雲月山 反時計回り ②
これが、結構な距離。十方山駐車場へ行くより、ずっと長いのぉ。それでも何とか、対向車と出会うこともなく、左に駐車場らしき広場。じゃが、何の標示もないで。しかも道は先へ続いとるし、もちっと先へ行ってみよう。すると、屋根のある休憩所と、区画を仕切ったような広場が。これが目的の駐車場に違いない。そう判断して、ここにクルマを止めます。
じゃがここを、計画の「駐車場」と思い込んだことが、初っ端のルート迷いの原因に。地形図をチェックして、少し北側にあるはずの登山口を探しながら、道路を北上します。勾配はユルやかなんじゃが、両側を森に覆われた林道。何やらムシがマトワリついてくるんじゃ。こちらはさほど気にはならんのじゃが、相棒が音を上げつつ歩く。
それにしても、左側に深い谷が見えてきました。ちょっと、ルート図とは違うような感じを抱きながら…。この先、あの向こう側にでも、尾根が見えてくるかもしれんと思いおもい、歩を進めていきます。やがて、道の左側を仕切るフェンス。こりゃぁ、クルマじゃぁ通れんのと思いつつ、さらに先へと歩いていくと、道路は左に折れてそのまま突き進んでいます。
「こりゃぁ、違うの」。そう考え直して、引き返すことに。どっかに登山口があるんじゃなかろうかと、今度は右側を注視しながらじゃが、それらしきもんは、なかバイ。行きかえりで18分間。後からその距離を推定してみると、0.3㎞余の往復。起点の雲月山の大看板に戻って、はて、どっから上ったらエエんかのと、あたりを見回してみます。
すると、右側に登山ルートのような草の少ない道すじ発見。「ここじゃったんかの」と、そこをたどってみます。斜面を直登する、結構ハードな坂。息を切らしながら標高差50mほどを乗り上げて、しばらく進むとベンチ。山頂標示らしきものはありますが、文字はカスレて解読不能。ここでひと息ついて、周囲の風景を楽しみます。
「まだまだこれから」と心して、さぁ、次へ行かむ。やや急な坂を下りて鞍部に。高倉山と高山の分岐標示柱。左から上ってきているルートをチェックしながら、次のピークへの直登急坂が目前に迫ってきました。「ま、手をついて上るようなことはなかろう」と話しながら、歩を進めていく標高差30m。それでも、汗しつつ、結構ハードな坂。
これを上りきったところで、11時49分。「暑いから、熱中症予防のためにも、ここで早めに昼メシにするか」と相棒に問いかけますが、「いや、雲月山ピークに着いてから」との反論。そうか。ちょっとクタビレとるけど、まぁ、もう少しじゃ。この先、ほぼユル坂のように見えるし、「そうせむ」と、さらに歩を進めていくことに…。
♈ つづき:雲月山 反時計回り ③
« 雲月山 反時計回り ① | トップページ | 雲月山 反時計回り ③ »
「県北部」カテゴリの記事
- 雲月山 反時計回り ③(2024.08.19)
- 雲月山 反時計回り ②(2024.08.18)
- 雲月山 反時計回り ①(2024.08.17)
- 龍頭山 反時計回り ④(2024.06.14)
- 龍頭山 反時計回り ③(2024.06.13)
最近のコメント