広島南アルプスショートコース順縦走 ②
さて、七久谷尾根ルートへの沢渡り。慎重に足の置場を選んで、乗りきります。さらに、難儀な斜面上りも…。切株のところへ乗り上げて、山道を進みます。やがて、目印の倒木。尾根すじには、割とハッキリした道のようなものが続いているように見えますが、そこからは、崩落谷へと下ります。ここも歩けそうなところを探しさがし。
昨年11月以来、地形に変化はなさそう。じゃが今回は、もっと歩きやすそうなところをさぐってみました。そして、例の幅狭の斜面トラバース「道」。これは数メートルじゃ。まもなく、鉄塔ルートの合流点。さて、ここから直登ルートと、改めて気持ちを引き締めます。それにしても、落ち葉の多い急勾配。滑りすべり上ります。
それでも何とか、稜線ルートへ乗り上げ。ここまで来れば、後は大丈夫。急な上り下りはあるものの、まともに道があります。それに、このあたりから、脚の痛みをさほど感じんように。こりゃぁ、行けそうじゃ。やがて、武田山山頂広場。岩陰で、ペッパーミルならぬコーヒーミルを回す男性。コーヒーですかと声かけると、「気分が良いので」との返事。
相槌を打って、ピークの岩場へ乗り上げます。するとそこには、山に似合わぬ色白でスラリとした女性。スマホで撮影でもしとるんか。すぐそばには男性も。どうも、耳に入ってくる話しっぷりでは、親子かも…。そんなことはどうでもエエんじゃが、あいさつを交わして、ひと息。そして、早々に、岩の上に立っている彼らの邪魔にならぬよう、説明板の右を巻いて、火山へ。
しばらく稜線を歩いていると、子どもの声が聞こえます。弓場で遊ぶ、これもおそらく親子連れ。あいさつを交わすには遠いので、そこは通りすぎて、急坂を下ります。脚の調子は、エエの。やがて、水越峠から、しばしの急坂を経て、黒谷山。今日はここで、ムシパンタイム。さて、行くぞ。ここからが結構長いんじゃ。
黒谷分岐、春日野分岐を過ぎて、いよいよ長いながい急登。火山山頂に乗り上げみると、2組3人のハイカー。何やら古株が、山道に張られとるロープのことで、新参者に講釈を垂れとる様子。と言うと失礼か…。いずれにしても、それにはかかわらず、ムシパンの残り半分を食べて、丸山へと向かいます。
さてと、三田峠から上っていると、止まって待ってくれている男性ハイカー。あいさつを交わしてお礼。そして、「上りは堪えますね」と言うと、「今日は五日市まで縦走するつもりじゃったけど、やっぱり、選択を間違えたかも…」「とても最後まで歩けそうにない。途中でリタイヤするかも」「次で休憩したい」と泣き言。
♓ つづき:広島南アルプスショートコース順縦走 ③
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