森山・横浜公園 反時計回り ②
買い出しの頃は晴れとったが、西広島駅で列車に乗るころには曇り空に…。ま、それはそれ。すでに足を踏みだしとるんじゃ。海田市駅で、対向列車の遅れとかで、定刻より4分すぎの出発。そんなことで、坂駅北口から出発したのは10時08分。計画は10時00分にしっとったんじゃが…。駅舎を下りて、地図を頼りに幹線道路を南へ歩きます。
こちらを監視するような警察学校警備員の視線をやり過ごして、横を通り抜けます。右へ曲がると、「さか・なぎさ公園」。西端が、まさに公園。遊ぶ子供。あそこまで出ると、行きすぎ。その手前で段を乗り上げ、ムリヤリ左に折れます。そして、湾岸沿いの道なりに進みます。すると、すぐ下の波打ち際に泳ぐ、チヌ数匹。
眺めていると、すぐそばに停まった自転車の男性。この人もチヌを見はじめた様子。目が合ったので、あいさつを交わします。地元の人らしいので、ここぞとばかり、チヌに白いのと黒いのがおるのは何ででしょうかねと、たずねてみます。するとその男性、種類が違うのでしょうとの見解。いまひとつ納得できんけど、さらに話を進めて、和やかに離合。
そこから「まっすぐ」。とはいうても、クルマの通れん岸辺の道を歩いていきます。すると、ルートが左へ傾く手前あたりに、東屋のようなもの。今日も結構暑い。あそこで、ひと休みするか。そう思うとったけど、近づいてみると、爺が7~8人。あそこに割って入ってものぉ。こりゃぁ、入り込むスキはなさそう。そういう予感。
そこで、いよいよ間近になったところで、その手前にある道横の段に座って、ひと息つくことに。これが気兼ねがのうてえんじゃ。さて、これから森山じゃが、どこが登山口なんかの。そう考えつつ、あちこち目で探ってみます。すると、少し南の道路沿い。そこに、それらしき荒れ坂の入口が見えました。何やら標識のようなもの。
あれじゃろぅの。そう思いつつ行ってみると、「森山遊歩道入口」の標示板。やっぱり、ここじゃ。山歩き情報にあった、尾根すじ直歩道。ユルそうな感じじゃったが、結構急。倒木を潜ったりして、やがて、電波塔。ずいぶん上ってきたようなきがしたけど、地図をチェックすると、まだまだ、よいよ序の口。
まだしばし、急な坂が続きますが、それでもややユルみ出してきました。そして赤白の送電鉄塔。よし、山頂まで、もうあと少しじゃの。そう、楽観しながら歩を進めていくと、「森山山頂」への案内板。そこからまもなく、山頂標示。山歩き情報では、ここは森の中とのことじゃったが、そのとおり。さらに先へと探っていきます。
♋ つづき:森山・横浜公園 反時計回り ③
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