広島南アルプスショートコース順縦走 ②
上って行くと、崩落沢。枝倒木が、ちょっとましになっとる感じ。これを乗り越えて、斜面上りに挑みます。ま、上りは、踏み跡がよう分かるんじゃ。マーク切り株のところへ乗り上げて、七久谷尾根ルート。さて今日は、若干思い悩んだけどやっぱり、崩落谷から直登ルートに挑んでみることにするか。もちろん、難儀は覚悟のうえで…。
やがて、大枝倒木。ここからなんじゃ。それが、はじめのうちはエかったんじゃが、草が茂り上げとるんじゃ。そこで、沢を通ることにしました。水の中に足を突っ込まんように気をつけながら、石の上を渡る。ま、さほど水量がある分けじゃないから、何とか大丈夫。やがて、いつもの岩ルートに乗りあげて、そこから、よじ登ります。
左に、鉄塔ルート終点のある尾根すじへの道。これをめざして、はじめのうちは足幅よりほんの少し広いくらいの、斜面横切り道。慎重にこれを進んで、やうやうたどり着きます。さて、これまでも結構な難路じゃったけど、ここから直登ルートなんで。「よ~し」と、意を決して挑みます。だんだん、いつもの急坂に…。
何とか歩を進めていくけど、終盤は滑りすべり…。足の踏み場が削れとるんじゃなかろうか…。そう思いたくなるほど。そんなことで四苦八苦して、やうやう縦走路に乗り上げます。それにしても、キツかったの。ま、ここからも、若干の忍者登りはあるものの、はじめのロープ坂とか、まっとうな登山道なんじゃ。
やがて、武田山山頂に到達。ここでひと息。安芸武田氏は1221年から1541年か。320年じゃの。じゃが、天下統一の徳川とは、比較できんで。そんなことを再確認しつつ、火山へ向かいます。脚の調子は、まぁまぁといったところ。いつもながら、このルートは長いのぉ。弓場下りから、黒谷山ピークを過ぎて、平和台分岐、春日野分岐。
そして、火山への上り坂。例の元ブルーシート「鞍部」から、さらに上って、やうやう火山に着いたのは、10時29分。ここでも、ひと息。さあ、次は丸山じゃ。そう思うて、歩を進めます。ひょうたん岩分岐は、うっかり通りすぎむとしましたが、思い起こして、たぶんあそこじゃったはずと、ふり返ります。
やがて、岩場下り。確かに、初心者には難行かもしれんのと、ずいぶん前にすれ違うたハイカーの嘆きを思い出します。そこからは、大原分れを過ぎて三田峠。これを横切って上ると、まもなく、小堀山。また、下って上ると今度は、「そうめん滝」分岐。これを右に見ながら下っていくと、権現峠に。
♌ つづき:広島南アルプスショートコース順縦走 ③
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