広島南アルプスショートコース逆縦走 北半分 ②
すると、柚木城山から鈴ヶ峰へ向けて歩くとのこと。「こちらは、ここから武田山へ」と応えると、案外あっさりとした反応。なるほど、これまで、広島南アルプスを全縦走をすると言うと、顔と心をしかめる反応に出会うことが多かったけど、半分なら割と気軽に受け止めてもらえるよう。さてと、ジュラルミン階段を上って行きます。
例のキク科のコセンダングサのヒッツキ種が階段の横から、結構な勢いで顔をのぞかせています。それにもかかわらず、ポリエステルのズボンを履いとるからか、気になるほどには引っ付かんかったの。もちろん用心して、できるだけ種に接触せんように歩きはしましたが…。262段をカウントして、山道に乗りあげ。
ここからしばし、ユルやかな尾根すじが続きますが、やがて、薄暗い森を通りぬけてパノラマルートに。じゃが、ときおりふり返って眺めむとするも、その名前ほどの展望は期待できんのじゃ。ま、それよりも急勾配と道の抉れがキツうて、風景を楽しむ余裕はないのぉ。そんなことで、黙々と歩を進めていると、思ったより早めに小コブに到達。
もはや、この下に山頂と滝観音への分岐が…。「よし」と、岩場を登って展望岩にたどり着いたのは9時25分。ゆったり、豆せんべいを食べて休憩。さっき、上りはじめに聞こえよった無限工事の重機音がせんで。休憩でもしとるんかの。そんなことを思いながら、次へと向かいます。大茶臼山ピークには、9時36分。計画より22分の遅れかぁ。
ここから丸山までは、これまでと違う安楽コースなんじゃ。今日は脚の調子も悪うないし、ここで遅れを取り戻そうと、気持ちは速う進まむ。そうは思うものの、それでも、マイペース+αくらいか…。畑垰へ下りて丸山ルート入口には、「宗箇山・丸山登山口」の木札看板。「縦走路」とはなっとらんのじゃ。西区役所の観光課でも作ったんかの?。
そんなことを考えながら、丸山へと歩を進めていきます。やがて、コシキ岩。今日は先まで行って、チェック。岩への未踏ルート。これはいつかそのうち、歩いてみたい。たぶん、そのまま丸山ピークへ行けるに違いない。山道へ戻って、しばらく歩いていくと、例の巻き道分岐じゃが、巻くルートの方は、ヤブ状態じゃの。もう久しく、通ったことがないで。
そう思いながら、急坂を上って丸山ピーク。三角点には、ふたつの山頂標示板が無事。じゃが、457.6mと457.4mと異なる表記。20㎝の違いか。確か地形図は、457.4になっとったような気がするけど、457.6の方は何か根拠があるんかの。それとも、記入ミスじゃろぉか。そんなことを考えながら、ひと息。
♈ つづき:広島南アルプスショートコース逆縦走 北半分 ③
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