白木山 椿谷・滝~正面コース ④
やっぱり、ややユル勾配。しかも、まともに歩けそうな感じ。木々の間を縫って進んで行きます。大岩のあるところで、ちょっと休憩。ひと息ついて、上って行くと、テープ発見。さらに稜線あたりにも、何本かの木々にテーピング。よし、結局、軌道は修正したんじゃの。そう思いつつ、稜線に乗り上げてみましたが、ネット情報にあった、上り口の赤いリボンは、発見できず。
まぁ、とにかくここで、ひと息。方角をチェックして、白木山山頂をめざします。まだここから、1km余。甘うはないで。そう、自らを律して、歩を進めていきます。いきなり、急坂じゃったが、それからはトラバースと尾根を左に巻く側道行を繰り返します。じゃが、あの鉄塔のあるところへは、尾根を歩きたいもの。
そう思っていると、「山頂10分」の標示。ここじゃの。10分は結構あるか…。じゃが、後ひと踏ん張りじゃと、上って行きます。ま、そうは言うても、結構な上り坂。岩階段はあるし…。それでも、心にムチ打って上ていくとやがて、そびえる鉄塔が見えてきました。これが、武田山から望める白木山の象徴じゃの。もうすぐじゃと、拍車をかけて上ります。
たどり着いた電波塔ビルから、後ろをふり返ってみると、展望良好。宮島まで見えるの。さて山頂はと、行先を見通してみると、ほぼトラバース。後は安楽じゃ。そしてすぐに、山頂。展望台の周囲には、男性ハイカー3人。あいさつの声をかけますが、誰からも返事なし。グルっと回って、こちらを振り向いたハイカーに、もう一度、顔を見ながら声をかけると、返ってきました。
山頂標示柱をタイムチェック12時20分。今日は、西側の景色がよく見えるところに座って昼食。オムスビとユデ卵を食べながら、広島南アルプス、阿武山から螺山、水越山とその横に突き出た森山、さらに堂床山から備前防山などを同定してみます。ネット情報によると、あの白いところが、南原ダムらしい。ロックフィルダムとか…。
そんなことを思いながら食べ終えて、再度、展望台の方へ行ってみますが、どうもふれあえそうな感じがしないので、下山することにします。その前に、東方向を眺めてみます。大山はたぶん、あの雲の向こうのシルエットか。そして、南側に目を転じて、石鎚山は…。はるかな海の向こうに、ややハッキリとした姿でそびえているように見えます。
たぶん、間違いなかろうて。そんなことを感じながら、下りて行きます。かなり進んだところで、上三田ルート分岐。こっちは、そのうちまたじゃ。それから、足の置き場をチェックしながらズンズン。そして、しばらくすると、水場に。今日は水は飲みませんでしたが、あの上りの泥で汚れたシューズに、水をかけておきます。
♈ つづき:白木山 椿谷・滝~正面コース ⑤
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