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2024年12月18日 (水)

瀬戸田観音山 サンセットビーチから ③

 ま、そのうち上の林道に乗りあげよぉ。そう思うこの間、これがなかなかの難儀じゃったんじゃ。上に見える青空に、「ひょっとしたらDscf8786、このまま山頂か」と、根拠のない展望を見出さむとす。しかし、それは見事に外れてしもうたんじゃ。じゃが、乗りあげた先は、幸いなことに左右に走行する林道。はてどっちに行ったらエエんかの。

 トラバースに近いが、左の方がやや上向き勾配。こっちに行ってみよ。そう決めて、歩を進めていきます。すぐに、まともな上り坂になってきたで。しばし歩いていくと、左側に山道「登山口」を発見。これか。時刻は11時44分。道迷いしたけど、計画の11時52分より8分早いの。さて、ここから九十九折れの摸木階段を上っていきます。

 結構な距離を歩いて、くたびれてきたけど、まだまだ終わりそうにない。ここは、辛抱せにゃぁならんと、気分を引きしめて上っていきDscf8789ます。やがて、広い尾根すじに乗りあげたけど、まだ左に折れて、先があるんじゃ。再び、斜面伝いの九十九折れ摸木階段。それを上っていくと、やうやう右側に展望の開けたところ。ここでようやく、心の息を継ぎます。

 稜線に乗りあげると、あの観音堂。そしてそのすぐ後ろに東屋。時刻は12時26分。よし、ここで昼食じゃ。この先の三角点の展望がどうじゃったか、よう覚えとらんからの。ここでゆったり、対側にある岩城島を眺めながら、オムスビと自前の固ユデ卵を食べます。そこから、観音山三角点。ここからも、眺望はありました。

 さぁ、下山。ここから伊豆里垰まで、稜線行のはずなんじゃが、いきなり急降。ま、三点キープをするような勾配じゃないけどの…。そDscf8803して、それより若干ユルい上り。さらに、いくつかの下り上りを繰り返すハードなルート。まだじゃろうかと期待する伊豆里垰には、なかなか到達せんで。観音山山頂からの下山ルートの距離は、計画では5.15㎞。

 長いのぉと思いつつ歩いていると、左に折れる結構広い道。これかの。何の標示もないけど、ひょっとしたらと、歩を進めてみます。じゃが結局、さっきまで歩いとった稜線に合流することになってしもうた。こうなったら、これを前に進むしかなか。すでに、下りに入っとるんじゃが、垰にたどり着かんのじゃ。

 そう思いつつ歩いとると、山道は左に。前の方には山道らしきものがなさそうなので、それに従います。結構な下り坂じゃったけど、やDscf8811がてその先に、ベンチのある広場。おっ、ここじゃろうか。「伊豆里垰」というのは…。東にも西にも展望ありなんじゃが、何の標示も見当たらんで。だいたい、垰にしては前に進むルートがないんじゃ。

♊ つづき:瀬戸田観音山 サンセットビーチから ④

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