広島南アルプスショートコース順縦走 北半分 ②
やっぱりまだ、「武田山登山口」の標示はないのぅ。立木に添えてあった、木杖をゲット。細いけど堅くてエエ調子。これをこの先もず っと使うことにします。まもなく、七九谷尾根ルートへの斜面上り。その手前にある崩落谷は、草茫々。踏み跡も若干、崩れが進んでいるよう。じゃが何とか、進むことはできるの。
ここをのり切って、尾根すじへと乗りあげます。途中にあった休憩所は、木々の生い茂りで、すっかり展望がのうなっとるの。そして、たどり着いた崩落谷を眺めてみると、ますます、かん木と草が茫々。今日はここは回避することにしとるけど、まともに歩けそうには見えんで…。そんなことを思いながら、そのまま尾根ルートに足を入れていきます。
急勾配で、すべりやすいんじゃが、一歩々々踏み足していくと、大桜上下道の合流標示板。ここからは、ややまともな山道になり、さらに九十九折れの「ファミリールート」に乗ります。これも、道はハッキリしとるものの、安楽そうな名前と違うて結構ハードなんじゃ。それでも、左尾根の直登ルートよりはましか…。
そんなことを考えながら歩を進めて、展望広場に乗りあげます。ここでひと息。北方向には、KGWさんの住むという団地。水分補給しながら眺めて、縦走路を上って行きます。やがて、武田山山頂に到達。時刻は、10時49分。誰もおらんの。ちょっと早いけど、ここで昼メシにしよ。石山まで、もたんで。気温24.5℃、湿度62%で、風も穏やかで心地よし。
食べ終えたところで、「今日は、ひと寝入りせむ」と、適当な岩の上に横になります。11時21分までの32分間の大休憩…に。さてと、体調が落ち着いてきたところで、火山へと向かわむ。じゃが、ここからが長いんじゃ。それを覚悟して臨みます。弓場ルートを下りていると、小刻みな足音。ふり返ると同年配か、少し若いかと思わせる男性ハイカー。
追いついてきたということは、速いんじゃのと悟って、進路を譲ります。そのとき、ふたことみこと対話。このあたりを、散歩ルートにしとるらしい。やっぱり、その後を追うことはできなんだの。やがて、火山にたどり着いたのは、12時35分。ここでも46分まで11分間休憩。さてと、先へ進むぞ。ここからは、比較的安楽ルートじゃったはず…。
じゃが今日は、何か堪えるの。それでも途中でリタイヤするという選択肢はない。とにかく、前へじゃ。それから石山に着いたのは、13時38分。計画では、ここへ11時36分に至ることにしとったんじゃが、2時間遅れか…。まぁ、エエわい。ここでも適当な岩の上に寝そべって7分間。さぁ行くぞ。観音山、大塚垰を過ぎて、やうやう丸山。
♏ つづき:広島南アルプスショートコース順縦走 北半分 ③
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