広島南アルプスショートコース逆縦走 ④
そんなことを考えながら上って、やうやう火山ピークに到達。いや、ここも散々、木が生い茂って、展望が効くのは、同じく伝説の「紀元2600年」石柱から見える範囲に、限られたことになっとるの。他のピークも含めて、残念なこと…。ひと息つきながら小休止して、さぁ、出発。急坂を下りて、春日野分岐は、さだかに分からんかったで。
確か、あの小コブじゃったはずなんじゃが、「ルートがよう分からん」気なコメントが案内板に書き込まれとったから、ひょっとしたら、板を撤去でもしたんじゃろうか…。さてと、今日は黒谷山ピークを確実にチェック。そこからの道は長いが、やうやう水越峠。そこから、いよいよ急登なんじゃ。弓場ルートを通って、武田山をめざします。
上りはじめの側道。だんだん、本道になりつつあるけど、これが結構急なんじゃ。やがて本道に合流して、段差の大きい急勾配を上って行きます。何とか稜線にたどり着いて、弓場から3つほどのコブを乗りこえ、ようやく武田山山頂、14時57分。誰もおらんの。はやスッキリしてきた展望を楽しみつつ、ひと息。さぁ、下山にかかるぞ。
これから先、あの難路尾根はあるものの、基本的に下りなんじゃ。とはいうものの、展望広場までも、結構な急降。滑らんように気をつけながら、歩を進めます。すると、忍者下りあたりで、上ってくる男性ハイカー。あいさつを交わすといきなり、「久しぶりじゃけぇ、堪えるよ」との泣き。初対面なのに、これか。
そう感じつつも、「じゃが、今日は涼しいから歩きやすいですね」と、プラスポイントを返しておきます。下り着いた広場で、温湿計チェックなどしていると、ヒラヒラの短パンをはいた生脚の男性。あいさつを交わします。ま、この先、ヤブはないから、マダニは大丈夫じゃろうが、大胆じゃの。
さて、ヒノキ林を下って、あの尾根へ向かわむと思うて、手に入れた木杖。調子良かったんじゃが、斜面下りの途中で折れてしもうた。エエい、なるようになれ!。崩落沢は、導入路のようなものが造られて、若干下りやすうなとった。そして沢から、残っとる谷ルートへ乗り上げ。突き出しとる倒木を、やり過ごして進みます。
アレチノヌスビトハギがないことをチェックしながら、花みずき台下山口へ。脚のダメージはかなりのものになっとるが、後少しじゃ。そう、自らを励まして、日吉神社横の急坂を下りて行きます。そして、県道を、連なるクルマの間を通らせてもらい、さらにisの前を通って、踏切から、古市橋駅にたどり着いたのは、16時15分じゃった。
♌ :(了)
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