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2025年1月11日 (土)

行者山・太光寺 ②

 広電電車は年末特別ダイヤとはいうものの、10分間隔くらいでは運行しとるよう。駅に入ると予定の便が待機していたので、やや速足Dscf9050で乗りこみましたが、それからもさらに、数分待っての出発でした。焦らんでもエかったんかと思っているとまもなく、未踏の草津駅に。さて、ホームに下りてみると、駅舎の中央にも出入り口があります。たぶん、これじゃの。

 ここから足を踏みだします。すぐその先にあったJR山陽本線の踏切を越えると、海蔵寺参道の標示。やっぱりこれか。石段を上って、つきあたると右に坂。こっちかのと、たどってみましたが、どうも行き止まり。おかしいのぉと、あたりを見渡してみます。すると、右下前方に上り坂が見えます。あっちなんか…。

 石段に戻って、その正面にある建物、向きが違うんか、何となく違和感。それでも境内に入って、ルートを発見。ちょうどその少し手前Dscf9052で、案内地図板をジッと見入っている女性。「太光寺方面は、こっちですかね」とたずねてみますが、そのヒト、固まっています。よう見ると、耳に栓をしとるで。そこで、声をやや大きくしてみると、ようやく振り向いてくれました。

 じゃが、「私は、八幡さんへ行こうとしとるんですが…」とのこと。「こっちも初めてで、よう分からんですけぇ」と返しておきます。さて、この道でエエんじゃろと、歩を進めていきます。ヤマレコ地図では、左の斜面に心細い踏み跡のような点が記されとったけど、どうかのぉ…。まっすぐ上ったら、道路に乗りあげるんじゃがの。

 そう、思よったら何とその左の斜面に、立派な摸木階段の山道分岐。但し、「入山禁止 まむし すずめ蜂注意 海蔵寺」との看板。何Dscf9063~に、この時季、どちらも居りゃぁすまぁと進んでいきます。若干荒れ気味なところもあるけど、何とか道は続いとるの。やがて、「高照神社」という額のある草茫々の赤いトリイを潜って先へ向かうと、コンクリートの「石垣」。

 そばの石段を上って行くと、並ぶ石仏群。その中には、厳つい顔をしたグループも…。これを右に見ながら乗りあげた広場。時刻は11時25分。正面には立派な建物があります。その玄関上部には、大きな「行者山」の文字。さぁここで、広島湾の風景を眺めながら昼メシじゃ。気温19.7℃、湿度32%で心地よし。

 オムスビとひとつ割れて吹き出してしもうたユデ卵を食べとると、広場を駆けまわる親子3人組。エエところじゃの。さて、下山にかかDscf9064るか。下に見える墓苑、地図で水色に塗られとった長いながい四角はやっぱり、間にある「緩衝用」の池のようなものじゃったの。寺から下りて、下山ルートを探しさがし歩きます。

♏ つづき:行者山・太光寺 ③

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