佐木島アルペンルート 順コース ②
記憶もたどりつつ、この道で間違いないのと、確信を深めながら…。確か「行者舎」じゃった小屋の横を過ぎるとやがて、勾配が増し
てきます。するとやがて、貯水槽のようなモルタルブロック。この前は、ここで進路を違えたんかと思いつつ、ふり返ってみると、どうも様子が違うの。まぁ、今そのことを追究しとる余裕はない、先へ急がむ。
そう切り捨てて、歩を進めて行くと、ようやくアルペンルート展望台に。時刻は11時27分。前回より6分遅れか…。それでも、ここで風景を楽しみつつ、脚をなだめます。そこから、若干下って再び上り、明神山を経て、谷へ向けて下りていきます。西を見上げた方にある峰が狗山かもしれんと期待を抱きますが、まだまだ甘い。難儀は続くんじゃ。
じゃが、この頃になるといつものように、脚が温まってくるのか左膝の痛みをさほど感じんようになってきました。サッササッサと歩け
るで。やがて、竹林を通りすぎ、枯れ沢を越えます。あの垰はまだじゃろうのと思いつつも、淡い期待を抱きますが、これは破られて、急な上り坂が続きます。そして、かなり高いところに、その三古志垰。
その標示を左に見つつ、垰じゃけぇここから狗山への急登と、「褌を絞めなおし」ます。それにしても、キツイで…。じゃが、ピークまで足を止めることなく上り続け、やうやう、ザレ地の山頂に乗り上げます。すると何と、鷺港を出た後、姿が見えんようになっとったスカートハイカーが…。思わず、「速いですね」と声をかけます。
すると、「今日はゆっくり上ってきた」との応え。「いや、こちらも膝痛で、速う歩けんのですよ」と返します。そうそう、到着時刻は
12時08分で、計画より6分遅れじゃが、後から冷静にみると、ほぼ前回並みじゃったんじゃの。ま、とにかくここで昼メシ。相棒と尻の置き具合を図って、適当な地面に座ります。
そんな準備をしていると、スカートハイカーから「今日はお孫さんとですか」の問い。「孫じゃない」と返しますが、何か、信じられない、ウッソーといった雰囲気の反応。こちらこそ、そんなことを言われるのは心外。さて、オムスビとユデ卵それに、相棒が買ったイカゲソ天をプラス。食べている途中、大平山方面から夫婦らしきハイカーが上ってきました。
こりゃぁ、聞かんといけんと、あいさつを交わし、この前、向田から上って、道が分からんようになったことを話します。すると、町な
かを通って、ときおりあった標示板に従ってきたら大丈夫じゃったとのこと。「なるほど、標示板ですか」と返しますが、この対話からでは、あの北側ルートからの問題は解決できんの。
♒ つづき:佐木島アルペンルート 順コース ③
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