺めてみようと、ダムの中央付近まで行ってみます。冬場じゃからか、どうも水が少ないような感じがします。そういえば、すぐ下のため池の水も少なかったの。さてと、続きを上るぞ。林道なんじゃが、高松峠まで、かなりの勾配が続きます。

 そしてようやく、峠に乗り上げ。この地点で、「三高港4.3㎞」「砲台山2.4㎞」の標示板。左には、モルタル斜面を斜めに入る宇根山021_20210130174901への上り口が見えます。今日は、この交差点を右(北)へと進みます。さてと、もうずぐ山道じゃ。右にタンクをやり過ごして、尾根にあるはずの上り口を、注意しながら歩いていきます。

 ずっと上り坂が続く林道。しばらくすると、テープの目立つ切り株発見。上り道のようなものがありますが、どうも、その先も含めて、ヤブっぽそう。ルートの具合から推しはかっても、違うんじゃないか。そう判断して、林道を先へと進みます。すると、その「上り道のよなもの」の続きあたりに、手すりが設置されていました。

 あっ、やっぱり、これじゃったんかの。先行きはハッキリせんが、まずは、この尾根へ乗り上げてみよう。元の上り口へ戻るのも面倒022_20210130174901くさいのぉと、近くの斜面に見つけた踏み跡のようなものを、攀じ上ります。すると、山道らしいものがあるにはありました。これかもしれんの。やがて、模木階段のある、まともな山道に。

 この前下りたとき、経験したようなトゲのある植物が続きますが、今は冬。何とか乗りこえて道をたどります。けっこうハードじゃの。じゃが、マムシが潜んどった草原は見あたらなんだで。ずんずん歩いていくと、やがて、東屋に。「南部砲台跡」への木標。そして、その北側には、三角点の石柱。

 おっ、ここが砲台山ピーク(401.8m)じゃろ。山頂標示らしきものは、見あたりませんが、このルートで三角点があるのは、砲台山025_20210130174901だけのはず。よし、ここで昼食にしよ。11時49分。残念なことに、オムスビを食べ終わった時刻で、タイムチェックするのを忘れてしまいました。「寺屋敷跡」の石柱には、12時07分。

♍ つづき:砲台山 時計回り ④

2021年2月 4日 (木)

砲台山 時計回り ②

 ま、とにかく行ってみよ。とはいうものの、総距離12.36㎞と、結構な道程。ミドルコースじゃて。じゃが、ほとんど林道じゃから、004_20210130174901速くは歩けるかも。2.3㎞/hで計算すると、帰りの三高港着は15時21分になるが、何とかなろう。「そのうち何とかなるだろう ♪」じゃ。宇品港で、往復割引切符を購入すると、すぐその後に、切串港行を買うハイキング姿の女性たち。

 往復にするか、いや小用港から乗るかもしれんから、片道にしとこうなどと、話し合っています。「切串」?。どこじゃったかの。三高行フェリー乗り場のすぐ隣に、切串行乗り場があったので、彼女たちが降りてきたら、話を聞いてみようと思っていましたが、いっこうにその姿は現れず。もっと、後なんじゃの。

 まもなく三高行の船が来たので、これに乗り込まむ。切符を係員に渡そうとしたら、「オカに上がってから」とのこと。「丘」?フェリ008_20210130174901ーの船室のことかと思うとったが、いっこうに改札にきません。そうか、「オカ」というのは、三高港のことなんじゃの。さてと、「切串」はどこじゃったかの。持ってきた25000分の1地形図を、ここで活用してみるか。

 すると、何度も利用したことがある、江田島の北端の港じゃった。ははぁ、すると彼女らは、クマン岳~古鷹山コースらしい。確かに、状況によっては、小用へ下りるかもしれんの。そんなことを考えつつ、暖かい船室で過ごします。やがて、久しぶりの三高港。着岸してみると、立派な建物があります。あれ、これじゃったかいの。

 ビルの奥へ入ってみると、無人市場に野菜を並べる人。「久しぶりに来たけど、新しぅなったんじゃね」と、声をかけると、去年の夏009_20210130174901ごろに出来たとのこと。そうか。さてと、無人市。今買うと、山歩きには荷になるから、帰りにしよう。ま、そのとき、同じものがあるかどうか分からんし、時間がないかもしれんが、それは、そのときじゃ。

 新しい建物から小川を隔てた向こう岸には、牡蠣うち場のような、覚えのある古い建屋。これで見当をつけて、水源地方面へと歩を進めます。川には、小さなフグの群れがみえますが、上るにしたがって、いなくなってしまいます。それからはできるだけ、左岸をキープ。ベビーカーに乗った半袖から腕を出している幼子と、それを押すお母さん。

 「寒そう」と声をかけると、「ありがとうございます」の返事。ちょっと、チグハグな感じを抱きつつ歩いていくと、やがて荒れ道。015_20210130174901この先果たして、右岸へ渡る橋があるかどうか、ちょっと不安になりますが、幸いなことに、道が途切れる直前に、橋がありました。それを渡らむとしたとき、たまたま、左岸にあった家の奥から人。あいさつを交わします。

♍ つづき:砲台山 時計回り ③

2021年2月 3日 (水)

砲台山 時計回り ①

2021年1月13日
天気:晴れのち曇り
気温:10.3~16.8℃
湿度:29~36%
風速:1.8~4.3m/s(呉)

三高港9:42-高松峠11:06-砲台山取付き11:19-三角点11:49~12:04(推定:昼食ほぼ15分間)-寺屋敷跡12:07-下り口12:30-林道下り口12:36-崩落個所13:29-林道入口13:29-三高港14:07

 1月10日に有給休暇を取って、山歩きをすることにしていましたが、かなりの低温、-1~3℃の予報。ここ数日雪も降っています。平001_20210130174901地への積雪は、ほとんどありませんでしたが、山がどうなっとるんかは分からんし、気温が低すぎるのはどうも・・・。それで、元旦の初日歩きの代替という側面もあるにはあるけど、日曜というイレギュラーな日。

 今日は止めて、ブログアップに専念するか。そう決めました。それに、今週定例日の気温は、2~10℃の予報。これなら、行けよ。しかも、この前逸した、南の島の砲台山。夏場にマムシを踏みそうになったっことがあるので、寒いころにと思うとったんじゃ。じゃが、計画してみると、時計回りで逆走をしたことがあるような感覚。

 ところが、「里山探索」を検索してみても、一向に歩いた記録がありません。何度か、イメージハイキングした覚えがあるから、それかの。まぁ、「同じルートを2回歩くな」というようなことは、決めてはおらんのじゃ。それならそれでも、エエじゃないか。「エじゃないか、エじゃないか、エじゃないか。♪♪」

♍ つづき:砲台山 時計回り ②

2020年12月31日 (木)

仏ノ塔・飛迫山縦走 ④

 そう思いつつ、ユル坂。乾いた山道らしきものを踏みながら、上ってみます。すぐにピークに到達。179.6三角点らしきものを探します032_20201227150501が、ここじゃないんかのぉ。よ~く探してみると、倒れた木柱と、〇に+のある石柱。おお、これじゃ。ここが飛迫山じゃろ。山頂表示は何にもないけど・・・。ここで昼飯じゃ。

 塩梅の良さそうな岩に座って、オムスビを食べること、12分間。寒くはありませんが、薄暗い林の中、さほど心地よくはない。適当に切りあげて、下山にかかります。鞍部で林道に合流。もう少し先でも良かったかもしれませんが、まぁ、ここらで・・・。後は林道を道なりに下りて行きます。すると、先ほどすれ違った男性ランナー。

 どこで折り返してきたのかしらんが、追い越して行きました。林道のみを通ったら、適当なランニングコースじゃの。そんなことを考えな033_20201227150501
がら、後は下る一方の林道。それにしても、けっこう長いの。ヘアピンカーブを過ぎてまもなく、ようやく住宅地に。目前に古鷹山を眺めながら下りて行きます。そして、県道に合流。これを右(東)に行けば、小用港じゃ。

 途中、別のランナーをやり過ごしながら、港が間近に。すると、高速船が着岸しています。メモを見ると、12時46分発らしい。いま、12時40分。ひょっとしたら、走ったら乗れるかもしれんが、乗船券を買うとったら、どうなるか分からん。ま、乗船後に運賃を支払うという手もあったかもしれんが・・・。

 走り込まんでも、予定の13時34分の便でエエんじゃ。そう考えて、ゆったりと切符を買って、次の便に。はてと、この小用港から見えるの037_20201227150501は、何と、休山じゃった。なるほど。待合室で山歩きデータを書き出しはじめましたが、高速船でもちょっと眠ってしまいます。結局、書ききれず。家に帰ってから、何とか終了させることに。

♑ :(了)

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