やまなみコース縦走

2025年7月10日 (木)

広島南アルプスショートコース逆縦走 北半分 ①

2025年6月25日
天気:曇り
気温:24.7~29.3℃
湿度:54~73%
風速:0.8~3.5m/s(広島)

己斐垰バス停8:47ージュラルミン階段登山口8:48ー展望岩9:19~9:25(休憩6分間)ー大茶臼山9:34ー丸山10:23ー石山10:58ー火山11:48~12:06(昼食18分間)ー武田山13:16ー花みずき台下山口14:23ー古石橋駅14:44

 はてさて今日、天気予報では雨のち曇りとのこと。じゃが、これに臆することはないでと、当日の予報でチェックします。すると、ウェDscf9961ザーニュースでは10:00から1mmの雨が続くとのこと。tenki.jpでは7:00~19:00まで降り、NHKの予報は9:00~18:00とか。気象予報社によって、まちまち。よし、そういうことなら、実際の空を見ながら歩かむ。

 そう決めて、西広島駅から己斐垰へ、バスで乗りあげます。時刻は8時47分。木杖は、ジュラルミン階段の下で濡れとったの。これを手にして、湿った杖を温めながら、階段を上る。ちょっとばかり段を見過ごしたか、いつもより数が少なかったけど、まぁ、大したこたぁない。上り口を開けて、隅に生えているサンショの葉を口に、先へと歩を進めていきます。

 しばし、尾根ユル道。廃屋分岐などを過ぎて、やがて、パノラマルートの急登。まだまだ序の口と、歩を緩めたりせず上っていきます。そしてやうやう、コブ。これをやり過ごして滝の観音分岐を通過すると、急坂の岩登り。まぁ、これも、大したこたぁないんじゃが。岩場をたどって、展望岩にたどり着いたのが、9時19分。まだ早いけど、ここで6分ほど休憩。

♋ つづき:

2025年7月 9日 (水)

広島南アルプスショートコース逆縦走 南半分 ③

 さて、ここからも急勾配。そう覚悟して上っていきます。途中で呼吸を整えつつ、ようやく、さっぱり見えんようになっとる、窓ヶ山展Dscf9951望尾根に乗りあげて…。じゃがここからはしばらくの間、平尾根歩きで休息。そして、次の尾根すじへと乗り換えのために上ります。それからまもなく、見越山山頂への分岐に。

 ここからは間違いなく、急勾配と大段差。これを乗りきって、やうやうピーク。12時05分。疲労困憊したので、ちょっとだけ休息。さぁ、いよいよ大詰めじゃ。この先、多少の起伏はあるのは覚悟しても、概ねユル坂。そう自らを励まして下りていきます。縦走路に下りてから、しばし森の中。涼しいのぉと思いつつ歩を進めていると、前方から女性がひとり。

 「森の中は涼しいですね」と声をかけると、相槌を打ったにもかかわらず、「アツ、アツ」と言いながら通り過ぎる。ま、上りと下りの塩Dscf9952梅は人によって感じ方が違うからの…。じゃが、その先もしばし、ユル道じゃったんじゃがの…。ま、どうでもエエわい。それからしばらく、歩を進めてやうやう、柚木城山コブ。

 捻じれ木をチェックして、12時34分到達。無展望は相変わらずじゃの。そんなことを思いながら、ひと息。よし、これなら13時08分発のバスに間に合う可能性もなきにしもあらず。そう考えて、やや足速に歩を進めていきます。まぁ、ダメなら、13時35分発でもOKなんじゃがの…。コブの急坂を下りると、しばしユル道。

 じゃが、国泰寺分岐あたりからは、さらなる急坂と大段差。いつものことと思いつつも結構ハード。そうしてやうやう、己斐垰への下山Dscf9954口にたどりついたのが13時03分。おっ、これなら13時08分発に間に合いそう。そう思いながら、垰へ上ってピーク。クルマがこないことを確認して道路を渡り、左側の歩道へ。まもなく、ジュラルミン階段登山口。

 すぐに、木杖を格納して己斐垰バス停には、13時07分。よし、何とかなるの。ここで、ハイキングバージョンを解除。温湿計をチェックして、バスを待ちます。やがて、やって来たバス。乗りこんでみると、まったくの空席はないけど、ひとりで座っているボックス席があるので、手近なところへ相席させてもらいます。

 汗まみれの身体では遠慮気味。それでもしばらくすると、右後ろの席が開放されたので、そこへ移ります。ここでようやく、完歩祝い。Dscf9956やがて到着した、終点・己斐西広島駅で降りて、駅上のセブンイレブンでもうひと祝い。鋭気を回復しておきます。

♊ :(了)

2025年7月 8日 (火)

広島南アルプスショートコース逆縦走 南半分 ②

 そして、大看板近くに格納していた木杖をゲットして、林道をたどります。やがて、砂防ダムをのり越えますが、彼女らの気配がせんよDscf9945うになったの。上りには弱いか…。そんなことを思いつつ、これから先の摸木階段。暑さのせいか、結構堪えるのと思いつつ、一段々々、汗しながら上っていきます。そしてやうやう、水場前分岐から九十九折れ。

 物神をやり過ごして、左脇からたどり着いた東峰。9時54分。誰もおらんの。そう判断して、隅で所要。そして、ひと息つきながら右を見ると、ベンチには女性ハイカー。悪行がばれたか…。顔をそむける様子。まぁ、もはや、せうがない。「覆水盆に返らず」じゃ。さて、次へ進まむと足を踏み出すと、さっきの女性ハイカーズが上ってきました。

 「速いですね」と声をかけてきたけど、そげに変わらんじゃろとの思いを込めて会釈。鬼ヶ城山へ向かうぞ。マイペースで東斜面を下りDscf9947ていきます。いつものように歩きやすいルートを、それでも心もち速足で…。鞍部からユル坂を下って、今度は鉄塔鞍部。これをやり過ごして、道行地蔵から今日は、急登をふたつ上るルート。そして、八畳岩へ。

 それから鬼ヶ城山ピークへ向かう間に、そろいの服を着た男女ハイカーとすれ違うたんじゃが、どこでじゃったか、定かに思い出せん。ピークにたどり着いたのは、10時41分。今日こそ、次の見越山で昼メシと思よったんじゃが、この暑さ。いつもどおり、早めに休憩にせむ。そう判断して、空いていた前のベンチで、食べることに。

 気温29.5℃、湿度56%、そよ風も吹いて心地よし。オムスビとユデ卵をユッタリ食べて、17分間。10時58分に出発せむとすると、山頂Dscf9948から女性の声。あのふたり組かと思よったら、華やな服装じゃが、彼女らより少し年上のように見える山ガール4人組。あいさつするも、再々会したような反応はなし…。ま、それはそれ。さてと、次へ向かわむ。

 パノラマルートを下りると、遊歩道で歩きやすい。誰とすれ違うこともなく進みます。今日は織姫には出会えんかったの。そんなことを頭に浮かべながら歩を進めている途中、上腕あたりに痛み。カにでも食われたかと、コスリコスリ歩いて、やうやう草沼道取り付きに到達。電光温度計は、28℃。横断歩道を渡って、捻じれ階段へ。

 その手前には、ポン菓子製造中のオヤジ。邪魔をせんよう、声もかけずに通り過ぎて、階段を上っていきます。しばらく、これまで見かDscf9949けたことのない大犬が吠え立てます。「じゃかましい」と罵りつつ、歩を進めて、206段をカウント。それにしても今日は、堪えるの。何とか、上りきってから、ひと休みじゃ。

♊ つづき:広島南アルプスショートコース逆縦走 南半分 ③

2025年7月 7日 (月)

広島南アルプスショートコース逆縦走 南半分 ①

2025年6月18日
天気:薄曇り
気温:27.4~36.6℃
湿度:45~59%
風速:0.6~3.9m/s(広島)

新井口駅9:32ー憩いの森登山口9:23ー東峰9:54ー鬼ヶ城山10:41~10:58(昼食17分間)ー見越山12:05ー柚木城山12:34ー己斐垰下山口13:03ー己斐垰バス停13:07

 今回は、6月2度目の広島南アルプスショートコース縦走。昨年、左膝痛のため回避した6回分を取り戻すための1回。この前、順コースDscf9943を歩いたばかりなんで、毎週ということになるけどの…。計画しているときは、半縦走ということで何か、もの足らんような気分になるんじゃが、実際に歩いてみると、これが結構堪えるんじゃ。

 今日も、南半分コースで短いんじゃが、温湿計の最高気温は36℃を越えとったから、かなり、しんどかったのぉ。ま、それは後半部分に感じたこと。出はじめは調子エかったんじゃ。ところが、そんな気持ちで、陸橋を上りきったあたりで脚に違和感。よし、早めにと思って、痛み止めを飲んでいると、後ろをハイカーらしき女性ふたりが、通り過ぎる声。

 飲み終えて、彼女らを追い越さむとするも、これが結構速い。それでも何とか追いついて、あいさつを交わしつつ、「こちらは己斐垰まで」と言うと、鬼ヶ城山までとのこと。「暑いから気をつけて」と激励しあって、こちらが先行します。井口台中学校から憩いの森登山口あたりまでは、少し離れて追ってくる彼女らの声と姿。

♊ つづき:広島南アルプスショートコース逆縦走 南半分 ②

2025年6月22日 (日)

広島南アルプスショートコース順縦走 南半分 ③

 さて、竹林道の勾配を覚悟して上っていきます。まぁ、それほどのこたぁないんじゃが、ときおり難儀なところもあるんじゃ。そうしてDscf9933やうやう、尾根すじに。湿っとるのと思いつつ、歩を進めていきます。山田団地への分岐をやり過ごして、ユルい遊歩道。誰もおらんの。そう思いながらいくつかのポイントを過ぎていよいよ、鬼が城山への取り付き。

 今回もパノラマルートを上って、山頂にたどり着いたのは、12時02分。計画より2分早い。これなら大丈夫じゃ。そう思いながらしばし、周囲の曇った景色を眺めながら休息。さぁ行くぞ!。前回、こちらの横を無言で通りすぎたTND女史らしきヒト。出会うかもと期待しとったけど、見かけんかったの。まぁ、それはそれ。さっさと西へ歩を進めます。

 途中から鬼のさんぽ道。そして、道行地蔵。その後ろを抜けて、急段差。これを乗りきって、鞍部への急坂。鉄塔丘から、再び急坂を上Dscf9936っていきます。今日はさほど堪えんのとは思いつつ、それでも、だんだんと厳しくなる勾配をやり過ごします。そして、鞍部から東峰への最後の急登に。ムリをせんよう、ルートを選んで…。

 歩を進めて、やうやう鈴が峰公園分岐。ここから山頂まで5分の標示。まぁ、この時間は気にせぬようにしつつも、一気に上っていく、いつもの左側ルート。そんなことでようやく、東峰にたどり着いたのは12時50分。計画は13時09分じゃったんじゃ。よし!!。ひと息ついて、早々に完歩祝い。さて、下山にかかるぞ。

 いくつかの物神を見ながら、九十九折れを下りていくとやがて、ユル坂に。やがて砂防ダム。いつもここで、ハイキングバージョンを解Dscf9937除するんじゃが、今日はすでに完了。ここに留まらず下りていきます。崩落沢を通りすぎても、こけたりせんよう、木杖をしっかり使って下りていきます。そしてやうやう、大看板。この裏手に木杖を置きます。後は、手ぶらで…。

 まもなく、憩いの森下山口、13時23分。井口台中学校を過ぎて、今日は左にある歩道を通ります。ずっと前、ここを自転車走行する不届き者がおったんじゃ。それ以来ずっと、この歩道を歩いたことはなかったんじゃが、久々に…。そんな輩がおったら、こっぴどく懲らしめてやろうという思いで進みます。

 まぁ、若干遠回りにはなるので、ガードレール越え。それから、いつものルートに入って、陸橋を伝っていきます。それにしても今日はDscf9938、草沼道交差点近くで出会ったバァさんウォーカー以外、誰にも会わんかったの。まぁ、こげなこともあろう。はじめのうち、雨が降っとったけんの。それはそれ。ところで今日は、1000日山行のうち、ようやく800日め。

♉ :(了)

2025年6月21日 (土)

広島南アルプスショートコース順縦走 南半分 ②

 まさか、崩落しとりゃぁすまぁのと思いつつ。上っていく急勾配と段差。まぁ、大丈夫じゃの。国泰寺分岐あたりに乗りあげて、もう少Dscf9923し急坂を乗りきると、ようやく稜線。ここらからは、基本的にユル坂なんじゃ。そう楽観して、歩を進めていきます。鉄塔丘をいくつか過ぎて、さらにジ・アウトレットの見える二重鉄塔跡をやり過ごし。

 日本の商業施設じゃに、面倒くさい冠詞をいちいち付けるんかの。「アメリカに魂を売っとるんか」と呟きながら、歩を進めていきます。途中にある若干の急勾配を経て、とどめの難儀な柚木城山コブ。たどり着いたのは、10時19分で、計画より4分遅れ。まぁ、ここまで上りじゃったし、こげなもんじゃろ。そう思いつつ、ひと息。

 山頂から急坂、捻じれ木をチェックして下りていきます。KS鉄塔を経て、しばし急な抉れ坂。気をつけて下りていきます。それからも、Dscf9927もう1~2ヶ所、急坂があるんじゃ。そしてようやく、315ピークへの分岐。「今日は元気があるで」そう感じながら歩いて、頭ぶつけ木に注意しつつ、乗りあげていくと、やうやう見越山。10時44分と計画どおりのタイム。

 それにしても、ここで昼メシじゃ。定席の倒木ベンチは雨で湿っとるけど、どれも同じじゃ。それに腰かけて、オムスビとユデ卵。気温19.9℃、湿度69%。風は穏やかで、まぁ、快適。ゆっくり食べて、15分間。10時59分に出発します。やっぱりまだ、周囲は白い霧に覆われとるの。そう思いながら、急段差を下りてきます。

 やがて、ユル尾根。あの窓ヶ山展望尾根は、もはやサッパリじゃの。そんなことを思いつつ、尾根すじを踏みかえて下りていきいます。Dscf9930下り坂になるとさほどでもないのぉ…じゃが、そうは言うても、長いで。そう思いながら歩を進めて、捻じれ階段。下るときはちょっと曖昧。結局206段をカウントして、草沼道交差点に。

 歩行者ボタンを押して、19℃の電光温度計を見ながら渡ります。そして、まもなく鬼ヶ城山登山口というあたり。前から歩いてくる年配の女性。近づいて、あいさつを交わします。こちらのスリーブレス姿が、「寒うないんかね」との問い。「山を歩いとるけん、大丈夫」と答えます。すると、どこまで行くのかとの問い。

 鈴が峰までと答えたけど、ピンとこない様子じゃったので、鈴が峰から新井口駅までと言うと、「そんなに遠くまで」との反応。「私は84Dscf9931歳じゃけど、お宅は?」と尋ねてきたので、年齢を答えます。まだ少し若いから頑張ると言うと、「ずいぶん若い」と感心。お互い、「気をつけて」と声をかけあって、彼女は歩道ウォーク。こちらは竹林道へ。

♉ つづき:広島南アルプスショートコース順縦走 南半分 ③

2025年6月20日 (金)

広島南アルプスショートコース順縦走 南半分 ① 

2025年6月11日
天気:パラ雨のち曇り
気温:19.2~23.9℃
湿度:26~60%
風速:0.6~4.1m/s(広島)

己斐垰バス停9:33ー柚木城山登山口9:41ー柚木城山10:19ー見越山10:44~10:59(昼食15分間)ー鬼ヶ城山12:02ー東峰12:50~12:57(休憩5分間)ー憩いの森下山口13:23ー新井口駅13:40

 9日から、中国地方も梅雨入り。そして、10日に続いて11日も、警報級の豪雨になるかもとの予報。じゃが、火曜日も、ときおり強い雨Dscf9922は降るものの、あの広島土砂災害のときのような降り方じゃないの。それでも、夜から明日水曜日にかけての降りようでは、土砂災害の可能性もあると、気を抜かずに、空模様をチェック。

 まぁ、そうは言うても、心の底から湧いてくる、久々に休みたい気分も…。じゃが、基本的にニュートラル。朝の買い出しをしてからはじめて、準備完了まで気は抜かんで。それにしても、チェックする天気予報サイトによって、まちまち。どうも、スッキリせんのじゃが、最終的に午前9時以降には、雨があがるらしい。それを確信して、出かけることにしました。

 西広島駅のバス乗り場から、定刻に出発するボンバス。前祝いをしながら、急勾配の坂を乗りあげて、己斐垰に到着。9時33分に足を踏み出します。戻ったジュラルミン階段に置いとった木杖は、90°ほど回っとったけど無事ゲット。「雨で濡れとるのぉ」そう思いつつも、やがて柚木城山己斐垰登山口に。

♉ つづき:広島南アルプスショートコース順縦走 南半分 ②

2025年6月19日 (木)

広島南アルプスショートコース順縦走 北半分 ④

 今日は大峯山がよう見えるの。とは言うても、セピア色。よし、ここで、完歩祝いをして、下山じゃ。そう思って、出発したのが、14時Dscf991641分。15時08分発のバスの可能性もありじゃのとの迷い。「まぁ、できりゃぁ、そっちじゃ」と、やや足速に、大段差と急勾配を下りていきます。ときおりタイムチェックをしながら…。

 「これなら、何とかいけそう」と思いおもい…。ジュラルミン階段をサッサと下りつつも、途中あの引っ付き種になりそうな、キク科植物の伸長具合をチェックしながら。己斐垰バス停には、15時04分。よし、間に追うたの。木杖を格納、温湿計をチェック、ハイキングバージョンを解除して、やがてやって来るバスを待ちます。

♈ :(了)

2025年6月18日 (水)

広島南アルプスショートコース順縦走 北半分 ③

 「よし、これからじゃ」と、気を高めて足を踏み出します。しばしのユル勾配を過ぎやがて、不明瞭な分岐から急勾配の尾根すじへ。こDscf9905こからは、踏み跡をようよう探しながら、滑りやすいところを上へと向かいます。そして、やうやうサクラ上下道の分岐。標示柱を探してみると、どこのあるんかよう分からんぐらい傾いとったで。

 そこから歩きにくい細道をひと上りして、今度は、ヒノキ林の荒れ九十九折れルートをたどって行きます。「なかなかじゃのぉ」と思いつつも、やうやう展望広場にたどり着きました。ひと息ついて、ここから一気に武田山。時刻は11時00分。やっぱり計画より20分遅れじゃの。上ってくる途中、今日はここで昼メシにするかという弱気も…。

 いや、ここで休んで気分を転換できたで。やっぱり、火山へ行かむ。そう決意を固めて、黙々と歩を進めていく長いながい道程。黒谷Dscf9906山を越え、谷ルート分岐。それから少し上って春日野分岐。これらをやり過ごして、急登に挑みます。そして火山山頂、時刻は12時06分。「何とか、ここにたどり着くことができたか…」という思い。

 山本村の神話伝説「烽火跡石碑」の前の岩に座って、昼メシに20分。そういやぁさっきから、周りを飛び回るハエ。「オニヤンマ君」を見せても、逃げんぜぉ。こりゃぁ大した効果はないんかも…。さっきも森の中を歩きよったら、オオスズメバチが何の動揺もすることもなく、こっちの足元をブンブン威嚇して飛び回りよったからのぉ…。

 さて、次は石山。これからは、比較的安楽な稜線伝いのルート。ただそれでも、石山までは結構な下り上りはあるんじゃ。はじめに、あDscf9912の岩場下りがあるんじゃった。しばらく前にここですれ違った、初めて来たという男性ハイカー。下りるのに悲鳴を上げよったけど、それほどのこたぁなかろう。そう思いつつ下ります。

 大原分岐を過ぎて、三田垰。そこから上って、小堀山。そして権現垰から石山に到着したのは、13時08分で計画より23分超過。ひと息ついて、歩を進めていきます。若干の起伏をやり過ごして、鉄塔のある観音山を経て、丸山には13時40分。遅れは17分に。大分回復してきたぞ。ここで、少し長めの休憩。「さぁ、もう少しじゃ」と、自らを励まします。

 こしき岩をチェックしつつ、やがて畑垰へ。ここから上っていくユル長の道。ま、それでも、若干キツいところもありはしますが…。そDscf9913してやうやう、大茶臼山413m山頂に。14時28分。ここは通過して、「天空の展望岩」へ。着いたのは14時35分。バスは15時35分でもエエんじゃと、少しばかりユッタリと休憩。

♈ つづき:広島南アルプスショートコース順縦走 北半分 ④

2025年6月17日 (火)

広島南アルプスショートコース順縦走 北半分 ②

 いろいろ考えを巡らせてみると、そういやぁ、古市橋駅でTシャツを脱いだときに、棚へ置いたような覚え…。じゃが、それにしてもだDscf9893いぶん進んでしもうたで。とにかく、あのカードケースを見つけださにゃぁならん。戻りはじめると、「今日はもう、止めたいのぉ」という気分も…。も少し若いうちなら、初っ端の失敗にはへこたれず、再挑戦したものなんじゃがの。

 途中、どっかに落としとりゃぁせんじゃろかとチェックしつつも、古市橋駅へ。駅前では、「何とか治療院」を開くという、半白衣を着た青年3人が宣伝中。それをやり過ごして駅に戻ると、乗車券自販機の右横にマイ・カードケース。「やっぱり、ここじゃったか」と安堵。ここで心を落ち着けむと、ベンチに座って、しばし休息すると、若干体力を回復したか?。

 「このまま止めてしまうわけにもいかんじゃろ」と思い返したのが9時28分。ほぼ20分遅れになってしもうたけど、「それはそれ」と、再Dscf9900び足を踏み出すことに。「is」から県道、横断歩道で止まってくれたクルマに会釈して通過。まもなく、天皇崇拝の日吉神社。今日はその手前に、工事車両。「通れますか」と工事人に確認します。

 ほぼ道幅を占拠している、工事車両2台の横をすり抜けて上る。やがて、前回工事をした新しい側溝をチェックして上っていくと、祇園北高の下。そこで待機しとった交通整理員に、この前道路を塞いどった作業車両に右前腕が当たって、打ち身のアザができた。それが2週間して、やうやう薄れてきたことを話します。

 但し、そのことで補償を求めたりするつもりはないことを、明らかにしておきます。立ち話が、ややこしうなっちゃぁいけんけんの。彼Dscf9903の話によると、血液サラサラの薬と飲んどると、打ち身出血の後が出やすいとのこと。それが、定かなことかどうかは分からんが…。「仕事中にごめん」、「気をつけて」のあいさつを交わして、花みずき台へと向かいます。

 定番の階段を長短3つ上って、まもなく花みずき台登山口には、9時50分。もはや「go」の意識しかない。さてと、マイ木杖はどこじゃったかの。この前、巧妙に置いたばっかりに、なかなか見つけることができんで…。しばし、右往左往。それでも何とか、それらしき棒を探し出す。握ってみると、ちょっと違和感。直近の雨で湿っとるからか。

 じゃが、それをついて歩くうちに、だんだんと感覚が戻ってきました。これじゃの。そう思いつつ、崩落谷をやり過ごして、荒れ斜面をDscf9904乗りきります。今日は、例の切り株のある尾根すじへと無事、乗りあげに成功。それにしても、ここまで結構ハード。休みたい気分を、何とかおしころして上のベンチへ。ここで、ひと息つきながら休みます。

♈ つづき:広島南アルプスショートコース順縦走 北半分 ③

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