向島・高見山 時計回りリベンジ ③
そんな思いがあったからか、途中にあった右への下降気味の支尾根。ひょっとしたら、あの先に松永湾展望地があるのかもしれんとは思
いつつも、何の標示も目に入らんかったので、そのまま主尾根すじを上っていきます。すると、見覚えのある分岐標示柱にたどり着きました。こりゃぁ、まっすぐ上ってきたルートとの合流点じゃの。
結局、松永湾展望地らしきものはなかったで。やっぱり、あの支尾根のとこじゃったんかの。ま、この尾根すじから湾を眺めることができたから、それで良しとせむ。そんなことを考えつつ、摸木階段の急坂を乗り上げて、左に「とらふく」を見ながら、平稜線にたどりつきました。よし、今日は、このスパイラル展望台へ上ってみよう。
おお、ここからの展望はエエの。しばしの間、景色を堪能して、急ラセンの階段を下ります。さて、今度は前回見過ごした、取りつき
探しじゃ。ようよう見渡しながら行くぞ。すると、東屋のような建物の背後にルートのようなもの。そこから見下ろしてみると、南へ向かう山道が見えます。そこから下りると、「瀬戸のうたみち」の道標。おっ、これじゃ。間違いないの。
気持ちよく歩いていく、スッキリとした遊歩道。ときおり、絶景の海を見渡すことができます。じゃがこの道、下りばかりじゃのうて、結構な上り坂も…。たまたま立ち止まったところ、後ろの岩に歌が刻まれとったが、それをじっくり読み取る気分的な余裕がない。途中にあった丸太ベンチで休憩をとりつつも、何とか乗り越えてやうやう、三分岐に。
ここから上りじゃの。たぶん、本格的な「うたみち」になるはず。はじめのうちは、岩に刻まれた「うた」と、手前の白看板の解説とを照
合していましたが、何も、全部やらんでもエかろと省略。それでもやがて、高浜虚子とか小林一茶とか、こちらも知る俳人がでてきたので、これは一応カメラにおさめておきます。上っていると、ベンチで話をしている女性ふたり。
彼女らとあいさつを交わしたりしているうちに、やがて、山頂電波塔ビルの階段。やうやう着いたかと、安堵。そこから、もうワンランク乗り上げて、展望台へ。今日は天気良好じゃけん、見渡しよし。石鎚山あたりも見えとるんじゃぁなかろうかと思いつつ、すぐそばに座とった男性に、そのことをたずねてみます。
じゃがその人、どうも不案内の様子。ここまでクルマで上がってきたらしく、山のことはよう分からんみたいじゃの。但し、因島の出
身とかで、この前上った白滝山のことでは、意気投合。こちらも佐木島の急登のことなど話してみますが、これはどうも、ピンとこない。その向こうにある鉄ゲートのようなものをさして、呉の方が見えとるねとのつぶやき。
♈ つづき:向島・高見山 時計回りリベンジ ④
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