広島南アルプスショートコース順縦走 ③
さて、急坂を上ると、若干のユル坂を進んで、石山への上り。岩場は適当な岩を踏んで、乗り上げます。いつものようにふり返って、火山、武田山をチェック。先へと進みます。起伏はあるもの、基調はユルい稜線。鉄塔のある観音山をやり過ごして、さらに上っていると、下りてくるハイカー。あいさつして、「今日はじめて出会った人」と告げます。
「どこから」と問うと、鈴ヶ峰から歩いてきて、武田山まで行くとのこと。こちらも、鈴ヶ峰へ向かっているところと応えます。その後ろにいた男性に、「ご一緒」とたすねると、「そうです」との返事。さて、すれ違って先へ。やがて、丸山に到着。ひと息ついて、大茶臼山じゃ。山頂コブを下りて、こしき岩を右に見ながら…。
ユル坂をズンズン進んで、畑峠。「さぁ、昼メシまでもうすぐじゃ」と、自らを励まして歩を進めます。そうこうしているうちに、やうやう、大茶臼山山頂から展望岩。おっ、定岩にリュックが置かれとるの。まぁ、隣の岩でもエエんじゃと思いながら、落ち葉で滑りやすい岩坂を下りて行くと、岩陰にいた男性ハイカー。
あいさつを交わすと、早々に立ち去って行きました。何をしよったんかの…。よう分からんがとにかく、リュックを持って行ったので、定岩が空きました。ま、それならと遠慮などせず、そこへ座ります。時刻は12時26分。気温15.6℃、湿度52%、微風で心地よし。オムスビとユデ卵をゆったりと食べます。無限工事は昼休み中なんか、音がせんで。
今日の遠景は霞んどるの。それでも、ぼんやり見える大峰山方向をチェックして12時47分、後半コースに出発。パノラマルートは、いつもながら難儀。それでも何とか、歩きとおして、代替ルートから柚木城山への取付き。ちょっとハードな山道。黄門杖をフルに使って、これを乗りきり、ようやく稜線に。柚木城山山頂コブにたどり着いたのは、13時47分。
ひと息ついて、今度は見越山315ピーク。さて、ここからは、尾根すじを違えぬよう、途中、木々の延びた窓ヶ山展望尾根をやり過ごして、捻れ階段。草沼道は杖を横に持って、渡ります。そして、竹林道へ。遊歩道のどん詰まりに近くなったあたり、後ろから、細竹を一本持った男性。これが速いんじゃ。あっという間に、追い抜かれてしまいます。
さて今日は、「艱難辛苦を与えたまえ」バージョンで歩いているので、ここも、鬼ヶ城山ピークへの近道を通ります。それにしても急坂過ぎて、黄門杖がジャマになるところも…。大きな段差にあるところ、杖を上に置こうと思い左手で投げあげむとす。ところが、その拍子に、横に張っている細木の幹に、左腕を擦りあげてしまいました。
♋ つづき:広島南アルプスショートコース順縦走 ④
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