瀬野川流域

2021年7月17日 (土)

日浦山 A~Bルート ③

 ちょっと分かりにくかったけど、何とかBルートに。展望場所がないので退屈じゃが、緩急をおりまぜる下り道。途中で上ってくる無口な012_20210714071001女性ハイカー、あいさつだけは交わします。それからしばし続く模木階段。ここでもRが迫ってきます。こりゃぁ、けっこう脚力があるの。そんなことを思いつつ、やがて大師寺下山口に。

 「近くのセブンイレブンで、アイスでもどうか」と、Rに聞くと「いらん」との返事。ジジイもこの機に久々のアイスと思うとったんじゃが、いらんと言うなら仕方なかろう。そんなことを思いながら、海田市駅へと向かいます。アイス願望で、若干ルートから外れかけましたが、何とか軌道修正して、駅に到着。

 そして、迎えを待つこと20分余り。「面白かった」と聞くと、Rは「うん」と返事はするものの、さほどでもない様子。ま、それならそれでもエエんじゃ。やって来た、父のクルマを、すぐに見つけて立ち上がります。なごりを惜しんで、こちらはJRへ。完歩祝いをして、岩国行列車に乗り込んだのは、12時過ぎじゃった。

♋ :(了)

2021年7月16日 (金)

日浦山 A~Bルート ②

 R、祖父似か父親似か知らんが、寡黙な孫。こっちが話しかけるまで一言もしゃべりません。つい最近、Aルートを下りて海田市駅ま006_20210714071001での道をたどったけど、上るのは久しぶりなので、地図をチェックしながらの道。何とか迷うこともなく、登山口にたどり着きます。可愛い地蔵様を指さしながら、やがて山道に。「ここからが、上り坂なんで」と、Rに告げます。

 ところが結構、このR、ついて来るんじゃ。水泳教室に通っているとは聞いておったが、その成果かの。「休みたくなったら言えよ」と告げたにもかかわらず、こちらのペースを乱すことなくついてきます。こりゃ、たいしたもんじゃ。今は松江におる相棒も昔は、「おんぶしてくれ」などと、たわ言をほざいとったんじゃ。

 さすがにこれまで、あんまり遊んだことのない「爺」となると、甘えられんとでも思うたんかの。その辺はよう分からんが・・・。続く上り坂。やがて、ちょっと危ない岩場に。それらも難なく乗りこえて分岐を西へと下りるとすぐに、地獄岩。さて、ここでひと息つこう。断崖からの絶景、ふたりでしっかりと眺めながら、水分補給。

 「さぁ、頂上までもう少し」と、Rを励ましながら、急坂を上っていると、女性ハイカー。「お孫さんですか」の問いに、ほんの少し009_20210714071001ばかりの衝撃を感じながら、「そうです」と応じます。さらに上っていると、前方にハイカーふたり。ここでその後ろ姿に迫ったということは、さほど速くはないんじゃの。そう思いつつも、なかなか追いつきません。

 結局、ピークにたどり着いたところで、ようやく・・・。向こうも、こちらの黙々とした追走を意識したんかの。ま、それはどうでもエエんじゃが。時刻は10時28分。大分早いけど、ここで昼飯じゃ。こっちは4時過ぎに朝飯を食べとるから、この時刻でもどういうこたぁないが、Rはオムスビの三分の一ほどを食べたきり。

 おっ、こりゃぁ大丈夫かの。脱水症になったら、メシが食えんようになるんじゃがの。そんな心配をよそに、元気に動きまわるR。「しんどいことはないか」と、たずねてみましたが、問題なさそう。ひょっとしたら、朝飯が遅かったんかも・・・。「よし、下りるで」。そう告げて、下山にかかります。

♋ つづき:日浦山 A~Bルート ③

2021年7月15日 (木)

日浦山 A~Bルート ①

2021年6月27日
天気:曇りのち晴れ
気温:24.0~29.4℃
湿度:42~61%
風速:0.8~1.9m/s(広島)

海田市駅9:28-Aルート登山口9:40-地獄岩10:14-日浦山10:28~10:50(昼食22分間)-Bルート下山口11:28-海田市駅11:35

 今日は、待ちにまった孫Rとの山行。総距離3.96㎞で、足休めにも及びませんが、山歩き初体験のRにはどうかの。まだ、ちょっと測003_20210714071001りかねるその体力。まず、これで試してみよう。これまで、祖父・孫の関係も「君子之交淡如水」で、何もしてこんかったんじゃが、これを機に、その空白を埋められるかの。

 自分にできる精一杯のことじゃが、たぶん喜んでもらえるじゃろという期待も。さてと、海田市駅で待ち合わせ。約束の20分ほど前から、北口に降りて待ちますが、その姿は、なかなか見当たらんで。まぁ、9時30分の予定じゃけんの。それにしても、ここには座るところがないのぉと思いつつ、エレベーターの前に。

 横には白いバン。ここでそのクルマから、Rの父親S君が降りてきました。「ありゃ」と声をかけると、9時から待っていたとのこと。それなら、姿を見せておったらエかったのに。ま、そんな野暮なことは言わずに、こちらも、さっきから待っておったことをサラッと告げて合流。さてと、ここから、Rといっしょに日浦山をめざすことに。

♋ つづき:日浦山 A~Bルート ②

2021年5月19日 (水)

岩滝山~日浦山 ③

 一気に急坂と思い込んでいましたが、地形図をチェックしてみると、等高線の間隔はさほどでもありませんでした。それでも尾根の肩じゃ026_20210516110401ったんか。それへの乗り上げあたりでは、岩場の急登も。さてここからBルートか、と思い込みましたが、それからもしばし、急坂。そしてようやく案内板のある合流点に。あっ、こっちがBルートじゃったんか。

 さっきのは何じゃったんかの。まぁ、エエわ。ここからじゃの。気分を置き換えて挑みます。ここからは標高差50mほど。山頂まで、すぐのはず。そう思いながら上って行きますが、それにしても、けっこうな上り坂が続きます。何とか乗りきって、日浦山ピークに。10時54分じゃった。上り勾配を加味すると、だいたい計画どおりかの。

 ここで、風景を堪能しながらオムスビ昼食。気温18.6℃、湿度37%ですが、早くも雨がパラパラ。ま、このくらいなら、たいしたこと031_20210516110401はないで。昼食を食べ終え、さて下山にかかろうか。周りを見渡してみると、北を指して、「観音免公園へ」の案内標示。仕事先に「京免」という姓の人がいますが、この「免」とは、どういう意味なんじゃろ。

 そんなことを考えつつ、下りて行きます。上って来たときより、Aルート分岐が分かりやすいの。標示に従って進みます。するとやがて、地獄岩分岐。これはチェックせん分けには、いかんじゃろと下りてみる。思いとはちょっと違ったけど、断崖の岩場。海田湾の展望を楽しんで、ルートへと戻ります。それからも岩場やら、模木階段やら・・・。

 それでも何とか、ルートはハッキリしとるから安心じゃった。やがて、勾配がユルんで墓苑。それを縫って、さらに低きへ。そして道路037_20210516110401に合流。何の案内標示もないけど、ここを下山口と見なすことにしよう。ここからは海田市駅への道。ちょっとばかり軌道修正をしつつも、駅に到着したのは、11時56分。ほぼ計画(11時55分)どおり。

♑ :(了)

2021年5月18日 (火)

岩滝山~日浦山 ②

 「これまであった山歩きへの執念が、のうなったんかの」と思いつつも、この日は諦めました。そして、今日も天気予報は、午後から005_20210516110401☂マーク。ウェザーニュースでは、0.5㎜程度。これなら、広島南アルプス縦走も行けるじゃろ。そう判断して準備しますが、他の予報では、3~4㎜になっとった。どうするかの。いくらなんでも、3回休むわけにはいかんじゃろ。

 そこで、「緊急避難」コースとして、しばし暖めていた岩滝山・日浦山を歩くことにしました。ここなら、総距離が6㎞ほど、2時間半余りで歩くことができる。ゆっくり出発しても、昼までには帰れそう。急いで準備して、出発します。さてと、西広島駅から直通で到着した海田市駅。前後不覚気味になりながらも、何とかここで下車。

 ここから、ちょっとした軌道修正もしながら、ルート図に従って、高きへと進み、斜面トラバース道路に乗り上げてしばらく。杖をつ014_20210516110401いて散歩する女性から「毎日、歩いとるんですか」と、声をかけられます。「いやぁ、久しぶりなんです。岩滝山から日浦山へと歩くつもり」と応じる、ささやかなふれあい。さてと、岩滝神社に到達。この左脇を上っていきます。

 途中、左分岐もありましたが、今日はルート図どおりに進んでみます。ちょっとばかり想定外の、ねじれ段が続きますが、久しぶりなので、記憶もおぼろ。とにかく高きへじゃ。そう思って、息を切らせながら上って行きます。やがて、162.9三角点をすぎてしばらくすると、岩滝山標示のあるピーク。192mか。このあたりからユル坂になります。

 それでも、ちょっとした上り下り。そして鉄塔ピークに。これを東へ。「為角上登山口」へという案内標示はチェックしたけど、こっ021_20210516110401ちで良かったんかの。もうひとつ先に小高いところがあったような気もするけど・・・。山道が続いているので、そのまま歩きます。確か以前、途中のピークに「蛇幕山」の表示があったんじゃが、今回も見あたらんかったの。

 とにかく、道なりに東へじゃ。左の方に別の尾根すじのようなものが見えていましたが、やがてそれも消えてしまう。ときおり、テープもあるから、このルートでエエんじゃろ。そう思いながらも、ちょっとばかり不安も抱きつつ、進んで行きます。それでもやがて、覚えのある下り坂に。そして道路への取付き。間違いなかったんじゃ。

 さてと、ここから日浦山ルート。覚えのある分岐を、右の林道へ。すると、やがて石碑。その右横に取付きを発見。ここじゃったの。023_20210516110401通行止めの案内板があるけど、よう見たら、東端の影登山口あたりのことらしい。今日のルートには関係ない。ま、多少の通行止めは、意に介せずじゃが・・・。さぁ、ここから日浦山。

♑ つづき:岩滝山~日浦山 ③

2021年5月17日 (月)

岩滝山~日浦山 ①

2021年5月12日
天気:曇りのちパラ雨
気温:18.4~22.7℃
湿度:34~41%
風速:2.3~4.1m/s(広島)

海田市駅9:04-岩滝神社登山口9:30-162.7三角点9:45-岩滝山9:56-鉄塔ピーク10:07-林道取付き10:23-Bルート取付き10:27-合流点10:48-日浦山10:54~11:05(昼食11分間)-地獄岩11:17-薬師寺下山口11:45-海田市駅11:56

 今年は早々に夏前の広島南アルプス縦走を済ませてしまおうと、5月分を定例日4月28日に計画。ところが、定例日の天気予報として008_20210516110401は久々に、☂マーク。これまで、待ち望んどったんじゃが、今回ばかりは当て外れ。翌日に有休を取っとんたんじゃ。さらに続けて、5月のゴールデンウィークも、朝は仕事じゃけど、昼前からしっかり身体を休ませようと思うとったんじゃ。

 「先憂後楽」とはいかんかったが、雨ならせうがないの。そう思って待機していると、早朝けっこう降っていた雨は、まもなく小降りになり、やがて止んでしもうた。じゃが広島南アルプス縦走に出かけるには遅いの。他のコースということも考えられるけど、予報からすると、午後も早めに降り出すらしい。こりゃ、今日は止めとこ。

 そう判断して、キッパリ休むことにしましたが、結局、夕方まで雨は降らず。「畜生!」気分。ま、年に何回かあることじゃて。そして、次の定例日の5日。翌日からフルバージョンの仕事で、ちょっと塩梅はようないけど、前回の代替で縦走することにしよう。そう、しぶしぶ決めますが、何と、この日も朝から雨。結局、昼ころには止んだけど、今回も仕方なかろう。

♑ つづき:

2021年2月 2日 (火)

安芸アルプス縦走 金ヶ燈籠山~坂山 ④

 急斜面は、歩幅を小刻みに、できるだけ岩や木の根をタテに踏んだら歩きやすいことを再確認。それにしても、このルート、模木階段029_20210127072301があったはすなんじゃが。そう期待しつつ下りて行ったところ、それはかなり下って、鞍部の峠に近づいたあたりじゃった。ま、それはそれ。ここまで何とか滑らず、下りてきたんじゃ。

 さてと、今度は最後の坂山。針葉樹林のコブを通ってしばらく進むと、ロープのある急坂。上りじゃけど、必要を感じたら、ためらいなく使う。これもジャッキーチェン方式。若干西へ振るルートを経て、坂山連山稜線へ。とはいうものの、確か結構な上り下りがあったんじゃ。いや、それでも、この前、半コースを歩いたときには、さほど難儀に感じなかったような覚え。

 ま、それなりの勾配じゃった。それを乗りこえて、坂山山頂に到達。みどり坂や知人の住むという谷の奥にある山々。さらに、水ヶ030_20210127072301丸から小田山らしき山々を同定。さてと、下山にかかるか。この先も、途中には急坂があるから油断はできんぞ。それでも、やや気持ちだけ足速に下りていきます。やがて、神原川源流沿いの急降に。ここらが危ないんじゃ。

 そして、ようやく谷道へと下りてきました。あとは湿地とガレに気をつけて歩を進めます。そして、谷が広くなったあたり、前方を遠く横切るもの。どうも、こちらの気配を察知して、右の尾根へと逃げているらしい。5~6頭が駆け上がっています。シカか。それにしては丈が低い。やっぱり、イノシシじゃろうか。

 そう思って、目を凝らしてみると、どうやら、サル。はじめてじゃ。長いこと山を歩いとるが、サルを見かけたのは。まだ、何頭か、031_20210127072301谷すじに残っているので、舌鼓(ゼッコ)を鳴らして、そっちへ下りていくぞと警告。すると、前者に続いて走り去ります。最後に、ボスらしき結構大きめの1頭が行きました。

 かなり離れたところからなので、何のトラブルも生じませんでしたが、愉快じゃったの。ほどなく、水道設備を経て林道、そして下山口にたどり着きました。そこには、何かの設備補修員らしきふたりの男性。ついそこで、サルの群れに出会ったとを話すと、なぜかしら、「ありがとうございます」の返事。

 こちらも、気持ちの高ぶりを誰かに話したいという衝動。ま、瀬野駅へと向かっていると、気分は落ち着いてきました。マイペースで035_20210127072301駅に着いて切符を買ったのは、15時23分。岩国行が15時22分に出てしもうたが、ほどなく次が来るということなので、寒風にさらされながらも、完歩祝いなどして待ちます。

♌ :(了)

2021年2月 1日 (月)

安芸アルプス縦走 金ヶ燈籠山~坂山 ③

 風が強かったら、ピークの林の中でとも考えていましたが、さほどでもないので、ここでオムスビを食べることに。ダニに気をつけて010_20210127072201、斜めになった倒木に腰かけますが、やっぱり途中から、立食にします。気温5.6℃、湿度36%じゃが、耐えられぬほどの寒さではありません。持ってきたホットコーヒーを飲んで、身体を温めます。

 じゃが、動きを止めると、身体が冷えてくるのは致し方ない。早々に出発。とはいうても、後からチェックしてみると、15分間も留まったらしい。さてと、洞所山ピークを過ぎて、やや急な下り坂。そして鞍部から、前に左膝を過屈曲したことのある591ピークへの急斜面じゃ。ま、今日は上りじゃから、その心配はない。

 やがて、反射板。そのフェンスを巻いて、591ピーク。水分補給して、道なりに東へ。原山へと向かう長い道程。はじめは急降なんじゃ014_20210127072301。そして、天狗防山分岐を過ぎて、急登が少し。その後は、ユルいと言えば、そうなんじゃが、やっぱり緩急のあるルート。結構堪えるで。そして、ようやく原山に到達。三角点をチェック。

 電波塔を右に巻いて、進みます。予感していたほどの勾配ではありませんが、それはたぶん、上ったときの感覚かも・・・。下りは割と歩きやすいの。やがて、林道出口。何か、道路が広うなっとるような感じがしますが、たぶん気のせいじゃろ。そんなことを考えていると、遊歩道入口に。ここからは、そう厳しぅはなかったはず。

 楽観して、歩を進めてきます。模木階段の幅も大きいんじゃが、かなり傷んどるのぉ。これまで、手入れは誰がしとったんじゃろ。何016_20210127072301となくこのところ、以前の「山ガール」が先んじていたブームも去ったような雰囲気を感じるけど、そうなんかの・・・。ユルくはあるけど、それなりの坂を上りきって、見晴らし広場676ピーク。

 ここのベンチもかなり荒れとるが・・・。海田湾を眺めながらひと息ついて、今コースの最高峰、鉾取山へと向かいます。ここも模木階段と柵は乱れ気味。じゃが、ルートは健在。それに、これを取り巻く細木の美林も素晴らしい。まもなく稜線に乗り上げて、あと少し歩を進めると、標高711mのピークに。

 原山あたりから見られた、もはやシャーベット状になった残雪が道の両側にところどころ。ひと息ついて、さてと下山にかかるか。こ028_20210127072201こからは、しばしの遊歩道の後、野性味のある山道になるんじゃ。気を抜いたら滑るで。そう思いつつ、気を張りつめて下りて行きます。今日思いついたことじゃなかろうけど、急斜面の下り方。

♌ つづき:安芸アルプス縦走 金ヶ燈籠山~坂山 ④

2021年1月31日 (日)

安芸アルプス縦走 金ヶ燈籠山~坂山 ②

 ところが、乱れつつも、岩段ルートが続いています。そして、ついに愛宕社のトリイに。おかしいの。もっと難路じゃったはずなんじ005_20210127072201ゃ。しかし、現実は、一部にそれらしき、にわか造りの段もあっだけど、ほぼ山道。とすると、この前下りたときには、ルートを違えたんかの。ひょっとしてと、トリイに至る前あたりから、分岐らしきものをチェックしてみましたが、分からんかった。

 さてと、谷側の脚の土台が崩落しかけとるトリイの下は、通行止めになっていました。そして、山側に新しいルート。それをたどって行くと、石段の途中に乗り上げることに。そこから、左に上っていくと、まもなく愛宕社。それを見上げながら、右の巻き道をたどります。そして、祠の大岩の背後から林道へ。

 途中にあった崩落個所は、完全修復。そして、打ちっ放しゴルフ場から、障碍者施設を経て、金ヶ燈籠山取り付き。段差のある模木階006_20210127072201段を乗りきって、尾根すじへ。確か、ピークの手前にコブがあったはずなんじゃが・・・。そう思いつつ上り進めていきますが、なかなかそれらしきものがないのぉ。

 しかし、もうすぐ山頂かと思うころに、あった。ちょっと疲れてきたところに、追い打ち。じゃが、縦走はまだ始まったばっかり。たどり着いた金ヶ燈籠山で、カレーパンを食べてエネルギー補給することに。さてと、これからしばらくは、上り下りはあるものの比較的ユル稜線じゃ。美林を楽しみながら歩くとするか。

 じゃが、それも赤穂峠まで。ここから城山にかけては、模木階段の続く急なルートになります。とはいうても、3点キープが必要なの008_20210127072201は、「展望岩」の下を回るところくらいか。そして、城山。ひと息つきます。さぁ、この先、北東へ下りる急な岩場。転げ落ちぬよう気をつけながら、足を進めます。鞍部にかけてはユル坂。

 そこから、538ピーク~古峠、566ピーク~新峠へと続く割とユルめの稜線歩き。上り下りはあるものの、穏やかな勾配が続きます。標示のある538ピークを過ぎて、古峠。さらに同じような上り下りを繰り返しながら、ここも標示のある566ピーク。そして、そこからは結構な急坂を下って、新峠。

 さぁ、次は洞所山じゃ。地形図から推測すると、250m近い上り。但し、ずっと急勾配というわけではありません。地形図からは読み009_20210127072201取りにくいコブもあったりして・・・。それでも、詰めの模木階段上りは、それなりに強めの意志が求められます。何とか稜線に乗り上げて、運動公園分岐にたどり着きました。ここで昼食。

♌ つづき:安芸アルプス縦走 金ヶ燈籠山~坂山 ③

2021年1月30日 (土)

安芸アルプス縦走 金ヶ燈籠山~坂山 ①

2021年1月6日
天気:曇ったり晴れたり
気温:3.3~10.1℃
湿度:32~42%
風速:1.2~6.2m/s(広島)

矢野駅7:56-愛宕社登山口8:26-金ヶ燈籠山9:26-城山10:20-538ピーク10:37-566ピーク10:58-運動公園分岐11:27~11:42(昼食15分間)-洞所山11:45-591ピーク12:03-原山12:35-見晴らし広場12:58-鉾取山13:13-坂山14:09-神原下山口14:57―瀬野駅15:23

 2018年10月以来、久しぶりの安芸アルプス。17.55㎞を縦走するには、良い季節なんじゃが、今年の冬は、例年並みということで寒036_20210127072301い。ちょっと、イモを引いてしまう気分で、5時過ぎに起床。準備をはじめますが、6時55分の出発に間に合うかどうか、不安になってきました。まぁ、ダメじゃったら、次の便でも良かろう。矢野じゃけぇ、すぐ次があるじゃろ。

 そう思いつつ、朝食を済ませ、買い出し。そして、リュックの準備したところで、よし、これなら予定どおり行けそう。少し早めに設定していたので、急ぎつつも、ある程度余裕をもって、西広島駅に到着。ひと便前の列車もありましたが、これは結局、広島駅で次の便に乗り換えることになるから、いっしょ。

 やり過ごして、ベンチで待ちます。そして、やって来た列車に乗って、乗り換えなしで矢野駅へ。7時56分出発。長いこと御無沙汰じゃったが、覚えのある道。間違うことなく、愛宕社登山口に到達しました。上りはじめの岩段は無事じゃったんじゃ。じゃが、いずれ谷を通るはず。この前下りたときは、にわか造りのルートじゃったんじゃ。

♌ つづき:安芸アルプス縦走 金ヶ燈籠山~坂山 ②

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