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2024年8月 7日 (水)

石嶽山~石岳山方面への縦走 ③

 それにしても、なかなかそこにたどり着かんのぉ。確かどこやらに、分岐標示の柱があったんじゃ。それに従って進んどるんじゃが、あDscf7846れから上り坂をふたつまでカウントしたけど、何かおかしいで。エライ予想外に、上り時間がかかるんじゃ。ひょっとして、いきなり石岳山ピークに乗り上げるんじゃなかろうの。

 そんな夢想に取りつかれながらも、上っていきます。じゃがいつのまにか、進路の尾根すじは左に曲がってきたで。「おかしいの」と思いつつも、それからしばし歩を進めてきたけど、こりゃぁルートを外れとるの。これまであった、導きの赤テープも見当たらんようになった。この先にはまともなルートはなさそうじゃ。もはや、これまでか…。

 いつのまにか、右の尾根が低うなってきたから、あれに乗り上げてみむ。そう思って右へ。じゃが、結構な段差もあったりする、難儀Dscf7848な上り坂。いや、ムテンなもんじゃのうなってきた。直近の尾根まで乗り上げてみたけど、山道もない。じゃが、どうやらまだこの先には、ピークらしきもの。よし、あそこまで行かむ。

 まともな道じゃないで。カッパは着とるけど、身体は汗でびしょ濡れ。ま、とにかく上へじゃ。それしかないんじゃ。そう思って、よじ登っていきます。ようやくたどり着いたピークでは、左右に走る道に交差。ひとまず安堵じゃが、コンパスチェックしても、これがいったいどこになるんか、よう分からんの。テーピングはあるんじゃが?

 とりあえず、右へ歩を進めてみるか。こっちが確か、石岳山方面なんじゃが、どうも進路に確信が持てんの。そこで、引き返すことに。Dscf7852とはいうても未だに、よう分からん状態…。ま、山道はスッキリしとるんじゃ。しばらく進むと、尾根左側を行く広い道。そこをそのまま下りていくと、何となく見覚えのある道…。あの荒れ山道か。

 そうじゃ、たぶん石岳山からの下り道。進むにつれ、だんだん確信に。後から考えたら、引き返せば計画ルートをたどることができたじゃが、もう今日は、このまま下りむ。もはやこの時点では、帰ることしか、頭になし。途中の大倒木を跨ぎ越えしたり、「ムダに長い」道程を歩いてやうやう、電柱下山口。ここにストックを置きます。

 時刻は、13時55分。そこからは、道路歩きなので、勾配は小さいものの、引き続き長いながい道程を歩いて、熊野馬場バス停にたどりDscf7853着いたのが、14時25分。次のバスは14時51分なので、それまでの時間に、近くの「行きつけ」スーパーへ寄って、冷たい麦飲料を飲み干すことに。リベンジのことは、まだとても考える気分じゃないの。

♓ :(了)

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