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2024年5月15日 (水)

小田山 十畳岩~林道ルート ③

 ヒサシ岩とか、人待ち岩とか…。やがて、尾根すじに出たところで遠くに見える、立派な「男岩」が屹立。なるほど、よう似とるの。さDscf7149らにモアイ岩、確かに顔型、ま、ここから眺めるだけで満足したことにしよ。それにしても、さっきから案内標示のある「山頂」に、なかなかたどり着かんの…。そんな思いを抱きつつ、上っていきます。

 ひょっとして「山頂」とは、小田山ピークのことかもしれんという淡い期待を、心の片隅に抱きつつ…。いや、そんな甘いことは、これまでの山歩きで一度もなかったんじゃと、自らを戒めます。やっぱりそのとおり、やうやうたどり着いたのは、547ピーク。ま、それでも、自らの現在位置を確認できたことへの安心感。時刻は11時27分。

 計画では、11時17分か。ま、許容範囲じゃの。さぁ、今度は昼メシ予定の展望岩じゃ。そう思いつつ、稜線をたどります。深い森の中Dscf7155を進む道。ちょっと寒いの。そんなことを感じながら、歩を進めます。いったん下って、しばし上るユル坂。途中、さっきの男岩への分岐。「さすって、ご利益を」のアドバイス標示を確認。

 さらに、モアイ岩の分岐。どうもヒトの声らしき音が耳に入ったけど、その姿は確認できず…。当初の決断どおり、いづれにもチョッカイ出すことなく、尾根すじルートをまっすぐ上っていきます。そして再び、標高差200mほどの急登に。ここを、昼メシ岩場はどこじゃったかいのと、探しながら進んでいきます。

 まずあった、手洗鉢岩。ハシゴを伝って上に乗り上げてみますが、何か、昼メシが食える雰囲気じゃないのぉ。さらにその先にも2ヶ所Dscf7159ほど突き出した岩があったから、乗り上げてみたけど、どちらもゆったりと腰を下ろせるような感じがないんじゃ。さらにこの上にあるんかのと、昔の記憶をヒモ解いてみるけど、どうもハッキリせん。

 そんなことを考えながら上っていくと、ついに、例の林に囲まれた小田山山頂広場にたどり着いてしもうた。ひょっとしたら、さっきの急坂にあった岩場じゃったんかの。ちょっと覚えと違うとったのぉ。まぁ、今日は、時間の見当がつかんけん。ちょうど都合のいいベンチもあるし。ここで昼メシじゃ。展望はないけど、それならそれで構わんで。

 そう考えて、オムスビとユデ卵をゆっくり食べます。気温15.7℃、湿度46%で、風もなく心地よし。そういえば、到着時刻は12時01Dscf7169分じゃったんじゃ。計画の11時48分から13分遅れじゃが、後は若干の山道の下り上りから先は、林道下りじゃけぇ何とかならむ。そう、楽観。はてと、北へ進む分岐は、アート村方面か。

♊ つづき:小田山 十畳岩~林道ルート ④

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