西部

2023年9月21日 (木)

大竹・黒滝山 反時計回り ④

 やがて、「谷分岐」とやらの案内標示板。これは覚えがあるぞ。南へ行くと大滝展望。そして、ここからすぐのところが「ビューポイDscf5529ント」になっとるので、行ってみます。左側がナメラ岩の大崖、前方には弥栄大橋。さてと、「谷分岐」に戻って、1号トンネル下山口へのルートをたどらむとしますが、見るからに急勾配。

 ロープをたどるところもあったりして、これが結構、続くんじゃ。かなり下りた感じがするあたりでようやく、あのすり切れロープのある岩場。ここが一番の難所じゃろ。ま、すり切れてない新しいロープもいっしょにあるので、大丈夫。但し、後ろ向けに下りざるを得ないところも…。この急勾配を、150mほど下りて行きます。

 勾配はややユルんできました。下り坂は風景がよく見えます。湖に浮かぶ小舟とか…。じゃが、まだまだ先は長そう。なかなか下山口Dscf5531にたどり着かんの。そんなことを思いおもい歩を進めているとようやく、国道186号線が見えてきました。そして、山道は第一トンネルの上を通って、まもなく下山口に。時刻は12時34分。

 停留所に向かいながら、黒滝山をふり返り、見上げてみます。いつかそのうち相棒と来るかもしれんと、駐車場もチェックしつつ…。そして、後飯谷バス停に着いたのは、12時49分。バスは13時07分発なので後18分間ほど、ハイキングバージョンの解除や温湿計のチェックなどしながら、しばし待つことに。

 やがてやって来たバスに乗り込んで、今日は気が向いたので、山歩きデータの書き出しに取かかります。ところが、バスの揺れが激しDscf5543い。文字をまともに書くことができんので、やめることに。バス車窓の風景を眺めながら、そのまま大竹駅に到着。それにしてもこの駅、駅周辺にはコンビニものうて、殺風景じゃの。

 駅舎に上がってみると、離れたところにあるファミマを見つけたけど、ちょっと距離があるで…。そんなことを思いつつ、ホームに出てふり返ってみると、駅舎外側階段の下にセブンイレブンらしきもの。ありゃぁ、開いとるんかどうか分からんの。近くに座っていた女性に聞いてみます。すると、階段を降りてすぐのところ、「便利がエエんよ」との応え。

 そうか、このところエレベーターばっかり使うとるから、気がつかんかったんじゃの。ま、またいつかそのうち、大竹駅を利用するこDscf5546とがあったら、行ってみよ。そんなことを考えとったら、両膝に装具らしきものを着けた女性。話しかける暇はなかったけど、膝の具合が悪うなっても、いろいろ方法はありそうじゃ。

♍ :(了)

2023年9月20日 (水)

大竹・黒滝山 反時計回り ③

 そしてやうやう、「桜サク」の祠。ここから弥栄湖を眺めながら、ひと息。さぁ、もう少し上ったら展望尾根のはずと、自らを励ますDscf5502けど、その前に487ピークを右に巻いて、森の中を進む道。じゃが、ルートは良好。やがて、大滝展望地465mに到着。ここから弥栄湖、白滝山などを、しばらく眺めて、先へ。もうまもなく、鞍部へ下りるポイントがあるはず。

 いくつかの山歩き情報を見ると、ここで若干北へ迷走したような奇跡。じゃが今日は、ようよう注意して、その轍を踏まんようにしよ。そう思いながら、歩を進めていきます。やがてしばらくして、ふと横を見たら、「黒滝山頂方面」と書かれた小札とテーピング。おっと、危うく行き過ぎかけたところじゃ。ふり返ってみると、見過ごした案内板があった。

 「ここなんじゃの」と、右にある浅い谷へと下りて行きます。やがて、前方のテーピングのある方向へ坂を上ると、大岩。その脇を通Dscf5514って尾根すじへ乗り上げます。そこからしばらく進むと、ようやく次の案内板。この途切れた太破線の方向がおそらく、「瀬戸内方面展望岩」のはず。そう予測をつけていたルートを、たどってみます。

 じゃがそれにしても、結構な下草とクモの巣。なるほどこのルート、点線にしとるのは、このためか…。それでも、ちょっとした段差のある岩場を下りると、展望の開けた丸岩。なるほど。おそらく、阿多田島であろう島は見えますが、今日は晴れてはいるものの、空の大半が白い雲に覆われているためか、あの双耳峰までは、よう分からんの。

 時刻は11時06分。気温30.0℃、湿度47%、風は穏やか。ここで予定どおり、オムスビとユデ卵で昼メシ。出発は11時21分で、15分Dscf5516間の昼食休憩になりました。若干遅れたかと思うとったけど、計画時刻と同タイム。この先は稜線トラバースで、その後は下りじゃけぇ大丈夫じゃの。そんなことを考えながら、稜線に上り返して、そこから先もしばし上り。

 やがて、第一トンネルへの下り分岐チェック。まもなく、黒滝山山頂。ここは林の中なので、スルー。それから、北展望地へと向うユル道。いったん下って再び上ります。たどり着いた岩の上から、若干角度の違う弥栄湖、そして白滝山を眺めます。白滝山の方が低う見えるで。黒滝山は標高559m。白滝山三角点は458.4m。

 この北展望地も、さほど変わらんようじゃから、なるほど、標高差100mか…。さて、下山にかかるか。今日のテーマのひとつ。これDscf5520をまともに下りれるかどうかじゃ。黒滝山山頂まで、ユル坂を下り上りして戻って、さっきチェックした下り口分岐に到達。さぁ、下山にかかるぞ。しばしの間、等高線の間隔が広めのユル坂じゃった。

♍ つづき:大竹・黒滝山 反時計回り ④

2023年9月19日 (火)

大竹・黒滝山 反時計回り ②

 そういうのがあると、記録自体の信憑性が揺らぐような気がする。ま、歩行速度は、マイペースと近いから、その辺りは信用しておこDscf5492う。それに加えて、前回の時計回りのマイ「里山探索」も、よくリピートして、留意すべきポイントもチェックしておきます。何しろ帰りのバス、13時07分の次は、15時07分なんじゃ。それでもエエんじゃが、長う待つことになるのは、イヤじゃの。

 とにかく前の便に、間に合わせるようにせむ。さて、大竹駅から坂上線バス。駅舎を降りてみると、出発時刻よりかなり早めに待機しているので、運転手に「後飯谷は?」と聞いてみると、行くとのこと。安心して席に着きます。大竹の街並みをめぐりながら、進むバス。青春時代の知り合いの家の近くを通るのは何度目かの。

 もう40年近く会うとらんけど、まだここに住んどるんかの。そんなことを考えながら、先へ。やがて、バスは後飯谷停留所。ここを出Dscf5494発したのは9時47分。おっ、ほぼ48分の計画どおりか。まだ記憶に新しい、この前下りてきたルートを上っていきます。だいたい分かるけど、いくつか分岐があるので、地図と案内標示をチェックしながら…。

 森の合間から突出した岩山を眺め、アレかのと思いながらまもなく、「後飯谷登山口」の標示を確認。山道へと入っていきます。等高線の間隔が広いはじめのうちは、割とユル坂。そして、右へ折れると、斜面を横切る幅狭の道に。それをやり過ごしたところに、あの「旧松本宅」の分岐。ここはもちろん、左の「滝鉢山」?。その上に黒滝山シールが貼ってある。

 そこから右にあった祠をスルーして、尾根道を歩いていくと、右遠方に瀬戸内海。おっ、ここか。あの山歩き情報にあったところじゃDscf5495の。確かに海が見える。さらに、大黒神島双耳峰らしきものも、ぼんやり見えたんじゃ。写真では定かに分からんけど…。あの情報、間違いじゃなかったんじゃの。じゃが、空の様子がいまひとつ納得できんような…。

 後から調べてみると、2021年12月1日の大竹の日の出時刻は6時58分。記録では、12月6日ということで、1分ずつ遅くなるとしても、7時04分。この記録の出発時刻は6時58分。そして、こちらとほぼ同じ速度じゃから、当該尾根には7時28分前後の到着で、あの風景かぁ。も一度その写真を見てみると、太陽は雲の間をある程度上っとるの。事実に間違いなさそうじゃの。ま、そんな結論に。

 さてと、歩を進めているとやがて、愉快な「オハチ山」入口の「ミス空山」人形標柱。「ここからが急坂なんじゃ」と、覚悟するや否Dscf5497や長いながいロープ。はじめのグレーのところは、あまり頼ることなく上ることができたけど、その次の黒ロープからは急勾配、これをつかまにゃぁ、上へ行けんで。

♍ つづき:大竹・黒滝山 反時計回り ③

2023年9月18日 (月)

大竹・黒滝山 反時計回り ①

2023年9月13日
天気:晴れのち曇り
気温:25.1~35.9℃
湿度:42~58%
風速:1.1~2.7m/s(大竹)

後飯谷バス停9:47-後飯谷登山口9:56-三分岐10:15-双耳峰展望尾根10:18-ミス空山標柱10:22-桜サク祠10:29-大滝展望地10:49-尾根分岐10:53-瀬戸内海展望岩11:06~11:22(昼食16分間)-黒滝山11:28-北展望地11:34-黒滝山11:49-下り口11:50-谷分岐11:59-第一トンネル下山口12:34-後飯谷バス停12:49

 今日13日は、17日調整日での山行を見すえるとともに、さらにいまだに予想最高気温33度という残暑もあることから、総距離4.14Dscf5505㎞の大竹・黒滝山行を計画しとったんじゃ。ところが、今回はこの前と逆の反時計回り。あの急坂を下りるんかと思うと「恐れ」が先立って、若干の気おくれ。あれこれ、考えてみることに…。

 じゃがやっぱり、これにしよ。脚の調子が悪いと、気分も臆するわぃ。何、天応の天狗岩山のような急勾配じゃなかったんじゃ。大丈夫。そう、前を向きます。そして、いくつかネット情報をチェックしてみるとようやく、反時計回りに歩いた記録発見。このハイカー、時計回りより、こっちをお勧めとのこと。「第一トンネル口からの上りはどうも…」ということらしい。

 人それぞれじゃの。じゃがこのページ。瀬戸内海展望岩には立ち寄っとらんのに、海方面の明け方の双耳峰が見える写真。これが、363.8三角点近くの尾根あたりでのポイント写真になっとるで。おかしいの。その前々の写真と空の明るさも違うような気もするし…。ひょっとして、適当に引っ張ってきた写真を貼付したんじゃなかろうか。

♍ つづき:大竹・黒滝山 反時計回り ②

2023年6月24日 (土)

大竹・黒滝山 時計回り ④

 さて今度は、右下の斜面トラバースルート。確かに山道は続いとるけどじゃが、これも必ずしも安楽道ではありません。道幅は狭いし、ちDscf4683ょっとした上り下りも…。それでも、やがて山道は尾根すじに移りますが、このあたりから再び、急勾配に。さっきの祠からの急降ほどではありませんが、結構な坂道。そして、しばらくすると、左右三分岐。

 何の案内もないの…。よし、ここは、リボンの数が少し多い、右へと進んでみよう。すると、さらにもうひとつ、U字分岐。確かその角に、「黒滝山・後飯谷登山口」の標示がありました。そこで、手前の道。こっちでエかったんかのと思いおもい、も少し先へ行くと、「後飯谷バス停⇒」の案内板。大丈夫じゃの。じゃが、湿ったモルタル道。

 滑らんように、気をつけながら下りて行きます。左前方から下りてくる道路と合流しますが、ここは、右へ回る。すると、前方に走るクルDscf4690マが見えてきました。たぶん、あれは国道じゃろ。期待しながら歩を進めていくと、やうやう後飯谷バス停。時刻は、12時35分。バスは、13時07分じゃけぇ、30分余りの余裕。時刻表を確かめて、少し戻ります。

 待合所のようなボックスには、かなり古びたイスと、その上にカビた座布団のようなもの。ダニが居りそうな感じがするので、遠慮しておこう。そこで、その手前にあったモルタル段。ムシのいないことを確認して、そこへ座り、山歩きデータを書き出します。やがてやって来たバスに乗りこんで、車窓からの風景を眺めながら、しばし休憩。

 帰り着いた大竹駅。ホームでたまたま出会った、列車の到着を待つ女性に、「久しぶりに来たけど、だいぶ変わっている」と感想を伝え、Dscf4699「東側の工事で何かできるんですか」と聞くと、古い駅舎を取り壊しているとのこと。なるほど。そして、ずいぶん古く見える跨線橋の造り替えは、これから先の話らしい。

♍ :(了)

2023年6月23日 (金)

大竹・黒滝山 時計回り ③

 さて、北へ向かわむ。こっからがまさに、山頂稜線なんじゃ。ユルユル下っていきます。大丈夫かの、と思うとったら、木々の繁ったDscf4667展望ポイントの岩場。ここに、案内標示がありました。この先ということを確信して、進みます。今度は、若干のユル上り坂。やがて、案内板のある分岐に。まっすぐ行くと高鉢山。そして、左に乗り上げると北展望とのこと。

 よし、今日は予定どおり。左へ乗り上げるとすぐに、岩々の突き出した展望所。正面に白滝山、眼下に弥栄湖が見えます。時刻は11時01分。ちょっと早いけど、ここで昼メシ。座り心地の良いところを探してゆったりと、オムスビとユデ卵を食べます。気温22.6℃、湿度53%、風は穏やかで心地よし。さてと、食べ終えて出発する前に、もう一歩前へ。

 眺めを堪能してみようと、突き出た岩の上に立ってみると、仙骨あたりがゾクゾクしてきます。あまり長居はせず、風景をカメラに収Dscf4674めて、さぁ、後半コースへ。黒滝山山頂、そして合流点までは、ピストンで逆ルートです。若干下ってユル上り。やがて、ピークから下りますが、合流点からは、勾配が増してきました。

 道なりにどんどん下りて行きますが、いずれあると思うとった「大瀬戸大展望」がないのぉ。そんなことを思いながら歩を進めていくと、進路は鞍部へ。そして、右の尾根へ上るルート。これは「踏み跡」じゃの。そして、たどりついた尾根に、「大展望」の標示。さっきの北展望からの眺望を、少し南へ移動したほど。やっぱり、瀬戸内海方面じゃないで…。

 後から地図をチェックしてみると、合流点からしばらくして、東側に分岐があることになっていました。たぶん、それを見過ごしてしDscf4681もうたんじゃの。やがてルートは東へ折れて、487ピークの西側を巻いて南へと下りて行きます。地図上の位置が、いまひとつハッキリせんようになってきましたが、とにかく道なりに下りて行きます。

 すると、いかにも手製のように見える祠。左側に「松本サク」の銘が刻まれています。そこからは、黒い異種ロープが延々張られた、長いながい急降。滑らんよう、足元に気をつけながら下りて行きます。木々の間から見えるダム湖に、水柱。噴水じゃろうか…。やがて、プラスティック製の不思議な標示ポールからは、勾配がユルんできました。

 尾根すじに入って行くと三分岐。はて、どっちか。何の案内もないの。地図から判断すると、ここはまっすぐか。そう思って進んでみDscf4682ますが、先はヤブ。こりゃぁ違うたかのと、分岐に戻ってみます。すると、こちら向きの低いところに、分岐標示発見。まっすぐの行く先は、「旧松本宅」とのこと。さっきの祠の銘と同一人物か。

♍ つづき:大竹・黒滝山 時計回り ④

2023年6月22日 (木)

大竹・黒滝山 時計回り ②

 じゃがそこは、タクシー乗り場になっとるで。「どこかの?」と探さむとすると、すぐ手前に坂上線のバス乗り場。そして、まもなくDscf4639小型バスが入ってきました。乗り際に、後飯谷へ行くことを運転手に確認して、乗りこみます。パスピーチェッカーがないので、運転手に聞いてみると、現金払いで、片道300円とのこと。たまたま、昨日行った散髪屋が釣銭の500円玉を切らしとったんで、100円玉はある。

 さて、ウツラウツラしながらも、車窓から懐かしい大竹の街並みを眺めながら…。やがて、左に弥生ダム湖が見えたきたところで、後飯谷バス停に到着。ハイキングバージョンを整えて、出発したのは、9時50分。右にあった草っぽい歩道を進みます。しばらくすると、公園のようなもの。そこから、歩道は道路の左側に。だんだん、草っぽさは治まってきました。

 確か登山口は、トンネルの左側じゃったんじゃがと、地図をチェックしてみますが、トンネルの印ようなものがいくつかあって、何Dscf4648番めになるんかハッキリせんの。ま、ひとまず、最初のトンネルの左側。あまりに急勾配に見えるから、違うんじゃろと思いつつチェックしてみると、何やら小さな「黒滝山⇒」という案内標示があります。

 さらに、その右には「黒滝山 1号トンネル登山口」の案内板も。いまひとつ、キツネにつままれたような気分ですが、ま、とりあえず、ここから上ってみよ。ちょっと粗いけど、まともな山道が続いています。はじめはそれでも、ユルかったんじゃが、だんだん勾配が増してきたで。地図ではこれから、標高差300m余の急登が読み取れます。覚悟して上るぞ。

 上って行くと、確かに急勾配じゃけど、四つん這いになるほどではなさそう。但し、岩場では手を使うことも。さらに、かん木を掴むDscf4656ことは、しばし。それが延々と続くようになってきました。ネット情報にあった、擦り切れたロープのあるところも。引いてみたけど、こりゃぁ使えるの。そう確信して、急な岩場を、その先にあった太いロープも掴んで乗りきります。

 あの岩淵山のクライミングコースとまではいかんが、似たようなところもあったの。じゃが、基本的にはハイキングコースの急坂。ときおりふり返って、休憩をとりながら、風景を楽しみつつ…。上って行くと分岐。右に大滝展望。黒滝山は「⇑」となっとる。「展望」の方がユルそうじゃが、ま、計画どおり、まず黒滝山山頂へ行こう。

 ちょっと、事前に描いとったイメージと違うような…。そんなことを思いつつ進んでようやく、稜線か。これまでよりユルくはなりまDscf4663すが、結構な勾配は、まだ続きます。その坂を上って、何とかたどり着いた三叉分岐、こっちが稜線じゃの。これを左に。そして、やうやう黒滝山山頂551m。ここは林の中。

♍ つづき:大竹・黒滝山 時計回り ③

2023年6月21日 (水)

大竹・黒滝山 時計回り ①

2023年6月7日
天気:曇りのち晴れ
気温:21.8~30.8℃
湿度:48~64%
風速:0.7~2.9m/s(大竹)

後飯谷バス停9:50-1号トンネル登山口10:03-岩場10:34-黒滝山10:54-高鉢山分岐11:01-北展望11:01~11:18(昼食17分間)-黒滝山11:25-大展望11:37-祠12:00-3分岐12:13-後飯谷下山口12:28-後飯谷バス停12:35

 今日は未踏、大竹・黒滝山に挑戦。本来なら、北東に連なる高鉢山へも縦走してみたいところじゃが、ま、それは先の楽しみに残してDscf4634おくことに。それで、黒滝山単独業。最高気温が27℃との予報。盛夏からしたら大したことはないかもしれませんが、暑熱順化を考えたら、徐々に慣らしていくことが必要。ということで、早めに完了するコースにしました。

 じゃが、ネット情報によると、急登急降らしい。実際に地図をチェックすると、特に上りは、300mほど等高線が詰んどるの。ま、四つん這いを覚悟して行くか。計画としては、バス停から10時ころ出発して、13時前に帰着することにしました。その通りには行かんかもしれん。その次のバス便は、15時台じゃ。まぁ、もしそうなったら、しっかり山歩きデータを書き出すじゃ。

 さて、大竹には50年近く前、青春の一時期、住んどったっことがある。その後、10年近くは「仕事」で出入りすることはあったけど、大竹駅を使うのは、本当に久しぶり。すっかり、新しうなっとるの。北東スペースはまだ、工事中のよう。そんなことを思いながら、ナビタイムでチェックしとった、バス乗り場を探します。

♍ つづき:大竹・黒滝山 時計回り ②

2023年6月10日 (土)

折敷畑山~野貝原山縦走 ④

 ここじゃったんかのと、荒れ道を進んでみます。途中、半崩落したとこもあったりしつつ、歩いていきますが、どんどん下りて、右のDscf4457尾根の方が高うなってきた。ひょっとして、ここの三角点は、最高地点ではなかったんかのなどと思いつつ、コンパスをチェックしてみると、南北が逆になっとる。こりゃぁ、違うで。

 そこで、もう一度地図を確かめて、引き返してみます。さっきの分岐点から、さらに戻ったところに、上り口がなかろうかと、チェックしながら…。すると、木々が生い茂って分かりにくうなっとったけど、進路を発見。少し入ったところに、赤テープ。ここじゃぁ、見えんで。そんなことを思いながら、進んで行きます。

 左に覚えのある樹林が見えてきました。ここも、かなり草っぽうはなっとるけど、「この道、この道」と思い出しながら、野貝原山Dscf4474719.2m三角点に到達。ここで、ひと息ついて、水分補給。よし、下りて行くぞ~。途中、急斜面に誘うテーピングが2箇所ほどありましたが、それはスルーして、「ノーマルルート」を思える方を伝って行きます。

 ロープが張ってあるので、歩きやすい。ところが、確か「塔岩」のところからじゃったと思うけど急に、道が危ううなってきたんじゃ。急斜面を伝う平行ルートなんじゃが、足元が靴の横幅程度の広さしかない難路。これか…と思いつつも、何とか上り下りを制して、たどり着いた「雨宿岩」。この左側に、尾根からのルートがありました。

 たぶん、あの塔岩に、尾根に上がるルート分岐があったに違いない。何となく覚えがあるような気がするけど、ずいぶん久しぶりじゃDscf4486けぇ、忘れとったんじゃの。さて、そこからはしばし、歩きやすうなりますが、やがて、落ち葉の溜まった、やや急な抉れ道に。途中には、倒木などを回避するところもいくつかあったりして、歩きやすうはない。

 それでも、何とかやり過ごしてようやく、描いとったイメージとちょっと違う、明石下山口にたどり着いたのは、13時47分。そして、明石バス停には、14時04分。今日は途中で、3回迷走することになったけど、予定しとった14時台はじめのバスは、14時11分じゃけぇ、何とかこれに間に合うたの。バス停のベンチで、ハイキングバージョンの切り替えなど済ます。

 バスを待って、ふとズボンに目をやると、白い粉のような虫が無数に…。どうも、ダニっぽい。払ったり、摘みツブしたりして取り除Dscf4488きますが、何しろ数が多い。タイツにも着いています。バスからJR駅にかけても、待ち時間に取り組んでようやく、目に見える範囲からはいなくなりはしました。ところが翌日、朝起きて仕事に行くと、あちこちにホロセができて、カユミが…。

 いつも携帯している抗アレルギーを飲んだところ、だいたい治まりました。じゃが、昼に豚肉を食べたのが原因かどうか分からんけど、少しばかり、カユミのぶり返し。引き続き、薬を飲んで様子を見ます。あの虫のようなものが原因なんかの。それとも、体調の問題か。よう分からんで。カユミは治まりつつも、3週間余り続くことに。

♊ :(了)

2023年6月 9日 (金)

折敷畑山~野貝原山縦走 ③

 それに、まともに陽があたる。上ってユルくなったあたりに、太陽光パネル群。正面に宮島が見えるの。林道は緩急を繰り返し、やがDscf4445て電波塔のようなものが見え出してきました。この道で間違いないのと思いながら歩を進めていると、前を横切るタヌキらしき動物。側溝に身をひそめたよう。そこへ近づくと、まだ居たので、写真撮影せむ。

 すると、こっちを見たので、そのままシャッターを押します。そして、早々に立ち去らむとすると、後ろの方で、「ブヒャ」という声。ひょっとして、噛みついてでも来やせんかとふり返ってみましたが、彼も退散したよう。さて、右上の電波塔に確信を深めながら歩を進めていくと、まもなく、廃墟が見えてきました。時刻は11時34分。

 通りすぎむと思とったけど、ここからの展望はなかなか良好。よし、計画よりちょっと早いけど、ここで昼食にしよ。比較的安定したDscf4449ガレキの上に座って、西の山々を眺めながら、オムスビをユデ卵を食べます。じゃが、だんだん尻が痛うなってきた。最後のオムスビ1個は、立ち上がって食べることに。

 さて、ところどころに深い穴があるので、脚を突っ込まんように気をつけながら、道路に戻ります。このまま、道沿いに進んでエエんかと思いつつも、ま、行ってみむ。さっき食事中に、クルマが1台走り抜けましたが、今度はダンプのような大型と乗用車とで、確か3台ほど、こちらが歩く横をすりぬけます。

 道の向こうにフェンスが現れたので、近づいてみると、右手にソーラーパネル群。はぁ、ネット情報にあった分じゃの。ところがさらDscf4451に、右に巻いた坂を下りてみると、広大な敷地に敷設されたソーラーパネル群が…。見事なもの。以前は、池や施設があったところじゃなかろうか。さてと、坂を下りて、今度は三角点山頂をめざすぞ。

 斜めに延びる、ユル坂を上っていきます。ふり返ると、ソーラーパネル群。それにしても、草っぽい道。前は、も少し整備されとったような気がします。倒木など凌いで上って行くと、左にさらに荒れた道のある分岐点。どうもそっちは下りっぽいので、まっすぐ進みます。じゃが、こっちも、かなりヤブっぽくなってきた。中にはトゲ草も…。

 荒れまくっとるの。そんなことを思いつつも、尾根の先端まで行ってみます。すると、その向こうにもソーラーパネル群。そして、鉄Dscf4462塔が見えます。三角点も下り口も、見あたりません。おかしいのぉ。地図をチェックしてみると、どうも、西の尾根へ来てしもうとることが判明。すぐ引き返して、さっきの荒れ分岐まで戻ってみます。

♊ つづき:折敷畑山~野貝原山縦走 ④

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