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2023年5月31日 (水)

白木山 椿谷・滝~正面コース ③

 じゃが、かなり先の方まで、その「道のようなもの」が続いとるように見えるのは、右。よし、こっちへ行ってみよう。すると、結Dscf4305構歩ける。やがて、沢をまたぐ細倒木に、テープ。これで間違いないんじゃの。じゃが、ここはどう進むんじゃろうか。その上で、沢を渡り、左岸を歩いてしばらく…。ときおり、小さな滝々。

 それらを見ながら、道のようなものや踏み跡を探しさがし上って行きます。ネット情報にあったような、滝名標示板は見あたらんかったで。見過ごしたんかの。そんなことを考えつつ、滝横の急登を乗りこえて行きます。「左側」という言葉が、印象に残とったんで、左側をチェック。すると、何とか登れそうな岩場が…。そんなケースがいくつか。

 大きめの滝。その左の岩場を上ってみると相当な勾配です。ネット情報には、「とても下りることができそうにない」という話がありDscf4309 ました。「そうは言うても、下りれんこたぁなかろう」と思っていましたが、ここの岩場、相当な覚悟で臨まんと下りるのは大変。ロープなしでは無理じゃの。これまで、自ら取付けたこたぁないが…。

 右岸では、コケで湿った岩場にはりついて歩くことしばし。これもズリ落ちることなく、何とか乗りこえて、たどり着いた先には、ちょっと大きめの滝。「時雨の滝」の標示板がありました。はじめて見つけた「板」。確か、ネット情報では、この滝が一番最後じゃったんじゃが…。はて、ここからの行く先、何の案内もないの。

 右にも左にも、「道のようなもの」に限りなく近い斜面があります。どっちかの。そう思いつつ、滝の両側を見ると、左側に、その上Dscf4313に行けそうなところ。これかのと、そこを登ってみます。まぁ、まともな道とは言えんの。やがて、わけ分からん状態になってきたで。どうも、沢の先には、ルートらしきもんが見あたらんのじゃ。

 ルート図ではやがて、右の尾根すじへ行くことになっとるから、そうなんじゃろ。そう判断して右へ。しばらくすると、沢はもうひとつ左側に入ったので、ちょっと戻って、その傍の尾根すじを上ってみます。じゃが、これも結構な急勾配なんじゃ。息が切れる。しばらく、わけ分からん状態じゃったが、テープひとつ、発見。

 こっちで、エかったんじゃの。そう思って、この尾根すじを上って行きますが、いや、どうもやっぱり、キツ過ぎるで。カン木や木のDscf4315根を掴みつかみの登り。まともなルートじゃないのぉ。そんな思いで、右を見ると、ユルい谷すじ。こっちの方が歩きやすそうじゃ。どっちにしても、いずれ稜線にたどり着くじゃろ。そう判断して、そっちへ移動します。

♈ つづき:白木山 椿谷・滝~正面コース ④

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