大将軍山・銭壷山 ③
すると、ちゃんとしたルートが続いとった。それにしても、分かりにくかったの。地図では判断しにくいんじゃ。そんなことを考えながら、歩を進めて行く、ユルめの稜線道。いくつかの分岐に気をつけながら、コンパスチェックしつつ歩いていくとやがて、銭壷山ルートへの分岐。「林間散策道 尾根沿いの道」のカスれ看板あり。
ここから、結構な道程を歩いて、やうやうたどりついた尾根すじを下ると駐車場。地図には、建物マークがあるから、このあたりじゃの。中学生のような声が聞こえてくる。青少年自然の家か。道路の南側に池があることになっとるが…。その見当をつけながら、なかなかないのと思いつつも、進んでいくと、ようやくそれらしき池。よ~し、ルートは間違いなさそうじゃの。
そう確信して歩を進めて行くとやがて、由宇駅方面との分岐点。ここは南側へと、道路を上っていくことに。結構急勾配じゃの。そう思いながら、かなり歩いたところに。左に、「若者交流棟への遊歩道分岐」が…。よし、こっちへ行ってみむ。摸木階段を上って行くと、それらしき大きな建物。はて、ここから道路に戻るんかのと、そのあたりを見渡してみます。
すると、その建物の右隅に、「ふれあいの森 自然歩道入口」の標示板。「これじゃの」と進んでみると、斜面をトラバースしつつ進むルート。細道じゃが、ロープの張られた杭が続いているので、割と安心して進めます。じゃが、これも結構長いんじゃ。やがて、ようやく銭壷山ピークじゃろうかという予測に反して、たどり着いたのは道路。
何、よくあること。こんなことで、泣き言を漏らすまでもないんじゃ。ここは、左へと高きに向かって進みます。すると、展望広場に…。その手前にピークへの分岐。二本の道があるけど、たぶん西側の方じゃの。そう判断して上っていくと、予想どおりじゃった。山頂にたどり着いたのは、12時04分。よし、ここで本格的に昼メシじゃ。
西側にあったベンチに腰かけて、残りのオムスビとユデ卵。気温は24.2℃、湿度は41%で、心地よし。西の山々は同定することができませんが、その展望を楽しみます。さて、出発は12時18分、計画より11分遅れじゃの。じゃが、後は林道から道路のくだりじゃけぇ、何とか回復できよう。そう期待しつつ、下りていきます。
帰途は、左のキャンプ場入口へと進みますが、ちょっと不安なので、地図をコンパスでチェックしながら…。すると、道路に下りる摸木階段。これじゃの。これを伝って、さらに道路を下りていくと、上ってきた「若者交流棟」への分岐がありました。間違いない。そして、まもなく由宇駅分岐に到達。さて、ここからが長いんじゃ。
♋ つづき:大将軍山・銭壷山 ④
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