広島南アルプスショートコース逆縦走 北半分 ③
ここでも、ちょっと長めの休憩。さて、到着は10時24分。計画より29分の遅れ。少しも縮んじゃぁおらんの。そんなことで、当初は火山でと思よった昼メシ。「石山にするか」と思いおもい歩いていきます。それが結構な距離を感じつつも、石山に着いたのは、11時00分。計画が10時46分じゃったけん、14分の遅れに回復しとるで。
一応、座り心地の良さそうな岩を探したりしましたが、この時刻なら、やっぱり火山で食べよう。そう決めて、先へと足を踏みだします。岩場を下りて、しばし急な坂。これをやり過ごして、ユル稜線を権現垰へと向かっていると、何やら、平鈴のよく響く音が聞こえてきました。どうも権現垰の方から移動してきている様子。
そして、垰へ下りむとすると、上ってこようとするツーストックの女性。待機してくれていました。あいさつを交わすと、こちらのスリ
ーブレス姿を見て、「ちょうど良さそう」との発言。「確かに、上っとるときはね。じゃが、日陰を歩くと寒い」と返します。そして、どこまで行くのか聞いてみると、石山を回って帰るとのこと。地元の人らしい。
「そちらは?」と聞かれたので、己斐垰から武田山まで歩いていると答えます。すると、「鈴ヶ峰からじゃないんですか」と重ねての問い。それに対して、前はそうじゃったんじゃが、脚を痛めたので、半コースで復帰をめざしていると言うと、「こちらも、同じ」と、左膝につけた黒いサポーターを示してくれました。
「脚が痛うても、上ってしまうんよね」との彼女の言に、同意してすれ違います。しばし、そのスズの音を聞きながら、そうめん滝分岐のあるコブへと上っていると急に、確か治りかけとったはずの、右足のウオの目に強い痛み。どうなっとるんかの。足の踏み方を変えると何とかなりそうじゃが、ちょっと歩きにくい。
よしここは、膝のために準備してきた痛み止めを飲んでみよう。別に用途を膝痛に限定することはなかろう。そう思って服用。しばらく歩いていると、痛みを感じんようになってきました。その勢いで火山へと歩を進めていきます。確か、のろし岩あたり、座る男性ハイカー発見。じゃがちょっと距離があるので、声はかけずに、そのまま先へ。
ひょうたん岩分岐は、見過ごしてしもうたの。そしていつのまにか、春日野団地展望箇所。えらい早かったような気分。今日は、ほとんど家々で埋まっている団地の様子をマジマジと眺めて、さて、火山ピークへ。たどり着いたのは、11時49分。誰もおらんのぉ。座り心地がよさそうで、陽のあたっている岩を選んで座ります。
♈ つづき:広島南アルプスショートコース逆縦走 北半分 ④
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