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2024年3月24日 (日)

佐木島アルペンルート 順コース ④

 ここに間違いないと確信して、歩を進めることに。スカートハイカーはいつのまにか、姿を消す。そして、まだ13時44分発のフェリーDscf6906に間に合うかもしれんと、向田港の方角へ向けて一目散に歩を進めて行きます。じゃが、平地歩行になるとだんだん、左膝が痛み出してきました。まだ、港は見えんの。時計をチェックすると、13時40分近く。

 「こりゃぁ、間に合わんの」と判断。近くに木の台があったので、これに座って左膝をなだめむとす。すると、再び姿を現したスカートハイカー。「お父さん、膝が痛くなりましたか」と、揶揄ともとれる言い草じゃが、そこは素直に頷きます。そして、「狗山からの下りと大平山への上りは、大ごとじゃったでしょ」と問うと、大いに意気投合。

 「これから、あそこへ戻るんですか」と問うと、あそこへは行かんとのこと。そうか、彼女の言うとった「グルっと」とは、この後、島Dscf6909を半周するということなんじゃの。そういう意味じゃったんかと納得。じゃがそれにしても、あの山道を歩いてさらに歩くとは、「元気がエエの」。それを相棒と共感。そして歩を進めて行くと、向田港が見えてきました。

 たったいま出港したかのような、13時44分発のフェリーの艫。ありゃ、あのとき、痛みを堪えて走っとたら、間に合うたかもしれんのという後悔。いまさら、先に立たず。船はバスと違うて、信号も渋滞もなかろうから、海が荒れん限りは定刻じゃろうのと、割り切ります。おかげで、次の14時54分発の便まで、1時間余りの待ち。

 はじめはちょっと寒かったけど、ベンチで島々を眺めながらゆったりしていると、暑うなってくるほどの陽気。さっきから、10人ほどDscf6911の年配ハイカーグループ。聞いてみると、幸神ルートから大平山へ上り下りしてきたとのこと。たぶん、どこかの「歩こう会」のメンバーじゃろ。何やら山歩きの総括らしき話声が耳に入ってきたから…。

 やがてやってきたフェリーに乗り込んで、しばし…。やうやう、須波港へ。今日は当てにしとったタコムスビも含めて、店は休みじゃった。後からチェックしてみると、タコ焼きじゃったんか?。いずれにしても、直ちにその建物を出て、須波駅へと向かう結構な距離。それでも途中で、セブンイレブンに寄って、完歩祝いその他を購入。

 そんなことをしていたためか、痛い脚を引きずって、駅に着いたのはギリギリの時刻。それでもなおかつ、往路の船代分をイコカにチャDscf6912ージしたり。そんなことをしているうちに、列車がホームに入ってきました。何とか乗り込んで帰途に着きます。三原駅では乗り継ぎ時間が2分で、心配しとったけど、山陽本線の乗り場はすぐ隣じゃった。

♒ :(了)

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