前平家山、平家山、歓喜山縦走 ③
さぁ、後半ルートじゃ。今日はまだ、上らにゃぁいけんで。まず、ちょっとだけ下りて、となりの石鉄山。案内標示に従って上って行くと、まもなくピーク。眺めはあるけど、木々に遮られて3分の1ほど。それにしても、前平家山といいこの石鉄山といい、標高270mほどじゃのに急峰じゃの。山頂の説明板によると、この山で平家の落人が暮らしとったとのこと。
さて、そこからはしばし、ユル坂じゃが、山道は斜面を伝う、歩幅のハッキリせん道がところどころ。前方に、突き出した276ピークが見えてきました。ちょっとした急登をやり過ごして、岩場から、先ほどの二山をふり返ってみます。ここから、若干の急降。さっきから水音が聞こえとったけど、前方に滝が見えます。さんざんネットチェックしてみたところ、「平家滝」と呼ぶらしい。
そこから、前回中途で断念した坂まで標高差100mほどの上り。これも結構キツいんじゃ。歓喜山~烏帽子形山コースからこっちへ寄るのは、やっぱり相当な覚悟が要るようじゃの。そんなことを考えながら上って行きます。そして、ようやくたどり着いた見覚えのあるリボン。そこから、あとひと息上って行くと、ようやく勾配がユルんできました。
やがて見えてきた、前回間違えて突き進んだ鉄塔のあるコブ。そちらへは行かず、分岐を平家山の方へ進みます。ユル尾根ルートといえども、上り坂。じゃが、思うとったより早う縦走路との合流点にたどりつきました。これを左へ折れて、平家山じゃ。ここからは歩きやすいルート。たどり着いた林の中のピーク(382.6m)から、北をふり返ってみます。
ここから見える峰は、どうも前平家山、石鉄山とは違うの。地図でチェックしてみると、276ピークのよう。そんなことを考えながら、東へ進むと、展望岩。ここからの眺めは、エエの。そして、東平家山からの展望も…。そうか、阿波島は、火力発電所のすぐ沖にあるんじゃの。そんなことを考えながら、さぁ、下りて行くぞ。
突き出した歓喜山は、ずいぶん向こうに見えます。この時点では、帰りはやっぱり、15時台の便になるじゃろうという予測。ま、それでも時刻は、あまり気にせず、下り上りを繰り返しつつ、歩を進めていきます。そしてやうやう、鞍部から歓喜山ピークへの上り。ここは、相当な急登じゃったという覚え。
その恐れほど、急坂が続くわけではありませんでしたが、それでもフィニッシュは結構な登り。何とかそれを乗りきってたどり着いた山頂262.5m。ここは、林の中。ひと息ついて、滑らないように気をつけながら、下りて行く広めの尾根。そしてようやく、尾根すじから右へ下りて、ユルやかな谷すじに。
♉ つづき:前平家山、平家山、歓喜山縦走 ④
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