仙酔島 烏ノ口展望台 ④
そう思いつつ、浜の西端までたどってみますが、どこも山側は鬱蒼としたヤブ。しかも、ここらは観光客も来んからか、ゴミだらけ。ま、ここまで手は回らんのじゃろのぉ。はて、どうしたもんか。歩きあるき考えて、引き返すことにしました。さっき下りてきた斜面を今度は、南へ上り返してみます。この先の尾根に、ルートがあるはずなんじゃ。
とにかく南へ。とにかく、踏み跡のようなもののある斜面を滑りながらも、たどってみます。そんなことでようやく、たどり着いた山道らしきもの。じゃがこれが、いったいどこなんか、よう分からん。さっき通った道かもしれんが…。右じゃろと行ってみますが、上り坂。それでも、すでに忘れとるんかもしれんと、上ってみます。
じゃが、こがいな急な上りがあったかいのという脚の感じ。ここは戻って、さっき乗りあげた地点から左へ行ってみよう。こっちも先は上りになっとるんじゃが…。そう思いつつ鞍部の右側をのぞいてみると、反対側に向けた標柱。「大弥山田ノ浦方面」とあります。その意味は定かに分かりませんが、もはや、これに従うしかなかろう。
やっぱり、戻ろうとした分岐じゃなかったの。はじめのうちは、細くて草っぽかったけど、だんだんまともな山道に…。これでエエんかどうか分からんがとにかく、現状を打開する道。ほぼトラバースが続きます。やがて、竹ヤブ。それでも、何とかルートはある。左へ折れて海岸へ下りそうな分岐もありましたが、ここはそのまま。
まもなく、右に丘らしき高み。バックするルートとそのまま行くルート。ここは前へ進んでみます。若干勾配がありましたが、乗りあげてしばらくすると、何やら、展望東屋。ここまで長歩きをした感じじゃったんで、こりゃぁひょっとしたら、御膳山の東屋じゃろうかという思い込み。じゃが、そう思いつつ通りすぎて、さらに歩を進めていくと、烏ノ口展望台の標示。
何、ここがそうじゃったんか。もはや戻ってみる気力もなく…。となると、この先で浜に下りて、海岸ルートなんじゃの。そう思いつつ歩を進めると、あの、前回分らんかった取り付きに、たどり着きました。ここか。標示板もあるの。ここまで歩を進めとったら、分かったんじゃの。そう反省しながら歩きます。
いくつかの封鎖を越えて、今日は3人ほど、大きな日傘をさして座る釣り人を見ながら浜脇の道。フェンスの向こうで何やら作業をしている重機の横を通り、即座にトンネルを抜けて北の海側へ。今回、御膳山回りは時間が超過しているから省略。これは歩きあるき、思うっとったこと。さて、桟橋に着いたのは14時43分。
♌ つづき:仙酔島 烏ノ口展望台 ⑤
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