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2024年8月23日 (金)

女生城山 ②

 そんな話を短い時間でやり取りして、バスは出発します。やがて、六日市バス停に到着。足を踏みだしたのは10時43分。今日は、古民Dscf7913家カフェが開いとるようじゃが、寄るかどうかは帰りに判断しよ。そんなことを考えながら、光源寺の前に。今日は東側のルートを歩いてみよう。ほんの少し、距離短縮じゃ。道幅はあるけど、民家の前を巻く無舗装道。

 通り抜けることができるんかと恐るおそる歩を進めてみたが、大丈夫じゃった。ちゃんと、見覚えある寺の前の坂に乗り上げました。そこから右の山側へ向かい、クルマの後ろにある坂を上っていきます。しばらく進んでいくと、「登山道入口」標示のある坂。そこを上ると、左右分岐。確かこの前は右を上ったの。確か、上で合流しとったはず。

 よし、今日は左を上ってみよう。こっちの方が、ちゃんと踏み固められとるんじゃ。そう思うて上ってみると、墓苑じゃった。なるほどDscf7916。そこを踏み分けて行くと、さっきの右からの道と合流。こっちの方に赤テープがあったで。まぁ、エかろ。とにかく、上へじゃ。それからしばし、ユル坂が続きます。赤テープのカン木や二重岩などがあったりして、「さぁ、ここからじゃ」。

 何度か気負いこみますが、まだまだ…。歩いていると、左で何やら動く音。目をやると、ハッキリとはしませんが、何やら走るヤマドリのような姿。やがてようやく、右の斜面に向けたロープ。これじゃ、ここから急登になるで。いよいよ覚悟して、歩を進めていきます。さて、予想どおり、斜面の急登に入ります。

 案内テープは、定かでなかったような気がしますが、とにかく踏み跡をたどります。かなりハードなんじゃが、そう長うは続かんのじゃDscf7922。まもなく、ロープの張られた急坂。これをよじ登っていきます。右側に薄暗い道のようなものはありますが、左上へ。じゃが、すぐその先にも分岐。右は薄暗い陰のルート。左は尾根へ乗り上げるらしい。

 よし今度は、右へ行ってみむ。じゃが、足元のスッキリせん、斜面トラバース。転げ落ちんよう、カン木をつかみながら何とかのりきります。乗り上げてみると、覚えのある尾根。どっちを通ったら、エかったかんのと思いつつ、先へと進みます。そして、最後の急登り。ロープをつかんでようやく、山頂広場に乗り上げます。

 5月末からしばらく来んうちに、草茫々に戻っとるの。この上り口も、下りるときには、ようよう観察せんと、どこにあるんか分からんDscf7924で。カヤに覆われているので、歩くのもたいへん。気温30.3℃、湿度59%なんじゃが、コンクリ丸太のイスは熱うて座れんで。岩の上もそうじゃ。痔疾にはエエかもしれんが、長うは座っとれんのぉ。

♉ つづき:女生城山 ③

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