広島南アルプスショートコース順縦走 ⑤
そんなことを思いながら、歩を進めていきます。道行地蔵から先へと向かいますが、どうもその気配はありません。面倒くさいけど、これが刺激になるんじゃ。後半にかけてシンドくなる東尾根、さらに東斜面を上りきって、ようやく東峰。数人のハイカーが、休憩中。いつものごとく、島々と窓ヶ山方面をカメラに収めます。
そして、ひと息ついていると、例の弁当ハイカーらしき人が上がってきましたが、もはや他のハイカーも次々やってきて、わけ分からん状態に。個別にあいさつを交わすこともなし。こちらが座っていた小ベンチのそばにやってきた、ワンストックの男性ハイカー。どこから上ってきたんかとたずねられたので、武田山から縦走してきたと答えます。
すると、自分も以前に試みたことがあったけど、大茶臼山の取付きに迷って、途中で諦めたとのこと。はぁ、そこは・・・と、説明して、また挑戦したらと勧めましたが、もう年じゃから、8時間も歩き続けることはできんとの応え。いくつですかとは聞かんかったけど…。そして、彼から「ここから、石鎚山が見えるのを知っとるか」との問い。
「いや、見たことがない」と答えると、「眺めが良い日には、見えることがあるんじゃ」と、彼が撮った写真をくれました。すると、休山の向こうに瓶ヶ森と並んで、その山影が写とった。なるほど。今まで、見えとっても、気がついてなかったんかもしれんの。新しい発見じゃ。丁重にお礼を述べて、下山にかかります。
同時に下りかけた別の男性に先を譲り、その後に続きます。その人、こちらの進行を妨げることなく、足早に下りて行きました。途中、両腕を後ろ手にして上ってくる男性ハイカー。その姿勢には意味があるのか、たずねてみます。すると、腰の調子が良くないので、こうすると姿勢が良くなるとのこと。ふ~ん。
その後、ふり返ってみると、ハイカーが迫ってきているのが視野に入ってきたので、彼を少しばかり意識して下りて行きます。もちろん、マイペースなんじゃが、それ以上接近してはこなんだ。砂防ダムはスルー、その先の大きな説明板のところで、ハイキングバージョンを解除していると、そのハイカーが下りてきました。あいさつを交わして、先に行ってもらいます。
やるべきことを済ませて、下りて行くと、憩いの森下山口の向こうでスマホをチェックしている、その男性。こちらが追いつく直前に、移動しました。これが結構速いんじゃ。何で、山道では追いついてこんかったんかの。そんなことを思いつつ、団地の手前に。彼は、右の長坂を下りて行きました。
♓ つづき:広島南アルプスショートコース順縦走 ⑥
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