広島南アルプスショートコース逆縦走 ③
はじめのユル坂を過ぎるとやがて、パノラマルートの荒れ急登に。まぁ、杖もあるからか、負荷も若干小さいような気分。かなり上ったあたりで、下りてくる男性ハイカー。「これから武田山まで行く」という、こちらの話に、「そんな能はないから、上って下りるだけ」との返事。「能」?、何のことか、よう分からんの。
じゃがそれを、あまり深く掘り下げたりはせず、すれ違い。彼は、藤ノ木団地からクルマで、麓まできたとのこと。まだ、そこからしばし、上り坂を伝って、やうやう、展望岩にたどり着いたのは、11時46分。この時刻じゃが、今日は誰もおらんの。気温15.2度、湿度61%じゃが、風が穏やかなんで、心地よし。ゆっくりと、オムスビとユデ卵を食べます。
雲海はもう、消失しとるよう。じゃが、遠景は白っぽいで。大峰山は、割とハッキリ見えるの。さて、後半ルートに出発じゃ。大茶臼山ピークには、12時10分。ここはいつものごとく、通り過ぎるだけ。畑垰まで下りて、丸山へ。以前は、伐採されとったのに今は茫々の鉄塔丘から、三滝山分岐を経て、道なりに歩を進めます。
こしき岩を左にチェックしてまもなく、丸山山頂への分岐。この急坂を上っていると、何やらヒトの声。有刺鉄線に囲まれた小さな広場には、昼食を楽しんでいる男女ハイカー。あいさつを交わして、こちらはいつものように、三角点でひと息。時刻は12時54分。長居はできんぞと先へ向かいます。観音山、石山を経て、やがて、権現垰。ここの標柱で距離を確認。
そして、先へと向かっていくと、若干の急上りを過ぎて、そうめん滝等の分岐。小堀山を過ぎ、三田垰からちょっと長めに進んで、大原分岐。いったん、鞍部に下りて、さらに上っていくと、岩場上り。これをやり過ごします。そして、ひょうたん岩分岐。もう、時季は過ぎたんか、シャシャンボの実が見当たらんで。ひょっとして、あのオバさん連中が、根こそぎもいでいったんかの…。
そんなことを思いながら、上っていきます。すっかり家で埋まった春日野を眺めながら、火山山頂へ乗り上げたのは14時04分。誰もおらん。ここで少し長めに休憩して、さぁ、行くぞ。いつもながらの、長くて急な下り坂。それでもそのうち、北のひょうたん岩分岐。ここは前は行き先が春日野じゃったはずなんじゃが…。
そちらへのルートはもう、のうなってしもうたんかもしれんの。長う歩いとらんで。さて、そのうち、平和霊園分岐。ここも、案内標示は、とうの昔に消え失せとるんじゃ。しかも、下の谷筋はどうも、崩落しとるような感じ。いつかまた、気が向いたら歩いてみるかの。ま、今日も縦走中なんで、まっすぐ進みます。
♎ つづき:広島南アルプスショートコース逆縦走 ④
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