水尻ベイサイド遊歩道 坂駅~ ③
やがて、これまで休憩場所にしとった東屋。今日は、その前でひと息つくものの、通過します。前方に見える突き出しは、先行頭部か?。そして、角を左に折れて、上条調整池をやり過ごすと、「上条分岐」。時刻は、11時50分。計画では、11時44分着にしとったけぇ、まぁまぁか…。よし、このペースで行くぞ。
まもなく、水尻ベイサイド遊歩道への分岐を進みます。若干の起伏はあるものの、ほぼトラバース道。途中いくつかの谷すじ。その中には、下に砂防ダムが造られているものも…。やがて、展望所に着いたので、ひと息。さらに歩を進めていきます。すると、何やら、山道を整備している風な男性とすれ違います。あいさつの一声では、反応がありません。
そこで、聞こえんかったんかのと思い、もう一度大きめの声を出すと、あいさつが帰ってきました。彼は、小ササのようなものを切り取っとったの…。結局、何をしよったんかよう分からんで。さてこの先、170展望台まで、いま少しじゃろと思いつつ…。やがて、勾配が増してきた坂を上ります。やがて、下草の茂る詰めの急坂を乗りあげると、展望台。
周囲の草だらけは、夏と変わっとらんで。少しばかり展望を楽しんで下りていきます。ここの上り下りで、ポリエステルズボンながら、アレチノヌスビトハギの種が、あちこち引っ付いてきました。ま、手でとれるほどじゃったが…。さて、ここで12時19分。水尻駅発の次の列車は、12時54分。残すところ、35分間か。
計画では2.3㎞/hで、ここから水尻駅まで25分と計算しとるんじゃ。これからは、ほぼ下り道。大丈夫じゃろ。そう思いつつも、心もち、速めに歩いていきます。落ち葉がたまって、やや滑りっぽいモルタル道から、未整備ながらも美しい竹林を通り過ぎて、新道へ導く、黒くて短い橋。これを渡ると、やがて左に新しい砂防ダム。
この前、逆コースのときは、山側にあるジュラルミン階段を通ったような覚えがあるけど、今日は、ダムそばの側道を進むように案内。それに従います。その道が終わったあたりから、今度はジュラルミン階段。その左手ずっと奥には、まだ工事中か?、もうひとつの砂防ダムが…。この前もそうじゃったの。さっきまで工事の音がしよったけど、ひょっとして、あそこからかの…。
さて、その直下にある墓地と、この前夫婦が座とった農園らしきところを左に見ながら、沢沿いに下りていきます。やがて、短い鉄の橋を渡ると、ユルい道路に。下りていくと、左にのぼる坂、その先にあるのは、ひょっとしたら、HRNさんの家じゃなかろうか。そんなことを思いつつも、いまさらそれを確かめてもせうがない。
♉ つづき:水尻ベイサイド遊歩道 坂駅~ ④
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