広島南アルプスショートコース順縦走 ②
いま思えば、縦走の先延ばしがあることも考えて、10月の中・下旬にしときやぁエかったの。じゃがもはや、後悔先に立たずじゃ。ということで、2週間山歩きを休んだ今日、広島南アルプスショートコースを順縦走。「ショートコース」と銘打ってはいるものの、総距離18km余。「傷みあがり」まで至ってない時点で、すべてを歩けるかどうか…。そんな不安。
そこで、いくつかの峠をポイントにした、エスケープルートを思い描いておきます。じゃが、途中で止めたら、心のダメージは大きぅなるのぉ…。まぁ、その時はそのとき。歩けんかったら、どうにもせうがないんじゃ。そう覚悟を決めます。そして、朝の買い出しに出かけたとき、「そうじゃ」と思いつきます。
これまで、「艱難辛苦を我に与えたまえ」と、何箇所かのピークで難儀なところを上ることにしとるけど、今日は下りで通る安楽ルートを上ることにしよ。そう気分をユルめて、取付きやすくしよう。そんなことを思いつつ、少し早めに出発したせいか西広島駅から、ひと便早い列車に乗ることができました。可部線の乗換えも同様。
古市橋駅を出発したのは、7時30分。踏切を渡り、”is”の前を通って県道を越え、日吉神社横の急坂を乗りきって、花みずき台登山口には、7時51分。さて、ここから山へ入っていきます。ヒッツキ種のあるアレチノヌスビトハギに注意しつつ上るけど、幸いなことに見あたらんの。やがて、七久谷尾根ルートへ向かう沢。
かなり草深うなっとるで。じゃがよう見ると、新しい踏み跡がありました。これをたどろう。そこからの斜面上りも、何とか行けたの。「このまま、直登ルートへ行くか」との気分にもなりかけたけど、「いや、今日はやっぱり安楽ルートにしよ。まだまだ、先があるんじゃ」と。そう、自らを「戒め」ます。
崩落谷も、暑かったこの夏を過ぎて、草が茫々になっとるで。その様子を左にチェックして、尾根の急坂を上っていきます。途中で木杖をゲット。長さは、身の丈に少し余るほど。細くて軽くて、しかも丈夫。よし、これじゃ。これをずっと、終わりまで使おう。脚への負荷を和らげるとともに、ユルいところは、これで身体を前に押し出します。
やがて、ヒノキ林の九十九折れ道。確かに、直登ルートよりはましじゃが、それでも、結構ハードなのは、覚悟の上。展望広場に乗り上げて、ここで早々にひと息。めずらしくセブンイレブンで売とった、サツマイモムシパンをかじります。さぁ、武田山山頂をめざすぞ。稜線じゃが、まだしばし、急な「忍者」上り下りがあるんじゃ。新しいロープのところも…。
♐ つづき:広島南アルプスショートコース順縦走 ③
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