洞山リベンジ 時計回り ④
たぶんこれが492ピークじゃろ。急坂を上り着いてみますが、右へ折れるルートの表示は見あたりません。よし、この先ちょっと高いところが見えるけど、行ってみよぅ。じゃが、山道が曖昧になってきました。何とかプラスチック標識柱を頼りにして、右往左往しながら下りて行きます。じゃが、鞍部に下り立っても、まともなルート標識はない。
それでも、「よし、もうひと息」と、前方の高みに上らむとするも、やがてヤブ状態。こりゃぁ、戻るしかなさそうじゃの。そう、遅まきの決断をします。そして、戻ってみると、上りはやや山道らしきもののように見える坂。じゃが、曖昧なところも…。それでも何とか、ピークにはもどりつきました。
どうするかの。ここでこの先の鞍部にまで戻っとたら、話は早かったんかもしれんが、このときは、この尾根すじの北ルートをチェックしてみようという気分。後から思い返すと、どうしようもないアホンダラズ。そのときは、この尾根すじが何とか歩けそうな感じ。結構なカン木ヤブ、これは一番最初に歩いたルートじゃなかろうか。
そんな思いが頭をよぎります。それでも、こうなったらもはや、これを下りるしかなかろう。いつものことながら、ヤケクソ(自暴自棄)気分で下りて行きます。それでも、この前通ったルートなら、いずれ棚田西側の沢にたどり着くはず。そう考えながら、下りて行きます。曖昧なルートをたどって下りた谷すじ。じゃが、棚田は見あたらんで。
もっと、東のはずじゃの。低い尾根を上って行くと、目の前が開けてきました。おぅ、あの棚田じゃ。ようやく、たどり着いたか…。じゃが、あっちへ行きつくには、ケモノ避けフェンスが邪魔する。顔の高さくらいあるで。左右見渡しても、開閉口らしきものは見当たりません。こうなったら、致し方なし。木の幹を支えに、乗りこえてみむ。
不安定じゃったけど、何とか倒れ落ちることもなく、乗りこえることに成功。もうひとつ内側にも、フェンスがあったような気がしますが、記憶が定かではない。とにかく、廃棚田の端に乗り上げて、あの最上部をめざしますが、ちょっと、足元あたりが危ないんじゃ。そこで、ひとつ下の廃田の跡を、東へ横切ってみます。
何とか、歩けるで。そんなことでようやく、この前の畦道にたどり着きました。これを下りて行きます。ここまで来たら大丈夫。枝倒木に塞がれたところも乗り越えて、やがて、洞山林道の石碑のある出口の、ケモノ避けフェンスへ。この前上ったときには、難なく開けられたんじゃが、今日は、カラビナは開くものの、これが鉄筋から外れんのじゃ。
♋ つづき:洞山リベンジ 時計回り ⑤
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