風が強かったら、ピークの林の中でとも考えていましたが、さほどでもないので、ここでオムスビを食べることに。ダニに気をつけて
、斜めになった倒木に腰かけますが、やっぱり途中から、立食にします。気温5.6℃、湿度36%じゃが、耐えられぬほどの寒さではありません。持ってきたホットコーヒーを飲んで、身体を温めます。
じゃが、動きを止めると、身体が冷えてくるのは致し方ない。早々に出発。とはいうても、後からチェックしてみると、15分間も留まったらしい。さてと、洞所山ピークを過ぎて、やや急な下り坂。そして鞍部から、前に左膝を過屈曲したことのある591ピークへの急斜面じゃ。ま、今日は上りじゃから、その心配はない。
やがて、反射板。そのフェンスを巻いて、591ピーク。水分補給して、道なりに東へ。原山へと向かう長い道程。はじめは急降なんじゃ
。そして、天狗防山分岐を過ぎて、急登が少し。その後は、ユルいと言えば、そうなんじゃが、やっぱり緩急のあるルート。結構堪えるで。そして、ようやく原山に到達。三角点をチェック。
電波塔を右に巻いて、進みます。予感していたほどの勾配ではありませんが、それはたぶん、上ったときの感覚かも・・・。下りは割と歩きやすいの。やがて、林道出口。何か、道路が広うなっとるような感じがしますが、たぶん気のせいじゃろ。そんなことを考えていると、遊歩道入口に。ここからは、そう厳しぅはなかったはず。
楽観して、歩を進めてきます。模木階段の幅も大きいんじゃが、かなり傷んどるのぉ。これまで、手入れは誰がしとったんじゃろ。何
となくこのところ、以前の「山ガール」が先んじていたブームも去ったような雰囲気を感じるけど、そうなんかの・・・。ユルくはあるけど、それなりの坂を上りきって、見晴らし広場676ピーク。
ここのベンチもかなり荒れとるが・・・。海田湾を眺めながらひと息ついて、今コースの最高峰、鉾取山へと向かいます。ここも模木階段と柵は乱れ気味。じゃが、ルートは健在。それに、これを取り巻く細木の美林も素晴らしい。まもなく稜線に乗り上げて、あと少し歩を進めると、標高711mのピークに。
原山あたりから見られた、もはやシャーベット状になった残雪が道の両側にところどころ。ひと息ついて、さてと下山にかかるか。こ
こからは、しばしの遊歩道の後、野性味のある山道になるんじゃ。気を抜いたら滑るで。そう思いつつ、気を張りつめて下りて行きます。今日思いついたことじゃなかろうけど、急斜面の下り方。
♌ つづき:安芸アルプス縦走 金ヶ燈籠山~坂山 ④
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