安神山・鷲ヶ頭山縦走 ②
それからついたり離れたりしとったが、その女性ハイカー、鬱陶しかったのか、途中のコーナーで待機。こちらを先行させます。その前のすれ違いで若干、気分を害していたので、その後ろを無言で通りすぎ。さて、さっきから上の方で、ヒトの話し声がするんじゃ。そんなことを感じながら、この前、昼メシを食べた展望台。
乗りあげて、ここでちょっと景色を楽しみます。じゃがさほど、長居はせず先へ。するとまもなく、話し声ハイカーの尻に突き当たることに。しばし、ついて歩きます。すると、「後追者あり」と前方に伝えて、道を開けてもらうことに。じゃが、その最後尾人にたずねてみると30人の団体さんとのこと。その指令は、先まで伝わらず。何度か別の分隊の後ろに…。
その度に、後尾のハイカーからの指示で行かせてもらうことしばし。そのことは嬉しいんじゃが、追い越した後はこっちも気が抜けず、ある程度のスピードをキープせにゃぁならんのは、ちょっとキツいの。そんなことを思いながらも、何とか安神山ピークに到達。時刻は11時40分。ここでひと息つかむとすると、すぐにさっきの団体さんの先頭が乗りあげてきました。
どうも彼らの仲間内で語る話は、第二アクセントっぽい。四国本土からの来訪者かも…。そんなことを相棒やRと話しながらひと息ついて、目的の「鷲ヶ頭」へと向かいます。急坂を下りていくとやがて、ユル稜線。前方には、烏帽子岩が迫ってきました。ここは、突き出した岩の根元まで上って、あの先まで登ってみるかと、相棒とRに問いかけてみますが、それを望む者はなし。
「ま、それが無難じゃろのぉ」と納得して、先へ下りていきます。じゃが、ここがちょっとした難所なんじゃ。足の踏み場を、ようよう選ばんと危ない。途中にあったサルトリイバラで、右前腕に切傷。そのちょっとした出血を見て、相棒から「大丈夫?」との声かけあり。「何、大したこたぁない」と返しておきます。
さて、この急段差を下りると、それほどではない稜線すじ。もちろんそれなりの勾配はあって、ちょっとキツく感じますが、「ま、何とかなる」気分。その間、何組かの下りてくるハイカーたちとすれ違います。「こんなら、滝ルートへは下りんかったんじゃの」と、心の片隅で思いつつ、あいさつを交わします。
そして、ユル坂になって、林道がそろそろかの…。確か、この辺に「入日の滝」への分岐があったはずと、右側斜面に気を配りながら歩きますが、見当たらんかったで。「ま、何なら復路でチェックしよ」と、あまり気にとめることもなく先へ。やがて、林道に出ると、右側に上り口。急勾配の記憶に反して、まださほどではありませんでした。
♒ つづき:安神山・鷲ヶ頭山縦走 ③
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