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2023年12月20日 (水)

石岳山 反時計回り ③

 そう思いながら下りていくと、直角交差。左に目をやると何やら、朝上ってきた道に似とる。おりゃ、いつの間にか西へ戻ってしもうDscf6157たんかの。そんなことを考えながら、広うなった右の道を下へと向かっていきます。これまで前方には、小田山が見えたり、土岐城山が見えたりしとったけど、やがて、小田山オンリーに…。

 なんか違うような、予定を外れた東側にいる気分。ひょっとして、西へ戻る左ルートがありはせんかと思っているとちょうど、分岐があったので、それを上ってみます。ところが、その先は民家で行き止まり。ちょっとばかり無駄足になってしもうたの。ロスタイム8分間。ま、せうがないと戻って、さらに下りていきます。

 すると、前方を走る幹線道路。一見、自動車道のように見えたので、「こりゃぁ違おう」と判断。「じゃが、このあたりにそげなもんがDscf6160あったかの」という疑義は、脳裏に浮かんではきましたが、なぜか打ち消してしまう。そして、すぐ南側にある道路を進むことにしました。ひょっとしたら、幹線の側道じゃなかろうかという予測。

 じゃがこの道、どんどん上っていくんじゃ。かなり進んだところで、前方に何やら案内看板。「黒瀬斎場」と「黒瀬運動公園」?。何、黒瀬?。熊野じゃないんか。先を見渡しても、このまま上っていきそう。側道じゃなかったんじゃの。よし、引き返そう。やがて、さっきの幹線道路。近づいて、よう見ると、ちゃんと歩道があります。

 そういうことなら、これを歩くことにせむ。まもなく、さきほどチェックしたトンネル。「熊野黒瀬トンネル」との標示。ちゃんと歩道Dscf6188があるので、大丈夫なんじゃが、長いの。なかなか出口に行きつかんで。そばをクルマが通過する大きな音と排気ガスを浴びながらも、ようやく出口。延長1,167mとあった。2㎞くらいはあったような気分。

 このあたりから、歩道が若干怪しくなってきました。右の法面に、板状節理らしきものを見ながら進んでいきます。そしてやうやう、見覚えのある三差路を右に入って、熊野馬場バス停にたどり着いたのが、15時57分。次のバスまで時間があるので、近くにあったスーパーで所要をすませて、ついでに完歩祝いも購入。

 やがてやってきたバスに、乗り込みます。それにしても今日は、久々に試練の山歩きじゃったの。この石岳山、他のハイカーの記事にはDscf6191、「また歩きたいとは思わん山」という感想がいくつかあったけど、やっぱり当分歩きとうないような気分。じゃが、逆コースという手もあるの。「里山探索」者としては、このまま済ますわけにはいかんかぁ…。

♍ :(了)

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