« 高山 反時計回り ① | トップページ | 高山 反時計回り ③ »

2023年9月26日 (火)

高山 反時計回り ②

 さて、何ごともなく淡々と本郷駅で列車を降りて、出発したのは9時59分。西へ向かい、図書館前の踏切を渡ります。そして、すぐ東Dscf5555へ。左への分岐に気をつけて進む。再び本郷駅に近づいたところ、何と北口があるじゃないか。知とったら、こっちを通るんじゃったの。もはや、後悔先に立たず。そのすぐ手前に交差点があった。

 「おりゃ、ここかの」と、左へ曲がります。地図では山の合間を縫うようになっとるから、ちょっと険しい道かのと思うとったけど、住宅地を通るユルやかな坂。じゃが途中、分岐があって、選択を迫られるところも…。それを何とかやり過ごして、仏通寺川沿いの県道に下り立ちます。ここからも勾配はユルめですが、延々と続く。

 前方の岩山、交差点や新幹線の鉄橋などで、自らの現在位置をチェックします。やがて、左に分岐しつつも、県道沿いに上る坂。これDscf5558かの。それにしても、地図には、この分岐道は書かれとらんで。右下に広がる平地と、そこを走っている道路の様子から推し量ってみます。たぶん、ここらじゃろ。一応、坂の先まで下りてみましたが、そこには分岐なし。

 戻って、そんならここじゃろうと、上に通じている道。先の曲がり角には、祠もあるから、大丈夫じゃろ。途中に分岐、あまり参考にならん地図と、山勘に頼って進みます。すぐその上にも分岐。左奥には草茫々な山道のようなもの。右の道の方がハッキリしとるけど、こっちは右側の低い尾根に進む林道に通じとるよう。

 ここは左じゃの。だいたい、何ひとつの案内もないんじゃ。進んだ荒れ山道、おまけに結構な急勾配。そしてもはや、ヤブ状態のとこDscf5571ろも…。それでも何とか、下草の陰に見える道のようなものをたどって上ると、急に整備されているようなキレイな山道に乗り上げました。地図をチェックして、ルートに乗っていることを確認。

 折り返しながら、見晴らしの良い尾根に乗り上げてふり返ると、仏通寺川沿いに歩いているとき見上げた岩山。ここから見ると、異様に突き出しとる。後から調べてみると、新幹線トンネルが貫く「毘沙門山」というらしい。177mの標高とか。さて、ここまで快調に上っていきましたが、今度はササヤブになってきました。

 それでも、山道らしきものをたどることはできます。やがて、分岐。左にコブに上がる道。とにかく、高いところへ上がってみようとDscf5576、乗り上げてみると、「扇の丸」。広場にはなっとるが、どこから下りたらエエんかの。いざとなれば、上ってきた道じゃが、まず、周囲を探索してみよう。すると、ほぼ対極に下り口があったので、そこをたどってみます。

♎ つづき:高山 反時計回り ③

« 高山 反時計回り ① | トップページ | 高山 反時計回り ③ »

県中東部」カテゴリの記事