広島南アルプスショートコース逆縦走 ④
そんなことを思い起こしながら、火山へ。ひょうたん岩分岐をやり過ごして急坂を上り、やうやうピークに乗り上げます。ここで、ひと休みして、左脚の筋肉をユルめます。チーズムシパンの残りをカジって、さぁ、武田山じゃ。脚にはちょっと違和感もあるけど、まだ、大丈夫。続く急坂を下りて、春日野団地分岐コブ。
さらに、ロープのある平和台ルート分岐を通り過ぎ、やがて、黒谷山。その先にある2ヵ所ほどの急坂を下って、水越峠に下り立ちます。さぁ、ここから、再び急登。覚悟を決めて上っていきます。木杖が助かるで。いつもながらの難儀を凌いで、稜線に乗り上げ。ここらも、3つほどのコブ。疲れた脚にはシンドイが、それを乗りきって、武田山ピーク。
時刻は、14時49分。ここも無人じゃの。今日はここでも、脚の疲れを癒すために、ちょっとばかり長めの逗留…。よし、下りるぞ。キツイ忍者下りを凌いで、やうやう展望広場。ここで、温湿計をチェックしておきます。さて、ここでもひと息ついて、出発。ヒノキ林の九十九折れルート。そして、長寿桜の下道から尾根すじへと下っていきます。
封鎖テープの残骸はあるものの、ハッキリとした山道。じゃがそれでも、勾配は急。滑らんよう、木杖をフル活用して下りて行きます。右に見える崩落谷。「次は、上ってみるかの」とも思いながら…。やがて、七久谷尾根ルートに入って、気分は安らぐ。じゃが、最後にもうひと難関。急斜面の下りと、崩落沢渡りがあるんじゃ。
切り株をチェックして、斜面の幅狭の踏み跡をたどるのは毎度のこと。そして、誰ぞの踏み跡を踏襲して、谷ルートの残道へ乗り上げます。枝葉の繁った落木を抑えて、何とか乗り切ると、ややまともな山道に。この先にも、若干道幅の狭いところもあるけど、何とかなる。そして、下山口付近には、アレチノヌスビトハギがありゃぁせんじゃろうか。
気をつけて歩を進めてみますが、最近ないの…。そんなことでやうやう、花みずき台下山口に到着。ここで、ハイキングバージョンを解除。その先の階段で、靴の中に入ったゴミを取り除いていると、上って来る女性。自分の足元ばかり見て、こちらに向かってまっすぐ上がって来るので、声をかけると、「すみません」との応え。
「いや、こちらこそ」と、返しておきます。そんなことで、それから、日吉神社横の急坂を下りて、県道渡り。”is”の前を通って踏切を左へ。古市橋駅に着いたのは、16時15分。次の列車は、16時33分とのこと。「時間があるのぉ」。駅前を見渡すと、プランターの植栽に、大きめのペットボトルでせっせと水を遣る女性。
♈ つづき:広島南アルプスショートコース逆縦走 ⑤
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