佐木島アルペンルート 逆コース ②
ようやくやってきた船に乗って、向田港でオカに上がったのが、9時39分。クルマがすべてここで降りてしまうのを、桟橋の係員らしき
女性に確認。さてここから、この前歩いた南側ではのうて、左に折れて、北側のルートをたどってみることしています。県道をしばし北上すると、右に入る道路。これじゃの思いつつ、進んでみます。
そこから、計画しとったルートを歩いとるつもりじゃたんじゃが、歩けどもあるけども、登山口らしきところにたどり着かん。こりゃぁ、おかしいのぉ。よしこうなったらとにかく、尾根すじに続いとる道を上ってみよう。そう決めて歩を進めてみます。すると何とか、尾根に乗り上げますが、その先は荒いカン木ヤブ。
それでも、11時を回ったから、海と島を見渡せるここらで、計画どおり昼メシにせむ。ルート復帰の目途もないけど、稜線は一本。そ
のうち何とかなろう。そう楽観してユッタリ、オムスビとユデ卵を食べて、ホットコーヒーを飲む18分間。さて、カン木ヤブをかき分けて上るところ11分、すると予想どおり、縦走路に合流しました。
さらに見つけた二本松分岐の標識で確信。それにしても、後から地図をチェックしてみたけど、どこでどう間違えたんか、わけ分らんの。正ルートでは、登山口の手前で集落の間を縫うようになっとるんじゃが、ずっと、高所の林道を右往左往しとったんじゃ。確かにこのあたり、地図でも実線の道がいっぱいあって、ちょっと難しかったの。
ま、そんなことで、二本松分岐から急坂をやり過ごしてようやく、大平山。到着時刻は12時07分。予定は10時45分じゃったから、1時間
22分遅れか…。道迷いだけではなく、左脚をなだめるのにも時を使うたんじゃ。よし、急ぐぞ。さて、次は狗山じゃのと見渡してみると、予想に違わず前方に屹立しとるんじゃ。
もはや脚の痛みに、いちいちアヘンドうっとられやぁせんで。そう気持ちを切りかえると、あんまり気にならんようになってきました。とにかく、この大平山の急坂を下りてしばし、ユル稜線を伝うと、今度は狗山への上り。ここは、かなりの急勾配なんじゃ。それでも何んとかのりきって、ピークにたどり着いたのは、12時47分。
11時07の予定にしとったから、遅れは1時間40分に拡大しとるが、それでもここでは少し休憩、12分間ほど。それでも、鷺港からの高
速船は13時22分発。計画では、到着を12時42分にしとったから、40分余裕を持たせてあったんじゃ。これからは下りじゃけぇ、何とか回復できんじゃろうか。そう思いつつ、下りていきます。
♏ つづき:佐木島アルペンルート 逆コース ③
« 佐木島アルペンルート 逆コース ① | トップページ | 佐木島アルペンルート 逆コース ③ »
「県中東部」カテゴリの記事
- 佐木島アルペンルート 逆コース ④(2025.07.30)
- 佐木島アルペンルート 逆コース ③(2025.07.29)
- 佐木島アルペンルート 逆コース ②(2025.07.28)
- 佐木島アルペンルート 逆コース ①(2025.07.27)
- 瀬戸田・観音山~中野ダム縦走リベンジ ④(2025.05.28)


最近のコメント