西部

2022年9月19日 (月)

津田鷹巣山・引寄山逆縦走 ④

 これを繰り返し、「このルートでエかったんかの」という思いを抱きつつも。やがて、急な下り坂。ようやく、林道が見えてきました。こDscf2269れじゃの。下り口の鉄ハシゴを前を向いて下りて、林道におり立ちます。そこからすぐに、鷹巣山への上り口。やっぱり、草っぽいの。進んで行くと、ヌタ場。そして、もはや間違えることもなく上って行きますが、しばしの草場。

 それを凌ぐと、まともな山道に。これをしばし、下り上りするんじゃ。そう心を戒めて、歩を進めていきます。やがて、やうやう鷹巣山ピークへの分岐に到達。時刻は12時31分。そうか、大丈夫じゃの。これなら、ピークに寄れる。上って、山頂ポールでひと息。OS1ゼリーを飲みながら、西ルートを下ります。これなら、歩きながら飲めるんじゃ。

 結構な距離はあったけど、やがて、佐伯高校分岐分岐。この先の急坂を下りて、しばし。やがて、本ルート分岐に。今日は右のCルートじDscf2270ゃ。いきなりの急坂を過ぎて、しばらくはそれほどでもないんじゃが、やがて、模木階段の急降に…。足元に気をつけて、下りていきます。ため池を回って行くと、下山口の駐車場。

 さらに今さら、上に行かんでもエかろうと、そのまま道路を下へと進むことにしました。別に時を争うとるわけではありませんが、不要なルートを歩かんでもエかろうという判断。やがて、調整池の下あたりに出てきました。ひょっとしたら13時55分じゃなしに、ひとつ早い便に間に合うかもしれん。そんな気持ちで下りていきます。

 県道にたどり着いて左、バス停で時刻表をチェックしてみると、13時15分発がありました。現在時刻は13時13分。こりゃぁ、ファミリDscf2273ーマートでビールを買うとるヒマはないの。ここは我慢してバスを待ちます。到着まで結構時間はありましたが、こればかりは致しかたなし。やがてやって来たバスに乗って、山歩きデータの書き出し。

♎ :(了)

2022年9月18日 (日)

津田鷹巣山・引寄山逆縦走 ③

 すれ違ったその保護者らしき人たちに会釈しましたが、目に入らんかったらしい。こういうときは、大声であいさつした方が良かったDscf2258かの。まぁ、どうでもエエわい。まもなく、覚えのある東屋。今日はここから上るんじゃ。小橋が通行止めのままなので、多少遠慮。狭い川を跳び越えて、坂道に入ります。

 すぐに左へ上って、折り返すと広い山道。しばし進んで行くと、結構急な勾配も。眺望のない第二展望台を過ぎて、Cルートとの合流点。そこからしばらくすると、「まだかの、まだかの」と思よった佐伯高校分岐への急坂。これを乗り越えるとまもなく、山頂への周回路分岐に。今回は右から上って、ピークには10時16分に到着。

 ひと息ついて、さぁ行くぞ。今日は勝手知ったるルート。寸分の迷いもなく、林道に下り立ちます。数日前の雨のせいか、路面はコケDscf2264 でも生えているのかツルツル、滑りそう。気をつけて進みます。カーブの塩梅で、現在位置をチェックしようと試みますが、どうも、やっぱり地図とは違うような曲がり具合じゃの。

 それでも、尾根の張り出し具合から、そろそろ左に上り口のマークがあるあたりと、注意しながら進みます。すると、ちょっとヤブっぽいところにテープ。「これじゃの」と、足を踏み入れてみます。すると、尾根すじに乗りあげ。それを左へと上って行きますが、すぐにちょっと下ったり。その右下には、ちょっとにぎやかなテーピング。

 ありゃ、こっちが取付きじゃったんか。林道からは、よう分からんかったで。ま、ここはとにかく、引寄山じゃ。コンパスチェックDscf2266すると、まっすぐ道なり。こっちを前回下りたとき、ユル勾配じゃったが結構長かったんじゃ。そう覚悟して、上って行きます。それでも、汗びっしょりになりながら。フェイントテープのある尾根をチェックしながら…。

 コブのような上りあげにも気を許さず。そしてようやく、北へ落ちる分岐ルートをスルーして、ようやく引寄山山頂に。林道取付きを過ぎたあたりから、タカってきた顔マトイ。ちょっと減ったような気がするけど、カのように、止まる奴を払いのけます。ウルサいけど、どうも血を吸う輩はおらぬらしい。斜めになった倒木に座って、オムスビとユデ卵。

 さて、下山ルートに出発したのが、11時55分。ここから下りるのは、はじめてじゃ。一旦下りてコブに上り、テープに導かれながら山Dscf2267道を伝う。それからも、やや急な下りもあるものの、何とか行けるで。じゃが、地図をみると、この先にもいくつかコブ。何度か鞍部があって、これが林道への下り口かと、錯覚させます。

♎ つづき:津田鷹巣山・引寄山逆縦走 ④

2022年9月17日 (土)

津田鷹巣山・引寄山逆縦走 ②

 どうせ、いつもの起床時刻前には、目が覚めるはず。そう楽観して眠りにつきます。そして、「何やら外が明るいの」と再び目が覚Dscf2241めたのは、5時半。おっ、こりゃぁ、6時42分に出発せにゃぁいけん豊島コースには、間に合わんの。遅うまで寝た割には、体調はさほどスッキリせんが…。ま、それなら、次善の策じゃ。

 講じる時間はまだあるんじゃから、こんなことで今日の山歩きを止めるわけにはいかんで。いろいろ検討してはみますが、帯に短しタスキに長し。結局、ついこの前歩いた鷹巣山・引寄山縦走。その逆コースを歩いてみることにしました。これなら、出発もさほど早うはないし。これからの準備でも、大丈夫。

 じゃが、出発前に妻の下腿痛の手当などしとると、出発がギリギリになってしまいました。何とかキビキビ、西広島駅に到着。さて、8Dscf2247時46分発の列車に向けて改札を通らむとすると、6分遅れの標示がチラホラ。待てよ。それなら駅コンビニで、一杯買えるの。そう切り返して購入。やがて、6分が7分になったりします。

 はて、宮内串戸駅でのバスの乗り継ぎは、大丈夫じゃったかの。結構、待ちタイムはあったはずなんじゃが、タイムテーブルメモをチェックしてみると、JRが定刻に着いて、それから15分後。ま、このくらいの遅れなら何とかなるの。但し、これ以上、大幅に遅れんかったらの話しじゃが。それにしても、列車に乗ってからは、遅れに関する何のアナウンスもないの。

 機械的にテープを流しとるような感じ。それにしても、すでに「大遅れしとるんじゃけぇ、ちぃたぁ状況を伝えぇや」。そんなことをDscf2251思っているうちに到着した宮内串戸駅。バスの出発時刻までには十分な余裕。いつものように、早めにやって来たバスに乗り込んで、パスピーチャージをします。事前データを書きはじめると、まもなく出発。

 今日は曇り気味じゃけぇ、豊島へ行かんかった方が、却って良かったかの。さて、そんなことを思いつつもバスは無事、佐伯中学校前に到着。2回目で、しかもこの前のことなので、勝手はよう分かる。県道を渡って、ルートを上って行きます。いっしょに降りた生徒らしき男子は、中学校の坂を上りはじめました。

 こちらは、そのすぐ左下の道路。広い歩道を歩きます。やがて、開かれている門扉を抜けて、階段。駐車場に乗りあげると、荷を背負Dscf2254った子どもたち。何じゃろ。荷の中には、サッカーボール。ははぁ、練習でもあるんかの。さらに階段を上っていくと、やはりサッカーの行事らしい。早めに来て、練習しているものも。

♎ つづき:津田鷹巣山・引寄山逆縦走 ③

2022年9月16日 (金)

津田鷹巣山・引寄山逆縦走 ①

2022年8月24日
天気:曇り
気温:23.1~27.5℃
湿度:51~66%
風速:0.5~1.4m/s(津田)

佐伯中学校前バス停9:49-Bルート登山口10:07-合流点10:33-鷹巣山10:46-林道11:02-東取付11:21-引寄山11:41~11:55(昼食14分間)-西取付12:17-鷹巣山12:33-ACルート分岐12:45-Cルート下山口13:01-佐伯中学校前バス停13:13

 先週定例日は、朝から雨じゃたんじゃ。しかも、結構な大雨。一日中降るという予報じゃったから、今年初めて、山歩きをパスするこDscf2261とに。この機会を利用して、残っていた原稿のブログアップに挑む。まぁ、そうは言うても、休憩時間が長うなって、さほど捗りはせんかったけど、それでも、いくばくかの成果はあった。

 そして、たまたま次の日曜日を調整日にしとったんで、ここで挽回と思うとった。ところが、いよいよ身近に迫ってきたコロナ禍の影響で、この日は人手が足らんかったんじゃ。それで、仕方なく出勤。このところ、昼前からの山歩きは止めとったから、その発想さえ浮かんでこんかったの。さて、そんなことで、ゆっくり身体を休めて…。

 とは言うても、仕事とトレーニングはフルにしとったんじゃが…。それでも、脚の痛みもあまり感じんような気分で、今回の山行に挑戦。さて、今日は本来、豊島の高山・十文字山縦走を計画しとったんじゃ。それが、前夜12時過ぎに目覚め。ちょっと早すぎ。これからまだ、十分眠る時間はあるで。久々に睡眠導入剤でも飲んでみるか。

♎ つづき:津田鷹巣山・引寄山逆縦走 ②

2022年9月12日 (月)

津田鷹巣山・引寄山縦走 ④

 しばし上り坂。ここは結構、距離があるんじゃ。カーブの塩梅で現在位置を推し量らんとしますが、これがなかなか難しい。それでもDscf2216やがて、道がまっすぐになり、右斜面にクマザサ原。あの引寄山登山口標示から、すぐ左側にテープ。「よし、ここが鷹巣山口じゃ」と思いつつ上って行きますが。やっぱり相当な下草じゃの。ここが一番野性的。

 そして、例の合流点から上って行くと、まもなく整備された道に。そこからも一気に下りということではなく、若干の起伏。それをやり過ごして、鷹巣山ピーク下へ。「ここはスルーせむ」と考えていましたが、時刻をチェックすると、まだ余裕。よし、これなら山頂へ上って、あの「周回」ルートから下りてみるか。

 乗り上げて、「もっと展望のエエところがあるかもしれん」と、稜線を東へと足をのばしてみましたが、やっぱり、大したこたぁないDscf2220の。早々に諦めて、下山にかかります。ちょっと急な「周回」路を下りて進むと、佐伯高校分岐からの急坂。そして、ようやくCコース上り口との分岐点。これは左のAルートへ。

 そして、まもなく第二展望台とやらがありましたが、ここもほとんど展望はないで。全体的に、山道はまだしも、展望箇所の整備までは手が届いてはおらんの。そんなことを考えながら下りていると、次の分岐。たぶんBの1とかいう分岐じゃろうが、これは右へ。とにかく、上りのCルート登山口間直に下りる計画なんじゃ。

 そう思って歩を進めていくと、さらに分岐。とにかく、右じゃ。そう判断して、細枝の倒木をふり払ったりしつつ下りていくと、やがDscf2223て下山口。どうも、公園にたどり着いたらしい。封鎖されている小さな木橋を渡って、すぐそばの東屋で、ハイキングバージョンの一部を解除。時刻は13時11分。これなら13時55分発のバスに、十分間に合おう。

 そんなことを考えながら、階段を下り、道路にたどりついて、さらに下りていきます。やがて、県道。バス停が左にあることを確認して、その前にあるファミマへ。めずらしい生ビール缶をGet。暑いときは、せうがなかろ。バス停のベンチでグビグビ飲み干して、山歩きデータを書きはじめます。

♍ :(了)

2022年9月11日 (日)

津田鷹巣山・引寄山縦走 ③

 確か、山歩きネット情報では、「作業道を右に」とか言うとったけど、さっきのが右折れなんかの。よう分からんの。そんなことを考Dscf2205 えていると、道は下って行き、そして分岐のようなところに。右には、水たまりのようなものがあります。沢のはじまりかもしれんの。ここはまともな道のある、左へ折れてみよう。

 足元に、枯れ株のようなものが積んでありますが、それを乗りこえて進んで行くと、道のようなものは、その先の尾根の左側を下りていきそう。どうも違うで。はて、林道交差はどこにあるんじゃろうか。こりゃぁ、ルートファインディングが必要なんかの。そこで、久々の急な所用を片付けて、さっきの分岐へと戻ってみます。

 ちょっと、確信は湧いてはきませんが、こっちへ下りてみよう。湿地に見えたのは、どうもヌタ場のよう。それにしてもこの先、かなDscf2206り草っぽい道。これでエエんじゃろうかと思いつつ下りていくと、何と、林道が見えてきました。こっちで良かったんじゃ。下り立つと、赤テープ。それにしても、案内不足じゃの。

 さてと、この林道。しばし進むと、ササヤブに、テーピングのある上り口があるということなんじゃが…。そんなことを考えながら歩いていくと、「引寄山登山口」という小さな標示板と鉄ハシゴ。テープも…。ここじゃの。上りはじめは、ヤブっぽいものの、だんだん踏み跡のようなものから、道らしきものへ。ずっと、テーピングが案内してくれます。

 やがて、まともな山道に。その間、急勾配も何箇所か。そして、稜線らしきところにたどり着くも、さらに上り下りが続いて、何度かDscf2208ピークまがいのところも。それでも我慢して…。ま、他にしようがないんじゃが、何とか引寄山ピーク686mに、たどり着くことができました。そこには、木札はもちろん。ちゃんとした山頂標示板も。

 ここも、林に囲まれていて、展望はなきに等しいのですが、木の間から大峰山らしきものの存在が確認できます。さてと、ここで昼メシ。ヨコに長い山頂。ちょうど良い倒木、マダニは居そうにないことをチェックして、これに腰かけてオムスビとユデ卵を食べる13分間。さて、下山にかかるか。東ルートは穏やかな道。

 ときおり、急なところもあるし、テーピングはあるものの木で封鎖されている尾根もありました。そういうところは、何とか回避判Dscf2210断して、下りていきます。上りルートより、結構長い感じ。それでもようやく、林道に下り立ちます。ここから西じゃ。それにしても林道は、いつものことながら、地形図を見てもその高低差がよう分からんの。

♍ つづき:津田鷹巣山・引寄山縦走 ④

2022年9月10日 (土)

津田鷹巣山・引寄山縦走 ②

 コースの初っ端は、メイン通りほぼ一本道。やがて、右に調整池のようなものを認めたところで、道は大きく右へ曲がっています。こDscf2188のまま道なりに行くかどうか。地図、コンパスをチェックします。目の前には階段。これを上るんかの。バスが少し遅れ気味に着いたから、回り道などしておれんの。よし、階段を上ろう。

 すると、その上には駐車場。そして左側には、公共物らしき建物。地図をチェックしながら、当初の計画どおり北へ。階段が続きます。さらに奥へ、つき上って行くと、公園。地形図では、北が左上を指しています。それを解読してみると、左の階段を使ったら良さそうじゃ。そう判断して、上ってみます。

 たぶんこれが、予定しとったコースじゃろ。左側に墓地があります。その上端にも道のようなものが見えますが、こっちの駐車場の奥Dscf2195はどうか。よく見ると、森が開けているような…。こっちじゃろ。歩を進めてみると、山道らしきもの。さらに「鷹巣山Cルート登山口」の標示板がありました。ここで間違いない。

 そこからは、ネット情報のとおり、基本的にはユル坂ですが、それでもときおり、勾配の大きなところも。それは、地形図上、等高線の詰んでいるところ。そこにはそれにふさわしい模木階段。ま、いずれにしても、3点キープが必要となるような岩場などなく、そのうちAルートとの合流点。ここからもユルいんじゃが、もう一度、急坂。

 乗り上げると、佐伯高校ルートとの分岐。この先は何とかなりそう。そんなことを思いながら、上って行くと、山歩き情報にあった、Dscf2198山頂前分岐。その標示板は、右は「周回路⇑」、左は「山頂⇐」のようにとれるからか、どっちでもエエということじゃった。このときは、引寄山へ行く身としては、目前の尾根は回避しても良かろうと判断。

 じゃが、この尾根こそが、鷹巣山山頂じゃったようで、左に回ると、右への分岐。そして、「山頂へ」の標示板。よくよく考えてみると、「⇐山頂周回路⇑」と続けて読むべきなんじゃろ。このときは、情報子と同じ解釈で、あの表示はあんまり意味がないのぉと思いつつ、その坂を上ってみました。

 たどり着いた鷹巣山ピーク613.2m、林に囲まれていて展望はないの。そうか、今日はそういう山歩きの日になるんじゃの。帰り、こDscf2200のピークはスルーしようて。そんなことを考えながら、引寄山へと歩を進めます。整備された山道、続く小さな下り上り。そして、稜線から右に折れて、下り道。だんだん草っぽくなってきたけど、大丈夫かの。

♍ つづき:津田鷹巣山・引寄山縦走 ③

2022年9月 9日 (金)

津田鷹巣山・引寄山縦走 ①

2022年8月10日
天気:晴れたり曇ったり
気温:26.1~30.8℃
湿度:48~65%
風速:0.8~2.1m/s(津田)

佐伯中学校バス停9:49-Cルート登山口10:09-Aルート合流点10:31-鷹巣山10:46-林道西取付き11:12-引寄山11:35~11:48(昼食13分間)-林道東取付き12:06-鷹巣山12:38-Aルート分岐点12:51-Bルート下山口13:11-佐伯中学校バス停13:30

 今日の予想最高気温、広島は34℃で猛暑日寸前。津田は1℃低い33℃とのこと。大した差異とは言えませんが、ほんの少しだけ気休めDscf2189に。冬はあれだけ気温が低いのにの…。それにしても今日は、さほどの倦怠感もなく淡々と、朝の買い出しから準備。余裕時間に少しでもと、ブログへ書き込みをしておきます。

 それが災いしたのか、出るのがギリギリになってしまい、ちょっと急いで、西広島駅へ。駐輪場からはそれほど焦らんでも、8時46分発の列車に乗り込むことができました。宮内串戸駅からは、早めに乗り場に入っていたバスに乗り込みます。何ごともなく平静に、佐伯中学校前バス停で下車。ハイキング準備をしたりしたので、出発は9時49分に。

 朝、家を出るときは、パラ雨の勢いが若干強まっていましたが、やがて曇り空に。そしてバスが進むにつれ、薄日がさしてきました。よし、よし。曇りのち晴れの予報どおりじゃの。佐伯中学校前バス停で降りたときには、薄晴れ。さて、ややクルマ通りの多い、この県道を渡って、山の方へ歩くんじゃな。

♍ つづき:津田鷹巣山・引寄山縦走 ②

2022年8月22日 (月)

折敷畑山 四季が丘~宮園 ③

 落ち葉のモフモフが増してきました。見覚えのある分岐をスルーして、下りていくと、右尾根にテーピング。「前回、こんなところがDscf1948あったかの」とは思いつつ、ま、行ってみよう。左下に落ち葉がいっぱいたまった、広い山道のようなものが見えたにもかかわらず、こっちに進んだのが間違いじゃったんじゃ。

 先に、赤いポールもあったので、こっちでエエんじゃのと思っていると、やがて、尾根すじにかかわらず、道らしきものが見当たらんようになってきました。じゃが、もはや引き返さんでも、何とかなろう。そう判断して、わけ分からん状態になった斜面を下りていきます。すると、前方に道路が見えてきました。

 何とか下りることは、できそうじゃの。そう思って、急なところを避けるようにして下りてみる。道路までには側溝があって、フェンDscf1949スで仕切られています。一部溝を跨いでいるモルタルを渡って、フェンスは乗り上げて越えます。これも、日頃のトレーニングのお陰か。そんなことを考えつつ、何とか道路に下り立つことができました。

 それにしても、はて、ここはどこかの。周囲の様子と地図をチェックして、ようやく、現在位置を確認。高速道を乗りこえると、下に公園が見えてきました。これを回ったところが、宮園中央バス停のはず。右から下りてみると、バスの発車時刻12時37分の2~3分前。よし!、間に合うかどうか分からんけど、走ってみよう。

 左膝も、こういう時には気を張りつめているからか、鳴かんようで。ま、全力疾走の「二歩」手前のスピード。何とか、バス停に到着。ベDscf1952ンチでバスを待っていた女性に、「37分発のバスは、まだですか」と問うてみると、これからとのこと。そうか、何とか間に追うたの。するとその人、「何かしよるんかね」と聞いてきた。

 そこで、「山歩き」、「今日はこの上の折敷畑山へ行ってきた」と返します。じゃが、山のことは知らんよう。その後は、「宮園」ダンギ。そして、待つことしばし。やがてやって来たバスに乗りこんで、宮内串戸駅へ。やっぱり、このコース、歩きやすい短距離じゃったの。それにしても脱水気味かの、データ書き出しは帰宅後に。

♉ :(了)

2022年8月21日 (日)

折敷畑山 四季が丘~宮園 ②

 この最適コースを使うのは、ちょっともったいないような気もしますが、ま、体調や暑さの中での気力を考えると、今回でも良かろうDscf1930。そんな思い。今日はこれ以上、雨の降る予報もないので、ゆったりと出発します。宮内串戸駅からバスに乗って、四季が丘中央バス停で下車。10時12分に足を踏み出します。

 ブールバールを通って、四季が丘公園の前を左へ、「ポポロの森」との標示も。直近の路地を上がって、登山口をめざします。広い通りへ出てから、ちょっと行き過ぎてしまいましたが、すぐに軌道修正して、見覚えある四季が丘登山口に。草茫々の道を経て、山道へ入ります。確か、この西側ルートの方が、勾配が大きかったんじゃ。そんな覚え。

 実際に、結構な坂がはじまります。じゃがそのうち、黒折分岐へ続く危ない斜面トラバースになるはず。そう思いつつ歩を進めますがDscf1942、それは「甘い期待」。しばし、急な上り。そして、左側に尾根すじと右側に斜面トラバース道の分岐。まだちょっと早いような気がするし、尾根の方も、まともなルートそう。

  「よし!、こっちじゃろ」と、左を上ってみると、ちゃんとした道。これで、間違いなかろ。しばし急勾配を上って、ようやく斜面道らしきところ。今度はこっちじゃの。覚えにあったほど、危のうはなさそう。何とか乗りこえて、標示板をチェック。この先が、あの太いクサリ坂なんじゃ。ま、上りでは、さほど難儀ではありません。

 じゃがそれでも、ときおりクサリをつかみます。たかが、5.13㎞の道程。とはいうものの、標高455mの山。侮っちゃぁいけんで。そDscf1945んな思いを抱きつつ、汗しながら上りついたのは、古戦場跡。ここから折敷畑山ピークまでユル斜面。ひょっとしたら、ここらで宮川軍は待機しとったのかもしれんの。

 そんな想像を張り巡らしながら、上って行きます。やがて、折敷畑山。11時21分。今日はここで昼食。林の中なので展望はようないが、たまにはエかろ。ゆったりと、オムスビとユデ卵を食べて、さて、下りにかかるか。再び古戦場跡へ戻って、今日は東ルートへ。こっちは改めて等高線をチェックしてみても、ユル坂じゃったはず。

 じゃが実際には、しばし急下りじゃった。そして、335.6三角点。そうそう、帰りのバス時刻12時37分が、心の片隅で引っ掛かったよDscf1946うになってきますが、この段階で気にしても、せうがない。とにかく、マイペースで下りるのみ。それでもやがて、ユル坂になってきたので、少しばかり歩を速めます。

♉ つづき:折敷畑山 四季が丘~宮園 ③

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