米山~大応山縦走 通津駅~川西駅 ②
それからまもなく、林道と交差。はてと、この左先には民家。よう見たら、こりゃぁ、納屋じゃの。その手前を右鋭角に曲がって、奥へ進むと、さらに鋭角に山への道。これを上って行くと、また民家のような建物。これも納屋じゃ。すぐ右の山側を上りながら、そう判断。さて、ここから山道。はじめのうちはユル坂じゃったが、やがて勾配の大きな急坂も…。
右横に、蛇口のように吹き出す泉。手に取ってみると冷たい。じゃが、いつのまにかルートは、尾根の左斜面をたどるトラバース道に。道幅が狭うて危ない。じゃが、こげなところがあったかの、という疑問。右に尾根が見えるけど、どう見てもまともなルートじゃなさそう…。それでも、ま、とにかく、北へ進んどるから、このまま歩を進めてみよう。
そんなことで、しばらくすると、右へ折れて斜面を直登するルート。乗り上げると、さらに右へ折れていきます。いったいどうなっとるんかの…。現在位置は、もう、すでにサッパリ分からんようになっとるんじゃ。それでも、それから進んでいくと、やがて、尾根すじへの合流点。ここまでのルートが「通津へ」になっとる。右の分岐には案内はないけど、左は「大応山」。
ここで、現在位置を、地図の上で確認することができたんじゃ。それが、思うとったよりずっと序の口あたりじゃったけど、大丈夫。そんなことを思いながら、さらに歩を進めていくと、やがて「保津展望台」。瀬戸内海の風景を眺めます。このあたりからは、これまでと打って変わって、ユルめの坂。道程は結構長いけど…。
そしてようやく、米山(447.3m)ピーク。ここは林の中、時刻は10時46分。計画では、11時15分にしとったから、ずいぶん早う着いたの。さて、昼メシにするにはちょっと早い。道々考えとったけど、この先にあるはずの展望台にでもするか。もしくは、大応山じゃが…。ま、その展望台に着いてから決めよぉて。
そんなことを考えつつ歩を進めていくけど、結構な下り坂もあったりして…。そして、やうやうたどり着いた展望台には10時59分。いつもどおり、朝メシも早かったから、休憩も兼ねてここで昼メシにしよ。気温17.7℃、湿度37%、風は穏やかじゃが、スリーブレスにTシャツを被っても、ちょっと「涼しい」の。
それでも、風景を眺めながら、オムスビとユデ卵を全部食べます。先で食べるかと中途半端に残しても、せうがないで。やれ、後半ルートに出発じゃ。次の田虫葉展望台とやらはスルーして、この前上ってきた黒磯団地からの合流点を右にチェックして、まっすぐ進みます。やがて、深く抉れた鞍部をまたぐ、作業用という「橋」を渡ります。
♉ つづき:米山~大応山縦走 通津駅~川西駅 ③
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