仙酔島 烏ノ口展望台 ②
はてと、トモテツ・バスは、確か10時30分発のはず。所要のできるところを探しますが、ズルズルと東端らしい。思いおこせば、バス停近くにもあったような気がするけど、バス時刻まで30分近くあるから大丈夫じゃろ。どういうこたぁないで。そう楽観して、案内板のとおり歩いて折り返します。そんなことで、乗り場に着いても、後20分以上。
ゆったりと、前祝いをしながら待っとると、オムライスのパックを抱えたオッサン。空いていた隣に、「座っても、良いですか」と聞くので、何でいちいちワシに尋ねるんじゃろぉかと思いつつも、「どうぞ」と答えます。すると、彼は座るやいなや、そのオムライスを食べはじめました。こちらは、やがてやって来たバスに乗り込みます。
前回の教訓から、パスピィをチャージ。じゃが、すぐその後ろに、オムライス・オヤジが乗り込んできました。手には、そのオムライスパックがなかったから、待ち時間で食べおえてきたんじゃろの。ひょっとして、東南アジア系の外国人かもと思うたけど、それを改めて聞くのは…。じゃが、かかってきた電話への対応は、「流暢な」広島弁じゃったのぉ。
鼻輪ピアスをした、どうも高校生らしき女子2人も、それぞれトイレを済ませたとかで、一緒に乗り込んできました。前に座った細身の女性。首筋あたりが魅力的じゃのと妄想しとったら、早々に降りてしもうた。そんなことを思いおもいバスは東側の海岸通りを巡って…。高校前で降りたオムライスオヤジとピアス女子2人。この時間の登校。
「もう、人生投げとるんか」と思いつつも、どこで「野望」を諦めるんかは、判断の難しいところじゃの。じゃが、この事態だけで、「将来を放棄」しとるんかどうか見極めることはできんで。ま、何か事情があったんかもしれんの…。そんなヒマなことを考えながら、結構な距離と32分という時間で、鞆港に到着。直ちに桟橋へ向かい、いろは丸に乗り込んで仙酔島へ。
さてと、桟橋から11時17分に出発。ルートを間違えんように、ようよう確認しながら歩を進めて、尾根すじに乗りあげました。すぐに、左に折れる小弥山への道。そこを上って、山頂標示をチェック。そして、さっきの分岐へと戻ります。よし、今日は、この分岐を左へ行ってみるか。斜面の左側をユルユルと進む山道。
右の高みは中弥山じゃろうか、そう思いおもい進みます。こりゃぁ、いきなり大弥山へ乗り上げるんじゃかなかろうのと思よったら、どうも、北西の尾根へと向かっているよう。こりゃぁ、違うで。そう判断して、この右にある尾根すじを戻ってみむ。そう考えて上らむとしますが、これが、カン木ヤブ。まともな山道じゃないの。
♌ つづき:仙酔島 烏ノ口展望台 ③
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