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2023年12月 7日 (木)

因島 龍王山~白滝山 ④

 道路両側の尾根の張り出しを見ても、間違いなかろう。そんなことを考えていると、右に上る道路と「白滝山登山道」の大看板。これDscf6002じゃの。道なりに上って、白滝山荘を過ぎたあたりから北へ折れる道を上って行くと、「白滝山登山口」。さらに進むと、石段があって、丸顔で太めの仁王像のある仁王門。その先、左右に並ぶ石仏もちょっと太めじゃの。

 さて、歩をユルめぬよう、心して上っていると、何やらヒトの声。そして、参道と遊歩道との分岐。ここは参道の方へ。景色を眺めがら進んで行くとやがて、合流点に。遊歩道が上って来とるはずの分岐は、「参道」になっとるで…。さらにその上には、表参道と裏参道の分岐点。「山頂100m」になっとるの。

 行きは、表参道を通ることに。しばらく上ると、寺の建物が見えてきました。すぐそばの見晴台から見下ろす人たちも…。そこへ乗り上Dscf6015げて、山頂まで一気に上ります。数組の人たちとすれ違い。何となく、あいさつを交わす雰囲気ではありませんが、それでも、そのうち何人かとは…。さてと、寺の西端、白滝伝説の説明板の前で、昼メシをとることにします。

 準備をしていると、他の人が、右に回って覗きこんでいます。何があるんかのと見ると、「恋し岩」。はぁ、ここに安置されとったんか。さて、気温14.8℃、湿度45%。そろそろ、ホットコーヒーの要る季節になるかのと思いつつ、オムスビとユデ卵を食べます。時刻は12時06分に。計画では出発は11時59分。後は下る一方じゃけん、何とかなりそう。

 そう楽観して、下りて行きます。まず、裏参道へ。ウサギ岩とか、カエル岩とかの奇岩の前を通って、例の分岐を参道側へと進みます。Dscf6018すると、くぐり岩を過ごして、道はやや荒れ気味に。すると、「ヤッホー」と叫ぶ4~5人の親子連れ。すれ違い様、「声が返ってきた?」と訊ねると、「海に吸い込まれたのか、返ってこんかったね」との母親の答え。

 そこからまもなく、合流点。そして、仁王門を前後する石段を下りて行くと、下山口。さて、ここは計画どおり、左の道を進んでみます。若干心配しとったけど、歩いてみると、ちゃんと予定ルート。やがて、県道を抜けて、龍王山登山口のあった小路に入ってきました。「8㎞弱なんじゃが、結構疲れるのぅ」の思い。

 ようやく、重井港に着いたのが12時55分。計画では13時00分。次の船は13時16分じゃけぇ、ゆったり、間に合うたの。この帰りのDscf6026高速船でも、東南アジアっぽい男性と同乗したけど、ちょっと、話をするきっかけがつかめんかったで。さてと、三原港に着いて駅へ向かう道々、タコ足天ぷらでも買うかと思うたけど、1本850円じゃったけぇ止めた。

♊ :(了)

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