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2024年5月29日 (水)

大将軍山・銭壷山 ④

 そう覚悟しつつも、何とか早めに神代駅に着けるようにと歩を進めていきます。じゃが、このユルぅて長い坂が、脚に結構堪えるんじゃDscf7295。気分は急ぎつつも、途中で何度か、脚のマッサージタイム。まぁ、タイムオーバーすりゃぁ、それはそのとき…。そう思いつつ気分としては速足。地図上のカーブと、実際の曲がり具合が一致せんで。

 それでもようやく、鳥居マークの黄幡神社を左にチェック。じゃが、そこからさらに行けどもいけども、なかなかたどり着くことにならんのぉ。そう思よったらようやく、由宇駅方面との分岐に到達。これを右に折れるんじゃ。そう思っていると、何とここにバス停発見。「銭壷山登山口」となっとるで。ほぉ、こりゃぁたぶん、神代駅方面に向かうんじゃろうの。

 じゃが今日は、その予定もないし、どうせすぐにはバスは来んじゃろと、無視して通りすぎます。ところが、しばらく歩いていると後ろDscf7304から、大きめのクルマの音、振りむくとバス。無慈悲にも、そばを通りすぎていきます。ま、そもそも予定もしてないし、アルキニストには無縁なんじゃ。そう、未練を振りきって、歩を進めて行きます。

 トラバース気味の道路。ところどころ、海と島々の見えるところも…。さっきから、周防大島が直近に見えるんじゃ。それにしても、この12㎞余のコースは結構、脚に来るの。ま、あと少しじゃ、幹線道路に交差したところで学校。小学校か…。たまたま、その駐車場にクルマをとめた女性が振り向いて、こちらに2度ほど会釈をしてきました。

 そこで、聞こえたかどうかは分かりませんが、「こんにちは」と声を出して返しておきます。さて、その先からは、急な坂道。それをやDscf7309り過ごすとやがて、踏切に。これを通過して、海沿いの国道を神代駅へと向かいます。くたびれた脚には、結構長かったけど、それでもようやく、たどり着いた無人駅。待合室で、汗に濡れたシャツを着替えていると、女性が入って来たのであいさつ。

 到着は14時19分じゃったんじゃ。はじめに予定していたのは15時00分発の便じゃったから、間には合うたんじゃが、途中で脚を宥めるために休まんかったら、14時00分発に乗れたかもしれんの。じゃがまぁ、ゆっくりしよ。今日は、よう分からんけど、疲労困憊しとるんか。山歩きデータを書き出す気にならんで。近くに、麻酔剤を売っとるような店もなし。諦めて、列車を待つことに…。

 駅の前にあった説明板を見ると、何とこの神代駅、大正から昭和にかけて20年以上の要求運動をして、ようやく設置されたとのこと。Dscf7314闘いとったものなんじゃの。「なるほど」と感心しながら…。やがてやって来た列車に乗り込んで、ウトウトしつつも車窓の風景を眺めつつ、岩国駅へ。1分で乗り換え。じゃが未だにもうひとつ、山歩きデータを書き出す気力は起こらず。

♋ :(了)

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