やまなみコース縦走

2024年12月 6日 (金)

広島南アルプスショートコース逆縦走 北半分 ⑤

 やがて、七九谷尾根ルート。ここからはゆったりとした気分で、歩を進めます。分かり難ぅなっとる切り株を探し出して、谷へと下りていDscf8700くんじゃが、ここからが、いつもながら、「命がけ」の難路。それは、谷をやり過ごして、崩落している谷コースに乗り上げてもしばし…。ここでも、さっきの木杖を使って何とか、のりきることができました。

 下山口近くなったあたり、あの引っ付き種のアレチノヌスビトハギが生えとらんか、あったらこの木杖で掃うちゃろうと思いおもい歩きましたが、大丈夫じゃったの。そんなことでやがて、花みずき台下山口。木杖はここに置いとこ。団地にある、いくつかの階段を下りて、さらに日吉神社横の急坂をやり過ごすと、県道に。クルマに止まってもらい、横断歩道を渡ります。

 何となく、久々に通るような思い。進路を確かめながら何とか、「is」を通りすぎて、愛鶏園踏切。何で「鶏」が付くんじゃろうかのと、Dscf8702思いおもい渡ると、まもなく、古市橋駅。時刻は14時47分。次の便の発車時刻をチェックして、ホームへ上がり、ベンチで待機。すると、まもなく列車が入ってきたので、これに乗り込みます。

♈ :(了)

2024年12月 5日 (木)

広島南アルプスショートコース逆縦走 北半分 ④

 やうやう、昼メシじゃ。気温15.8℃、湿度38%。ここまでの上りで、身体が温まっとるのでちょうど良い。ゆったりと、オムスビとユDscf8691デ卵を食べます。じゃがここは相変わらず、木々が伸びとって展望はエエことないんじゃ。食べとると、平スズの音。さっきの女性のとは、ちぃと違うのと思いながら丸山方面からの上り口に目をやると、ちょっと若い女性。

 リュックが小さくて、足元は登山靴とは違うもの。はぁ、ランナーなんじゃな。あいさつを交わしますが、すぐ武田山の方へ向かって、下りていってしまいました。話しかける余裕は、なかったのぅ。それからも、しばらく身体を休めて。さぁ、こちらも、武田山じゃぁ。若干、道の様子が変わっとるんじゃなかろうかと思わせるところもあったけど、まぁ、何度も歩いとるルート。

 崩落しとる「黒谷ルート」。ここも、いつかそのうち歩いてみるかの。そんなことを考えながら…。すると、こちらが下りるのを待ってDscf8693くれている男性。よく見ると、持っているのはペットボトル1本だけ。「ありがとう」と感謝して、「ランナーですか」と問いかけると、是の返事。さて、水越垰までは、長いのぉ。そう感じながらも、ようやくたどり着きます。

 ここで、ひと息。さぁ、武田山弓場ルートへ、最後のひと上りじゃ。森の中を縫う「新道」上りは、ちょっと辛い。じゃがまもなく、岩場に踏み込むと、こっちの方が段差が大きゅぅなるんじゃが、なぜか楽。そして、ようやく上りきって稜線に。ここからふり返ってみると、やっぱり、火山の方が高う見えるの。

 そんなことを感じながら、ユルめではあるものの上り下りの続く主尾根を歩いていくと、やうやう、武田山山頂。時刻は13時13分。下Dscf8696の岩場にいたのは、先着者の女性。あいさつを交わすと、これから下りるところじゃったらしい。それからゆったりと、豆せんべいを食べながら、景色を堪能。さぁ、下山にかからむと歩を進めると、食器を片付けている男性ハイカー。

 さっきからカチャカチャいうとったのは、この音かぁ。あいさつを交わして、忍者ルートを下りていきます。ここらまで来ると、左膝にちょっとした違和感がでてきたの。ま、大したこたぁないんじゃ。長いながい道程を経て、ようやく「展望広場」たどり着きました。ここで、温湿計を記録。再び、豆せんべいを食べて鋭気を養います。

 さてここからは、ヒノキ林の九十九折れ坂。終わりの方でちょっとだけ、ルートを踏み間違えたけど、軌道修正してまもなく、大桜上Dscf8697下道分岐。ここも、少しばかり下りすぎて戻ったりしつつも、予定通りのポイントに。急坂を滑らんように気をつけながら…。ここで、九十九折れに入ってからゲットした木杖が、大いに役立ちます。

♈ つづき:広島南アルプスショートコース逆縦走 北半分 ⑤

2024年12月 4日 (水)

広島南アルプスショートコース逆縦走 北半分 ③

 ここでも、ちょっと長めの休憩。さて、到着は10時24分。計画より29分の遅れ。少しも縮んじゃぁおらんの。そんなことで、当初は火Dscf8677山でと思よった昼メシ。「石山にするか」と思いおもい歩いていきます。それが結構な距離を感じつつも、石山に着いたのは、11時00分。計画が10時46分じゃったけん、14分の遅れに回復しとるで。

 一応、座り心地の良さそうな岩を探したりしましたが、この時刻なら、やっぱり火山で食べよう。そう決めて、先へと足を踏みだします。岩場を下りて、しばし急な坂。これをやり過ごして、ユル稜線を権現垰へと向かっていると、何やら、平鈴のよく響く音が聞こえてきました。どうも権現垰の方から移動してきている様子。

 そして、垰へ下りむとすると、上ってこようとするツーストックの女性。待機してくれていました。あいさつを交わすと、こちらのスリDscf8682
ーブレス姿を見て、「ちょうど良さそう」との発言。「確かに、上っとるときはね。じゃが、日陰を歩くと寒い」と返します。そして、どこまで行くのか聞いてみると、石山を回って帰るとのこと。地元の人らしい。

 「そちらは?」と聞かれたので、己斐垰から武田山まで歩いていると答えます。すると、「鈴ヶ峰からじゃないんですか」と重ねての問い。それに対して、前はそうじゃったんじゃが、脚を痛めたので、半コースで復帰をめざしていると言うと、「こちらも、同じ」と、左膝につけた黒いサポーターを示してくれました。

 「脚が痛うても、上ってしまうんよね」との彼女の言に、同意してすれ違います。しばし、そのスズの音を聞きながら、そうめん滝分岐Dscf8684のあるコブへと上っていると急に、確か治りかけとったはずの、右足のウオの目に強い痛み。どうなっとるんかの。足の踏み方を変えると何とかなりそうじゃが、ちょっと歩きにくい。

 よしここは、膝のために準備してきた痛み止めを飲んでみよう。別に用途を膝痛に限定することはなかろう。そう思って服用。しばらく歩いていると、痛みを感じんようになってきました。その勢いで火山へと歩を進めていきます。確か、のろし岩あたり、座る男性ハイカー発見。じゃがちょっと距離があるので、声はかけずに、そのまま先へ。

 ひょうたん岩分岐は、見過ごしてしもうたの。そしていつのまにか、春日野団地展望箇所。えらい早かったような気分。今日は、ほとDscf8688んど家々で埋まっている団地の様子をマジマジと眺めて、さて、火山ピークへ。たどり着いたのは、11時49分。誰もおらんのぉ。座り心地がよさそうで、陽のあたっている岩を選んで座ります。

♈ つづき:広島南アルプスショートコース逆縦走 北半分 ④

2024年12月 3日 (火)

広島南アルプスショートコース逆縦走 北半分 ②

 すると、柚木城山から鈴ヶ峰へ向けて歩くとのこと。「こちらは、ここから武田山へ」と応えると、案外あっさりとした反応。なるほどDscf8663、これまで、広島南アルプスを全縦走をすると言うと、顔と心をしかめる反応に出会うことが多かったけど、半分なら割と気軽に受け止めてもらえるよう。さてと、ジュラルミン階段を上って行きます。

 例のキク科のコセンダングサのヒッツキ種が階段の横から、結構な勢いで顔をのぞかせています。それにもかかわらず、ポリエステルのズボンを履いとるからか、気になるほどには引っ付かんかったの。もちろん用心して、できるだけ種に接触せんように歩きはしましたが…。262段をカウントして、山道に乗りあげ。

 ここからしばし、ユルやかな尾根すじが続きますが、やがて、薄暗い森を通りぬけてパノラマルートに。じゃが、ときおりふり返って眺Dscf8665めむとするも、その名前ほどの展望は期待できんのじゃ。ま、それよりも急勾配と道の抉れがキツうて、風景を楽しむ余裕はないのぉ。そんなことで、黙々と歩を進めていると、思ったより早めに小コブに到達。

 もはや、この下に山頂と滝観音への分岐が…。「よし」と、岩場を登って展望岩にたどり着いたのは9時25分。ゆったり、豆せんべいを食べて休憩。さっき、上りはじめに聞こえよった無限工事の重機音がせんで。休憩でもしとるんかの。そんなことを思いながら、次へと向かいます。大茶臼山ピークには、9時36分。計画より22分の遅れかぁ。

 ここから丸山までは、これまでと違う安楽コースなんじゃ。今日は脚の調子も悪うないし、ここで遅れを取り戻そうと、気持ちは速うDscf8667進まむ。そうは思うものの、それでも、マイペース+αくらいか…。畑垰へ下りて丸山ルート入口には、「宗箇山・丸山登山口」の木札看板。「縦走路」とはなっとらんのじゃ。西区役所の観光課でも作ったんかの?。

 そんなことを考えながら、丸山へと歩を進めていきます。やがて、コシキ岩。今日は先まで行って、チェック。岩への未踏ルート。これはいつかそのうち、歩いてみたい。たぶん、そのまま丸山ピークへ行けるに違いない。山道へ戻って、しばらく歩いていくと、例の巻き道分岐じゃが、巻くルートの方は、ヤブ状態じゃの。もう久しく、通ったことがないで。

 そう思いながら、急坂を上って丸山ピーク。三角点には、ふたつの山頂標示板が無事。じゃが、457.6mと457.4mと異なる表記。20Dscf8672㎝の違いか。確か地形図は、457.4になっとったような気がするけど、457.6の方は何か根拠があるんかの。それとも、記入ミスじゃろぉか。そんなことを考えながら、ひと息。

♈ つづき:広島南アルプスショートコース逆縦走 北半分 ③

2024年12月 2日 (月)

広島南アルプスショートコース逆縦走 北半分 ①

2024年11月20日
天気:快晴
気温:14.6~27.8℃
湿度:28~46%
風速:0.6~5.2m/s(広島)

己斐垰登山口8:52ー展望岩9:25ー大茶臼山9:36ー丸山10:24ー石山11:00ー火山11:49~12:10(昼食21分間)ー武田山13:13ー展望広場13:41ー花みずき台下山口14:25ー古市橋駅14:47

 今回は先週に続いて、広島南アルプスショートコース逆縦走の北半分を歩きます。己斐垰から武田山まで。距離をチェックしてみると、Dscf8681南半分が8.16㎞なのに対して、9.75㎞とちょっと長い。じゃが、大茶臼山パノラマルートの急登を乗りきったら、後は何とかなろうと、楽観。それにしても、今朝の買い出しは寒かったのぉ…。

 ウェザーニューズをチェックしてみると、8℃じゃったんかぁ。防寒対策が、まだ適当じゃけんの。さて、西広島駅へ向かうときも、まだまだ寒いで。今日は駅前のバス乗り場へ。そこの時刻表をチェックして、列に並びますが、乗り際にも運転手に、己斐垰に停まるかどうか確認。OKの返事があったので、パスピーチェックして着座。

 それにしても、このバスルートの坂、かなりの急勾配じゃのぉ。今日改めて、それを感じているうちに、己斐垰に到着。今日は、リュックを新調したので、ペットボトルが転げ落ちることもなく降車。バス停で若干の準備をしていると、どうみてもハイキングスタイルの、中年らしき男女3人。「どこへ行くんですか」と、たずねてみます。

♈ つづき:広島南アルプスショートコース逆縦走 北半分 ②

2024年11月28日 (木)

広島南アルプスショートコース逆縦走 南半分 ④

 さて、この先は基本的に下り。そう安易に考えて、歩を進めていきます。まぁ、多少の上りと急降りはあるけど、どういうこたぁない。やDscf8656がて、己斐垰取り付きへの急な下り坂。ここは転げ落ちたりせんよう、いつものように少しばかり用心しつつ…。そして道路に下りたちました。ここからは、歩道を歩きながら、通り過ぎるクルマの塩梅をチェック。

 おりを見て、左に渡ります。己斐垰バス停にたどり着いたのは、13時27分。今日は、ここで終了です。計画では2.3㎞/sの速さで、12時52分到着にしとったから、35分の遅れか。まぁまぁじゃの。次の西広島駅行の便は、13時35分。素早くハイキングバージョンを解除しつつ、温湿計のチェックも済ませて、やって来るボンバスを待ちます。

♓ :(了)

2024年11月27日 (水)

広島南アルプスショートコース逆縦走 南半分 ③

 いつものことながら、急坂を上りつつ、何度か尾根すじを替えてさらに上っていきます。やっぱり、伸びた木々にDscf8644遮られとる、窓ヶ山展望尾根。これは通過して、もうすぐかのと思いおもい、足を進めていきます。いったん下って今度は、迂回路との分岐をまっすぐに上って行きます。今度こそ、もうすぐじゃ。

 そう自らを励ましますが、結構な勾配と急段差が2~3ヶ所。それでもようやく、315m見越山ピーク。時刻は、何と12時ジャスト。よしここで、計画どおり昼メシじゃ。適切な場所を探しますが、やっぱり、この前座った丸太が一番。今日はときおり、アブが頭の周りを舞いますが、大丈夫じゃろ。そう判断して、ここで食べることに。

 この前おった細カマキリ。今日は見当たらんの。そんなことを考えながら、オムスビとユデ卵を食べます。気温23.4℃、湿度46%で、Dscf8649風もなくゆったり。それから、ひと息ついて12時22分。次へ歩を進めるか。それにしてもこの間、誰ひとり上がって来んかったの。さて、頭ぶつけ木には、目立つリボンがあるから大丈夫。

 そこからの急下りをやり過ごして、いったんユル坂になりはしますが、その先、縦走路までは、また急勾配。その合流点まで下りりゃぁ、何とかなろう。そう楽観。やがて、縦走路に入って、そこからは安楽なユル坂がしばらく。じゃがまもなく、上ったり下ったりの急坂が…。かなり抉れたところもあって、ヨロヨロと一歩後退したりしながらようやく乗りあげたり…。

 ちょうどそこに、前方からやってきた女性ハイカー。ちょっと不細工なところを見せてしもうたのぉと、「ここの上りが大へんじゃったDscf8651」と訴えます。話を聞くと、下りたことはあるけど、こっちから上ったことはないらしい。彼女はこちらの話しに、「気をつけます」と大人の対応。さて、歩を進めて、KS鉄塔。ここで靴の中に入り込んだゴミを処分。

 さっき、見越山で残した右側の分を取り去りました。じゃがその後も、若干異物っぽい感じはしましたが、もうエエ。足を慣らそうて。そう思いおもい歩きます。やがて、柚木城山ピークコブ。突出を登っていきます。山頂は相変わらず、成長した林で閉鎖されとるで。ここはひと息だけついて、さぁ、己斐垰へ下山じゃ。

 そう思って、コブから下りかけると、下の方から鈴の音。そちらに目をやると、こちらを避けてくれるんか、左へまわる男性の姿。申しDscf8653訳なく思いつつ、急いでロープを伝って下りていきます。しかし、たどり着いて左右を見渡しますが、誰も待っちゃぁおらんで。ピークを巻いたんかの。まぁ、それならそれ。

♓ つづき:広島南アルプスショートコース逆縦走 南半分 ④

2024年11月26日 (火)

広島南アルプスショートコース逆縦走 南半分 ②

 鈴ヶ峰ピークにたどり着いたのは、9時55分。乗りあげ際にヒトの声がすると思うとったら、窓ヶ山の方を向いてヤマ談義にハマっていDscf8638る5人の女性ハイカー。春になると、どこやらでタケノコが取れるとかの話で、盛り上がっています。そのうち2人ほどとあいさつを交わしたものの、それ以上突っ込まず、先へと向かいます。

 東の尾根を進んでいると、すれ違う4人組ハイカー。「この先が長いですね」と声をかけると、こちらのスリーブレスを指して、「ベテランですね」とか言うので、「下りでは、ちょっと寒い」と返しておきます。そこから鞍部。こちらが下りる手前で、待機してくれとる人を発見。お礼を言わむとすると、おっ、あの織姫女史じゃなかろうか。

 そう感じて、声をかけると、やっぱり。今日は出発を遅めにしたけん、とても出会うことはないじゃろうと思うとったんじゃ。会えた喜Dscf8640びを伝えて、今年は年初から膝痛で難儀したことを話します。この広島南アルプス縦走がその一因かもと言うと彼女は、「それしかないでしょ」と断言。それからしばし、この間の山行談義。再開を誓ってすれ違います。

 さて、低コブから道行地蔵。もちろん今日は、安楽ルートを登っていきます。鬼の散歩道にさしかかると、地面にスズメバチ注意の文書。急カーブの角には、そのスズメバチが、地面すれすれに低く飛んどるじゃないか。もちろん、過剰に意識したりせず、さっさと通りすぎます。やがて、山道への合流点あたり、杖をついた高齢者と、それより少し若そうな男女。

 すれ違いざまに話をしている様子。男性の方は何やら、そのあたりにユリの種を巻いているらしい。そのつぶやきが耳に入ってきましたDscf8641。あいさつを交わし、その間を通って先へと向かう結構長い道程。八畳岩から、ベンチが撤去されている展望所を過ぎて、やうやう鬼ヶ城山ピークに10時46分。ここでひと息。よし、次へ向かわむ。

 もちろん、パノラマルート下り口には、あの酒飲み鬼の小さな像。そして、遊歩道に入ると、左に「シャトルレディース」とか「山ガール」と書かれた木札。何のことじゃろうようわからんかったんじゃが、後から写真をチェックしてみると、どうやら、新しい道の案内ではなく、「植樹」をした証らしい。この樹は、サクラのような感じ。

 さてその後も、数組のハイカーとすれ違いながら歩を進めて、やがて竹林の下山道へ。最後に男性ハイカーとあいさつを交わして、草沼Dscf8646道下山口。竹杖を抱えて歩く横断歩道から見える電子表示板の気温は、19℃。渡りきってしばし、今度は捻じれ階段。これを210段カウントしてやうやう、見越山への尾根すじへ。

♓ つづき:広島南アルプスショートコース逆縦走 南半分 ③

2024年11月25日 (月)

広島南アルプスショートコース逆縦走 南半分 ①

2024年11月13日
天気:快晴
気温:19.6~26.5℃
湿度:35~57%
風速:2.3~5.0m/s(広島)

新井口駅9:03ー憩いの森登山口9:24ー東峰9:55ー鬼ヶ城山10:46ー見越山12:00~12:22(昼食22分間)ー柚木城山12:48ー己斐垰13:27

 11月の広島南アルプスショートコース縦走の日。今回は逆コース、南半分に挑みます。朝の買い出し、脚は割と好調。「今日は行けそDscf8636う♬~」。そう感じつつ、見越山を昼食ポイントに設定して出発。9時03分に新井口駅から、足を踏みだしましたが、実際に歩いてみると、脚の調子は今ひとつじゃのぉ。陸橋を乗りあげてすぐの公園で、早々に痛み止め。

 さてと、続けて上っていくぞ。憩いの森登山口からしばし。大看板のところで、杖になるものはないかと探します。すると、若干細めの竹棒。今日はこれにしよ。使ってみると、かなり良好。身長より20㎝近く長い。これを使って上って行きます。しばらく歩いていると、下りてくる男性。こちらが待機して、道を譲ります。

 あいさつを交わして、「早いですね」。「散歩ですか」と問いかけますが、曖昧な返事。ま、どうでもエエんじゃが…。それからしばらくすると、女性が下りてきました。軽装なので、さっきと同じ質問。こっちは、気持ちよく「散歩」と認めました。こうじゃないと、面白うないで。そんなことを感じながら、九十九折れ坂を上ります。

♓ つづき:広島南アルプスショートコース逆縦走 南半分 ②

2024年11月 6日 (水)

広島南アルプスショートコース順縦走 南半分 ②

 そこからさらに、勾配の大きな坂を乗りきると、ややユルめの尾根すじルート。歩を進めていくとやがて、柚木城山ピークコブに。時刻Dscf8456は10時47分。周囲は木々が鬱蒼として、相変わらずの閉塞感。そこから、KS鉄塔。そして霊泉寺分岐を右にチェックして、見越山には11時16分。ここで、計画どおりの昼食。

 足元に下り立った、小さくて細いカマキリ。警戒するように、こっちに顔を向けたり、前を見たり。その様子を眺めながら、オムスビとユデ卵をゆったり食べます。さぁ、先へ進むぞと、出発したのが11時44分。窓ヶ山展望尾根も、すっかり木が生い茂ってしもうとるの。そんなことを感じながら、ズンズン下りて、捻じれ階段。

 草沼道を渡って、鬼ヶ城山へ。竹林を抜ける急勾配を乗りきると、遊歩道になります。やがて、山頂への分岐。今日は、パノラマルートDscf8470の安楽道を行かむ。途中に、懐かしいワンカップ大関の供えられた酒飲み鬼の小さな像。いつも下りるだけじゃから、目につかんかったんかの。左の抉れ小谷から上ってくる金属ハシゴをチェックして、山頂へ乗りあげます。

 時刻は12時50分。ここでしばし、水分補給。空には、白くて厚い雲が広がっとるけど、遠景はよう見えるの。さてと、八畳岩へと向かいます。途中にあった、木製ベンチが撤去されとるで。ズンズン下って、道行地蔵。ここから、ひとコブ越えて、鈴ヶ峰への長い上りなんじゃ。それを覚悟して歩を進め、山頂についたのは、13時39分。

 南の方にも、よう見通しがきくけど、四国の山々が見えとるんかどうかは、分からんの。ここでも、ひと息ついて、よし、下山じゃ。ちDscf8473ょっとばかり、脚に違和感が出てきたけど、まぁ、大したこたぁない。憩いの森下山口には、14時17分到着。この前の北半分コースほど休んどらんけぇ、ちったぁ早かろ。

 脚を宥めなだめ、新井口駅には14時37分。よし、これで、南北二分はしたものの、広島南アルプスを歩いたで。もう何回か、この調子で歩いて、従来のペースに復調させむ。そう思いはするものの、広島南アルプス縦走は毎回、体力ギリギリじゃけんの。ま、そのときの脚の状況次第じゃけど、何とか目標の200日は歩ききりたい。

♐ :(了)

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