高城山 みどり上~鴨の巣 ③
高城山山頂広場にたどり着いたのは11時03分。さぁ、昼メシじゃ。今日は陽の当たるベンチに腰かけます。気温24.7℃、湿度40%。空には、夏のような白くて厚い雲。山々は白っぽい。そんな風景を眺めながらゆったり、オムスビとユデ卵を食べます。ここから前方下、南方の尾根すじにもテーピングがあるの。どこに通じとるんじゃろか…。
ま、今日は、まっすぐ予定ルート。そう考えながら、後半コースに出発します。急坂を下りてからも、水越峠分岐までは長かったの。なかなか着かんのは、覚悟の上なんじゃがそれでも、気分的に堪えるで。じゃが、その分岐からは何とか、稜線のユル道。そして、491ピークに。その先、石標を左に折れると、下り坂。
これをやり過ごして、鞍部。地図ではここらに、国際学院大学の北側あたりへ斜面を回って下りるトラバースルートが記されとるんじゃ。そう思って、それらしきところを探してみます。じゃが、道のようなものも、案内テープのようなものも見あたらんの。すでに、廃道になっとるんかもしれん。いつか気が向いたら、探索してみてもエエが…。
当分その気には、なりそうもない。この山、今日下りる「鴨の巣口」ルートのように、困難を極めた例もあるしの。そんなことより今日は、早う下りよう。やがて、曲がり尾根すじを進んで、若干の上りで、427.8三角点に着いたのは、12時06分。ここで水分補給して、ここからすぐに、「蓮華寺山・高城山」標示板なんじゃ。ここから、南へ。
まずは、荒れ放題のルート。そして、「鴨の巣登山口⇒」の標示板。ここを折れて、急坂を下りて行きます。脚は、「平静心」。やがて覚えのある見晴し尾根。ここからの風景を眺めて、そのまま、まっすぐ下りて行きます。「テープがあるのぉ」と思いつつ下りて行きますが、しばらくすると、エラい急になってきたで。さもありなむと、覚悟の上なんじゃが…。
やがて着くであろう、鞍部の先を見渡しても、カン木ヤブ。この先、テープも見あたらんの。それらしき道のようなものは見当たらんで…。よし、ここは引き返してみよう。一般的に上る方が、楽なはずなんじゃが、これが結構な勾配。よう、こげなところを下りてきたのと思うような急斜面なんじゃ。
喘ぎながら上っていくと、やっぱりこの途中まで、テープはあったで。おかしいのと思いつつたどり着いたのは、さっきの見晴し尾根。そこへの上り際に、ロープが目に入ります。あっ、ここじゃったんか。ようよう確かめてみると、下の「鴨の巣登山口⇒」の標示板がひっそりとありました。ここは気をつけんと、見過ごすの。ロスタイム14分間じゃ。
♑ つづき:高城山 みどり上~鴨の巣 ④
« 高城山 みどり上~鴨の巣 ② | トップページ | 高城山 みどり上~鴨の巣 ④ »
「瀬野川流域」カテゴリの記事
- 高城山 みどり上~鴨の巣 ④(2023.11.02)
- 高城山 みどり上~鴨の巣 ③(2023.11.01)
- 高城山 みどり上~鴨の巣 ②(2023.10.31)
- 高城山 みどり上~鴨の巣 ①(2023.10.30)
- 高城山 鴨の巣口ピストン ④(2023.08.24)
最近のコメント