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2024年9月11日 (水)

仙酔島 烏ノ口展望台 ③

 ま、それでも何とか、歩けそうなので、枝をかき分けかき分けしながら上って行きます。そしてようやく、ルートに復帰することができDscf8089ました。すると、たまたまそこへ通りかかった、毛唐っぽい男性。「暑いのに、こんなとこから…」と言うので、下の分岐を左に行って、戻ったらここに出てきたと伝えます。そして、今日は烏ノ口展望台へ向かうと言うと、そこを回ってきたらしい。

 さらに、「Where are you from ?」と聞くと、フランスからとのこと。それならと、唯一すぐに出てくるフランス語「ボンジュール」と、改めてあいさつ。「気をつけて」とお互いに日本語で告げて、すれ違いました。そこからすぐに、中弥山の祠。そしてそのあと下って、やがて鞍部から、上りに。ここからが、結構な急坂なんじゃ。

 九十九折れを汗して乗り越えて、ようやく大弥山の展望東屋。時刻は12時00分。ここまで上りじゃったから、ちょっと時間はかかったDscf8099けど、ここで昼メシ。すっかり忘れとったけど、相棒への山歩きメールを送信。そして、狭いながらも海を眺めながらゆったり、オムスビとユデ卵を食べます。さて。下山にかかるか。

 今日は、この先にテーマがあるんじゃ。山ルートを通って、この前行けなんだ烏ノ口展望台へ行くこと。そう思いながら南東ルートを下りて行きます。この前歩いた、勝手知ったるユル坂。やがて鞍部に出て右に、この前たどったルート分岐をチェック。今日はまっすぐ進んで、展望台に行くんじゃ。そう考えて、道なりに歩を進めます。

 すると次の鞍部から、いったん上り坂に。ルート図では、ずっと下りのはずなんじゃが…。ま、そういうこともあらむと、違和感をさほDscf8106ど感じることもなかったんじゃが、高みに近うなると、道らしいもんがハッキリせんようになって、ついにカン木ヤブに。行くも退くも、どうにもならん状態。それでも下に、道のようなもの…。

 見えたので、それをたどらむとしますが、どうも違う。まともなルートじゃないで。せうがない。ここはいったん、上って尾根すじに出よう、そう判断。ひっかきで血を流しつつヤブをかき分けて、頂点に立ってみたけど、やっぱり道らしいものはありません。右下に浦が見えますが、あれは本来のルートからの展望じゃないはず。

 そう思いながら、カン木ヤブにある空間をたどって歩を進めていきます。もはやこうなったら、あの分岐点に戻って、西へ行かむ。本来Dscf8114の計画ルートじゃないけど、こうなったらせうがないの。そう思いつつ踏み跡をたどって行ったら、何やら、さっき眺めとった浦に下り着いてしもうたで。この浜、あの南のルートへ戻るところはないものか。

♌ つづき:仙酔島 烏ノ口展望台 ④

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