安神山・鷲ヶ頭山縦走 ③
そんなことを思いつつ、次の林道へと乗りあげます。その間、勘違いじゃろうのぉ。「入日の滝」分岐はこっちじゃったんかもしれんと、探しさがし上りましたが、やっぱりないで…。さて、その林道の左奥から、急坂を登って行きます。これが、あのガレ埋め込みのモルタル舗装。何とか登れるんじゃ。それも、鉄塔が見えてきたあたりで、ユルんできました。
上の方で、ヒトの話し声。そこから階段を上って行くと、昼食をとる家族らしき5~6人。あいさつを交わして、もうひとつ奥にあるベンチへと進みます。さぁ、ここで昼メシ。時刻は、12時23分。気温24.5℃、湿度43%で、風も穏やかなんじゃが、スリーブレスではちょっと寒め。それでも、ゆったり。相棒そしてRと、オムスビとユデ卵を食べます。
無口なRに卵を分けたりしつつ…。後ろのベンチには、ハイカーがひとり。ひょとしたら、初っ端に追い越したマスクハイカーじゃろうか。昼メシのために、マスクを外しとるから、誰かよう分からんの。目と目があったけど、いずれにしても、不愛想。そんなことを思いながらも、相棒とRと風景を楽しむ。そして今日は特別、記念撮影。
さて、下山にかかるか。そう声をかけて下りはじめると、何やらゾロゾロ、ヒトが上ってきました。あの団体さんかぁ…。そう思いおもい、すれ違いながら歩を進めていると、「こんにちは」と声をかける人多数。じゃが、中には「速いですね」とこちらを覚えてくれとったと思しき人も何人か…。あの多人数で、よう登ってきたのぉと思いつつ、林道に。
そこで、単独の男女ハイカーとすれちがい、さらに下っていくと、ようやく地図にある林道。これを進んでいきます。地図ルート上では、やっぱりこの先に、往路では見つけられんかった「入日の滝」分岐があるはずなんじゃ…。やがてまもなく、倒れていた分岐標示を発見。じゃが、その先はやっぱり、草茫々。この前よりヒドうなっとるような感じ。
「ここを行くか」と、相棒とRに確認してみると、こっちの判断にゆだねるといった反応。「よし、行けるところまで行くぞ!」。とはいうても、急坂。行けんかったときに、これを登り返すには、相当な覚悟がいるのぉ。ま、道のようなものは続いとるけぇ何とかなろうと、たどって行きます。危ない坂じゃけど、「とにかく前へ」じゃ。
そんな気分で下りている最中、その道のようなものが見あたらんように…。その先に行けんこともなさそうなんじゃが、どうも違うで。 路が分からんようになりかけましたが、少し後ろに下がったところに、何とか、相棒がリボンを見つけて、そこを下りていきます。それから、右に左に滝のような水音を聞きながら、岩場がちの道。
♒ つづき:安神山・鷲ヶ頭山縦走 ④
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