呉娑々宇山系

2023年3月 6日 (月)

岩滝山~船越峠 再挑戦 ③

 間違いなさそうじゃ。それでも、それからしばし急降。そして、次のコブへの急登も。こげな上り下りがあったかのとは思いながらも、テDscf3749ープを確認しつつ歩を進めて行きます。やがて、それらしき竹林のようなものを右下に眺めながら、ルートはいよいよクライマックスに差しかかります。テープは右にありますが、そのまま行くと、あの竹ヤブルートになりそう。

 そこで、左にある尾根すじを見ると、何とか歩けそう。「あっちじゃろ」。そう思い直して、その尾根をたどってみます。細い馬の背のようなところをたどって行きます。じゃが、両側が切り立っとるわけじゃない。やがて、クルマの走る音が聞こえてきました。たぶん、あのあたりが下山口じゃと思うけど、ヌッツクツウでわけ分からんようになっとるで。

 しかも、湿泥。危うく足を滑らして尻もちをつきそうになちましたが、何とかこらえて下りて行きます。じゃが、横に広がった曖昧な地形Dscf3753。はて、どこから下りたらエエんかの。左から右へと下の方を眺めながら移動。すると、右端に取付きのようなもの。これじゃの。踏み跡のようなものをたどって、下りてみます。

 これがゴミだらけ。ま、とにかくこの前チェックした、あの下山口。それにしても、汚いの。ここからは、海田市駅へと向かう道路。船越からは狭いんじゃ。まぁ、それは覚悟の上。歩行者ひとりで、左に身を寄せても、クルマの離合が難しい。そして、郵便局の手前を左へ折れて、平行道をしばらく東へ。

 朝の岩滝山ルートに合流して再び、線路をめざします。じゃが、下りてからは気持ちに堪えるの。それでも我慢して何とか、海田市駅に到着しDscf3760たのは13時20分。駆けたら間に合いそうな、すぐの便があったけど、ま、予定していた13時34分の便に乗ろうと、ゆったりとホームに下りて、その列車に乗りこみます。そして、データを書き出しながら、西広島へ。

♉ :(了)

2023年3月 5日 (日)

岩滝山~船越峠 再挑戦 ②

 そこで、この前のルートを、右の枝尾根に惑わされんよう歩いてみることにしとったんじゃ。今日は、その実践。「とにかく左へ」をDscf3736 、試してみむ。ということで、海田市駅を出発したのは、10時48分。まず、線路沿いに西へと向かいます。そして、北北西へと斜めに延びる道路を入って行きます。そしてしばらくすると、あの急勾配の坂道に。

 いつもながら「すごい坂じゃの」と、思いながら上って行きます。そしてようやく、岩滝神社前の広い道路に乗り上げたところで、落ち着く勾配。歩きながら脚を休めつつ、さてこれからが本番と気を引き締めつつ、登山口へと向かいます。まもなく、坂は石段に。切り立っているので、海側の眺めは良好。

 しばらく上って行くと、あの祠のある休憩所。今日は、ここでひと息だけついて、岩滝山へと向かいます。ひとコブ過ぎたところで、Dscf3739192mの山頂標示板。さて、後少しかの。そんなことを思いながら先へと進むとやがて、為角分岐のある鉄塔丘。11時23分。さて、ここで昼メシにするかの。この先の展望箇所は、あんまり記憶にないからの。

 オムスビとユデ卵を食べて、まだ熱いコーヒーを飲む。さぁ、行くぞ。この前チェックした分岐が見えるが、谷の方に向かっているようで、どうもまともなじゃなさそう。ここはスルーして、正道を歩む。ここから船越峠分岐のある、この前歩いた左尾根すじまで、もうひと息のはず。そうは言うても、等高線では読み取れん結構な急降。

 さらに、その鉄塔丘への急登。かなりのもんじゃったの。それでも、やうやうたどり着いた分岐。ちゃんと、「船越峠」と書いとるでDscf3742。やっぱりこの尾根すじルートで間違いないんじゃろ。しかも、その先には確かなテーピングも…。さて、ここからはひたすら、左側をキープすることを心がけて、歩を進めます。

 じゃが途中の分岐。ここも左かと思いましたが、真ん中に、右を指す船越峠標示。そういえば一か所、そんな分岐が…。前々回歩いたときあったの。ここは慎重に判断して、右へ行ってみます。その先、確かなテーピングもあったし、こっちで大丈夫じゃの。じゃが、いったい、この前はどこで間違えたんかの。

 そんなことを考えながら進んで行くと、上ったコブに右へと下りる尾根すじ。おっ、ここかもしれんの。あんまり意識せず道なりに進Dscf3745んだら、こっちに行きそう。この前はそれでこっちへ下りたんかもしれんのぉ。その真偽はハッキリせんけど、今日は左へと行きます。やっぱりこっちに、しっかりとしたテーピングあり。

♉ つづき:岩滝山~船越峠 再挑戦 ③

2023年3月 4日 (土)

岩滝山~船越峠 再挑戦 ①

2023年2月19日
天気:曇り
気温:11.7~18.8℃
湿度:49~69%
風速:1.5~6.5m/s(広島)

海田市駅10:48-岩滝神社11:07-休憩所11:23-岩滝山11:29-鉄塔丘11:43~11:55(昼食18分間)-船越峠鉄塔分岐12:10-北分岐12:48船越峠下山口12:53-海田市駅13:20

 月一度の予備日として、有休にしていた今日。週間予報では、土日にかけて☂マーク。近づくにつれて発表される詳細をみると、どうDscf3732も、日曜日19日の午前中にかけて雨が続くらしい。さらに、直近になってチェックすると、広島市西区では9時ころまで。そして当初、月間計画で予定しとった岡村島近くの大崎上島では11時ころまで。

 どうも雨雲も、偏西風に乗るんかの。日曜日の方が、JR呉線からバスへの乗り継ぎが都合エエんじゃが…。途中の雨も困るし、甲ノ峰ではヤブ漕ぎもあるとのことじゃから、溜まった雨水でズボンが濡れるのも何じゃな。そこで、こういうときの代替にしとったショートコース。岩滝山~船越峠に挑むことにしました。

 このコース。この前、ルートを外れて「瀬戸ハイム」に下りてしもうたんじゃ。後からチェックしてみると、入った尾根すじは間違いなかったんじゃが、どうも北側の枝尾根に下りてしもうたらしい。その帰りがけに、船越峠からのまともな登山口らしきものをチェックしたんじゃが、リベンジに、あそこから上ったんじゃぁ、ちょっと面白うないの。

♊ つづき:岩滝山~船越峠 再挑戦 ②

2023年1月19日 (木)

岩滝山~瀬戸ハイム ②

 やがて、岩滝山ピーク。目立つ山頂標示が立てられているので分かりやすい。さてと、次は鉄塔丘じゃ。そう思いながら上っていきまDscf3385す。やがて、その送電鉄塔。右に見覚えのある為角方面への分岐案内。それをチェックして、さらに上っていくと何やら、左に入れそうな空スペース。何の標示もないで。じゃが、元々の道なりの先には、左に延びる尾根のようなものが見えます。

 も少し上じゃの。そう判断して、さらに上っていくと、ほぼピークらしきところ、左に鉄塔。「船越峠」の案内標示があります。ここじゃ。そう思って、西へとこの尾根すじを、下りて行きます。ずいぶん先まで歩きやすかったんじゃ。じゃが、段差のある岩が突き出してきたりして、この前、こんなところがあったかのという気分に…。

 しかも、下りて行くと、確かこの前、右下から上って来た竹林があるはずなんじゃが…。それが、いつまでたっても見あたらんの。そDscf3399して、尾根スジの行く先は、シドロモドロの斜面。それでも何とか、九十九折れになっているようにみえる踏み跡のようなものをたどって、下りて行きます。すると、右から左へと斜めに続く階段につきあたりました。

 道路への出口から上の方を見上げると、「揚倉山健康運動公園」の標示。さらに、住居標示は「瀬戸ハイム」。聞いたことはあるけど、それがどこになるんか、よう分からんの。とにかく、南をめざして、より低きへと歩いて行きます。ま、そのうち、あの船越峠へ着くじゃろぉと楽観しながら…。しかし、住宅地の道は複雑。いっこうに峠らしきもんに行きつかんで。

 公園があったので、ここでひと休み。さぁ、こうなったら峠ともかく、海田市駅をめざそう。太い道路をめざしつつ下りているうちにDscf3401、前の方、高架を横に通過するのは新幹線。おりゃ。ここらに出たんじゃの。ルート地図をチェックしてみると、左上の片隅にチラっと線路が記載されとる。はて、ここから船越峠へは…。

 広い県道へ出て、どこから右に折れるんかのと、思いおもい歩いて行きます。じゃが、進むにつれ、この道を道なりにまっすぐ行ったら、峠になることに気づきます。やがて、そのとおり。見覚えある船越峠に。左の尾根すじあたりに気を配っていると、何やら、登山口のようなもんがあるんじゃ。あれじゃったんじゃの。

 そのうち、これまでの府中町から広島市安芸区に入って、急に狭くなる道路を通り抜けて下ってしばらく。線路につきあたってようやDscf3402く、海田市駅に到着。何と、今日は大回りしたものよの。当初は、下りる尾根すじを間違えたものと思いこんどった。じゃが、帰宅後、歩いたルートをチェックをしてみると…。

 するとどうも、最初の尾根の選択は間違えてはおらんかったんじゃ。どうも、どこやらの枝尾根に入りこんでしもうたようなんじゃ。さっぱり、そのポイントの見当はつかんの。じゃが、こりゃぁ、もう一度、挑戦してみにゃぁいけんの。はて、時計回りにするか。反時計回りにするか。時計回りは登山口らしきものを見つけた以上、安易すぎるかの。よう考えてみよう。

♏ :(了)

2023年1月18日 (水)

岩滝山~瀬戸ハイム ①

2023年1月4日
天気:晴れ
気温:13.1~19.6℃
湿度:30~35%
風速:0.5~6.5m/s(広島)

海田市駅11:35-岩滝神社登山口11:58-休憩所12:11~12:34(昼食13分間)-岩滝山12:39-鉄塔コブ12:52-船越峠分岐13:08-揚倉山運動公園前下山13:40-船越峠14:19-海田市駅14:44

(下山の取付きと瀬戸ハイムからのルートはうろ覚え)

 今日は朝の仕事のみだったので、距離の短い岩滝山~堀越峠コースを計画。前回の船越峠からの上りはじめをチェックするだけじゃかDscf3380ら、楽勝じゃの。昼前からの短時間コースには、持って来いじゃ。そう思って出かけます。仕事を終えて帰宅した後に準備。それでも、果たして計画していた時刻に間に合うか…。そう思うとったが、何とかセーフ。

 予定どおりに到着した海田市駅を出発したのは、11時35分。ここから、岩滝神社をめざします。歩いていくと、覚えのある急坂。何となく、山道よりもキツく感じるの。それでも、神社の手前からは、勾配がユルんできました。そして、今日は間違いなく、神社すぐ左の登山口から入ります。見晴らしの良い石段。これ、これ。このルートじゃったんじゃ。

 そして、思いがけず、祠のある例の休憩所に、東側(?)から乗り上げました。これまで何度か上ったんじゃけど、忘れとったの。そんなことを考えながらも、時刻は昼過ぎ。ここで昼食にします。気温18.5℃、湿度31%、心地よくオムスビとユデ卵を食べて、さぁ出発。その先は、前回も歩いた山道ルート。

♏ つづき:岩滝山~瀬戸ハイム ②

2022年10月 5日 (水)

船越峠~岩滝山 ③

 台風が来る前に少しでも早くと、下りて行きます。確か途中に、展望広場があったような記憶。岩滝山ピークを過ぎ、下りはじめてすぐにDscf2447、左側に祠。「たぶん、ここじゃろ」と踏み入ってみると、一部切り開かれた展望所。ベンチがあります。時刻は、10時42分で、早いには、はやいけど、ここで昼メシにしよ。

 気温27.2℃、湿度57%。風が強いからか、虫がたかってくることもなく快適。オムスビとユデ卵を食べる15分間。さぁ、下山にかかろう。ここからは石段。岩滝神社すぐ横に出るつもりじゃったが、どうも、これまで下りた道とは違うな…。東屋があったり、墓苑があったり。ま、下りたら何とかなろうという思いで進みます。

 すると着いたのは、ずっと前に歩いたことのある、西側の階段。途中で分岐を違えたんじゃの。まぁ、こんなこともあろう。予定していたDscf2443神社すぐ横の坂道もチェック。あそこじゃったんじゃ。そこから前の道路を下りて行きます。住宅地を通りますが、かなり急勾配のところも。このあたりに住んどる人はたいへんじゃの。

 しばらくすると、勾配はユルやかに。そして、線路沿いの道をたどって海田市駅に到着。時刻をチェックするのを、すっかり忘れていました。計画では昼食タイムを入れずに11時27分にしとったけど、それより気持ちばかり早かったようで、予定していたJR便に乗ることができました。そして、西広島駅までは何もせず、ひたすら休憩。

♓ :(了)

2022年10月 4日 (火)

船越峠~岩滝山 ②

 勾配がだんだん大きくなってきたあたりで、前方に「柳が丘」の団地。ずっと前に、住んどったことがあるんじゃが、ここらになるんか。Dscf2410峠に上りつめると、その先は府中町。ここから道幅が広がっとる。さて、この辺に取付きがあるはずなんじゃが。何の案内標示もないけど、右の尾根端の様子から判断して、それらしきところへ入ってみます。

 「私有地につき立入禁止」の看板も垣間見えるので、「私有地」には立ち入らぬよう気をつけて上っていきます。右の尾根に上る短い急斜面には、踏み跡のようなものもあるようですが、ここは、ユルい左の竹ヤブを歩いてみよう。何とか、踏み跡のようなものとテーピングもチラホラはあるものの荒れ放題じゃの。

 じゃがやがて、竹ヤブは行き詰まり。急勾配を上って、右の尾根へ乗り上げてみます。ややまともな、道のようなもの。よし、これをたどDscf2414ってみよう。まもなくテーピングも現れてきたので、安心。さっきの上りはじめが違うとったんかの。いつかそのうち、逆コースを歩いて、正道をチェックしてやろう。そんなことを考えながら、上っていきます。

 一本尾根すじながら、結構急なところも…。額に汗しながら上っていくと、左右分岐がいくつか。ちょっと、ルート図と違うような気もしますが、何とか右を選んでセーフ。但し、ひとつだけ、それを進むと尾根先を下ってしまいそうになったので、引き返して左に進んだ分岐も。標示のあるところは、それに助けられて、ようやく鉄塔コブに。

 時刻は10時13分。計画では10時17分。昼メシには、だいぶ早いの。それにしても、風が強い。上空からゴウゴウと、異様な音が聞こえDscf2420ます。そこから下り上りしつつ、次の鉄塔などを経て、林の中の岩滝山山頂標示にたどり着いたのは、10時37分。計画は10時46分。ま、さほど、時刻を厳密にせんでもエエんじゃが…。

♓ つづき:船越峠~岩滝山 ③

2022年10月 3日 (月)

船越峠~岩滝山 ①

2022年9月18日
天気:うす晴れのち曇り
気温:27.1~31.4℃
湿度:46~58%
風速:4.8~8.4m/s(広島)

海田市駅9:00-船越峠9:27-尾根乗上げ9:40-鉄塔コブ10:13-岩滝山10:37-展望所10:42~10:57(昼食15分間)-岩滝神社11:10-海田市駅(チェック忘れ)

 今日は調整日。当初、ルートのハッキリせんところがあった竹原の鎮海山・鎮ヶ山・東山を、逆コースで縦走してみるかと計画していDscf2452ましたが、どうも、「これまで経験したことがない」勢力という台風14号が迫っているとのこと。一旦は、すべてキャンセルするかと思いましたが、昼ころまでは、雨も風も何とかなりそうな予報。

 よし! 少しでも可能性があるんなら挑戦するぞ。そこで、近くて短時間で歩けるコースを探してみます。康午あたりからグルっと…。すると、岩滝山の西側尾根。JRで通過するとき、その存在は何となく気にはなっとったけど、これまで歩いたことがないのぅ。ヤマレコでチェックしてみると、ルートはありそう。

 総距離6km、2時間半ほどの、半分は未踏のコース。但し、午前中に切り上げるため、出発はさほどゆったりというわけではない8時過ぎ。まだ平常運行のJRで着いた、海田市駅から出発したのは9時00分。線路沿いに西へ進んで、やがて道路沿いに北東へと歩いて行きます。結構クルマの通りがある割に道幅が狭いので、離合時には歩行者も待機。

♓ つづき:船越峠~岩滝山 ②

2022年4月30日 (土)

高尾山ピストン ③

 さて、そういうことで、難関をやり過ごして、尾根端の展望所に乗り上げ。ひと息つく気分じゃが、そのままの勢いで山頂をめざしますDscf1209。すると、それからも若干の岩場。そして、ロープ上りが1箇所。これも何とか乗りこえて、ようやく、高尾山424.2三角点に。2月27日に試行しておいたので、上り方向を向いている山頂標示も、ちゃんとチェック。

 ここでひと息。さぁ、さっきの展望尾根端で昼メシじゃ。下り着いたのは、12時27分。ゆったりとオムスビを食べます。Rのは、母の手づくりらしい。持ってきたユデ卵をひとつ、分け与えます。誰に似たのか、ずいぶん遠慮がちなので、ちょっとばかり、強引に勧めて…。そんなこんなしていると、Rは早めに切り上げて、下山準備をはじめます。

 それに気をとられてしまい、食事の終了時刻をチェックするのを忘れてしもうた。改めて、「さぁ、これからの岩場下りが大変で」と告げDscf1213ます。こちらが先に下りて、すぐ近くでRの塩梅を見守るというパターン。未だ、こちらより身体が少し短いので、足の置場を確保するのがたいへんそうじゃったが、何とかすべてのロープを下り終えることができました。

 さて、岩屋観音跡からは、砂地での滑りに気をつけさえすれば、安楽道。Rも元気があり余っているようで、ついついペースが速めになります。それからまもなく、分岐を左に。少し上って、下り坂。やっぱり、しばしユル勾配じゃの。やがて、模木階段がはじまるようになって、東屋。もう少しじゃ。

 ここからは、急坂なんじゃ。いっそう気をつけて下りるぞ。そして、水分神社下山口にたどり着いたのは、13時15分。今度は尾根を通らDscf1215ず、川沿いの安楽道を歩きます。ちょっと湿っていて、滑りっぽい感じのモルタル道路を、気をつけて下りて行くと、やがて、駐車場に到着。13時21分。予定は12時57分じゃけぇ、24分オーバーに。

♈ :(了)

2022年4月29日 (金)

高尾山ピストン ②

 やれ、困ったのぉ。引き返してみると、東側に階段道。よし、これを下りてみよう。みくまり峡側に続いとるようじゃから、何とかDscf1199なろう。果たして、そのとおり。下りた先の土手のような広場を西へ返すと、対岸に水分神社。沢を渡らにゃぁならんかと、見渡してみたところ、いつも通る橋を発見しました。

 初っ端から水に浸かったらいけん。手間でも、戻ってその橋を使うことに。神社の前では、何やら祭りの準備らしきことをしている人たち。あいさつを交わしつつ、その横を通り抜けて、岩屋観音登山口へ。「さて、ここからしばらく急坂で」と、Rに注意を促しつつ、乱れ気味の模木階段を上って行きます。そして、東屋に到達。

 さぁ、ここからはユル坂と思っていましたが、まだしばし階段の続く急勾配。それでもやがて、歩きやすい道に。そして、主尾根縦走Dscf1201路と合流するまでの下り坂。フジの咲きほこっている鞍部からは、岩道の上り坂に。表面の砂で滑らないよう気をつけながら、Rと歩を進めて行きます。これが、結構長いんじゃ。

 それでもやがて、石階段が見えてきました。「もうすぐで」とRに告げ、階段を上って行くと、文字どおりすぐに岩屋観音跡。さてここから左側を巻いて岩コブへと、再び、今度は急な石段を上って行きます。途中で大岩の下に入り、ふり返って展望を楽しむ束の間。そこから、軌道に戻って本格的に乗り上げます。

 岩コブへは、短いハシゴ段を登ります。今日はこれまで雨っぽかったので、風景は白く、霞み気味。浮彫の観音像をチェックして、さDscf1207らに岩の南側に回って、山々の美しい新緑を堪能します。「さぁ、これからが難関なんじゃ」。岩コブを下りつつ、Rにそう言い聞かせて、高尾山ピークへと向かいます。

 それぞれ短いんじゃが、それでも、垂直に近い岩面のロープ上り。続けて4~5箇所はあるかの。心配しつつ見守る中、若干バランスを崩しかけることもありましたが、Rは大過なく乗りこえました。「よし!」と激励しつつも、「帰りも、ここを下りるんで」と気を抜かないように、注意を喚起しておきます。

♈ つづき:高尾山ピストン ③

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