広島南アルプスショートコース逆縦走 ③
そんなことを思いながら、歩を進めます。脚の負担にならんよう、少しでもユルい坂をと下りて行く、柚木城山下山口。さて、ここからは代替ルートじゃ。アレチノヌスビトハギに触れんよう、気をつけて上っていきます。とはいうても、舗装道。やがて、墓苑からの谷すじルート。ここは、注意して歩を進めんといけん、暗湿なガレ道。
ま、それでもすぐに、尾根へ向かう急坂。やがてユルんで、尾根すじへ。ここを左に上っていく、定番の山道。じゃが、左の谷分岐をチェックするとまもなく、急勾配のパノラマルートになるんじゃ。心して、上っていきます。じゃが、怖れとったほどの急上りではない感じ。そして、やうやう稜線に乗り上げて、コブ。
ここから、岩場への上りなんじゃ。急登を乗りきって、展望岩には、11時28分。誰もおらんの。定岩に座って、オムスビとユデ卵を食べます。気温20.2℃、湿度45%、風もなく快適。脚の調子も、まだ大丈夫じゃ。さぁ、後半ルートにかかるか。あの爺ぃウォーカーには出会わんかったの。このところ毎度じゃ。歩けんようになったんかの。人ごとじゃないで。
そんなことを思いながら、畑峠へ下りて、丸山へと向かいます。そうそうここらで、このコースでいつもは着けたことのない、クマ鈴を装備します。近頃、東北や北陸地方では、ツキノワグマが家の中にまで入りこんでくるらしい。夕方のニュースでは、広島でも…。安佐動物公園に親子のクマが入っていたとのこと。油断はできんで。
やがて、こしき岩。いつかこのルートをたどってみるかと思いつつ、左にチェックして、丸山ピークにたどり着いたのが、12時38分。ここで、三角点の標柱に座って、左脚をユルめながらひと息。「ここまでは、結構なペースを維持してきとるはず」との思い。さぁ、それをユルめることなく、先へ進むぞ。やがて、鉄塔の観音山。
そして、まもなく石山というところ、何やらヒトの声。「おっ、誰かおるの」。そう思いつつ歩を進めていくと、ピークの岩場に男女ハイカー3人。どうなっとるんかのと思いおもい近づいてみると、道両側の岩に座る女性とこちらを向いた男性。往来を塞ぐ図々しいハイカー。まともには歩けんの。傍若無人、天上天下唯我独尊か…。
じゃが、ここは引き下がって、「前を歩かせていただく」という姿勢で、その前を通りぬけていきます。木杖が邪魔じゃのうと思いつ
つ、岩場を下りて行くうちに、気分は転換。やがて、権現峠からの上り坂。そうめん滝への分岐をチェックして、歩を進めていきます。三田峠から上って、大原分岐。この先は結構な急下りじゃったんじゃ。
♈ つづき:広島南アルプスショートコース逆縦走 ④
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