太田川東流域

2024年10月21日 (月)

福島川跡をたどる ④

 場所を選んで左へ下りると、今度は「東岸」の道。少し高くなっています。そこから北へ向かうと、再び2号線にぶちあたりますが、まっDscf8387すぐには進めません。さっきの旭橋東詰めの信号横断歩道へ戻って、渡ります。地図をチェックして、「東岸」の続きを探ると、おっと、これはこれまで何度も通った道じゃのぉ。

 そう思いつつ歩を進めていくと、前方に陥没事故現場が見えてきました。時刻は16時35分。長い昼寝をしたから、だいぶん遅うなったの。こっちも、もちろん通行止めになっとるので、直近で右に折れて、セブンイレブンに寄ります。飲料を買うとき年配の女性店員に、今日の福島川跡めぐりのことを話したら、大いに盛り上がりました。

♎ :(了)

追伸
 トレーニング仲間の女性に、この「福島川」探索のことを話すと、昔の歌に「広島の七つの川」という歌詞があったとのこと。現在、広島の三角州を流れる川は、太田川放水路、天満川、本川、元安川、京橋川、猿猴川の6本になっとるけど、新設の太田川放水路の元には、山手川と「福島川」があたんじゃ。「それで、7本じゃったということじゃろうね」。
 ネット検索してみると、7本川を歌う「広島音頭」というのがあったらしい。さらに学校の校歌にも取り入れられているよう…。YouTubeからは、「広島は七つの川」という黒木憲の曲が検索できました。時代を感じさせる「広島音頭」も。

2024年10月20日 (日)

福島川跡をたどる ③

 何やら、消防隊員らしき若者たちが、救助訓練の後始末をしている様子。後ろから走ってきたひとりが、あいさつの声をかけてきたのでDscf8338、返します。そのジャマにならぬよう歩を進め、川端の岩積みに腰を下ろして休憩。突き出したところもなく、ちょうど横になるのに適した場所なんじゃ。ここでも眠気…。別に急ぐこともなかろう。

 後からチェックしてみると、15時00分まで仰向けになって、何と158分の大休憩に。お陰で、帰宅して鏡を見ると、一杯ひっかけたような赤ら顔になっとったで。それにしても、いったん長休憩に入ると、再び歩きだす気分に切りかえるのに時間がかかってしまう。それでも、いずれ起きにゃぁならんのじゃと己を戒めて、出発。まぁ、何とかなろ。

 警察犬の騒ぐ山手橋の下を通って、西大橋の手前から階段を上り、土手道路を乗りこえ、再び街へと下りていきます。西大橋は高速道路Dscf8340の導入路なんで往路と同様、半高架になっとるから、通れるところが限られるとるんじゃ。ここと思うところを選んで「西岸」道路に出たつもりじゃったが、ふり返ってみると、特養ホームの前をそのまま来とった方が早かったの。

 そう思って歩を進めていきますが、町名標示を見ると、左右とも「小河内」。これでエかったんかの、という疑問。ず~っと向こうに見える大きなビル。あれは、福島病院かそれとも西区役所か。歩いているのが、果たして、「西岸」になるのかどうか。それを、ちょっと通りすぎてしもうた家の前で草刈りをしていた年配男性に尋ねてみることに。

 そこまで戻って、こちらが「福島川」の痕跡をたどって歩いていることを伝え、聞いてみると、どうもそれで間違いないらしい。そしてDscf8352昔、西郵便局のすぐそばに住んどった4歳のころ、陸軍関係の工場を造るからと立ち退きになったとかいう話も…。その人から、「探検、ご苦労さま」と、少しばかり揶揄っぽい激励を受けて、先へと進みます。

 途中、予想外に見つけたセブンイレブンで、麦飲料。元気をつけて歩いていきます。やがてその先、よく自転車で通る道になってきました。進んでいくと、福島病院の横。平和大通りを渡って、西区役所の横を通り抜けていきます。しばらく南下して、さらに集合住宅の前を右に曲がると、公園。向こう側は封鎖されているよう。

 そこで、その手前を右に折れると、福山通運らしき大きな建屋がありました。確かこのあたりが、「西大橋」の西詰じゃったはずなんじDscf8357ゃが、何の痕跡もないの。やがて、放水路の土手に接近。旭橋手前の階段を乗りあげて、横断歩道。これを渡って、国道2号線を通過します。そこからは、土手道を通るクルマに気をつけながら、数十メートル。

♎ つづき:福島川跡をたどる ④

2024年10月19日 (土)

福島川跡をたどる ②

 そげな覚えがあったんじゃが、目的の公園は、ちょっと左に入ったところで、しかもタテではなくヨコ長。記憶は曖昧なもんじゃの。とDscf8315りあえず…。そうは言うても、前回昼飯をとったベンチで休憩。遊んでいた保育園の子どもが、こちらにあいさつをしてくるのに返して、さぁ、出発。さてと、いったん「東岸」道路に戻って進むと、高速4号の高架。

 まっすぐ突き抜けることはできんので、右にある交差点へ回って渡り、中広郵便局の手前を左へ。しばらく進むとあった公園の左側が、「東岸」の続き。これを北へ歩いていくと、太田川放水路の土手が見えてきました。その手前にも公園。「河岸公園」とやら…。ルートはこっちでエエはずなんじゃがと思いおもい…。

 公園の草むしりをしとった男性がいたので、「福島川の跡をたどっとるんじゃけど、東岸の跡はここでエエんですかね」とたずねてみまDscf8316す。そしたらその人、昭和22年生まれとのことで、そのころの「福島川」の様子を知っとったんじゃ。ずっとこのあたりは、畑じゃったらしい。お礼を述べて、さらに北へと歩いていきます。

 やがて、この「東岸跡」は、その右にある幹線道路に収斂されます。さて、ここは交通量が多いんじゃ。近くの、適当な信号機のあるところを渡ってみます。その先に「中広中学校」があるはずなんじゃが…。かなり久しぶりなんで、よう分からんの。そう思いおもい歩を進めていくと、ひとつ中の通りに入って、見覚えのある校門。

 よし、この手前を左に回ってみようて。すると、計画していた北側のルート。やうやう前方に天満川の土手が…。これDscf8321を抜けると、覚えのあるセブンイレブン。ここで麦飲料を購入。その際対応してくれた若い女性店員に、ここまで「福島川」跡をたどってきた旨を伝えると、「暑かったのに、ご苦労さま」と声をかけてくれました。

 これに気分をよくして、そこから東へ。横川橋から新横川橋へと歩を進めます。折り返して、ちょうどいい橋の間のベンチ。「よし、ここで昼メシにせむ」と、腰掛けたのが11時04分。オムスビとユデ卵を食べます。何やら、昼寝しとうなってきたの。ま、今日は公共交通機関を使うわけでもなし、ゆったりとせむ。

 次へ向かう意欲が湧いてくるまで午睡。12時05分までの61分間。さてと、後半ルートに出るか。若干ピストンして、さっきのセブンイDscf8329レブンの前の通りに。確かこのあたりが、「西岸」の北端のはず。ここを進みます。幹線道路を横切って、今度は階段を上って、太田川放水路土手の道路に乗りあげました。そして、再び階段を下り、河川敷へ。

♎ つづき:福島川跡をたどる ③

2024年10月18日 (金)

福島川跡をたどる ①

2024年10月9日
天気:晴れ
気温:23.2~36.8℃
湿度:29~52%
風速:3.5~7.6m/s(広島)

陥没交差点前10:19ー西消防署10:19ー小河内第一公園10:19ー中広第二公園10:32ー河岸公園10:36ー横川橋11:04~12:05(昼食休憩61分間)ー太田川河川敷12:22~15:00(休憩158分)-くすのき苑16:02ー東岸跡南端16:17ー陥没交差点前16:35

 今日は、先週雨が降り出して中途で断念せざるを得ないことになった福島川跡めぐりに、再挑戦します。通行止めになっとった現場に向Dscf8380かう交差点。今日もやっぱり、歩行者も通れん状態のまま…。そこで、前回と同じく、幹線道路沿いのちょっと高うなっとる歩道を進みます。ここは東岸なんじゃ。まもなく平和大通り。

 西観音町交差点を渡り、生協歯科の前を横切って、西消防署との間の道を北上します。これが、さっきの東岸の続き。やがて、天満町から延びとる、広電の線路が右に見えてきました。都町公園の手前、福島川があったころは、ここに鉄橋があって、まっすぐ己斐駅へ向かうようになっとったとのこと。さらに北へ進むと、右に西郵便局のある己斐橋への通り。

 ここに福島橋があったはずなんじゃが、前回と同じく、何の痕跡も見当たらんで…。そんなことを思いながら、さらに北上。この前、雨が降り出したころに昼飯を食べに駆け込んだ、「小河内第一公園」があるはずなんじゃが、バスの駐車場のようなところを過ぎてしばし、このあたりの道路沿いにあったような気がするんじゃ。

♎ つづき:福島川跡をたどる ②

2024年10月11日 (金)

福島川跡 探索途切れ ②

 昼から降るとのというのと、昼前にちょっと降って、夕方から本降りになるという予報。どっちになるんか、よう分からんのぉ。朝買い出Dscf8289しのときに、空を見上げると、当分降りそうもない様子。但し、西の空は若干暗い。ま、それでも歩いてみむ。じゃが、「もう工事は、終わりにする」。そう作業員から聞いた日から4日。まだ封鎖、作業しとるで。

 歩行者も通れんのかと、交通整理員にたずねてみますが、やっぱり通れんらしい。その北側の通りもダメとのこと。せうがない。まっすぐ北上して、以前から知っとる福島川東岸跡に乗りあげます。そして、平和大通りを越えて、消防署の右側の通りを進んでいきます。昔の電車通りをチェックして、いよいよ福島橋跡。

 見渡してみるけど、何の痕跡も見当たらんの。そんなことを考えつつ、川岸跡を上っていると、雨が降り出しました。それがだんだん、結Dscf8299構な強さに。前方に公園があるの。屋根付きベンチを発見。ここで昼メシにするか。ちょっと早いような気がするけど、エかろ。左膝も出はじめから痛むし…。時刻は記録してなかったけど、オムスビとユデ卵。

 別に公共交通機関を使うわけでもなし、ベンチに横になって、ユッタリじゃ。その間、雨はほんの少し弱まったような感じ。じゃが今日は、それ以上北上せず。反対岸を南下することにしよ。出発点まで戻るだけじゃ。もはや、計画しとったルートを歩いたかどうかは、ハッキリせんが。そのあたりを通って、平和大通り。

 あとは適当に、まっすぐ南下。やがて、封鎖道の手前。これを行けるところまで行って、左へ曲がります。すると、朝会った交通整理員。Dscf8301再開を告げて、ちょっとばかり話。そこへクルマが来たので、こちらは帰途につきます。雨はパラパラ。よし、近いうちに、この全コースを歩くぞ。畜生!!。あまり面白うはないけど、今日が中途半端なんじゃ。

♏ :(了)

2024年10月10日 (木)

福島川跡 探索途切れ ①

2024年10月2日
天気:曇りのち雨
気温:22.8~26.7℃
湿度:41~61%
風速:3.5~5.1m/s

福島2丁目事故現場9:55ー小河内第一公園11:18ー福島2丁目事故現場12:03

 数日前に、道路が隆起陥没。水道管が折れて、茶色い水が出るとのアナウンスカーが回とったんじゃ。いったいどこの事故なんじゃろうDscf8286かと、報道を気にしとったら、写真は覚えのあるところ。その翌々日、どうなっとるんじゃろうかと行ってみると、交差点から先の道路は封鎖中で、通してもらえんことになっとった。

 事故現場の方は高うなっとるんか、盛り上がった土の向こうに、作業中の人々の頭が見えるだけ。そう言やぁあのスジ、福島川があったところじゃったの。そんなことを思いおもい帰宅して、ネット情報を検索してみると、松井市長が視察に来て、ここは福島川があったところとの指摘。傾いた家屋の補償をせにゃぁならんとの言があったらしい。

 そんなネット情報を見とると、福島川の痕跡を探って歩いたというレポート発見。これは、今回の事故の前のことらしい。これまで、何となく福島川のことを知っとるつもりじゃったけど、ようようチェックしてみると、東側の岸のことだけじゃったのぉ。さて、そんなことで今日なんじゃが、どうも、予報では雨になるらしい。

♏ つづき:福島川跡 探索途切れ ②

2024年2月16日 (金)

牛田山 ラストリベンジ達成 ⑤

 下り着いたときには、彼女らの姿はなし。ここからは、バラ園入口の門扉が開いています。じゃが、ほぼトラバースになるので、これが脚に堪えるんじゃ。Dscf6642途中で何度か膝をなだめつつ…。左下になったバラ園では、階段を上ってきた男性が、さっきの犬どもに吠えたてられているのを見ながら、下りていきます。そして、園入口の下のカーブの端で、また脚をマッサージ。

 すると、あの躾の悪い小犬どもが近づいてきたので、早々に立ち上がって歩を進めますが、向こうもこちらに気づいたのか、吠え出しました。「じゃかましい」と、つぶやきながら、ふり返らず下りていきます。そして、スポーツセンター駐車場へ。そこからも1回、脚をなだめて、やうやう牛田駅前の広場に着いたのは、12時34分。

 ベンチで、ハイキングバージョンを解除して、残っているコーヒーを飲みつつ、温湿計をチェック。昨年12月30日からはじめて、今回Dscf6643で5回め。ようやっと、この牛田山の予定コースをまともに歩ききることができました。リベンジ完了。牛田山は、しばらく卒業じゃの。それにしても、休みが長かったから、脚以外の体調は好々(ハオハオ)じゃったの。

♍ :(了)

2024年2月15日 (木)

牛田山 ラストリベンジ達成 ④

 そうか、今日は雨が降る予報じゃったの。見上げると、水がポツっと落ちてきました。じゃが、青空が見えるけぇ、長うは続かんでしょDscf6634と告げて、下りていきます。岩場を過ぎて、しばし摸木階段。「ここから先も、結構あるんじゃ」と覚悟し直して…。これまで何人か、上ってくる人とすれ違い。これから昼どきじゃから、当然じゃの。そう思いつつ下りていきます。

 やがて、不動院コース分岐。あの先はおそらく、健脚コースのはず。ま、またいつか歩いてみるか…。そんなことを考えつつ進むと、例の封鎖された神田山荘ルート。案内標示ポスターをよう見ると、代替ルートが示してありました。今日はじめて気づいたのぉ。神田山荘の前を横切るルートかぁ…。あんまり面白味は、なさそうじゃの。

 そんなことを思いながら、尾根沿いに歩を進めていきます。よし、二葉山展望ベンチまでは頑張ろう。そして、やうやう到達。ここで、Dscf6636左膝のマッサージをしつつ再びコーヒー。ひと休みして、さぁ行くぞ。尾根すじをたどりつつも、ちょっと低いルート。やがて、見立山説明板。さて、もう少し先に右へ下りる分岐があるはずなんじゃ。

 歩を進めて行くと、次のコブのすぐ手前に分岐がありました。右には青テープ、「これかの?」。じゃが、何の案内もないで。ひょっとして、このコブが見立山じゃなかろうかと上ってみます。すると、ただのコブで、ここにも無案内のテープのみある分岐が…。やっぱり、たぶんこれじゃろぉのと思いながらも、木陰に入ってNGS。解放感。

 さて、さっきのところを下りてみよう。するとすぐ、左右に木枝を張りめぐらせた整備山道。覚えがあるような急降。途中の休憩個所でDscf6639コーヒーを飲みながら、脚をなだめて、「さぁ」と下りかけると、さっきすれ違った若めの男性ハイカー。そのことを伝えて、「昼めし食わずに下山ですか」と問うと、「雨が降ってきたので…」との返事。

 そう言やぁさっきから、パラ雨が若干強うなってきとるんじゃ。ま、たいしたこたぁない。やがて、タイヤをタテヨコ並べて貼りつけた大きな鉄枠。これまで何度か見たことはあるんじゃが、いったいこりゃぁ、何なんかの。反対側には「みどりになるまで きけんですから はいらないでください 広島営林署」の張り紙と、「見立山ロード」の小さい標示。

 よう分からんけど、まぁ、エかろ。そんなことを心の中でつぶやきながら歩を進めて行くと、勾配が緩んできました。やがて、目印になDscf6641る大きなモニュメントの塔。銘盤らしきものは剝がされた跡があるから、残骸なんじゃの。それぞれ犬を連れた女性らしきふたりを下に見ながら、そのすぐ横を下りて林道に下り立ったのは、12時16分。

♍ つづき:牛田山 ラストリベンジ達成 ⑤

2024年2月14日 (水)

牛田山 ラストリベンジ達成 ③

 上の縦走路を歩く2人、あいさつの声をかけますが、聞こえんかったのか無視して通過。さらに下の道を、こちらに向かってくる3人。Dscf6627先頭者が足元ばかりを見ているので、少し早めに声をかけて、こちらの存在に気づいてもらいました。すると、その女性から「反省」の言葉…。すれ違って、歩を進めていくうちに、さらにすれ違う5~6人。

 11時前の下山じゃけぇ、みんな山散歩なんじゃろうの。そんなことを思いながらやうやう、牛田山山頂にたどり着いたのは、10時43分。大分早いけど、脚の休憩も兼ねて、ここで昼メシじゃ。たまたまか、この瞬間は無人。上着に首を通し南側のベンチに腰掛けて、定番のオムスビとユデ卵を食べていると、近づいてきた年配の女性ハイカー。

 「美味しそうなものを食べとるね」と言いながら、いま何時ですかねとの質問。腰の時計を見て、10時50分くらいと、大雑把に答えまDscf6629す。さらにその後すぐに、こちらの名前を聞いてきました。あまりに唐突に感じたので、「それは、何のためですか」と聞き返します。すると、何やら人の名前と日付を記したノートを見せて、出会った人を書いとるとのこと。

 それがどう関連するんか、広島市のいきいきポイント手帳に、スタンプを押してもらうときに使うらしい。それを集めて、これまで何回か、金一万円をゲットしたとのこと。楽しみにしとるらしい。名前を書くこととの関連が、よう分からんのぉと思よったら、彼女はそれ以上押してこんかったんじゃ。こちらにも、手帳は送られてはくるが、使うたことはない。

 そう伝えると、「お金がある人なんじゃね」。つまらん皮肉を残して、彼女はすぐに下りていきました。さて、残りのオムスビを食べてDscf6630、ホットコーヒーで身体を温めます。さぁ、下山にかかるか。その間、数人が後を通りすぎましたが、ふれあうこともなし。さて、若干の急坂を下りると、しばしトラバース道。さらに進むと、下り摸木階段に…。

 神田山までは結構あるんじゃと覚悟はしていたものの、その想定を超える、結構な道程。途中2~3回、左膝マッサージをしつつ、乗りこえていきます。そしてやうやう、無人の神田山にたどり着きました。斜めに切れている岩に座って、ひと休み。コーヒーを飲みのみ、左膝をなだめます。すると、そこへ上ってきた女性ハイカー。

 あいさつを交わすと、他に適当な場所がないからか、すぐ後ろでモゾモゾと上着を脱ぎながら、咳きこみ。「こりゃ、たまらん」と、ちDscf6632ょっとばかり急いで、それでも、もうひと口コーヒーを飲んで立ち上がります。「上りは熱かったでしょ」と話しかけると、その人、雨が降ったんでカッパを着とったとのこと。

♍ つづき:牛田山 ラストリベンジ達成 ④

2024年2月13日 (火)

牛田山 ラストリベンジ達成 ②

 じゃが、そればかりじゃのうて、3~4日ほど前から風邪症状が出てきとる。どこでウイルスを拾うてきたんか、分からんのぉ。他者とDscf6620さほど接近して応対した覚えはないんじゃが…。鼻水と、ときおり咳。それに、扁桃腺にちょっとした痛みも。そういえば、臭いが分からんようになっとるの。ま、これも今朝は、大分調子エかったんじゃ。

 ところが、心配症の妻からは、病院へ行くよう強い勧め。それに対して、出発時刻ギリギリまで考えて、自ら判断すると応えておきます。今日は、一日中曇りの予報。気象会社によっては、にわか雨があるというところもあるけど、朝は日が差して良い天気。体調もこれまで縷々述べたように、さほど悪いわけでもないし…。

 それに、標高261m、総距離5.10㎞の「児戯に等しい」牛田山ハイキングなんじゃ。やっぱり、行くぞ。悪い予想を拡大して悲観しとDscf6622ったら、物事が前に進まんわぃ。そんなことで、出発することに。自転車走行は、膝への負担が少ないので、いつものとおり颯爽と、街並みを走っていきます。ところが、駐輪場から上って、県庁前駅へと向かう道程。

 例のパセーラ前の広場に近づくと、左膝にかなりの痛み。この前中断したときと同じくらい…。とにかく、この時間帯じゃからか無人のイス群。これに腰かけて、マッサージしてみます。歩きだしてみると、すっかり痛みがのうなっとる。こりゃぁエエぞと思いつつ、歩を進めまはしますが、ま、いずれ再び、痛みだすはずと覚悟しつつ…。

 県庁前駅からアストラムラインに乗ってしばし…、不動院前駅で降ります。階段を下りて道路を歩きだすと、やっぱり。この前と同じよDscf6625うに、かなり強く痛みだしました。じゃが、今日はこのまま、痛みに屈せず行くぞ。この先、勾配が大きゅうなったら、ましになるはずと楽観して歩を進めていきます。ときおり、足を止めたり…。

 段差を利用して座って、左膝をマッサージすること数度。それでも何とか、清涼コース登山口にたどり着くことができました。よし、ここからは何とかなろう。そう楽観して、足を踏みいれます。杖にになりそうなものを探してみると、転がっていた半分泥まみれの棒をゲット。急な谷ルートを、テープとロープに沿って上っていきます。

 そしてまもなく、戸坂ルートに合流。さて、ここからは尾根道。すぐに、「戸坂くるめ木第二」分岐がありました。これは、はじめてチDscf6626ェックしたの。さらに上っていくと、ようやくあの「戸坂桜ヶ丘口」分岐。これこれ!と思いつつ、さらに結構な勾配の坂を上ってようやく、縦走路に合流せむとするあたり…。

♍ つづき:牛田山 ラストリベンジ達成 ③

より以前の記事一覧